誰とも関わりたくない…人間関係にもう疲れた…そんな時に読んでください

人間関係を変える方法

他人とずっと一緒に居ると、疲れませんか?
一緒にいる相手や状況にもよりますが。

また一昔前とは違って現代は、誰もが携帯電話(スマホ)を持っています。だからどこにいても捕まってしまう、用事をしてても電話に邪魔されてしまう。メールやラインにもすぐ返事を返さないといけない。

 

…気疲れしませんか?
人間関係に疲れてしまう…でも生きている限り人間関係から解放されることはない…

実は気疲れしてしまう人というのは、「気疲れしてしまう根本的な原因」というものがあるんです。人間関係に疲れてしまう理由というのが実はあるんです。それに気付かなければ、一生気疲れし続けるか、もしくは極力人との接触を避ける人生を送るしかありません。

でもその原因を知れば、無駄な気疲れから解放され、自分の思うような人生を送ることだってできるようになるんです。

ということで、今回は「なぜあなたが人間関係に疲れてしまうのか」、そして「人の目を気にせず自分の望む人生を送るにはどうしたらいいか」について話していきますね。

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 人間関係が上手くいかない人の共通点

僕ら人間は生まれた時から命が尽きる時まで、常に人間関係に囲まれながら生活をしています。人とのつながりがあるからこそ、喜びを分かち合ったり、共に困難に立ち向かったりもできる。時には助け合い、励まし合い、慰め合い、そして人の役に立つことによって自らの価値や生きがい・生きる目的を見出すこともできる。

人間関係とは、僕らの人生にとって無くてはならないもの。でも現実には、驚くほど多くの人が他人に対し必要以上に気を遣ってしまったり、人間関係に頭を悩ませながら日々生活をしてしまっています。他人との触れ合いを欲していながらも、その反面他人とのコミュニケーションに強いストレスを感じてしまう…

なぜ僕らは人間関係に疲れてしまうんでしょうか?
なぜこんなにも人間関係って難しいんでしょうか?

 

話は変わりますが、人間関係を作るのが上手な人と言えば、あなたならどんな人を思い浮かべますか?

例えば…
・場の空気が読める
・人の欲していることを察して先にやってあげられる
・人の面倒見が良い
・誰に対しても愛想が良い
・どんな話題にも上手く合わせられる

…こんな感じでしょうか。
人間関係を作るのが上手そうな人と言われれば、上に挙げたようなイメージではないかと思います。

じゃあ良い人間関係を作るにはこれらのことが全てできてればいいのか?と言われると、そうではないんです。というか、ストレスも無く、より良い人間関係を作っていくために必要なことというのは、実は上に挙げたものの中には入ってないんです。
良い人間関係を築くために必要なこと、何だと思います?

ところで上に挙げたものには、全てある共通点があるんです。それって一体何だと思います?

 

……

……

……

その共通点とは、『他人の気持ちや機嫌によって、自分の取るべき行動を決めている』ということです。
どうやったら他人が喜ぶか、感謝してくれるか、気分良くなってくれるか…そう、全て他人中心にものごとを組み立てているのです。

人間関係で上手くいかない大きな原因のひとつに、「人の目を必要以上に気にしすぎる」ということがあります。人間関係が上手くいかないと感じる人というのは、”相手が自分に対してどう思ってるのか”ということばかりを気にし過ぎるあまり、自分のしたい行動が思うように取れず、ストレスをため込んでしまってるんです。人の気持ちや機嫌ばかりを気にするあまり、それに振り回され、自分で勝手に疲れてしまってるんです。

 自分自身と信頼関係を築く

なぜ人の目が必要以上に気になってしまうのか。
どうすれば自分の望む行動を取りつつも人間関係を良くしていけるのでしょうか。

実は人の目が気になってしょうがない人には、共通して言えることがあるんです。それは、「自分の価値観より他人の価値観に重きを置いている」ということです。頭のどこかで「自分の考えより他人の判断の方が正しいんじゃないか」という思いを持っているのです。

例え自分の思いや希望があってもそれが周りと違っていれば、自分の気持ちはそっちのけでみんなの意見に合わせたり、または自分の思いを通したとしても「俺の考えは本当に正しいのか?やっぱり間違ってるんじゃないか?」と疑ってしまってるんです。

自分なりの思いや考えがあるのに、自分を疑ったり、または自分の気持ちにフタをして自分を我慢させ続けていれば、そりゃ疲れますよね。でもみんなそれに気づかず、一生懸命他人に合わせて生きているのです。だから人間関係に疲れてしまうんです。

あなたにもありませんか、自分を疑う心が。
自分に対し、「こいつ大丈夫か? 本当に信頼していいのか?」
こういう疑いの目を自分自身に向けていませんか?

 

あなたの人生はあなたのものです。
他人のものではありません。
なのになぜ、自分の人生で他人の価値観が法律であるかのようにまかり通っているんですか?他人の判断に従ったところで、他人はあなたの人生に対し何ら責任を取ることはできませんよ?

もっと自分を信じてあげましょうよ。

周りとより良い信頼関係を築くためには、まずは自分との信頼関係を築かないといけないんです。もっと自分の心の声に耳を傾けてあげてください。

あなたはこれまでの人生でちゃんと自分を信用してあげてきましたか?
自分を”ないがしろ”にしてきませんでしたか?
自分の気持ちや思いを無視し、自分を粗末に扱ってきませんでしたか?

少しでもそう感じているのなら、まずは自分自身と和解してください。これまであなたが望むように振舞うことができなかった自分を許してあげるんです。

これまでの人生で上手くできなかったこと、失敗してしまったこと、自分のせいで周りに迷惑をかけてしまったこと…後悔したり自分を責めたり自分に愛想をつかしたこともあったと思います。

でもそれを責めたって何も解決しません。
もう自分をイジめるのはやめましょう。
もう全て許してあげるんです。
あなただってこれまでいろいろ辛い思いをしてきたんでしょう?
もう許してあげましょうよ。

そしてこれまで粗末に扱い続けてきた自分自身に謝ってあげてください。
「お前の辛い気持ちを無視し続けて悪かったな」と謝ってあげるんです。

そして誓ってあげてください。
「大丈夫、俺はお前を絶対に見捨てたりなんかしないから安心しろ。これからは生きるも死ぬも一緒だぞ。」と。

自分の人生を自分と共に生きる、自分のこの体と心で生きていく覚悟をするのです。そして自分にとっての一番の相棒となってあげるのです。

 

自分との信頼関係をしっかり築くことができれば、他人の言葉や世間一般の常識があまり気にならなくなりはじめます。そんなものに振り回されなくなってくるのです。

自分を大切にし尊重することができなければ、本当の意味で他人を大切にすることはできません。自分との信頼関係があってはじめて他人と良い関係が築けるのです。

「空気を読む」とかいった、うわべのテクニックに惑わされていては、いつまでたっても人間関係のストレスから逃れることはできませんよ。もちろん良い人間関係を築くこともできません。

全ては自分との信頼関係を築くことから始まるのです。
自分を信じてあげることにより、周りとの人間関係だけでなく、人生そのものも変わり始めるのです。

メッセージ

  1. 匿名 より:

    死んでしまえ
    お前は何もわかっちゃいないよ

    • 仁(jin) jin より:

      「死んでしまえ」

      ここまで強い言葉が出てこられるということは、これまでとても辛い想いをされてこられたんですね…

      もちろん人それぞれ抱えている問題や直面している状況は違います。
      僕の話す内容というのは、あくまで主に僕自身の経験から導き出した答えであり、これが全ての人や全ての状況に当てはまるわけではありません。
      また人それぞれ生きてきた人生も違うので、当然価値観や考え方も違ってきます。

      もしかすると、人というのは永遠に分かり合うことは出来ないのかもしれません。
      でも、なかなか分かり合うことが出来ないからこそ、僕は他人を理解する努力をしたいと思います。

      人生は思い通りにならないことだらけです。
      日本だけでなく、他の国に行けば、その日一日を生きることさえ困難な国もあります。
      何を信じていいのか分からない…そんな状況に置かれることもあります。

      だからこそ、自分を信じる気持ちというのが必要だと僕は考えます。
      人生を強く生きていくためには、自分を信じるしかない、自分自身にかけるしかない、そう思います。
      それが僕が人生で導き出した答えです。

      もし「お前は何も分かっていない」と思われるのであれば、それもいいと思います。
      あなたにはあなたの価値観や考えがあると思います。
      それを大事になさってください。
      「こういう考えをしたヤツもいるんだな」と、もし参考にでもしていただければ、とても嬉しく思います。

  2. 匿名 より:

    仁さん、昨日は失礼しました。
    プロフィール読みました。
    いくつかの共通点を仁さんと私との間に見つけました。
    まず、私は男性です。仁さんより少しだけ年上です。
    そして、私の父もとても厳しく少し変わり者です。
    そして、私も幼少の頃よりチック症(トゥレット症候群とも言います)にずいぶん苦しみました。

    違うところ
    私は男3人兄弟の長男
    中学校を卒業して実家を出て企業で働いた。現在無職。
    結婚等の経験なし、予定もなし。
    父親は自営業、町工場の経営者(だった)。

    ですかね。
    失礼なコメントへの返信有難うございます。

    • 仁(jin) jin より:

      幼い頃よりチック症や厳しい父親など、やはり大変な人生を歩んでこられたんですね。
      辛い中、僕のブログへ来て下さり、また何度もコメントまで下さって、ありがとうございます。

      僕は幼い頃から、そして大人になってからも、人とまともに目を合わすことが出来ませんでした。
      人間が怖くて怖くてたまりませんでした。
      明日の朝が来るのがとにかく怖い、今日でもし人生が終わってしまえばどんなに楽か…一時期は常に死を意識しながら生きてきました。
      人生に、ひとかけらも希望はありませんでした。

      もちろんあなたのこれまでの苦しみに比べれば、僕の苦しみは大したことではないかもしれません。
      あなたをはじめ、僕以上に大変な人生を送ってこられた人は、山ほどいると思います。
      僕の言葉は、役に立たない、価値の無いものかもしれません。

      でももし僕の言葉に価値が無くとも、もしかしたら僕の言葉が誰かの人生を変えるきっかけになれるかもしれない。
      誰かの人生のヒントになれるかもしれない。
      知らない誰かの心に、勇気の炎を灯すことができるかもしれない。
      そう思うんです。

      見方を変えれば、これは僕の単なる自己満足です。
      だから僕の考えや意見を全ての人に受け入れてもらおうだなんて思いません。

      そしてあなたから最初にコメントをもらった時、実は僕、嬉しかったんです。
      たった2行の短い言葉でしたが、あの言葉にあなたの気持ちが強く込められているように思えたのです。
      僕の言葉に対し本気でぶつかって来てくれてる、そう感じたのです。
      冗談や冷やかしではない、本気の言葉だと感じたのです。

      僕の言葉や経験では、あなたの人生の助けにはなれないかもしれない。
      でも前回のコメントの最後でも言いましたが、数ある参考事例の1つとして受け取ってほしいのです。
      正しい・正しくない…というのはいったん脇に置いて、考え方の1つとして参考にしてほしいのです。

      もちろん僕はまだまだ未熟です。
      学ぶべきこと・学びたいことはまだまだあります。
      もし僕の文章や考えに関し未熟な部分があれば、遠慮なくご意見を下さい。
      自分だけの力だと、どうしても自己満足的な独りよがりの内容になっていきます。

      前回・今回とコメントを下さって、本当にありがとうございます。
      良かったら、またいつでも気軽にコメント下さいね。

  3. ななし より:

    今、生きるのがツライです。ここには書けないような人生で人とも家族とも関わりたくありません。自分も嫌いなので自分と関わるというか考える事自体がもう嫌です。でもどこかで救いを求めているのでここでコメントを書いているのだと思います。吐き出し失礼しましたm(_ _)m

    • 仁(jin) jin より:

      ななしさん、僕のブログに来て下さってありがとうございます。

      ここで良ければ、吐き出して下さい。
      ななしさんの思いを、誰に遠慮することなく、思う存分吐き出し尽くして下さい。

      ここはフェイスブックのように実名を晒す必要はありません。
      どんなことを書き込もうと、誰が書いたのか調べる術もありません。
      思う存分吐き出して下さい。

      僕はブログを書き始めて気付いたんですが、自分の思いや考えを言葉や文章にすると、驚くほど自分の気持ちが整理されていきます。
      今まで自分でも気づかなかった自分の気持ちに気づかされることもよくあります。
      ななしさんも、自分の思いを言葉にしてみてください。

      ななしさんはこれまで、僕の想像もつかないような辛い人生を送ってこられたんだと思います。
      僕がななしさんの悩みを解決してあげます…なんてことは言いません。
      ななしさんの悩みというのは、そんなに単純で簡単なことではないと思います。

      でも、ななしさんの話を聞くことは出来ます。
      ななしさんの思いを受け止めることは出来ます。
      ななしさんの悩みを、一緒に考えることは出来ます。

      かつての僕は、自分には生きる価値の無い人間、存在すること自体周りに迷惑がかかる、そう思いながら生きてきました。
      今思い出しても、本当に辛い人生でした。
      だからこそ、僕と同じように苦しんでいる人を見ると、とても辛い。
      僕と同じような思いをする人を少しでも減らしたい、そう思うんです。

      僕はななしさんの力にはなれないかもしれない。
      でも僕のブログで良かったら、ななしさんの思いを遠慮なく吐き出していって下さい。
      「吐き出し失礼しました」なんて台詞はいりませんよ。

      • 篠山ゆきひろ より:

        生きるのがつらいです。餓死の死に方なら怖くないのですが親が先に死ぬまでは死ねません。人間関係が面倒くさいです。ひとがくってかかります。何もしていないし腹が立ます。やり替えしたらゆるさんとか周りはいい増すけどやり返しがやめれません。無理です。好きな趣味だけにしながら生きていかなければなりません。そんなやつとは特に話したくもないです。明るくなれないけどどどうしたら明るい顔になれるかおしえて。人からしっかりしてくれって言われる

        • 仁(jin) より:

          篠山ゆきひろさん、メッセージありがとうございます。
          篠山さんの置かれている具体的な状況が分からないのでなかなか返答が難しいのですが、例えば

          >ひとがくってかかります
          >やり返したらゆるさんとか周りはいいますけどやり返しがやめれません
          >人からしっかりしてくれって言われる

          これらに関して、具体的な原因というものは思いつきますか?なぜこういった状況になるのか、ご自分で思い当たる節はありますか?どういったトラブルであれ、やはり落ち着いて分析していくことが大事なのではないかと思います。

          また、篠山さんは人間関係にずいぶん振り回されてしまっておられるように感じますが、まずは「ご自分がどんな人生を生きたいのか?」といったことは具体的に思い描けていますでしょうか。何よりも大事なのはやはり「自分がどんな人生を生きたいのか?」ということであり、それを実現するために自分がどのような行動を取っていけばいいかとうことを中心に人生を組み立てていくことが大事なのではないかと思います。

          抽象的な返答になってしまい申し訳ありませんが、もし何かあればまたメッセージをいただければと思います。
          仁より

  4. ヒロコ より:

    自分に正直に生きるて、難しいです。
    50年 近くずっと、苦しみながら生きてきました。
    同じ悩み持った人と気使いせず話したい。

    • 仁(jin) jin より:

      ヒロコさんへ
      返事が遅くなってすみません。

      自分に正直に生きる…確かに難しいことですよね。
      僕も幼い頃から常に、周りの人間の目を意識しながら生きてきました。
      自らの意思を持たず、いや、自分の気持ちを封印し、いつも周りの人間の意に沿うような生き方をしてきました。
      自分の人生を生きてきませんでした。

      自分の発言や行動によって、相手はどう思っただろう。
      気を悪くしてないだろうか、悪く思われてないだろうか…
      気の休まることも無く、本当にしんどい毎日でした。

      僕とヒロコさんとでは、置かれている立場や状況も違うと思います。
      もしかしたら、ヒロコさんの気持ちを理解出来ないかもしれません。

      でも、もしここで良かったらヒロコさんの思いを話してくれませんか?
      僕で良かったら、いくらでも話を聞きますよ。
      ここでは一切遠慮する必要はありませんからね。

  5. ぐるぐる より:

    自分を大事にするとか、信じるとか。他人に気遣うから良いとか使えないからだめだ。とか。。。そんなんで必要以上に悩んでる時点で、人間関係にはストレスを抱えて生きていくんでしょうね。そんなんで悩まない人はこういう記事にさえ目がとまらない。でも自分の芯をしっかりもってて他人にほどよく気遣える方っていますよね。羨ましい。そういう人間になれたらと思って、なれずにいます(笑)なれずにこういう記事を書いてくれる方の意見をよく読みます。
    みなさんわりと自分を大事にして!って書いてくれます。多分それはきっと正解で、でも実行する勇気がないです。
    極端な理解とはわかっていますが、それって自己中に生きていいって言われてる気がするんです。
    でも自己中に生きてる人を見ると私は不快に思います。正直なところ今の自分の振る舞いだって他人から見れば自己中かもしれないのですが、
    でもせめて自分の認識できる範囲では自己中な人間にはなりたくない。

    でもそうするとストレスがたまるり。なんだかぐるぐるするのです。
    (笑)
    もっと気楽に生きていけたらよいですね。

    • 仁(jin) jin より:

      ぐるぐるさんへ

      コメントありがとうございます。
      ぐるぐるさんの気持ち、痛いほど分かります。
      まさに僕自身も、同じことでずいぶん長い間苦しんできました。
      コメントを読ませていただいてて、とても他人事とは思えませんでした。

      なので、今回は記事という形で返事をさせていただきます。
      【自分に正直に生きたい、でも自己中になりたくない…そんな葛藤を抱えたあなたへ。】という記事です。

      良かったらカテゴリー一覧の「お悩み相談コーナー」に掲載させていただきましたので、ご覧いただけたら嬉しく思います。
      (現在「お悩み相談コーナー」のカテゴリーは削除しております)

  6. ぷらら より:

    毎日辛いです。自分は生きづらい人間だって思う。昔から人見知りだし内気な性格のせいで新しい人間関係がなかなか築けません。人と深く関わるのが苦手です。昔は相手のことあまり考えずにヅケヅケとキツイこと言ったり態度に出たりして嫌がられたことがあったのでそれに気付いてからは相手に嫌な思いをさせないようにと気をつけるようになったんです。気を使いすぎて話すとドッと疲れちゃいます。友達はいるけど少なすぎて…本当は新たに友達欲しいけど人見知りなんで難しいです。相手が喋ってくれる人じゃないとだんまりになっちゃって。自分が人見知りだとか友達が少ないことを人に知られることが恥ずかしくて言えないんです。将来は一人ぽっちになりそうで今から焦ってしまいます。
    もうずっと考えすぎて疲れました。誰にも言えずに苦しいです。こうゆう場でしか言えないんですよ。でもどうにもなりませんよね、自分で何とかするしか方法はないんでしょうね。同じ悩みを抱えてる人と共感できたらいいのにな〜って思います。もっと気楽に生きれたらどんなにいいかと…

    • 仁(jin) jin より:

      ぷららさんへ
      コメントありがとうございます。

      ぷららさんは友達が少ないんですか?

      大丈夫。
      僕も実は友達めっちゃ少ないですから(笑)
      自分で言うのもなんですが、僕は友達作るのもんのすごく下手くそですよ。

      以前の僕はぷららさんと同じく、「このままでは独りぼっちになるんじゃないか??」と、すごく不安を抱えていました。
      かといって自分から友達を作ったり、人の輪に飛び込んだりする勇気も無い。
      人といても気を遣いすぎて偏頭痛まで起こってしまう。
      孤独になるのは怖いけど、かといって人とずっと一緒にいるのは耐えられない。
      もう、どうしようもない状況でした。

      僕やぷららさんだけではなく、同じように人間関係で悩んでいる人は多くいます。
      でも僕も含め、人間関係に悩む人には”ある共通点”があります。
      それは「人間関係が壊れることを極端に恐れている」ことです。
      例えばこう考えてみてはどうですか?

      友達がいないと不安になる、仲間が離れてしまうと何かを失ったような感覚になってしまう。
      仲間や友達がいない自分は、どこか欠けた存在。
      友達のいない自分は、人間的に何か問題がある劣った存在。
      そう感じることもあります。

      でもね、それってただの錯覚でしかないんです。
      仲間もいない、友達もいない、何も無い状態のあなたが、実はあなたの100%の状態なんです。
      何も持っていない状態のあなたが、100%の状態のあなたなんです。

      そして仲間や友人が出来ると、増えた分だけプラスされていきます。
      110%、120%、150%…
      こんな感じに。

      で、これまでいた友人がもしあなたの元を去っていったとしたら、どうなります?

      ……そうです。
      みんないなくなれば、単に元の100%のあなたに戻るだけなんです。
      実はたったそれだけのことなんです。
      何かを失うわけではない、プラスマイナスゼロになるだけなんです。

      だから人が離れていくことを必要以上に恐れることは無いんです。
      何も無い状態が100%のはずなのに、友人に囲まれた状態をいつのまにか自分の100%だと多くの人が錯覚してしまっている。

      だから友人や仲間を失うことを「マイナスになってしまう…!!」とつい捉えてしまい、その結果仲間を失うまいと必要以上に周りに気を遣い、人間関係に悩み始めてしまうのです。

      僕とぷららさんとでは、もしかすると状況が違うかもしれません。
      だから僕の考えがぷららさんにも当てはまるとは限らないと思います。

      僕個人の考えを言えば、僕もやっぱり僕と関わりを持ってくれる人たちとは出来ればずっと仲良くしていきたいと思います。
      気の合う友人が出来れば、正直嬉しいです。
      でも僕は常に、「好かれようが嫌われようがどっちでも構わない」という心でいます。

      【俺の言葉や行動によって好意を持ってくれたら嬉しいけど、逆に嫌われてしまっても、それはその人の価値観や考え方であって仕方の無いこと。
      嫌いになったら嫌いになったで、それは仕方のないことだし俺は構わない。
      人に何と思われようと、俺の取るべき行動は俺が決める。
      それによってこうむった被害は全部自分自身で引き受ける。
      自分の行動の責任は全て自分で取る。
      俺の人生や生き方を決めるのは俺であって他人ではない。】

      僕はこういう気持ちで毎日生きています。
      もちろん「誰の意見も聞かない頑固者になれ」と言ってるわけじゃありませんよ。
      今言った内容を常に100%実行していては大変なことになります。
      あくまで心構えの話です。

      こういう考えで生きていると、僕の元を去っていく人が出てきます。
      でも逆に、僕の考えや生き方に共感してくれる人も現れてきます。
      その結果、僕の元に残ってくれる人は、僕にとって望ましい人だけになっていきます。
      自然と自分にとって望ましい人間関係に囲まれるようになっていくのです。

      全ての人から好かれる、全ての人と当たり障りのないよう生きていく、というのは誰にも不可能なことです。
      他人に好かれようとすると、そのとたん人間関係は突然難しいものへと変わります。
      他人に必要以上に気を遣い、周りの望むキャラクターを演じようとすれば、人間関係が上手くいくどころか逆に自分自身が苦しくなるばかりです。

      自分にとって望ましい人間関係を築いていくためには、他人から嫌われる勇気を持たないといけません。
      あえて嫌われることをする必要はもちろんありませんが、気の合わない相手と無理して付き合う必要は全く無いと僕は思います。

      もし良かったら、当ブログのカテゴリーの【お悩み相談コーナー】内の【自分に正直に生きたい、でも自己中になりたくない…そんな葛藤を抱えたあなたへ。】でも、このことに関係した話をさせていただいております。
      もしご参考になれれば、大変嬉しく思います。
      (現在「お悩み相談コーナー」のカテゴリーは削除しております。)

      返事が大変長くなってしまい、また、まとまらない内容になってしまい、本当に申し訳ありません。
      良かったら、またお気軽にコメントを下さいね。

  7. ねむねこ より:

    はじめまして。
    今回この文を読んで泣いてしまいました。
    私は今大学生です。
    サークルの副キャプテンをしていたり、色んなボランティア活動などをしていて、周りから明るいと思われてますが、本当は根暗で性格が悪くてがさつで、
    はじめは仲良くしてくれていた人も仲良くなって素を見せていくうちに私から離れていきます。
    影でうざがられたり、悪口を言われてる自分が大嫌いです。
    自分の行動にも自信が持てません。

    この文を読んで自己肯定したいと思えました。
    でもなかなか自信を持てないです。
    もっと素敵な人になりたいです。

    • 仁(jin) jin より:

      ねむねこさんへ

      コメントありがとうございます。
      誰しも心の中にダークサイド(陰の部分)を必ず持っています。
      もちろん僕にもあります。
      僕も、嫉妬や妬みなど、ネガティブな部分を持っています。

      みんな必ずそういった部分を持っている、でもそういった部分を出さなかったり、上手く隠しながら周りと付き合ったりしているんです。
      そして多くの人が、自分の中にあるダークサイドを見たくないために、気付かないふりや見て見ぬふりをしながら生きています。

      そんな人たちばかりの中、自分のダークサイドを認識し向き合おうとしているねむねこさんは、本当に素晴らしいと思います。
      これは、なかなか出来ないこと、勇気のいることだと思います。

      でもものごとには、裏があれば、その反対には必ず表があります。
      ネガティブな面の裏には、必ずポジティブな面が隠れているんです。

      例えばねむねこさんは、ご自分のことを「根暗」だと言っておられますが、僕の見る限り根暗な人ほど冷静沈着な人が多いです。
      ものごとを冷静に見ることが出来る、自分を過大評価せず、そのため大きな失敗などが周りに比べて少ない。

      また、がさつな人は細かい部分に目が行き届きにくいですが、逆にものごとを広く大局的に捉える視点を持っていることが多くあります。
      逆に丁寧で細かい人ほどひとつのことに集中し過ぎて、自分の向かうべき方向がずれ始めても全く気付かなかったりします。

      ものごとには表と裏が必ずセットになっているものです。
      必ずです。
      だから見方や状況によっては長所が短所になったり、または反対になったりするものです。

      以前の僕は対人恐怖症でした。
      他人が怖くてたまりませんでした。
      常に周りに合わせ自分の意見は持たない、いつもビクビクしながら生きてきました。
      そのせいで強い自己否定もするようになり、生きることが辛くてたまりませんでした。

      でもそのお陰で、ある能力が異常に磨かれました。
      いつも他人の機嫌ばかりに意識を集中させ続けた結果、他人の感情が読めるようになりました。
      そのお陰で、人間関係が苦痛でたまらなかった僕が、こうして人間関係に関するブログまで書くようになりました。

      ダークサイドに光を当てると、ものごとの表と裏が逆転します。
      ねむねこさんも、ご自分のダークサイドに光を当ててみてください。
      ダークサイドの裏にある、プラス面に気づいてあげて下さい。

      あとね、誰からも全く陰口を叩かれたことの無い人っていませんからね。
      人というのは価値観も考え方も感覚もそれぞれ違うものですから、例えどんなにいい人を演じたところで必ず誰かにどこかで陰口を叩かれるものです。
      僕もだし、ねむねこさんもそうだと思いますが、どうしても相性の合わない相手もいますし、単純に好き嫌いもあります。
      また利害関係なんかも絡んでくると、足の引っ張り合いなんかが発生することもあります。

      どんなにいい人、どんなに素晴らしい人でも、100%全ての人がその人の味方になる、その人を悪く言う人がひとりもいない、なんてことはあり得ないのです。
      もしそんな人がいるとすれば、とてつもないレベルの八方美人です(笑)
      それにもしそんなレベルの八方美人を目指してたら、心が持ちこたえられなくなります。

      無理に自己肯定する必要はありません。
      けど、今の自分を受け止めてあげて下さい。
      今の自分を否定せず、そのまま認めてあげて下さい。
      自分に対し「良い・悪い」など評価は一切せず、「これが自分なんだ」と自分自身の手で受け止めてあげて下さい。

      「自信」とは、「自分を信じる」と書きます。
      無理に「私は出来る」と肯定することではなく、まずは自分を信じて行動してみる。
      上手くいこうが、失敗しようが、常に自分の味方になってあげる。
      決して自分を見捨てない。
      自分のこの心と体で、自分と共に前に進んでいく。

      僕もまだまだ未熟です。
      少しずつ、一歩ずつ、良かったら僕と一緒に前に進んでいきましょう。

  8. 果林 より:

    今まで本当に人間関係で、苦労ばかりしてきました。生きていても辛いことしかないんだなと実感しながら生活しています。
    職場では立場的に、自分にも人にも容赦なく厳しく、苛々してしまい近寄らないでオーラが出てしまうため、皆離れて行ってしまい、いつも一人ぼっちです。気を付けようと思ってもなかなか直らず、繰り返してばかり……最近は仕事の苛々を自宅に帰っても引きずってしまうので、主人に嫌な思いをさせてしまっています。主人には本当に申し訳なくて、離婚した方が良いのかなと
    思い悩んでいるところです。
    人と関わらない人生を選べば良かったと
    思っています。

    • 仁(jin) jin より:

      果林さんへ
      返事が遅くなって大変申し訳ありません。

      コメント、拝見させていただきました。
      とても他人事とは思えません。
      果林さんと全く同じというわけではありませんが、僕自身も良く似た経験があります。
      そのせいで、ずいぶん苦しみました。

      コメントへの答えになっているか分かりませんが、記事として返事を書かせていただいてます。
      当ブログのカテゴリー【お悩み相談コーナー】の中の、【自分にも他人にも厳しく当たってしまう…ピリピリオーラでみんな離れていく…人と関わることに疲れてしまったあなたへ】という記事の中で返事を書かせていただいてますので、良かったらお時間のある時にご覧いただければ嬉しく思います。
      (現在「お悩み相談コーナー」のカテゴリーは削除しております。)

      果林さん、大丈夫ですか?
      僕が力になれるかどうか分かりませんが、話ならいつでも聞くことは出来ます。
      何かあれば、遠慮なくまたコメントくださいね。

      仁より

  9. 通子 より:

    はぁ、、。35歳になろうとしています。今は彼氏以外の人と仲良くなろうと思えません。以前は一緒にいて楽しいと思える友人がいましたが、なぜか最近仲良くする事自体疲れました。仕事と彼氏と親がいれば、今はそれで充分。彼氏と仲良くするときさえ、たまに少し無理してるのかもと思うときすらあります。こんなことしてたらどんどん孤独になってしまう気がしています。その事を考えると少し焦ります。新しいものすごく気の合うお友達が欲しいと思う事もあります。それより、今いる数少ない友達を大事にするほうがいい気もしますが、なんでか気が乗りません。今は携帯電話で必要なときに相談をすることもできるし、なんでも調べればわかるので、友達といてもなんだか価値観の違いを感じるだけだし、疲れるので仕事と彼氏と親と過ごす生活が楽です。「人と関わりたくない」と検索してここにたどり着きました。人と関わってもやもやした感情を抱える事が増えてきました。それならひとりでいるほうが楽なんです。幸せなんです。今は彼氏と家族を作りたいと考えています。そうすれば、少しはこの矛盾した孤独が癒せるのかな、と。独り言のようなコメントですみません。

    • 仁(jin) jin より:

      通子さん、コメントありがとうございます。

      通子さんのお気持ち、分かるような気がします。
      僕自身も他人と関わることがしんどいと感じることもありますし、実際今は自分から積極的に他人に関わることはあまりしていません。
      だから昔に比べ、友人関係などもずいぶんスッキリしてしまいました(笑)

      通子さんの置かれている具体的な状況などがよく分からないので、なぜそういった気持ちになってしまったのか、その原因は分かりませんが、人生に対し何かしら漠然とした不安を抱えているのではないですか?
      そのために気持ちが沈み、他人と関わることにも気が進まないのかなぁ、と思います。

      他人と関わっていくにはエネルギーが要ります。
      仕事なら、割り切って他人とも関わることは出来ますが、他人と関わり共に行動したりするには、大なり小なりエネルギーが要るものです。
      全く気を遣わなくてもいい相手(家族とか)なら別ですが。

      他人と関わることに気が進まないというのであれば、無理に関わる必要は無いと思います。
      通子さんは精神的に疲れてらっしゃるんではないですか?
      彼氏や家族といった、安心して自分の素を出せるような相手がいるのであれば、そういう相手を大切にしていけばいいのではないかと僕は思います。

      それで離れていくご友人がいるのであれば、そのご友人とはそこまでのつながりしかなかったということだと思います。
      そこにしがみつく必要も無いし、そういう相手と無理して付き合う必要も無いと思います。
      そして通子さんがまた元気になってまたご友人といろいろ付き合いたいと思われるのであれば、堅苦しく考えず気楽にご友人とまた連絡を取り合えばいいんじゃないでしょうか。

      なんか勝手な僕の思いばかり話してしまってますね。
      何かあれば、またお気軽にコメント下さい。
      ここなら、通子さんの都合の良い時にコメント出来ますし、誰にも気を遣う必要もありませんしね。
      好きなことを好きな時に話して下さいね。

      では。

      仁より

  10. パワハラ被害者 より:

    人付き合いに疲れました。

    正直、会社のなかで「協調性」という言葉がむやみやたらと
    使われている感が否めません。

    なんでもすぐ「協調性」「我慢」「常識」という言葉を
    言いたがる人に限って感情的な態度をとるし、
    人を追いやるようにしか思えません。

    業績が悪くなれば保身のために自己都合退職に追い込むために
    会議室に監禁して意味のない説教や仕事を取り上げられたり、
    会議中に名指しで馬鹿にされたりして鬱になりました。

    会社の人事に訴えても無関心で、頭にきたので
    パワハラした上司と闘いました。

    その会社は退職せざるをえなくなりましたが、
    会社を辞めたという事実が人によっては受け入れられないのか、
    事情もしらないくせに「忍耐が足らん」とか「上司の言うことに逆らうからだ」とかそんなことを言われ、傷つきましたし、
    その言葉が心に残ってイライラが消えません。

    そんなこともあってもう会社員として生きるのは無理だと思い、
    現在は脱サラに向けて奮闘中です。

    自分自身が人の目を気にし過ぎたというのはあるかもしれませんが、
    自分が耐えればどうにかなるような状況でもなく、
    人を追い詰めるような攻撃的な人間に情けなど持つことはできません。

    協調性がないだの、忍耐が足りないだの、上司の言うことが絶対だとかいう人間は上記のような思いをしたことがないから言えるだけであって、同じような目に遭ったとしたら果たして感情を抑えることが出来るのかどうか疑問に感じます。

    だから、今は合わない人とは合わないし、
    無理して合わせてすり減らすような生き方はまっぴらごめんだなと
    感じます。

    攻撃的な人とは一切かかわらないか徹底的にやり合うことでもしない限り解決しないと経験から感じます。

    そして、否定的な発言をする人は何もしないくせに
    何かを否定しがちだから卑怯だなとも感じます。

    だから人間関係は難しいなと感じます。

    長文失礼しました。

    • 仁(jin) jin より:

      パワハラ被害者さん、コメントありがとうございます。

      「会社のなかで “協調性” という言葉がむやみやたらと使われている」
      まさにその会社に協調性が無い証拠ですね。

      この日本社会は残念ながら、基本的に「上の人間が下の人間を裁く制度」はあっても、その逆は存在しません。
      さかのぼれば戦時中の日本軍なんかもそうですし、それよりもずっと昔から日本は「年長者が偉く、年の若い者は年長者に従わねばならない」という暗黙のルールが存在してきました。

      おそらくあなたに対し不当な扱いをしてくる上司たちも、若い頃にそういう扱いを受けながらやってきたのではないかと思います。
      だから自分たちが年長者になった今、自分たちがされたのと同じように、あなたたちに不当な扱いをしてくるのではないでしょうか。

      そして自分たち年長者に従わない人間が我慢ならない。
      「自分たちも我慢してやってきたんだから、お前たちも同じように我慢しろ。」と、こういう理論が頭の中にあるんじゃないでしょうか。

      こういう人たちのほとんどは、年下や部下に対して高圧的に接する方法しか知りません。
      それ以外の方法が分からない、そしてそれ以外のコミュニケーションの方法を学ぼうともしない。
      もちろん年長者の全てがそうだと言ってるわけではないですよ。
      年配の方でも、尊敬すべき素晴らしい人はたくさんいます。
      でも多くの日本の年長者たちは、残念ながら “下の人間を力や権力で抑え込む” という方法を使ってきます。

      でもそんな古い考え方も、だんだん変わり始めています。
      僕らの世代(僕は現在40歳です)辺りから、少しずつ考え方・流れが変わりつつあるように感じます。
      社会に出た今の若い人たちが、いろいろなことで苦しんだり希望を失ってしまってるのは、実は僕らの責任でもあると思います。
      若い世代と年配の世代の間にいる僕らの世代がもっとしっかりしていれば、この日本社会の状況も変わっていたのではないのか?といつも考えています。
      そして僕らが先頭に立ち、この日本を変えていきたいと思い、僕はブログを始めました。

      実際に僕もこれまで、何度かパワハラと戦ってきました。
      でも向こうの方が権力や権限を持ってる以上、いくら正論を言っても通用しません。
      だから僕は、自分自身を磨きました。
      誰も文句を言うことが出来ない、誰もが認めざるを得ない、そんなレベルにまでのぼりつめてやる、そして俺自身がルールそのものになってやる、そんな気持ちで仕事をするようになりました。

      こう考え始めてから、実際に僕は成長することが出来ました。
      周りも僕を認めてくれ始め、仕事もだんだんやりやすくなっていきました。

      パワハラと真っ向から戦うことは、正直僕は勧めません。
      出来れば、相手を叩きのめしてやろうとするのではなく、自分自身の成長のために戦ってほしいのです。
      相手を叩きのめせば、必ず相手に恨みが残ります。
      そして【もしあなたが復讐や仕返しを考えているのなら、実行前にこの記事を読んで下さい…】という記事の中でも話してますが、復讐は自分自身を不幸に陥れてしまいます。

      時間は限られています。
      生まれた瞬間から、僕らが生きられる時間はどんどん減り続けています。
      つまり時間とは、命そのもの。
      無駄にしてはいけません。
      どうか大事に使って下さい。

      それと後半で書かれている「脱サラ」、僕はいいと思います。
      実際、会社に頼っていては生きていけない時代がもうやって来ています。
      大企業すら簡単に倒れてしまう、会社に入れても当たり前のように減給やリストラされてしまう。
      会社に頼りっきりでは、いつ食いっぱぐれるか分からない。
      そんな時代がもう来ています。
      そして今後、さらに厳しくなっていくのは目に見えています。

      だから、収入の柱が会社の給料1つだけでは正直危ないと思います。
      収入の柱は、複数持つべきです。
      これからの時代、自分でビジネスをして自分で稼ぐ力を身に付けていかなければ、本当に大変なことになるかもしれません。
      だから「脱サラ」を目指すのは、あなたにとって良いことだと思います。

      でもひとつだけ注意してほしいことがあります。
      ビジネスとしての形も全く出来てない、何も無い状態でいきなり会社を辞めることはしないでほしいんです。
      そんな “一か八かの賭け” に出て失敗してしまえば、取り返しのつかないことになってしまいます。
      あなたの人生もそうだし、あなたの家族や周りの人間にも大きな迷惑をかけてしまうことになります。
      ただでは済まないことになるかもしれません。

      だから会社にいる間に、出来る限り下準備をしておいて下さい。
      会社で給料をもらいながら、脱サラする準備を着実に進めて下さい。
      もちろん会社での仕事をちゃんとしながらですよ。
      あなたの今後の人生を思い描き、具体的に計画を立てていって下さい。
      そして、然るべき時がきたら、遠慮なく思いっきり飛び出しましょう。

      応援してます!!

      仁より

  11. 日比野優午 より:

    初めまして仁さん。仁さんに是非読んで欲しい漫画があります。それは、湯神君には友達がいないと言う漫画です。感想聞かせて貰えたら幸いです。それでは。

    • 仁(jin) jin より:

      日比野優午さん、コメントありがとうございます。

      「湯神君には友達がいない」という漫画。
      ここ何年も漫画を読む機会というのが無かったので、初めて聞く漫画です。
      で、僕の家の近所に「漫画図書館」というのがあるので、その近くを通る機会があったので寄ってみました。

      探してみると、その本、ありました。
      全巻一気読みしてやろうと思ったんですが、どれだけ探しても第6巻(学園祭の話)しか見つからなかったんで、とりあえず読みました。
      (全部で9巻まで出てるんですよね?)

      第6巻を読んでみたんですが、…いやぁ、面白いです。
      夢中で読んでしまいました。

      この作者、人間心理をよく勉強してますね。
      主人公をはじめ他の登場人物の心の動きがとても自然に描かれており、多くの人が抱える人間関係の問題に対するヒントが主人公を通してとても上手に描かれていると感じました。

      第六巻の主人公の言動を通して思ったのは、『自分自身が一番の味方』ということです。
      これを理解するかしないかで、自分を取り巻く人間関係は大きく変わると思います。
      この主人公、確かに我が道を行き過ぎてるとこはありますが(そこは漫画ということであえて強調してるんだと思いますけど)、人間関係の最も大切な『自分を信じ、自分を頼りにする』ということを、この作者はこの漫画を通して伝えようとしてるんじゃないでしょうか。

      この漫画、とても面白いので、他の巻もぜひ読ませていただきますね。
      よい本(漫画?)を教えて下さって、本当にありがとうございます。
      また面白そうな本があったら、ぜひ教えて下さいね。

      仁より

  12. あおい より:

    疲れました。
    人と話すのが得意じゃなく、友達といても私だけいつも聞く側です。
    心を開いてる友達(今のグループではない子)には話せます。
    でも、今いるグループの人たちは自分たちの話ばかりで、私はいっつも聞く側です。
    聞く側でも良いけど、私だって話したいのに。
    気の合う人だけと一緒にいたい。
    だけどもうグループができあがっちゃってるから抜け出せないし。。
    こんな自分が嫌です。
    変わりたい。

    • 仁(jin) jin より:

      あおいさん、コメントありがとうございます。

      今いるグループでは、素の自分を出せない。
      相手の話を聞いてあげるばかりで、ちっとも自分のことは受け止めてもらえない。
      とてもつらい状況ですね。

      確かに気の合わない人たちといるのは、しんどいと思います。
      しかもそれがいつもつるんでいるグループとなると、毎日気が重いですよね。

      ところであおいさんは今、学生ですか?
      人というのは、自然とグループを作るものです。
      似た者同士で集まり、そのグループに所属することによって安心を得ようとします。

      特に学生や若い年齢であれば、まだ「自分はこんな人間だ」といったものがなく、自分がどんな人間なのかさえもよく分からない、自分に自信がないため、似た価値観や趣味を持った人と集まろうとしてしまうものです。

      でも歳を重ね、大人になってくれば、状況は変わってきます。
      特に精神的に成長していくと、若い時ほどグループを作ってつるもうとはしなくなります。

      とは言っても、現在あおいさんは気の合わないグループにいて、そこから抜け出せない、実際に苦しい状況に置かれてしまってるわけですよね。
      先のことではなく、今この状況を抜け出すための方法が知りたいわけですよね。

      ところであおいさんは女性ですよね?
      これが男性だと、グループを抜けるのもそこまで難しくないかもしれませんが、女性となると話は変わってくると思います。
      男性とはレベルの違う難しさがあると思います。

      今のあおいさんの状況を変える方法。
      根本の部分から変えていこうと思うのであれば、この記事や他の記事でも話してますが、自分と信頼関係を築くことです。
      自分としっかり信頼関係を築くことができれば、例え自分に友達がいなくても結構平気になったりします。
      また周りから悪く言われても、あまり気にならなくなる。
      抜けようと思えば、今いるグループからもあっさり抜けることも出来るようになります。
      自分の一番の味方は自分自身。
      何があっても自分が常に味方でいる限り、人間関係を恐れる必要は無くなるのです。

      とは言っても、あおいさんは今の自分の状況を今すぐにでも何とかしたいわけですよね?
      今すぐにでも、つらい状況から抜け出したいわけですよね?

      僕はあおいさんがどんな人で、今いるグループの人たちや、あおいさんを取り巻く状況というのは具体的には分かりません。
      だからあくまで僕の想像ですが、あおいさんが今の状況から抜け出す方法、それは「今いるグループから抜け出す」しかないと思います。

      ただ、いきなり今いるグループからポンっと抜け出してしまえば、反発を受ける可能性があります。
      だから方法としては、とりあえず今いるグループにはそのまま所属した状態でいる。
      そして今のグループにいながら、他のグループの人間とも少しずつコミュニケーションをとっていく。

      グループが出来上がっているからと言って、他のグループの子と話したり仲良くしたりしてはいけないなんて決まり、ありませんよね?
      同じクラス、同じ学校、同じサークルであれば、みんなと仲良くしたって全く不思議じゃありませんよね?
      むしろ良いことですよね。

      まずは朝の「おはよう」って挨拶などから始め、少しずつ他のグループの子たちと接触頻度を増やしていく。
      趣味など共通のものを見つけ、グループの輪を越えたコミュニケーションの輪を広げていく。
      グループというものをあまり意識しすぎず、他のみんなとも自然とコミュニケーションをとっていく。
      そうやっていく中で、あおいさんと相性の合う相手やグループがあれば、その相手やグループと接触頻度を少しずつ増やしていく。

      この方法が一番良いかどうか分かりませんが、別グループに移るためには、これが今いるグループと一番摩擦を起こさなくても済む方法なのではないかと思います。
      もしそれが難しいなら、摩擦が起こるのを覚悟でエイッと別グループに移るか、それとも別の場所で仲の良い相手を見つけるかです。

      例えば今悩んでいるグループ問題が学校のクラスの中でのことなら、クラス以外の場所、例えば部活で仲の良い相手を作る、または他のクラスの人と仲良くなったり、バイトや趣味の世界で気の合う相手を見つけたりなど、自分のクラス以外での世界を広げることです。

      世界は広いです。
      見渡せば、いろんな人がいる、いろんな世界がある。
      今の時代、ネットも使えばいろんな人ともつながれます。
      今だって、あおいさんは見ず知らずの僕とつながってますよね。
      今いるグループにとらわれず、視点を変えるといろんな世界が広がっていますよ。

      僕の考えが、あおいさんにとっての正解ではないかもしれません。
      でももしアイデアの1つとして受け止めてもらえるなら、嬉しく思います。
      また何かあれば、遠慮なくメッセージを下さいね。
      返事が遅くなるかもしれませんが、必ず読んで返事致しますので。

      では。
      仁より

  13. しおり より:

    人生に疲れてしまいました!
    自分を変えたいのにかなかなか変えられずそして私は自分が大嫌いで好きになれません!
    私はおっちょこちょいなのかごくたまに仕事のシフトの時間を間違えてしまったりしちゃいます!
    でも知らないうちに変わっていたりするんです!
    今日もシフトの時間を勘違いしてしまい今日確認不足が多すぎると言われてしまいました!自分が悪いのはわかるんです!
    そして仕事も思うようにテキパキ出来なくて嫌になります!仕事場では1番私が若いので余計に居心地が悪くて!
    相談する人も居ないし友達欲しいのに過去にトラウマがありあまり人を信用できない自分が居ます!
    本当はたくさん話したり遊びたいのに!
    最近別に嫌なことがあるわけでもないのに涙が出ます
    両親には心配をかけたくないのでどうしたらいいのか分からなくてコメントしてしまいました!
    長い文章失礼しました!

    • 仁(jin) jin より:

      しおりさん、コメントありがとうございます。

      しおりさんのお気持ち、よく分かります。
      実は僕も、かなりのおっちょこちょいで、かなりのウッカリ者だからです。

      しおりさんはご自分が大嫌いだとおっしゃってますが、そう思うようになったきっかけや原因があるんでしょうか?
      具体的に、ご自分のどんな部分が嫌いなんですか?
      このメッセージに書かれている「おっちょこちょいな自分」「人を信用できない自分」という部分が好きになれないんでしょうか?
      それとも、漠然と自分が好きになれないんでしょうか?

      なんか質問だらけになってますね(汗)
      でもどんな問題にしろ、自分の抱えている問題というのは具体化されればされるほど、解決の糸口も見つかりやすくなるものですよ。

      それでしおりさんはご自分が大嫌いだということですが、僕自身もずっと自分を嫌いながら生きてきました。
      僕なんか死ねばいい、そう思いながら生きてきました。
      でも自分自身の心と向き合ううち、僕の本心は自分を嫌うことなんて望んでないことに気づきました。

      僕の昔の知り合いが言っていた言葉ですが、
      「愛の反対は無関心」
      という言葉があります。
      愛の反対は憎しみ…ではなく、”無関心”なんです。

      相手のことを憎むということは、それだけ相手に関心があるということ。
      相手のことが気になってる証拠でもあります。
      自分が大嫌いというのは、つまり自分のことが気になって気になってしょうがない状態に陥ってしまっているということ。
      自分が大嫌いということは、それだけ”自分を好きになりたい”と強く思ってる証拠なんです。
      自分のことなんてどうでもいいと思っているなら、自分に興味・関心すら湧かないはずです。

      だからしおりさんもご自分を好きになれないとおっしゃってますが、心の奥底には自分を好きになりたいという強い思いがあるんだということを分かってあげてください。

      で、まずは仕事でのおっちょこちょいを改善しないといけませんよね。
      僕自身うっかりミスをなくすためにやったのは、”常にメモを取ること”です。
      いつも胸ポケットにメモ用紙を入れ、何かあればすぐにメモに書く。
      やらなければいけないことや、人との約束事、ちょっとでも気になることがあれば、すぐにメモに書く。
      そしてそのメモを定期的に見返すクセを付ける。

      僕はこれを始めてから、ウッカリミスが激減しました。
      シフトなんかでも、頭で覚えておくのではなくメモ紙やケータイなどに入れておいて何かあればその都度確認するようにしておけば、ミスも無くなるのではないでしょうか。
      良かったら記事でも書いてますので、こちら⇒【うっかりミスが無くなった!!上司からの頼まれ事も自分のやるべき事も段取りよくきっちりこなす方法。】をご参考にしていただければと思います。

      あとメッセージの中で「過去にトラウマがありあまり人を信用できない」と書いておられますが、具体的にお辛い経験をされたんですね。
      一度辛い経験をしてしまうと、どうしてもそれが心に強い影響を与え、なかなか足を踏み出せなくなってしまいますよね。
      僕にもやっぱり、そういった経験あります。

      それで以前、過去の記憶に関する記事を書いたことがあったので、参考になるかどうか分かりませんが、しおりさんがお時間のある時にご覧いただければと思います。
      こちらの記事⇒【記憶は捏造(ねつぞう)されていた!?忘れたい過去を変える方法】です。

      しおりさんの今置かれている状況が具体的にわからないので、ちょっと抽象的なメッセージになってしまいましたが、何かあればご遠慮なくまたメッセージ下さいね。
      僕でよければ、いくらでも付き合いますよ。
      ただ、仕事が忙しかったりすると返事が遅くなってしまうこともありますが、必ず拝見させていただきます。

      では。

      仁より

  14. 匿名 より:

    これを読んでよかった、ほんとに救われた
    ほんとにありがとうございます

    • 仁(jin) jin より:

      わざわざコメントを下さって、ありがとうございます。

      僕の言っている内容が必ずしも正しいというわけではないかもしれませんが、僕のつたない言葉で何かしら人生のヒントを見つけてくださることが出来たのであれば、僕にとってはこれほど嬉しいことはありません。

      僕もまだまだ未熟です。
      まだまだこれから成長していきたい、そう思います。

      もしあなたが良ければ、共に歩んでいきましょう。

      仁より

  15. ひろ より:

    この間、長い付き合いの親友に対して酷いことを言ってしまいました。
    ずっと嫌だと思いながら我慢していたことがあり、その我慢が爆発してしまった形です。
    なので、遠慮もなくキツイ言葉で伝えてしまったのです。
    「どうしてそんなに自分自分なの」と親友から言われてしまい、反省しました。
    最終的には和解したはずなのですが、その後連絡も取らず、距離を感じています。
    実は同じようなことを繰り返していて、友達でいられなくなった人もいます。
    どうして私はこうなんだろう、こうやって怒らせて傷付けてしまうんだろうと思うと、自己嫌悪してしまいます。自信も持てず、自分が大嫌いです。消えてしまいたいです。
    他人との関わり方がわからなくなって、段々人と関わることが辛くなって、仕事(接客)も億劫になってきています。
    時間が解決してくれるとは思うのですが、今は人と関わらなければいけない状況と、自分が嫌いなことがとても辛いです。
    突然長々とごめんなさい。
    誰に相談したらいいのかもわからないのです。

    • 仁(jin) jin より:

      ひろさん、メッセージありがとうございます。

      人間関係…本当に難しいですね。
      どんなことで友達とぶつかってしまったのか、詳しいことが分からないのでなかなか良い言葉が思いつかないので、僕自身に当てはめて話していきますね。

      まず僕は相手との人間関係を考える時、WIN-WINになるよう心がけています。
      WIN-WINとは、相手もいい・自分もいい、という状態ですね。
      つまり、相手ばかりが良くて自分は我慢してばかりしてる…は良くない。
      逆に、自分ばかりが良くて相手ばかり我慢…も良くない。

      もちろん常に相手も自分も100%満足…というわけにはいかないと思います。
      でも、どちらか一方ばかりが良い状態が続けば、その人間関係は必ず壊れます。
      だからバランスを取りつつ、双方が良いと思える状態、双方が納得出来る方向性や折衷案を探るように心がけています。
      WIN-WINを意識するようになってから、自然と僕の人間関係も上手くいくようになっていきました。

      そしてこのWIN-WINの状態を作り出すためには、「空気を読む」ということを意識しないといけません。
      相手は何を考え、どう感じているのだろう?
      自分の言葉や行動によって、どんなことを思ったんだろう?
      そうやって相手の気持ちを想像してあげることが必要です。
      そしてそれと同じように、自分自身に対しても空気を読んであげないといけません。
      相手の言葉や行動によって、自分は何を感じたのか?
      一体自分はどうしたいのか?
      相手の空気を読むのと同じように自分自身の空気も読んであげないといけないんです。

      人間関係が上手くいかない人の多くは、相手の空気ばかり読んで自分の空気を読んであげることが出来てない、つまり相手の希望や都合ばかりを優先して自分のことをほったらかしにしてしまっている。
      または反対に、自分の空気ばかり読んで相手の空気を読んであげることをしていない、つまり自分の都合ばかり主張して相手を粗末に扱ってしまっている。
      どちらか一方ばかりを優先してしまい、その結果相手との関係が上手くいかなくなってしまってるケースが多いように感じます。

      空気を読むとは、理解してあげるということ。
      相手のことを理解し、そして自分自身のことも理解してあげる。
      そして相手のことを理解してあげると同時に、自分のことを相手に理解してもらう努力もしなければなりません。

      そのためには、普段から「素の自分」を小出しにしていく必要があります。
      ひろさんは、友人に対し普段から自分の考えや自分の思ったこと、自分がどう感じているのか…そういったことを言葉に表したり表現したりしてますか?
      自分に無理をすることなく相手と良い関係を築くためには、普段から相手に自分のことを知ってもらう必要があります。
      いきなりではなく普段から少しずつ自分を出していき、相手に自分の情報をインプットしてもらうんです。

      そして小出しにしつつ、相手の反応を見る。
      相手にも、受け入れられることと受け入れられないことがあります。
      当然価値観や考え方も違うし、感覚の違いというものもあると思います。
      だから受け入れてもらえる部分は一緒に共有し、受け入れてもらえない部分はまた別の受け入れてもらえる相手と共有したらいいのです。

      だから普段から自分のことを少しずつ小出しにしていくことが大事です。
      メッセージにある通り、小出しにせずためていくと、いつか限界を超えて大爆発してしまいます。
      そしてその爆発が大きすぎると、当然相手も受けきれません。
      爆発する前に、相手が余裕を持って受けきれる程度に小出しにしていくと、相手も「この人はこんな人で、こんな考えを持っているんだ」と分かってもらえますので、例え相手とぶつかることがあっても、相手も冷静に受け止められます。

      相手を理解してあげる、そして自分を理解してもらう。
      相手と良い関係を築いていくためには、お互い理解し合うことが必要です。
      一方通行では、必ず上手くいかなくなります。
      そのためには普段からWIN-WINを心がけ、相手も自分も不満をため込まない、相手を理解しつつ自分のことも小出しにしながら理解してもらう、そういったことが大切なのではないでしょうか。

      ここまで僕なりの考えを話させてもらいましたが、もしひろさんに当てはめられることがあれば、嬉しく思います。
      また何かあれば、遠慮なくメッセージをください。
      返事が遅くなることもありますが、拝見させていただいて返事をさせてもらいます。
      一緒に考えていきましょう。

      では。

      仁より

  16. より:

    初めまして。
    人と話すのが苦痛。話しかけられるのが苦痛。誰とも関わりたくない。そんな思いで過ごしている時に、このブログを見つけました。
    人と関わりたくないと思いながらも、1人になるのも怖いです。
    正直自分の心がわからなく、ただ毎日を生きています。
    これといって、何が原因なのかもわかりません。
    頼れるのは自分だけ。そんな日々に疲れています。
    仕事はサービス業なのですが、人の顔色を気にするのに疲れたのかもしれません。
    仕事も辞めて、実家に帰ろうかと迷っています。

    • 仁(jin) jin より:

      彩さん、メッセージありがとうございます。

      「人と話すのが苦痛。話しかけられるのが苦痛。」
      「 正直自分の心がわからなく、ただ毎日を生きている。」
      そして
      「何が原因なのかもわからない。」

      とてもつらい状況におられますね。
      その気持ち、よく分かります。
      僕も似たような状況でずいぶん苦しんできました。

      僕と彩さんではもしかすると置かれている状況が違うかもしれませんが、僕なりの経験で話させてもらいますね。

      彩さんが人と関わることが苦痛な原因、それはもしかしたら
      「人から嫌われたくない」
      もしくは
      「人間関係で傷つきたくない」
      という思いが心にあるのではないでしょうか?

      以前の僕は、ほとんど対人恐怖症でした。
      人と関わるのが怖い、でも一人ぼっちになるのも怖い、そんな矛盾した状況でずっと生きてきました。
      そしてその原因も分からず、生きることに苦痛しか感じませんでした。

      自分なりにその原因を掘り下げていった結果僕が行き着いたのは、「人から嫌われたくない」という答えでした。

      僕は幼い頃から、身近な人間からダメ出しをされながら生きてきました。
      頑張っても頑張っても認めてもらえず、常に周りの人間からの評価ばかりを気にしながら生きてきました。

      大人になってからも、それは変わりませんでした。
      常に自分の周りの人間の目ばかりを気にし、「自分はどう思われてるんだろう」ということばかりを考えながら生きてきました。
      僕の心の中にあるのは、「他人からの評価」だけでした。

      「能力があると思われたい」
      「面白い人だと思われたい」
      「優しい人だと思われたい」
      「カッコイイ人だと思われたい」
      「周りから、必要とされたい」

      他人からどう思われているかばかりを気にし、他人からの評価を中心に生きてきました。
      その結果、人と関わることに疲れ果て、生きることさえ放棄しかけてしまいました。

      でも自分の心と向き合い続けた結果、僕自身の人間関係を難しくしている原因が「人から嫌われたくない」という思いであることに気づきました。
      人からの評価ばかりを気にするあまり、周りの人間が望むキャラクターばかりを演じ続け、その結果自分の思いを無視し続け、僕は自分自身を見失ってしまいました。
      人の都合や人の意見・考え・気持ちによって行動を決める…自分がどうしたいのかさえも全く分からなくなってしまいました。

      だから僕は、他人からの評価を気にするのをやめました。
      人からどう思われようと構わない。
      悪く言われようと、低い評価をされようと
      「まぁ、いいか」
      と思うようにしました。
      「価値観は人それぞれ違うわけだし、俺がわざわざ相手の価値観に合わせる必要も無い。」
      そう考えるようにしました。

      それによって、人が僕から離れてしまっても、それはそれで仕方のないこと、そう思うようになってから生きるのがすごく楽になりました。
      自分の生き方を決めるのは自分自身、他人ではなく自分が納得できる生き方をしよう、そう心に決めてから、人生がどんどん変わり始めました。
      人間関係に摩擦が起こるのでは…とも思いましたが、心配するようなことも起こりませんでした。

      もちろん相手の気持ちを考えてあげたり、状況によっては相手のことを優先してあげないといけない時も当然あります。
      相手には相手の考えや気持ちもあるわけですから。
      でも、他人ではなく自分が納得出来る生き方をするよう心に決めてから、見える景色は全く違うものとなりました。
      生きることが、楽しくなりました。

      彩さんと僕の置かれている状況は、違うかもしれません。
      でももし、少しでも彩さんの人生にとって参考に出来る部分があれば、とても嬉しく思います。

      もし良かったら、こちら【「他人の目や評価ばかり気になる」「こんなダメな自分、大嫌い」そんなあなたの世界を激変させる方法。】や、こちら【第七章:人から好かれようとするほど魅力を失う!?あなたの魅力を跳ね上げる”ある覚悟”とは。】でも、関連したことを話してますので、ご参考にしていただければと思います。

      彩さん、僕はいつでもここにいます。
      何かあればご遠慮なくメッセージをください。
      返事が遅くなることもありますが、必ず拝見させていただき、返事をさせていただきます。

      では。

      仁より

      • より:

        仁さん、お返事ありがとうございます。
        仁さんのお返事の中で、確かに思い当たる節がいくつもありました。
        私は幼少期に親が離婚して、厳しい祖父母と父に引き取られた子供たちの三兄弟の長女として、下の兄弟の母代わりとして、生きてきました。
        お姉ちゃんなんだからしっかりしなさい。お母さんがわりなんだからあなたがちゃんと見ていなさい。
        そう言われてきました。
        思えば、祖父母に怒られないように。みんなが喜んでくれるように。みんなの理想のお姉ちゃんを演じて生きていました。
        もっと甘えたかったし、ワガママも言いたかった。
        社会に出ても、周りの目を気にするのがクセになってしまったんだと思います。
        周りからどう思われているんだろう。
        どう振る舞えば、みんなが認めてくれるんだろう。
        そんなことをいつも考えてる気がします。
        そんな自分に疲れてしまったのかもしれません。
        心が軽くなるヒントをいただけた気がします。
        ありがとうございます。

        • 仁(jin) jin より:

          彩さん、メッセージありがとうございます。

          もしかすると彩さんは、ご自分でも知らず知らずのうちに、自分の感情にずっとフタをしながら生きてこられたのかもしれませんね。
          目に見えない負担が心にかかり続け、それが積み重なり、もう支えきれないほどにまでなってしまっているのかもしれません。

          僕もこれまでずいぶん人間関係では苦しんできました。
          人から悪く言われたりなんかすると、当分立ち直れないこともしょっちゅうありました。

          でも実はそれを言ってる本人は、それほど考えて発言してなかったりするんですよね。
          僕のことを悪く言った人たちも、実は僕に対してそれほど悪意を持ってなかったりするんです。
          でも僕が勝手に「この人は僕のことが大嫌いだから、あんなこと言うんだ」と自分で思い込み、自分で勝手に落ち込んでたりするんです。

          人というのは他人のことを見ているようで、思ったほど見ていないものです。
          人が一番興味のあるもの、それは他人ではなく “自分自身” です。
          自分自身に最も興味があり、実は他人のことはそれほど気にかけてない。
          他人に対する発言や行動も、自分にとって都合の良いことをしているだけであり、他人のことはあまり考えてなかったりするんです。

          彩さんはこれからどうしたいですか?
          どんな人生、どんな生き方をしていきたいのですか?
          もし、誰も見ていない、誰からも批判されない、誰も何も言わない、誰からも何も思われないのだとしたら、彩さんは一体どうしますか?

          彩さんの人生は、彩さんのもの。
          彩さんの人生の主人公は、彩さん自身。
          自分が何を望んでいるのか、自分自身にしっかり聞いてあげてください。

          また何か思われたら、遠慮なくメッセージ下さい。
          僕の考えが正しいかどうか、当たっているかどうか、保証はしませんが、僕なりの考えを話させてもらいますので。

          では。

          仁より

  17. nana より:

    32歳女性です。
    無意識に人を傷つけたり嫌な思いをさせてしまうのが嫌で、自分の言いたいことを言えなかったり、言った後に相手が怒っていなくても激しく落ち込んだり不安いっぱいになる毎日です。「人間関係てしんどい。孤独は嫌だけどもう人と関わりたくない」と生きる気力を失いかけています。
    読んでて涙が出ました。ありがとうございます。こんな私が、実は保健室の先生なのですが…笑
    自分をちゃんと見て大切にしなければ。でも、自分を大切にすれば人を傷つけてもいいのかというとそうじゃない。そう思うと「自分を大切に」がわからなくなってしまいます。この辺りについてもし仁さんのお考えがあれば、お聞かせいただけたら嬉しく思います。

  18. nana より:

    先ほどの質問についてですが、コメント欄見てたら仁さんのお答えがたくさんありますね…。ちゃんと見てなくて、すみません。じっくり読みます!

    • 仁(jin) jin より:

      nanaさん、メッセージありがとうございます。
      そして返事が遅くなってしまい、すみません。

      nanaさんのお気持ち、痛いほど伝わってきます。
      もちろん僕とnanaさんの置かれている状況は当然違いますが、メッセージを読んでてまるで僕自身のことであるかのように感じてしまいました。

      nanaさんのメッセージを読ませていただいて、まず僕が感じたのは「nanaさんが、人の目を気にし過ぎてしまっているのではないか」ということです。
      自分が人からどう思われているのか、自分の言葉や行動によって相手がどう感じているのか、怒らせたんじゃないだろうか、悪く取られたんじゃないだろうか…
      周りの目を気にし過ぎるあまり、それに振り回されてしまってるように見えます。

      人の目を気にし過ぎてしまうということは、裏を返せば自分に自信が持てていないということ。
      自分が正しい・間違っているということではなく、今の自分を認めてあげることが出来ていない、nanaさんは自分自身のことを疑いの目で見てしまっているんじゃないかなぁ、と思うんです。

      例えばナルシストっていますよね。
      ナルシストは自分のことが大好きです。
      自分のことが好きすぎて、周りのことは何も目に入ってきません。
      そんなナルシストな人に、「お前って、カッコ悪いね」と言っても、そんな言葉は耳になど入りません。
      ネガティブな言葉をぶつけられても、少しも揺らぎません。
      なぜだと思います?

      客観的に見て、ナルシストがカッコイイ人ばかりとは限りません。
      逆に、ナルシストなのに残念ながらダサい人だっています。
      でもダサいことを指摘されても、ナルシストにとっては関係ないんです。
      人の評価など、関係ないんです。
      自分で「俺は最高にカッコイイ!!」と完全に思いこんでいる、自分の容姿に対して絶対的な自信を持っている、そしてそれを疑う気持ちが1ミリも無いから、周りからのどんな言葉も耳に入らないんです。
      自分のことを100%信じきっているから、どんな言葉に対しても揺らぐことが無いんです。

      まぁナルシストというのはちょっと例えが悪かったかもしれませんが、何が言いたいのかというと、「自分を信じる心」と「他人の目を気にする心」は反比例するということです。
      自分のことを認め、自分を信じる気持ちが高まれば、次第に他人の目が気にならなくなってきます。
      逆に、自分のことを信じてあげられない・自分に対して疑いの目を向ければ向けるほど不安な気持ちが強くなり、「人と比べて自分はおかしいんじゃないだろうか…?」と、周りの目や周りの言葉・態度なんかが気になり始めてくるのです。

      …ちょっと話がそれてきましたね。
      それでnanaさんのコメントにある通り、「自分を大切にすること」というのが分からなくなってきた、自分を大切にするために他人を傷付けてもいいわけではない、ではどうすればいいのか?ということですよね。

      まずは「自分を大切にする」ということに対するとらえ方なんですが、僕の認識としては「自分を大切にする=他人より自分を優先する」ということではありません。

      もちろん他人より自分を優先してあげるべき時もありますが、「自分を大切にする」とは、「自分の気持ちを分かってあげる」ということなんです。

      ちょっと想像してみて下さい。
      例えば、nanaさんにとって大切な人、nanaさんが愛する人がいるとする。
      そしてその人が、nanaさんに無理なお願いをしてきたとします。
      無理なお願いであるから、もちろん聞いてあげることは出来ません。
      そのお願いをかなえてあげることは出来ませんが、でもその相手の気持ちは受け止めてあげたいと思いますよね?
      そのお願いをかなえてあげることは出来なくても、違う形で相手の気持ちに答えてあげたいと思いますよね?

      「自分を大切にする」とは、自分の大切な人・愛する人にしてあげるのと同じように、自分にもしてあげること。
      もし自分のことを優先してあげることが出来なくても、その時の自分の気持ちを受け止めて理解してあげて、違う形でちゃんと答えてあげることです。

      そして自分自身のことが大切なように、相手も同じように自分自身のことが大切です。
      だから、いつも自分の要求ばかり通すわけにはいきません。

      そこで、人間関係において僕は常にWIN-WINの関係になるよう心がけています。
      WIN-WINとは、「自分もいい、そして相手もいい」という状態です。

      自分ばかり100%良いでは、相手に不満がたまります。
      逆に、常に相手ばかり100%良いでは、今度は自分ばかり我慢してしまう状態になり、これもよくありません。
      片方だけがいい、誰かの独り勝ちではなく、双方が良い・みんなが良いという状態を、僕は常に目指します。

      もちろんお互いが100%良いなんてのは、なかなか難しいと思います。
      だから、どちらか一方だけが良いという状態ではなく、折衷案のような双方にメリットがあるような状態を、僕は常に目指しています。

      僕自身、このWIN-WINの関係を心がけるようになってから、自然と人間関係が上手くいき始めるようになりました。
      どちらか一方が良い、どちらか一方だけが勝つ、ではなく、みんなにメリットのある状態を目指す、みんなの意見や考え・気持ちや思いを出来るだけくみ取るよう心がけてから、人間関係の摩擦もずい分減っていきました。
      僕自身、人間関係ですごく楽になりました。

      なんだか話がずいぶん長くなってしまいましたが、nanaさんがもし具体的に「こういったことに悩んでいる」といったことがありましたら、遠慮なくメッセージを下さい。
      僕で良ければ、相談にも乗らせていただきます。

      nanaさんは保健室の先生をしておられるんですよね。
      保健室というのは様々な悩みや問題を抱える生徒たちが訪れる場所。
      正直、本当に大変で難しい仕事だと思います。
      nanaさんがいろいろ悩まれて、当然だと思います。
      逆に全く悩まないというのは、とてつもないレベルの人格者か、もしくはもしかしたら責任感が欠如してしまっているのかもしれません。
      悩んで当然だと思います。

      僕で良ければ、また遠慮なくメッセージをください。
      僕はいつでもここにいますから。

      仁より

  19. アムール より:

    (中学生のような内容かつもしかしたら仁さんのご専門とされている内容とかけ離れていましたらお許しください。)
    私は現在大学生(男)です。この記事・仁さんのコメントを読まさせていただいて納得した部分とそうでない部分の両面がある表現がありました。
    それは、「嫌われる勇気を持つ」という言葉です。まず、納得した部分について述べます。私は大学で選択科目のゼミに所属し、ゼミ長を務めています。選択科目とあってか、意識の高い学生が多く去年のゼミのメンバーととても仲良くできたので、そのイメージのまま今年のゼミに望み、「みんなに嫌われちゃいけない」「みんながやってよかったと思えるゼミを作りたい」と考え力んでいました。よくよく考えれば去年のゼミメンバーがよかったから今年も絶対に良いゼミメンバーに恵まれるとは限らないし、仁さんの記事にもあるように価値観は人それぞれなので理想通りいかなくても仕方ないと考えられるようになり心が軽くなりました。よくよく考えれば、くまモンやイチローにも敵がいましたからね笑。
    次に、納得できない部分なのですが、私は今、恋をしています。先ほど紹介した同じゼミの女性です。きっかけはその人がゼミになじめていないと私が感じ、私の方からLINEで「ゼミ楽しい?」と送ったのをきっかけに直接対面でお話したことです。ゼミ活動での印象は暗い人なのかな?と思っていたのですが、実際話してみると明るく話しやすい人でした。さらに、私はゼミ旅行の幹事を務めたのですが、彼女はこの旅行に不参加であるにも関わらずサポートをしてくれ、とても優しい人なのだと感じたからです。正直、卒業したら彼女よりいい女性は現れないと思えるぐらい大好きです。
    ただ、仁さんの記事等を読む限り(私の解釈が間違ってる可能性が高いかもしれませんが)もし仮に、彼女に告白して嫌われた場合、「それは相手が判断することだから仕方がない。どうしようもない。」(そりゃそうなんですけど)という論理になる気がして納得できない部分があります。人に好かれるというのはなかなか難しいですよね…?自分磨きをするしかない、と言った声もよく聞きます…
    最初にも述べた通り、仁さんのご専門とズレていたら大変申し訳ありません。よろしければご回答よろしくお願いいたします。

    • 仁(jin) jin より:

      アムールさん、メッセージありがとうございます。
      仁です。
      恋愛は、専門ですよ(笑)

      アムールさんの好きな人、とても素敵な女性ですね。
      でも好きな気持ちが大きい分、それと比例して嫌われたくないという気持ちも大きくなってしまいますよね。
      アムールさんの気持ち、とてもよく分かります。
      告白しなければ、これより先へは進めない。
      でも告白して嫌われてしまうのも怖い。
      難しいところです。

      ところで僕、今40歳なんですけど、僕はこれまでの人生で異性に告白したのは実はたった一度しかありません。
      生まれて初めて異性に告白し、見事玉砕しました(笑)

      それ以降、異性に告白したことは一度もありません。
      だからといって、僕が異性と全く付き合わなかったのか?というと、もちろんそういうわけではありません。
      実は相手に告白することなく、これまでにいろいろな女性とお付き合いをさせていただきました。

      単純に告白というと、相手にとっては「yes」か「no」かの二者択一です。
      ということは成功する確率は、単純に二分の一ということ。
      これってある意味、とても勝率の低いギャンブルのように思いませんか?

      日本人というのは一般的に、相手に「告白」してから付き合おうとします。
      でも順序が逆なんです。
      「告白」→「付き合う」じゃなく、
      「付き合う」→「(正式に)告白」なんです。

      仕事でも学校でも友人関係でも、そして恋愛でも、まずはお互いの信頼関係が一番大切です。
      信頼関係さえきちんと築けば、多くのことが上手くいくようになります。
      信頼関係も出来てないのに告白するというのは、僕のことをよく知らない相手に対して「僕を信じてください」と言っているようなものです。

      ということで具体的には、僕は気になる異性が出来ると、まずはその相手のことをよく知ることから始めます。
      相手のことをよく観察し、それと並行して自分自身のことも相手に知ってもらえるよう努力していきます。

      そして相手のことを知り、自分のことを知ってもらうための方法として、その相手との「二人だけの時間」「二人だけの空間」というのを作ります。
      相手が一人でいる時なんかはチャンスです。
      さりげなく近づき、二人だけで会話をします。
      相手に関する話を引き出しつつ、自分についての話もしていきます。
      そうやって何度か話しているうち、相手のことを「やっぱり好きだな」と自分自身が感じ、また相手の反応も悪くなければ、そこからは意図的に二人だけの時間や空間を作っていきます。
      例えば学校や仕事の休憩時間などの時に、「ちょっとコーヒー飲もうよ」といって相手を誘い出して二人きりでコーヒーを飲んだり、大学なんかだったら学校内にある食堂で「腹減ったから一緒に飯食べようよ」といって二人でご飯を食べるような状況を作っていきます。

      そして相手を誘う時は、必ず相手が「yes」を出せやすい誘いにします。
      例えば全然親しくもないのに、いきなり「今晩二人でご飯食べに行こうよ」なんて言っても、女の子としてはかなり抵抗がありますよね?
      でも休憩時間にちょっとコーヒーを飲むだけだったら、あまり親しくなくても抵抗なく「yes」と言えます。
      相手との関係を考えながら、相手が「yes」と言いやすいよう要求のハードルを低くしながら二人だけの時間を増やしていくのです。

      そして相手の反応が良かったら、次第に二人だけの時間を「より特別な時間」へと変えていきます。
      単にコーヒーや昼ご飯をちょっと食べるだけではなく、晩ご飯に誘ったり、お酒を飲みに行ったりなど、より親密な関係へと変えていきます。

      そこまでいって、もし相手がこちらの誘いを喜んでいるようなら、相手もこちらに好意を持っている証拠。
      今度は昼間に二人で映画や遊園地なんかに遊びに行ったり、独り暮らしをしているならお互いの家に行ってご飯を食べたりなんかします。
      場合によっては、二人だけで泊まりの旅行に行ったりなんかします。

      …もうこれって、普通に付き合ってるカップルと同じですよね?
      ここまでくると、もう今更あらためて告白なんていらないと思いませんか?

      僕がこれまで告白という行為をすることなく異性と付き合ってきた理由、それは告白しなかったんじゃなくて「告白する必要がない状況を作り出していた」のです。
      もうお互いのことをよく知ることが出来てる、お互いの人間性も分かってる、信頼関係もしっかり築けている、もし仮にこの状況で告白すると、高確率で相手は「yes」と答えてくれます。

      でも残念なことに、お互いのこともよく知らない、信頼関係もきちんと築けてないのにいきなり告白する人がとても多いんです。
      これでは上手くいくわけありません。

      そもそも相手のこともよく知らないのに「付き合ってくれ」なんて言うのは、相手に対して失礼だと僕は考えます。
      本気で相手と付き合いたいのなら、まずは相手のことをよく知り、相手の人間性をよく理解すること。
      そして同じように自分のことも、相手によく知ってもらう。
      そうやってお互いのことを理解し合い、お互いが心を許しあえる状態を作る。

      相手に告白するのであれば、相手が安心してこちらの告白を受け入れることが出来るような状況を、相手のために作ってあげるべきなんです。
      告白を受け入れられる関係を、先に作ってあげるべきなんです。

      「告白して、断られた(嫌われた)」
      告白を断るのは相手の自由であり、相手の判断。
      断られたからといって、こちらが口出しすることではない。
      相手の気持ちを尊重すべきだと思います。

      でもその前に、相手が告白を喜んで受け入れてくれるような信頼関係を、相手ときちんと築いたのか? というのが大切だと思います。
      僕がこれまで付き合ってきた異性は、基本的にまずは相手と信頼関係を築き、それから異性として仲良くなっていき、結局告白という行為自体が意味の無いものになってしまう、といったパターンです。

      僕の考えややり方がアムールさんにとって良いものかどうかは、分かりません。
      でも考え方のひとつとして参考にしていただければ、とても嬉しく思います。

      またご質問等あれば、遠慮なくメッセージ下さい。
      僕で良ければ、僕なりの方法や考え方を、出来る限り話させてもらいますからね。

      では。

      仁より

  20. 焼肉 より:

    仁さん

    感情の羅針盤では悩みを相談して大変お世話になりました
    ありがとうございます
    また相談させてください
    先日会社の先輩に怒鳴ってしまいました

    勤続20年の男性の先輩は全く仕事をせず1日遊んでおり(注意しても無駄で誰も相手にしてません)、仕事もできずクレームが多かったり忘れたり、ミスが多く、
    上司は新米の私に仕事を任せ信用されています

    しかし、その先輩はよく2人で食事も行くので仲は悪くないのですが、
    私がミスをするとネチネチ嫌味、
    また、プレゼンの前日に資料を全変更させられ徹夜で資料を作り直しさせられたり、
    など意地悪をしてきます

    自分に自信がないのでバカにされないように態度も大きくするのはわかりますが、何も出来ないのに!
    いや、何もできないからそうゆう態度なのはわかっていましたが
    先日、仕事の内容がわからず上司に確認したら先輩が入ってきてそんなのもわからないのかと鼻で笑われました
    それに対してそんな態度取る必要はあるかと怒鳴ってしまいました
    言い訳?をされましたがそれに対しても怒鳴ってしまい、先輩は静かになりました
    その後は何事もないように仕事をしましたが
    私が子供の様だったと周りから思われているのか不安ですし、あんな態度をとった私に仕事は任せられないとか、私の立場が危うくなっているか心配です

    何事もないように仕事をし、先輩から話しかけてきますが
    私は正直大人気なかったと後悔しています
    私の行動はどうなんでしょう、そしてこれからどうしたらよいでしょうか?

    • 仁(jin) jin より:

      焼肉さん、またメッセージをくださってありがとうございます。
      仁です。
      返事が遅くなってしまい、すみません。

      焼肉さんの先輩、ちょっと厄介な人ですね。
      僕はその先輩を実際に見たことがないので、どんな人か分かりませんが、こういう類の人は残念ながらどこにでもいるものです。

      自分に自信が無い。
      自信が無いにもかかわらず、自信をつけるために努力をすることも放棄している。
      人生の問題と向き合わない、取り組むべき人生の課題から目をそらし逃げ続けている。

      職場でやる気の無い態度をとるのは、「俺は仕事が出来ないわけではない、やる気がないから仕事をしないだけ」と、周りにも自分にも言い訳し続けている。
      仕事をせずにサボってばかりいるのは、その先輩なりに必死に自分の劣等感を隠そうとしているのかもしれませんね。

      こういった相手に最も効果的なのは、「全く相手にしないこと」。
      こういう人が最も怖いと思っているのは、誰からも相手にしてもらえないことです。
      相手にしてもらえないということは、自分の存在が必要とされてないということ。
      もし焼肉さんが仕事をバリバリこなしてドンドン成長し、その先輩との差が開いていけば、この先輩は「相手にしてもらえなくなる」と思い、焼肉さんを今のレベルに留めておこうと足を引っ張ってくるかもしれません。

      …と、僕の推測で勝手に想像してしまいましたが、焼肉さんのメッセージを読んでて「すごくもったいない」と僕は思いました。
      何がもったいないかというと、「焼肉さんの時間」です。

      その先輩と付き合ってて、焼肉さんにとって何かしらの成長はありますか?
      その先輩を相手にしていて、何かしら得るものというのはありますか?

      もしそういったものが何もないのなら、そんな人を相手にしている時間がもったいない、そんな相手に焼肉さんが心を煩わせること自体もったいない、そう思うんです。

      焼肉さんは、一体何のために働くのですか?
      何のために、今の会社で、今の仕事をしているのですか?
      一体誰のために、人生を生きているのですか?

      会社の上司やその先輩のためですか?
      違いますよね。
      自分のためですよね。
      焼肉さん自身のため、または焼肉さんの大切な人のためですよね。

      焼肉さんは、その先輩のために生きてるわけではない。
      でも焼肉さんがその先輩のことで頭を悩ませ、一生懸命その先輩を相手にする行為は、その先輩のために焼肉さんの大切な時間を無駄に消費しているだけ、つまりその先輩のために生きているようなものです。

      失ったお金は取り戻すことが出来ても、失った時間はもう返ってきません。
      焼肉さんの人生は焼肉さんのもの。
      自分の時間は自分自身のために使うべき。
      限りある人生の時間を、自分自身のために全力で使ってください。

      あと、先輩をつい怒鳴ってしまったことによって会社からの評価が気になっているようですが、そこまで心配する必要は無いと思います。
      もし焼肉さんが、毎日のように誰かを怒鳴ったり、頻繁に感情を振り乱すような人なら、さすがにまずいと思います。
      でも焼肉さんは、そんな人じゃないでしょ?
      実際上司が、先輩を通り越して焼肉さんに仕事を任せてくれるというのは、焼肉さんが社会人としても人間としても認められている証拠です。
      大した問題では無い、あまり気にする必要は無いと思います。

      それにもし僕が上司であるなら、逆に焼肉さんがそこまで感情を出して怒るというのは、それだけ仕事に対して真剣になっているととらえます。
      焼肉さんが普段から真面目に働き、上司から信頼を得ているのなら、今回の件で焼肉さんの本気度は必ず上司に伝わります。
      大丈夫です。

      メッセージを読ませていただく限り、焼肉さんが本当に辛く悔しい思い、不安な思いを抱えているのはよく分かります。
      でもどんな時も、焼肉さんが何のために働いているのか、誰のために働いているのかというのを忘れないでください。

      焼肉さんのすべきことは何か?
      それは焼肉さん自身のために全力で仕事をすること。

      足を引っ張る先輩…
      上司からの評価…
      そういった外野に振り回されず、焼肉さんのすべきこと、焼肉さんの出来ることを自分のために全力でやっていきましょう。

      大丈夫、焼肉さんは何も間違っていませんよ。

      あと、焼肉さんにとってご参考になれるか分かりませんが、仕事をするにあたって僕が普段から心がけていること・仕事に対する姿勢や向き合い方などについて話した記事があるので、もしお時間があれば、のぞいていただければ嬉しく思います。

      ちなみに記事はこちら↓
      【会社から正当に評価してもらえない…見合った給料をもらえない…そんなあなたが稼げるようになるには】
      です。

      また何かありましたら、遠慮なくメッセージ下さい。
      僕の答えが焼肉さんにとっての正解である保証はもちろん出来ませんが、僕なりの考えを話させてもらいます。

      僕自身、まだまだ進化していきたい、進化していくつもりです。
      焼肉さん、ぜひ僕と一緒に進化していきましょう。

      仁より

      • 焼肉 より:

        仁さん
        お返事ありがとうございます!
        実は既に足を引っ張られております
        あまりにも目に余り、仕事に影響があった為、上司が注意しました
        その結果仕事に差し支えない程度の嫌味や意地悪をしてきます
        確かに、
        時間がもったいないですよね
        先輩が努力しない結果なのに人の足を引っ張るとは…
        私はもっと仕事で成長したいです、どうしたら成長して成績が伸びるか
        何かアドバイスをもらえないでしょうか

        仁さんの文章は読みやすく理解しやすいです!
        今のブログも好きですが感情の羅針盤の方が好きです
        また、1人1人にお返事しているのはすごいですね
        他のブログでは
        コメントやメールを求めてる割に返事がなかったり、ブログを読んでくださいとゆう回答のブログが多い中、1人1人大切にしているのだなと嬉しく、心強く思っています!

        • 仁(jin) jin より:

          焼肉さん、こんばんは。
          仁です。

          返事が遅くなってすみません。
          最近仕事が急に立て込んでしまい、自分のブログに来る時間が取れませんでした(涙)

          それにしても前のブログのことを好きだと言ってくださる人がいて、嬉しいです。
          前のブログは、まだブログというもの自体を始めたばかりだったので、デザインも文章もとても読みづらいとばかり思っていたので。

          それで、コメントの中に
          「私はもっと仕事で成長したいです、どうしたら成長して成績が伸びるか、何かアドバイスをもらえないでしょうか」
          と書いておられますが、僕自身、自分が成長するためにどんなことを心がけながら仕事してきたのかなぁ?と、考えてみました。

          それで今回、焼肉さんへの返事を記事という形で書かせていただきました。
          良かったら、読んでみて下さい。
          少しでも参考にしていただける部分がありましたら、とても嬉しく思います。

          ちなみに記事はこちら↓
          【周囲のライバル達を引き離せ!その他大勢から”デキる奴”へと変身する方法。】です。

          あと、他にもいただいてるメッセージもまた返事をさせていただきますので、もう少しだけ待っててください。

          では。

          仁より

  21. 焼肉 より:

    仁さん
    連投で失礼します
    オトコのトリセツは仁さんが書いてるのでしょうか?
    こちらも楽しく読んでいます
    恋愛の相談です
    仕事に集中してなくてごめんなさい、悩みとは一気にまとめてやって来るような木がします……

    私は片思いしている男性がいます
    初めはグループで遊んでいましたが
    相手の男性から食事に誘われて、2回ほど食事をしました
    女性とお付き合いした事がない方ですが、とても良い方でとても惹かれました
    ところが急に音信不通になりました
    仕事が忙しくなるので落ち着いたら連絡するとメールがあったきり、2ヶ月も音信不通になりました
    また、みんなで遊ぶ事になり遊ぶ前日によろしくとメールが来ましたが当日は目も合わせて貰えず、会話も一言二言…
    また、近々みんなで遊ぶのですが、彼も参加予定です
    職場も違うし、住まいも離れてるのでもうダメかなと諦めてますが、藁にもすがる思いで仁さんに相談します
    私は男性から誘われて何度か会うと音信不通になります…
    今回の彼とうまく行きたいのは勿論ですが、どうしたら恋愛がうまくいくのか
    こちらも何かアドバイスをお願いします!!
    もし、ジャンルが違うようでしたらスルーしてください
    お忙しいところを失礼しました
    ブログ、楽しみにしてます
    これからもこちらこそ、よろしくお願いします
    焼肉

    • 仁(jin) jin より:

      焼肉さん、返事が遅くなってすみません。

      オトコのトリセツ…
      やっぱり僕が書いてるって分かっちゃいますよね(汗)

      あのブログは僕が昔書いたものです。
      途中から記事更新もせず放ったらかしにしてたんですが、せっかく書いたのにもったいないと思い、ブログを新たに作り直したものです。
      更新頻度は低いですが、頑張って書いていきますね。

      それで今回は恋愛の悩みということですが、悩みやトラブルといったものは確かに不思議とまとめてやって来ますよね。
      上手く行く時は全てが順調なのに、上手くいかない時は不思議といろんなことが同時多発的に上手くいかなくなり始めますよね。

      それで本題の、焼肉さんの恋愛がなぜ上手くいかないのか…?
      正直な話、これまでのメッセージの中だけではヒントが少なく、判断がすごく難しい状況です。
      例えば僕は焼肉さんが今何歳で、どんな性格で、相手の男性がどんなタイプの人なのか等、全く分からないので、あくまで僕個人の想像で話させてもらいますね。

      まず男性側からお誘いの声をかけてくるということは、焼肉さんの外見や雰囲気は、男性の目から見て女性として魅力的に映っているということだと思います。
      でも数回会ったりデートしたりすると、なぜか上手くいかなくなる。
      ということは、最初は好みの女性だと思っていたのに、実際に話してみるとイメージと違ってた…?ということでしょうか。

      もしいつも同じようなパターンで上手くいかなくなるのであれば、何かしら共通点があると思うんです。
      焼肉さん自身は、思い当たることはありませんか?
      相手の様子を見て気づくこと、または自分自身の言動を振り返ってみて気づくことはありませんか?

      例えば焼肉さんのメッセージの文面を見る限り、焼肉さんはとても真面目な人だと思います。
      仕事に対する姿勢も素晴らしいし、いい加減な上司に対して怒鳴ってしまう点などを見ても、とても真面目できちんとした人だという印象を受けます。

      それで焼肉さんは、これまで男性から誘われて食事やデートに行った時、男性に対してどんな言葉がけやリアクションをしてきましたか?
      男性に対し、いつもどんな対応をしてますか?

      男性は女性のどんな部分に惹かれるのかというと、人によってそれぞれですが、基本的に女性の「女らしい部分」に惹かれます。
      相手を異性として意識しなければ惹かれることは無い、女らしさを感じなければ異性として意識もしないし異性として惹かれることもありません。

      真面目な女性というのは、男性に甘えたり、隙を見せたりなど、女性らしい部分を出すのが苦手なことがとても多いです。
      男性に対して必要以上に遠慮してしまうのも真面目な女性に多く、その遠慮が男性との間に壁を作ってしまいます。

      焼肉さんは、男性との間に壁を作ってしまってませんか?
      男性からのアプローチに対し、真面目に型通りの返しをしたり、社交辞令的な言い回しを使ったりしていませんか?

      男という生き物は、実は思った以上に気の小さい生き物だったりします。
      メンタルの弱い男というのも、実はかなりの割合でいます。

      だから男性は、女性が思う以上に女性にアプローチをかけるのに勇気がいります。
      「何と言って声をかけたらいいか分からない…」
      「誘って、断られたらどうしよう…」
      「もし誘って上手くいっても、会話がはずまなかったらどうしよう…」
      「つまらない男だと思われたらどうしよう…」
      「相手の女性は、俺のことをどう思ってるんだろう…」

      こんなことばかりを考えていたりします。
      だから、女性を誘ったりアプローチをかけたりするのにも、けっこう勇気を振り絞ってたりするんです。

      でも勇気を振り絞って女性を誘った結果、思ったような返事がもらえなかったら、その反動で急に気持ちがしぼんだりします。
      デートで自分の好意を何となく伝えても、それが相手の女性に上手く伝わらなかったり、または相手の女性から思うような返事やリアクションがもらえないと、突然弱気になったり諦めムードになったりします。
      相手の女性を喜ばせようと一生懸命話しても、型通りの返しや社交辞令的な言葉なんかでかわされてしまうと、相手の女性がガードを固めていると感じ、「俺には気が無いんだな」と勝手に判断して諦めたりします。

      特に今回のお相手は、女性と付き合った経験も無いとのことで、女性の心理があまり分かってない可能性があります。
      女性と付き合ったことが無いということは、焼肉さんを誘うのにも結構勇気が必要だったんじゃないでしょうか?
      また女性との会話にも慣れていない可能性があります。
      焼肉さんの言葉や態度に落ち度が無くても、ちょっと素っ気ない態度を取っただけで「俺と付き合う気が無いんだな」と勝手に判断してしまう可能性もあります。
      ちょっと素っ気ない言動をしただけで、焼肉さんから”近寄りがたいオーラ”のようなものを感じてしまい、距離を取り始めてるのかもしれません。

      もちろんあくまでこれらは全て僕の想像ですので、ご参考までにしてください。
      自分の言動と共に相手を観察し、相手の気持ちをいろいろ想像してみると、答えが見えてくることもあります。

      あとですね、男性というのは結構優柔不断な人が多いです。
      女性は比較的好き嫌いがはっきりしてる人が多いですが、男性は結構曖昧だったりします。
      好きなのに、はっきり「好き」と言えなかったり、逆に好きでもないのに思わせぶりな態度を取ったり、その場の雰囲気で好きでもない女性になんとなく合わせてしまうなんてこともあります。

      今回の男性とも、雰囲気は悪くなかったはずなのに何だか上手くいかなくなってしまってる。
      相手の男性が今、何を考えてるのか分からない。
      そんな中途半端な状態になってしまってるわけですよね。
      これでは焼肉さんは、前にも後ろにも進めません。

      これが正しいかどうかわかりませんが、僕が焼肉さんなら、相手に「どう思ってるの?」とはっきり聞きます。
      面と向かって聞いてしまうと相手にプレッシャーを与えすぎてしまうのであれば、メールなどで「私は異性としてあなたのことが気になってるんだけど、あなたは私のことどう思ってるの?」みたいな感じで、相手に聞きます。
      相手が焼肉さんのことを異性として好きなら、はっきり「好き」だと意思表示してくるはず。
      返事が無かったり、曖昧な答え方をしてくれば、焼肉さんに気が無いのではないでしょうか。

      音信不通になった理由も、本当に「仕事が忙しかったから」という理由なら仕方がないです。
      でも忙しいからといって、本当に2ヶ月間全くメールすら出来ない状況だったんでしょうか?
      その男性は、それほどまでに特殊な仕事をしているんでしょうか?
      少しも休憩できないほどブラックな会社に勤めているんでしょうか?
      僕ならどんなに忙しくても、好きな女性に対してならメールぐらいすると思います。

      焼肉さんが今、この男性のために前にも後ろにも進めない状況に陥っているのであれば、相手の男性に「私のことをどう思っているのか?」を聞くなど焼肉さんからアプローチするしかないと思います。
      でも相手に聞く時は、出来れば「自分が相手のことをどう思っているのか」を先に伝えてから、その後に相手の気持ちを聞いてあげてください。
      こちらの気持ちも話さずに相手の気持ちを引き出そうとしてしまうと、相手も警戒してなかなか本音を言わなくなるかもしれませんので。

      それで、もし相手から良い返事がもらえれば、そのまま仲良くなればいいと思います。
      でももし焼肉さんを異性として意識してなかったり、曖昧な返事をしてくるようであれば、その男性は焼肉さんと付き合う気が無いんだと思います。
      その時は、その男性とは縁が無いとスパッと諦め、次に目を向けましょう。

      なんだかいろいろ僕の勝手な想像で話してしまいましたが、もし見当外れなことを言っていたらゴメンナサイ。
      恋愛で上手くいく秘訣は結局のところ、「素直になること」と「相手の気持ちを想像してあげること」の2つだと思います。
      後の細かいテクニック的なことは、オトコのトリセツでいろいろ話してますので、ご参考にしていただければと思います。

      今回は返事が大変遅くなってしまい、すみませんでした。
      焼肉さんの恋愛・仕事が上手くいくことを心から願っています。
      何かありましたら、また遠慮なくメッセージをくださいね。
      では。

      仁より

      • 焼肉 より:

        仁さん
        お忙しいところお返事ありがとうございます
        恋愛相談についてですが、
        私は40歳の女性です
        仁さんのおっしゃる通り、真面目です!
        真面目すぎて社交辞令ができないくて、ちゃんとお返事してしまうタイプです
        ちなみに、見た目は女性らしくを心がけています
        頑固で真面目で負けず嫌いだと自分では思いますし、周りの友達からは変わり者と言われています
        柔らかい印象で天然とか不思議ちゃんと言われますが中身は違うので知り合ったばかりの方には見た目と性格が違うと言われます
        好きな人には緊張しすぎて素っ気ない態度を取っていたような気がします
        そして、男性が曖昧だとは知りませんでした
        女性目線ですので好きだから誘われたとか、〇か✕かで判断していました
        それと、自分の気持ちを伝えてから相手に聞くとうことは大切ですね
        今までは相手の気持ちを探って、相手次第で行動していました
        自分から先に伝えてからではないと相手にも伝わりませんよね
        相手からメールがないのは好きではないからですよね、今回のは良い勉強だと思って諦めようと思います

        素直になるは勇気の一つだと思いますが、想像力について教えてもらえないでしょうか
        相手の気持ちを想像するのは簡単なようで難しいです
        自分の考え方でしか、想像ができないのです
        これも練習すればできるのでしょうか?
        お返事は急ぎません、その間はトリセツ、読み込んでみますね
        仁さんいつもありがとうございます!

        • 仁(jin) jin より:

          焼肉さんへ。

          想像力…
          確かに相手の気持ちを想像するのは、とても難しいですよね。
          基本的に「想像力」というのは、持って生まれたもの・元々備わっているものではなく、身に付けるものだと僕は思っています。
          つまり、訓練によって身に付けることが出来るものということです。

          僕自身、相手の気持ちを理解してあげるために、普段どのようなことをしているのか。
          僕独自のやり方になりますが、話していきますね。

          相手の気持ちを想像し理解する…
          そのために僕は、まず「自分の主観を出来る限り手放す」ようにしています。

          人は誰しも、これまでの人生の経験によって作られた価値観・考え方というものを持っています。
          その「自分独自の価値観」という色眼鏡を通してものごとを見ています。

          例えば「お金は汚いものだ」と言う人もいれば、反対に「お金は人生を潤す大切なものだ」と言う人もいます。
          例えば「結果こそ全てであり、どんな手段を使っても結果さえ出せればいい」という人もいれば、「結果ではなく努力こそ大切であり、目先の結果にとらわれる人間は大成しない」と言う人もいます。
          人それぞれ「自分独自の価値観」を持っており、その価値観に従って目の前の出来事に対し「善・悪」「良いこと・悪いこと」「正しい・間違ってる」などの判断をしていきます。

          でも自分の価値観にとらわれ過ぎて極端に自己中心的な考えに偏ってしまうと、相手の気持ちが見えなくなってしまうんです。
          「私はこうだ」という考えに固執してとらわれてしまうと、「相手はどうなんだろう?」といった発想が自分の中から無くなってしまうんです。

          だから僕は普段からものごとに対し、「善・悪」「良いこと・悪いこと」「正しい・間違ってる」といった判断を反射的にしないようにしています。
          相手の言うことや相手の考えが僕の考えとは相容れないものだったとしても、まずは「正しい・間違ってる」といった判断はしない。
          「なるほど、そういう考えもあるんだな」「そういった考え方もアリだな」と、とらえるようにしています。

          自分の価値観や考えに固執すればするほど、相手の気持ちが見えなくなっていく。
          そうならないためには、まずは「正しい・間違ってる」といった自分のモノサシ(価値観)を出来る限り持ち込まないようにする。
          相手の考えを否定しない、「そういう考えもあるんだな」と、ただ認め受け入れる。
          そうすることによって、だんだんと相手の気持ちが見えてくるようになります。
          自分の中の想像力が、働き始めてきます。

          それともうひとつ。
          僕は幼い頃から人一倍、人間観察をしてきました。
          してきたというか、そうしないと僕自身が生きていけなかった、必要に迫られてやらざるを得なかった、と言う方が正確でしょうか。
          まぁとにかく、僕は幼い頃からのクセで普段から他人を観察してしまう習慣があります。

          で、他人のどんな部分を観察するのかというと、それは他人の「感情」です。
          常に相手の感情の動きを観察しています。

          感情というのは目に見えないものですが、実はいろんな部分に現れます。
          目の動き、顔の表情、声の強弱、体の動き、使う言葉、またはどんなことに反応を示すか…
          よく観察すると、あらゆる部分に感情は現れます。
          そんな相手の感情を、僕はいつも無意識に観察しています。

          そして相手の感情の動きを観察していると、次第に相手の心や内面の状態が見えてくるんです。
          より深く相手のことを理解することが出来るようになってくるんです。

          とは言ってもこの「相手の感情を観察する」というのは、ちょっと特殊なことかもしれません。
          これをやってる人というのは、あまりいないと思います。

          でも場の空気を読んだり、相手に対して上手に気遣いが出来ている人というのは、おそらく無意識だとは思いますがこういったことをやっているんです。
          相手のちょっとした反応なんかも、とてもよく見ているんです。

          これが出来るようになると、いわゆる「空気を読む」ということが簡単に出来るようになります。
          妙な心理テクニックに頼るよりも、よっぽど相手のことを理解出来るようになります。

          ということで、僕なりの「相手の気持ちを察してあげる方法」について話させていただきましたが、まずは最初に話した「自分の主観を出来る限り手放す」ということをやってみて下さい。
          自分の価値観で相手のことを決めつけたり判断したりせず、まずは「そういう考えもあるんだな」と受け入れる。
          それが出来るようになると、きっと今以上に相手の気持ちが理解出来るようになるはずですよ。

          また疑問や質問があったら、メッセージを下さいね。
          では。

          仁より

  22. アムール より:

    こんにちは!以前質問させていただいたアムールと申します。
    仁さんが焼肉さんの質問に回答なさった際に、「恋愛が上手くいく秘訣は素直になることと相手の気持ちを想像してあげること」とおっしゃっていたのですが、この秘訣についてもう少し詳しく知りたいです。
    よろしくお願いします!

    • 仁(jin) jin より:

      アムールさん、こんにちは。
      またメッセージをくださってありがとうございます。

      「恋愛が上手くいく秘訣は素直になることと相手の気持ちを想像してあげること」
      恋愛も含めた人間関係について考えた時、結局この2点に行き着くのかなぁ、と思います。

      まず1つ目の「素直になること」。
      人間関係、特に恋愛に関しては、いろんなとこでいろんなテクニックや駆け引きなどが説かれています。
      僕自身、「へえ~、なるほどね。」と思わず感心してしまうようなものを目にすることもあります。

      例えばそれが遊び程度の相手であるなら、いろんなテクニックを駆使してみるのも悪くないかもしれません。
      でももし相手のことを本気で好きなら、出来るだけテクニックや駆け引きは使わない方が良いと思います。
      長い目で見ると、自分を素直に表現した方が結果的に上手くいきます。

      というのが、恋愛にしろ、その他の人間関係にしろ、相手と長い間上手くやっていこうと思えば、相手との信頼関係が必ず必要です。
      恋人にしろ友人にしろ、信頼出来ないような相手とはずっとやっていくことは出来ません。
      そんな相手とだと、心が休まることが無い。
      いずれ必ず離れて行くことになります。

      駆け引きをしようとすれば、それは必ず相手に伝わります。
      自分に対して駆け引きをしてくるような相手、アムールさんならどう思います?
      信頼できますか?
      警戒してしまいませんか?
      相手のこと、疑の目で見てしまいませんか?

      相手から信頼を得るためには、結局素直になることが一番なんです。
      自分の気持ちを相手に対し出来るだけ素直に表現することが、相手からの信頼を得るには一番の方法なんです。

      人は素直な人間のことを信頼します。
      妙なテクニックや駆け引きを使う人間は、結果的に相手からの信頼を得ることは出来ないのです。

      それともう1つ。
      「相手の気持ちを想像してあげること」についてですが、すぐ上の焼肉さんへの返事でちょうど話してますので、ご参考にしていただければと思います。
      相手の気持ちを察してあげられるようになると、コミュニケーションが上手くいかなかったり…といったことが激減します。

      異性の気持ちが分からない…というのも、相手の気持ちを想像し察してあげることが出来てないというのが大きな原因だと思います。
      相手のことをよく見ずに自分の考えばかりを押し通していると、相手は「この人は私のことを分かってくれない、理解してくれない」と感じ、次第に離れて行きます。

      興味を持った目で相手のことを見て、相手のことを観察し、そして相手の気持ちを想像してあげる、相手の心の動きを察して理解してあげる。
      相手のことを想像するとは、相手の心に寄り添うことであり、相手と信頼関係を結ぶことにもつながってきます。

      以上の2点。
      「素直になること」「相手の気持ちを想像してあげること」
      この2つが、人間関係の構築においての基本であると同時に、基本でありながらも恋愛においてはどんなテクニックよりも威力を発揮するのではないかと僕は思います。

      アムールさんの恋愛が上手くいくよう、陰ながら応援しています。
      では。

      仁より

  23. 焼肉 より:

    仁さん
    お返事ありがとうございます
    確かに相手の意見に対して自分の考えでこうだから、相手は間違っている、私が正しい等判断してしまいます
    自分が尊敬する人や憧れる人に自分と違う意見でも素直に聞けるのに、なかなかうまくできません
    相手の意見に対して判断、むしろ判決のような事をするのを気をつけようと思います
    アムールさんへのお返事もとても参考になりました
    とてもテクニック的な恋愛マニュアル?がありそれに振り回されていました
    本当のところは信頼、ですよね
    仁さん、ありがとうございます
    私にもうまくできるかわかりませんが、想像力を練習してみます
    また、何かあれば相談させてください
    寒いが続き、師走でお忙しいかと思いますが体調にお気をつけてくださいこれからもブログを楽しみしています

    • 仁(jin) jin より:

      焼肉さん、ご丁寧にお返事をいただき、ありがとうございます。

      僕も毎日が試行錯誤の連続です。
      でもこの試行錯誤こそが、どんな本やどんな情報よりも僕を成長させてくれている。
      試行錯誤するほど、人間としての厚みがどんどん増してくる、そう感じています。

      何かあれば、またご遠慮なくメッセージをください。
      僕で良ければ、また相談に乗らせてもらいますからね。

      では。

      仁より

  24. zrzr より:

     こんにちは、この記事を拝見致しましたが、自分には無理だと思いました。

     周囲からは、「あんたはおかしい」「いつも迷惑かけてる」「そんなんでこの先やってけるのかよ」という非難を浴びます。何かしくじれば非難や否定の嵐で味方なしの状況、こんなんで人の目を気にするななんて主張、使えなくて馬鹿げてますよ。

    • 仁(jin) jin より:

      zrzrさん、
      メッセージありがとうございます。
      そして大変お辛い状況に立たされ続けておられるのですね。

      「何かしくじれば非難や否定の嵐で味方なしの状況」

      zrzrさんを非難しまくる人たち、それは具体的に誰ですか?
      家族ですか?
      職場の人間ですか?
      学校の人間ですか?
      周囲と言うのは、具体的にどの範囲までですか?

      逆に、zrzrさんを非難しない人はいますか?
      zrzrさんの生活圏の中、zrzrさんの目に映る人たちの中で、zrzrさんを非難しない人は一人もいませんか?

      非難するということは、その相手に「zrzrさんを非難する目的」があるはずです。
      何かの目的を達成するために、「zrzrさんを非難する」という手段を使っているのです。

      zrzrさんの置かれている状況や人間関係が全く分からないので、僕には相手の目的が分かりませんが、例えば

      ・zrzrさんのとる行動が、相手に対して実害を生んでしまっている
      ・zrzrさんの行動が、何かしら相手の神経を逆なでしてしまっている
      ・zrzrさんを批判してzrzrさんの気持ちを挫くことにより、zrzrさんを都合良く動かそうとしている
      ・zrzrさんを貶めることで、単に優越感に浸りたいだけ。
      ・その相手が強いストレスや劣等感を抱えており、ストレスのはけ口としてzrzrさんが利用されているだけ。

      といった感じで、何らかの目的や理由があってzrzrさんを非難しているのだと思います。
      何か心当たりはありませんか?
      冷静になって、振り返ってみて下さい。

      基本的に相手を責める行為というのは、相手を自分にとって都合良く動かしたいという心理の表れです。
      相手を、自分の都合の良いよう動かすために、”責める”という手段を使っているにすぎないのです。

      相手を恐れる必要など、1ミリもありません。
      本当に怖い相手、本当に強い相手というのは、言葉で相手を責めるなんて手段、使いませんから。
      そんな相手、全く恐れる必要などありません。

      良かったら、そんな相手の対処法について当ブログで話しています。
      カテゴリー【怒る人の対処法】というのを、時間のある時にでものぞいてみて下さい。
      順を追って話していますので、良かったら第一話【怒る人は怒りやすい相手を選んで怒っている!! 怒られキャラから脱するには…】から順に、読んでみて下さい。

      質問等があれば、遠慮なくメッセージ下さいね。
      では。

      仁より

  25. 古杖 より:

    記事読ませていただきました
    それなりに前の記事のようですが近いコメントもあるので書き込みます
    人が他人からの評価を気にしない、気にせず行動するなど不可能にしか思えないです
    普段私は人に気を使いすぎ、丁寧すぎると言われます
    ですが先日納得できない理由で責められた時に横柄な態度をとってしまい、そんな態度では孤立すると言われました
    社会人にあるまじき態度をとったことは悪かったと反省する一方
    普段あれだけ気を使ってこの評価かと嫌になりました
    他人に気を使えば疲れる、自分の思うようにすれば孤立する
    もう山奥の洞窟に籠って熊の餌になるまでひとりでいたいです

    • 仁(jin) jin より:

      古杖さん、メッセージありがとうございます。

      古杖さんのお気持ち、分かります。
      僕も物心ついた頃から常に人の目を気にし、他人の機嫌を窺いながら生きてきました。
      他人の機嫌を損ねないよう、細心の注意を払いながら生きてきました。
      そのため、幼少期からのチック症、極度のあがり症、ストレスによる偏頭痛など、様々な精神的症状にも苦しめられてきました。
      長い間、誰にも心を開けず生きてきました。

      でも、あえてお聞きします。
      「他人の評価は、そんなに大切なものですか?」

      これまで古杖さんは、他人からの様々な批評にさらされてこられたと思います。
      中には古杖さんの気持ちを理解せず一方的に批判してくる人、または逆に古杖さんに対し良い評価をしてくれる人。
      または古杖さんに対して嫌がらせと思えるようなことを言ってくる人や、古杖さんのことを思って一生懸命アドバイスをしてくる人。
      いろんな人がいたと思います。

      でもいくら他人が古杖さんの人生や生き方について意見やアドバイスをしたところで、誰も古杖さんの人生に責任を持ってはくれません。
      そもそも他人の人生を背負うことなど、誰にも出来ないのです。
      だから誰が何と言おうと、結局それらの発言は全て他人事でしかないのです。

      相手の放った言葉によって古杖さんがどんな苦労や被害を被ろうと、結局他人では古杖さんの人生を全て背負うことなど不可能。
      そしてみんな、それを頭のどこかで分かっていながらも他人の人生に口出ししてくる。
      つまり、他人はそれほど僕や古杖さんのことを考えて発言しているわけではない。
      たとえ僕や古杖さんが傷ついてしまうような発言をしてしまっても、その相手は僕らの心が傷ついたことにも気づいてないし、それほど気にもしていない。
      周りがどうであろうと、周りが何を言ってこようと、自分の人生は自分の責任において、自分の背中で背負うしかない。

      人生という名の物語の主人公は、自分自身。
      古杖さんの人生の主人公は、他の誰でもない古杖さん自身です。
      自分の人生の中心には、常に自分が立っていなければならない。
      他人の評価を気にし、他人の評価によって自分の行動を決めてしまうということは、つまり自分の人生の中心に他人を立たせてしまっているということ。
      自分の人生であるにもかかわらず、他人の意見や考えが法律やルールとしてまかり通ってしまっているということ。
      自分の人生なのに、主人公であるはずの自分がエキストラになってしまっている、ただの背景になってしまっている。

      古杖さん、あなたはそれでいいのですか?

      自分がどんな行動を取るのかを決めるのは、自分。
      自分がどんな生き方をするのか、どんな人生を送るのかを決めるのは、自分。
      自分を評価するのは他人ではない、自分自身です。

      自分の人生は、自分の意思で決める。
      自分の人生の歩き方は、自分で決める。
      僕と共に、自分自身が納得出来る生き方を探していきましょう。

      仁より

  26. 古杖 より:

    jinさん、お返事ありがとうございます

    他人の評価がそんなに大切なのか
    自分の人生の主人公が自分でなくていいのか

    私にとって私は間違ったことしか不正解しか考えられない愚かな存在です
    とくに人間関係では
    他人の評価や考えが正解なのです
    間違いしかできないなら端役でいい

    小さいころから「変わってるね」「考えが独特だね」「変」とずっとずっと言われてきました
    普通の人の真似を頑張ってしても「変わってる」
    20を過ぎた頃から数年自分を信じてひた走り続けた結果はひどいものでした

    自分は間違いの塊、自分はおかしい、自分の脳みそから自我を切り取りたい
    私にとって他人はみんなすべてを知る神様なんでしょう
    神様ですら責任がもてないわからない間違ったことを自分がいいほうに持っていけたはずがない、とそう考えてます

    • 仁(jin) jin より:

      古杖さん、メッセージありがとうございます。

      『私にとって私は間違ったことしか不正解しか考えられない愚かな存在です』
      その気持ち、分かります。
      僕も同じです。
      おそらく僕とあなたは、怖いぐらい似ている。

      僕は幼い頃から常に、周りの人間の足手まといでしかなかった。
      問題を起こすのはいつも僕、間違いを犯すのはいつも僕。
      言われたこと、指示されたことさえもまともに出来ない。

      この世界に、僕の居場所は無かった。

      社会人になって初めて、僕は親や周りの人間によって敷かれたレールから外れた。
      初めて自分の意思で行動を起こした。
      でも、頑張っても頑張っても、とても人並みには出来なかった。
      間違いだらけ、失敗だらけ。
      社会に出てからも、僕には居場所はやっぱり無かった。

      僕は人間として、出来損ないの失敗作。
      そう思いながら、ずっと生きてきました。

      何一つ、秀でたものが無い。
      何一つ、長所らしきものも無い。

      でもそんな僕にも、一つだけ秀でたものがあった。
      それは「他人の感情を読み取ること」。

      物心ついた時から僕は、常に他人の機嫌を窺いながら生きてきた。
      人の目を気にし、ビクビクしながら生きてきた。
      そのお蔭で、いつの間にか人の心理を読み取ることが出来るようになっていた。
      そして、この唯一僕に与えられた「他人の感情を読み取るスキル」を磨き上げることにより、こうしてブログ等でも人間関係に関する情報を発信するまでになれた。

      自信が付き始めてから、少しずつ自分を信じることが出来るようになっていった。
      間違えたっていい、失敗したっていい。
      自分を信じ、自分が正しいと思うことをやっていこう。
      自分の人生なんだから、他人は関係ない。
      たった一度の人生なんだから、自分の生きたいように生きていこう。
      たった一度の人生なんだから、自分に賭けてみよう。

      そうやって、だんだん考え方が変わっていきました。

      僕はずっと「俺なんて死んだ方がいい」と思いながら生きてきました。
      死にたいと思いながらも、死ねずにズルズル生きてきました。
      でも僕は「生きること」を選びました。
      「何となく生きる」や「生かされている」ではなく、「自分の意思で生きる」ことを自らの意思で決めました。

      古杖さんの人生に対し、他人の僕がとやかく言うことは出来ません。
      でもせっかく生きるのであれば、古杖さん自身の可能性に賭けてほしい、そう思います。

      仁より

  27. 空気読めないky女 より:

    こんばんは。私は以前全くと言っていいほど他人の事など気にせず言いたい事を言える人間でした。でも、初めて働いた会社で生きる価値もない人間などと毎日パワハラを受けていたら、どんどん分からなくなってしまいました。気を使って話していたはずなのに友達には空気の読めないky女とキレられてしまい連絡を絶たれてしまいました。それから、人と話すたびに何か悪い事を言ってしまったのではないかと怯えています。連絡の返信がないと不安で不安で。2歳になる子供にも八つ当たりしてしまいそうで怖いです。読んで下さってありがとうございます。

    • 仁(jin) jin より:

      空気読めないky女さん、メッセージありがとうございます。
      そして返事が遅くなって、すみません。

      初めて就職した会社、かなり酷いとこですね。
      僕も、日常的に怒鳴り声が飛び交うような職場も経験してきましたが、「生きる価値もない」というのは、その人間の単なるストレス解消にあなたが利用されていただけです。
      その人自身がかなりのストレスを抱えていた、もしくはその人がこれまでかなりの不幸な人生を送ってきた、そしてそのやり場のない怒りを、新人で怒りをぶつけやすいあなたにぶつけていた、それだけのことです。
      これまで本当に、ずいぶん辛い思いをされてこられましたね。

      でもこのブログに訪問していただいたのが、ちょうど良いきっかけです。
      そんなおかしな会社・おかしな人たちに、あなたの大切な人生をこれ以上かき乱させることはありません。
      あなたにとってマイナスでしかないのであれば、そんな過去はバッサリと切り捨ててください。
      過去ではなく、「これから自分はどうしたいのか?」だけに集中してください。
      過去はもう振り返らない。
      先の未来のことだけを考え、これからの人生を生きていくんです。

      それで、友人からも「空気の読めないky女」と切れられたそうですね。
      なぜそんな状況になってしまったのか、あなたのことも友人のことも全く分からないので、僕には想像しか出来ません。

      人はみな、「自分の中にある常識が、世間一般の常識」と思っています。
      人によって程度の差はありますが、大なり小なりみんなそう思っています。
      あなたはどうですか?
      例えば以前の、他人に気を遣うことなく発言していた時期、自分の考えが全て、自分の考えが世界の常識、そう思っていた部分が多少なりともありませんでしたか?

      もちろんそれ自体が、全くダメと言っているわけではありません。
      ただ、これが極端になってしまうと、他人のことが理解できなくなってくる。
      自分の考えが絶対に正しい、自分は絶対に正義だ、自分の考えが世の中の常識である、だから自分と違う考えは全て間違いなんだ…そうやって自分と違う考えを寄せ付けない・受け入れなくなってしまうと、他人の気持ちが理解できなくなってしまう。

      基本的に人は、生まれた時の環境も違えば、これまで積み重ねてきた経験も違う。
      全く同じ人間など一人もいないわけだから、考え方やものの感じ方が違って当然。
      でもそれを認めず、自分の考えだけが正しく自分と違う考えは認めない、となってしまうと、どんどん視野は狭くなり、人の気持ちが読めなくなってきます。
      いわゆる「場の空気が読めない状態」に陥る可能性が大きくなります。

      もちろんあなたが「他人の空気が読めていない」と言っているわけではありませんよ。
      ただ、僕の見る限り、空気の読めない人にはそういう人が多いと感じるので、参考程度に受け止めてください。

      では空気が読めるようになるには、どうすればいいか?
      そのためにすべきことは、2つあります。
      1つ目は、「相手の話を聞くこと」。
      空気を読む、つまり他人の気持ちを読むためには、相手の話を聞き、相手が何を考えているのか理解しなければなりません。
      そのためには、相手の話を途中で遮ったりすることなく、うなずきながら最後まできちんと聞く。
      自分なりの考えがあっても、口を挟まず最後まで聞く。
      相手の話に集中することです。

      そして2つ目は、「相手の発言を否定しないこと」。
      人は誰しも、自分のことを理解してもらいたいと願っている。
      つまり人は、他人から否定されたり批判されることが最も怖い。
      だから人と上手くやっていこうと思うのなら、まずは相手を否定しないことです。

      もちろん他人のことを100%完全に理解することなど出来ません。
      相手と自分の考えが違うことも、当然あります。
      でももし相手が自分と違う意見・発言をしたとしても、「なるほど、そういう考えもあるのか。」と受け止めてみてください。
      相手のことも自分のことも否定することなく、ただ自分とは違う相手の考えを、「へえ、そういう考え方もあるんだ。」と受け止めてください。

      まずはこの2つをするだけで、ある程度空気を読むことが出来るようになり、周りとの摩擦もずいぶん減って来るはずです。

      そして自分の発言によって相手が気分を害してしまった場合ですが、あまり気にする必要はありません。
      もちろん何でもかんでも好き勝手に発言すればいいといっているわけではないですよ。
      上の2つのことを意識しながら、自分の言葉・自分の気持ちが出来るだけ相手に伝わるように言葉を選ぶ必要はあります。
      でもあなたがどのような発言をしようとも、その言葉をどう受け止め、どう解釈するかは相手の問題です。

      相手はあなたとは違う人間です。
      あなたとは違う考え、違う価値観、あなたとは違う”ものの見方”をします。
      そしてあなたの言葉をどのように解釈するかの”権利”は、あなたの言葉を受け止めた相手側にあります。
      あなたの言葉に対し相手がどんな受け止め方をしようとも、それに対して口出しする権利は基本的にはあなたには無いのです。
      つまり、あなたの言葉によって相手がどんな解釈・どんな受け止め方をしようとも、それは相手の勝手であって、あなたの責任ではないのです。
      もちろん相手に誤解されないよう言葉を気を付けなければならないし、相手にちゃんと伝わるよう言葉を選ぶなど、最善を尽くす必要はあります。
      でもあなたの言葉をどう解釈するかは相手の問題であって、あなたが思い煩うことではないのです。
      極端な話、あなたの言葉によって相手が激怒しようとも、相手が勝手にそう解釈しただけであって、あなたには責任は無いのです。
      だから変に気にしすぎる必要は無いのです。

      僕の勝手な想像でいろいろ話してしまって、すみません。
      もしかすると見当外れなことを言っているかもしれませんが、もしご参考に出来る部分があれば、嬉しく思います。

      あとお子さんが2歳ということで、可愛くもあり、手のかかる時期でもありますね。
      子供にとって親というのは、一番の味方であり、最大の理解者。
      そして親にとっても、子供の存在は大きな支えとなってくれます。
      子供にしっかりと愛情を注いであげてください。

      何かあれば、遠慮なくまたメッセージを下さいね。
      具体的な質問なんかがあれば、僕でよければお答えしますので一緒に考えていきましょう。
      僕はいつでも、ここにいますからね。

      では。
      仁より。

      ― 追記 ―
      すいません、先ほどは自分の思いつくままに話をしてしまいましたが、落ち着いて僕の文章を読めるような心の状態ではないかもしれませんね。
      あなたの心が今どういった状態なのか僕には分かりませんが、おそらく不安でいっぱい、心が混乱した状態なんじゃないですか?

      不安や混乱を鎮めるために、人は”安心できる材料”を探すものです。
      自分を肯定してくれる他人の言葉や、今の状態を抜け出すための答えを、いろいろ探し求めます。
      でも自分の中にある不安や混乱の心を立て直すには、最後は自分の手で立て直すしかありません。
      この小さなコメント欄だけではなかなか詳しい話が出来ませんが、まずは自分に向かって「大丈夫だよ」と語りかけてあげてみてください。
      ちょっとでも不安な気持ちがこみあげてきたら、自分に向かって「大丈夫、大丈夫」と、自分を落ち着かせるようにゆっくりと語りかけてあげてください。

      不安な時というのは、頭の中は「ヤバイ、どうしよう、もうダメだ」といった言葉が飛び交いまくっているはずです。
      頭の中がネガティブな言葉に占領されてしまっているはずです。
      こんな状態では、何をやっても上手くいきません。

      だからこれらのネガティブな言葉を「大丈夫」というポジティブな言葉で打ち消してあげてください。
      出来れば口に出して「大丈夫」と繰り返し言ってあげてください。
      それだけでも、少しずつ心の状態が変わっていくはずです。
      騙されたと思って、しつこいぐらいこの言葉を繰り返してください。
      必ず心の状態が、変わるはずです。

  28. アルテミス より:

    はじめまして、40代の主婦です。
    仁さんの記事を読み共感するところが多く勉強になりました。
    私は大人しいタイプですが他人の言動や行動にふりまわされ人間関係に気を使うタイプです。具体的には実の妹のことです。

    本当は妹と仲良くしたいので相手を気遣って接するようにしてきました。でも妹は私を受け入れようとせず、私を否定するようなことばかり言います。妹は私の家庭が順調なときはチクチクと嫌みを言ったり夜中まで自分の家庭の状況がいかに大変かを延々と電話で話してきていました。私はちゃんと向き合って愚痴をきいていましたし自分の境遇を自慢などしていません。ですが私の家庭がうまくいかない(勉強があまり出来る方でない娘の進学や主人の会社が景気が悪くなったりして質素に生活している)と逆に上から物を言ったり、(自分はこういうやりかたでうまくいった等)頼んでもいないのに進学のアドバイスをしてきたり、○○高校なんて絶対無理!○○高校あたりが無難などと決めつける言い方をされ傷ついています。公立受かるのにギリギリの成績なのですがよく吟味して後悔のないよう考えて決めようと思っています。受験する本人が難しいかもしれない学校に挑戦したいなら応援してあげたいと思ってます。落ちた時の対策やリスクもきちんと考えてます。数か月前、あまりに嫌だったので(口出しする)意味が分からないと言って反論し険悪なムードになってしまいました。

    仁さんの記事の中でお互いが自分が正しいと認めさせようとするから喧嘩になるというのがありました。しかし、私は彼女の行動や言動を許せません。妹は海外旅行に何度も行っています、一軒家を建てて自分のお店も持っていてお客さんも付きうまくいっていて、ご主人も仕事順調で、妹の子供は成績優秀で性格も良くていい大学に入って手もかかりません。もうすぐ成人式なので振袖や車を買ってやるっていう話もされても、私はそれを妬んだり嫌みを言ったりなど決してしてません。私の家がうまくいっていたとき(一軒家建ててたまに国内旅行)でチクチクやられて嫌だったからです。なのになんで私を否定してくるのかさっぱりわかりません。いいなー私は無理だもんねと言わないからよけい突っかかってくるのでしょうか?
    海外旅行が羨ましくないと言えば嘘になりますが今は小学生と受験生の親として積み立てとか習い事の送り迎え、宿題や勉強を見てあげたり進路のことで精一杯なので考えられません。
    ちなみに妹は美人で人づき合いが良く私以外の人たちとは仲良くやってます。親切でおおらかで通ってます。私はとくに取り得もない平凡な主婦です。だからこそ何でだって思うのです。

    自分が大変な時は大変だと言ってもいいけど私が大変な時は大変だと言ってはいけないみたいです。妹からは私はお姉ちゃんよりもっと苦労して大変だったと言うことを言われてしまいます。
    また、妹は犬を飼ったことを喜んで私に報告する、私はほんとに心からかわいいなと思って、いい子に出会えたね家族みんな喜んだでしょ?と本心で声かけたのに私が猫飼ったと報告すると「カーテンぼろぼろになるよ?旅行もいけないよ?テーブル荒らすよ?シャンプーや予防接種で手間やお金がかかるよ?」
    という具合です。そんなこと十分調べて分かって飼ったのですが、、、
    海外旅行に行けなくても家族が仲良しなら私はいいんです。お金のやり繰りや娘2人の子育てを頑張ってるのに子供の接し方や主人の仕事まで否定され(もっと儲かるとこに転職すれば?等)腹立たしいし悲しいです。最近は合いたくないけど親が悲しむから(親の為に)頑張って顔出してます。親は面倒な揉め事は嫌うタイプです、姉妹が最近仲悪い?じゃ、合わせて仲良くさせようという感じで無理に引き合わせようとします。(疲れたでしょう、夕飯食べてきなさい、と私を誘ってあとから妹家族を呼び寄せる)もう合いたくないのが最近の本音ですが両親(癌の手術をうけているから心労をかけたくない)の手前もありあからさまに喧嘩、縁切りはできません、今とても妹との付き合いが苦痛です。
    しかし相手は変えられませんね、自分が変わるしかないのですね。これ以上こんなことでウジウジ悩むのは嫌です。こんな醜いのは嫌です。夜中に息苦しくなって飛び起きてしまいます。私を支えてくれている主人にまで迷惑かけてしまいます。いいかげんなんとかしなくてはと思います。
    美しくないですね。こんなこと長々と書き連ねてしまいましたが。私は芸術や音楽を愛しています。本当は美しい物が好きです。

    • 仁(jin) jin より:

      アルテミスさん、メッセージありがとうございます。
      そして返事が大変遅くなり、申し訳ありません。

      メッセージ、拝見させてもらいました。
      とてもお辛い状況ですね…
      僕は妹さんとはお会いしたことが無いので、妹さんがアルテミスさんに辛く当たる理由や原因は分かりませんが、文章の内容を見てみると、アルテミスさんに対する強烈な対抗心というかライバル心のようなものを感じます。

      妹さんとは、昔から仲があまり良くないのですか?
      子供の頃から、今のような関係だったのですか?

      お姉さんより私は頑張ってる、苦労をしてきている、辛い思いをしてきている、そしてそんな状況の中私は努力してお姉さんより結果を出してきた、そんな「私のことを認めてほしい」という思いが前面に出ている。

      妹さんは一体、誰に認めてほしいのでしょうか?
      お姉さんであるアルテミスさんに、認めてほしいのでしょうか?
      それとも、ご両親に認めてもらいたいのでしょうか?
      それともそれ以外の誰か…でしょうか?

      誰に認めてもらいたくて妹さんがあなたと張り合っているのか、僕には分かりません。
      でも間違いなく言えることが1つあります。
      それは、妹さんの心が満たされてないということ。

      妹さんは本当に、美人で人付き合いが上手く、親切でおおらかな人なのでしょうか?
      おそらく周りからの評価は、その通りなんだと思います。
      でも妹さん自身の内面は、どうでしょうか。

      人付き合いが上手な人というのは、意外と周りに気を遣いすぎて神経をすり減らしてたりするものです。
      親切でおおらかという人柄は、もしかすると妹さんが対外的に作ったキャラかもしれません。
      実際、お姉さんであるアルテミスさんに対しては、親切さやおおらかさは全くと言っていいほど無いわけですよね。
      もしかすると妹さん、人付き合いに関しては相当無理しているのかもしれません。
      周りから良く思われようと、かなり無理して背伸びしているのかもしれません。

      妹さん自身の仕事のこと、ご主人のこと、子供のこと…周りからは上手くいっているように見えても、実際のところは分からないものです。
      もしかすると、逆にアルテミスさんの家庭を羨ましいと思い、嫌がらせのようなことを言ってきているのかもしれません。
      もちろん全て僕の想像ですが。

      ただ先ほども言ったとおり、今の妹さんの心は満たされていない。
      強い不満や不安を抱えているのではないでしょうか。

      満たされた人生を送る人は、他人を攻撃したり虐めたりしないものです。
      心が満たされずストレスや不満を抱えているから、それを解消するために他人を攻撃してしまう。
      こういった人間心理は、子供を見ていればよく分かります。

      他人を虐める子供は、その子自身が親や友人など周りから虐められていたり、または何か強いストレスやプレッシャーをかけられていたりする。
      子供が攻撃的になるのも、同じく何かしらの強いストレスやプレッシャーをかけられ、精神的に追い詰められていたりする。
      必ずそうとは言いませんが、周りから守られ精神的に安心して育っている子供は、他人を攻撃したり虐めたりすることはない。
      つまり今の妹さんは、心が満たされず何かしらの強い不安を抱えているということ。

      ただそのストレスや不安が何なのか、メッセージを読むだけでは今の僕には分かりません。
      単にお姉さんであるアルテミスさんになら、当たりやすいから攻撃してきているのか。
      それともアルテミスさんに、自分の辛さや頑張りを分かってもらいたいのか。
      それとも両親に認めてもらいたい、両親からもっと愛情を注いでもらいたいのか。

      例えばご両親の、アルテミスさんや妹さんに対するこれまでの接し方は、どうでしたか?
      アルテミスさんばかり可愛がられ、妹さんにはアルテミスさんほど愛情を注いでこられなかった、ということはありませんか?
      これは「実際にどうだったか?」ということではなく、「妹さんがどのように感じているか?」ということです。
      妹さんの行動の根底にあるのは、両親からの愛情不足の可能性もあるかもしれません。

      もちろんご両親の愛情が不足していたとか、育て方に問題があったとか、そういうことを僕は言っているのではありません。
      妹さんがそう感じていないだろうか?ということです。
      もしそうなら、アルテミスさんに対する妹さんの行動も説明がついてきますし、これはどちらかというとアルテミスさんとの問題というよりご両親と妹さんの問題ということになってくるでしょうか。

      ただ何に関しても僕自身の勝手な想像であり、今の僕には真実は分かりません。
      思い切って一度妹さんと腹を割って話してみるか、妹さんになりきったつもりで妹さんの心の中を想像してみて下さい。
      原因がある程度特定できれば、解決方法も見つかりやすくなってくるのではないでしょうか。

      もし何かあれば、また遠慮なくメッセージを下さい。
      僕で良ければ、僕の分かる範囲で相談に乗らせていただきます。

      悩むからこそ、人は成長する。
      悩みと真剣に向き合うからこそ、人は今以上に強く美しくなれる。
      今のアルテミスさんは、これっぽっちも醜くなんてありませんよ。
      大丈夫、一緒に前に向かって進んでいきましょう。

      では。
      仁より

      • アルテミス より:

        返信ありがとうございます。仁さんの洞察力に驚き自分でも気づかなかったことを思い出したりしました。そして、的確に問題を整理して下さったおかげで気持ちが落ち着いてきました。
        子供の頃から姉妹の関係はあまりよくなかったです。私は家で読書やピアノを一人で楽しむタイプで妹は人と一緒にいたい、どんどん外に出て遊びたいタイプで興味の対象がまるでちがい共に遊ぶような感じではなかったです。私は素直で真面目。妹は少しやんちゃで外交的。妹は習い事などは逃げ出して遊びに行って続かないので当然親は私の習い事が良くできると褒めたり応援してくれました。かといって妹はそのことで親からひどく怒られたことはなかったです。私はもっと小さな間違いでも厳しく怒られました。特に妹は私の身体的欠点を怒らせるまでしつこく言うのが常でした。私は気が長い方なのでずっと我慢や無視して流してましたがあまりの執拗さにある日頭に来てビンタしてしまいました。妹は親に泣きついて、いかに私からひどいことをされ怖かったかを訴えました。事情を説明したかったけど口では妹にかないません。優しい良い姉と信じてたとすごい剣幕で怒られ、妹に手を出すなんて最低だと両親から何度も殴られました。これが私と妹との一番悲しい記憶です。私は両親に自分ばかり厳しく怒られる理不尽さを訴えました。すると両親は、姉は怒っても素直に言うことを聞くが妹は怒ると家を飛び出して帰って来ないから同じにはできないと言われ妙に納得し、それ以上言うまいと結論して今に至ります。それでも妹からお姉ちゃんばかりずるいと事あるごとに言われました。私は才能がないのでコツコツ努力して認めてもらおうとしました。習い事等の大会で賞をもらって表彰されたりしていました。親はいつも喜んでくれて、そんな時妹はすごくすねていました。私から見たら明るくかわいい妹を両親は大変自慢に思ってかわいがっていました。なのに妹は自分にないものを持つ私をすごく羨ましがっていました。私は絵がお姉ちゃんみたいにうまくない、書道は苦手、水泳できない、賞もらったことない等ずっと恨み言を言われ続けてきました。私は妹が出来ないことをけなしたことは決してないです。むしろ妹を褒めたり私のやったことは練習すれは誰でもできることだと伝えてきました。今の妹の家庭の幸せや仕事の成功を心から嬉しく思っています。妹との会話の中で私はあなたを認めて尊敬しているよと暗に伝えてもいます。一年前ほどに喧嘩もしました。私は妹のことを認めてるし偉いなと思ってるのにどうしてそんな態度なのか、私の事が嫌いなの?何が不満なのか。ところが妹の言い分は、お姉さんの方が私をないがしろにした。と言うのです。そして昔あった細かな出来事についていろいろと言われました。ちょっとしたことで私が怒ったとか無視したようなことを指摘して、姉らしいことを今までしてきたのか?よそのお姉ちゃんはもっと優しいと責めるのです。私からしたら怒ってあたりまえのことを妹が先にしていたり、(貸したブランド靴をドロドロにして返すとか、大切にしまっておいた記念品を勝手に使ったり)たまたま私が調子が悪い時に妹が電話してきて悪いけど今話せないと断ったりしたことを言っているのです。話が完全に平行線。これ以上の話し合いは難しいかもしれません。ただ、最近しゃべってて(あ、しまった言い過ぎた?)という顔をする時が何度かあり、無意識のレベルで私と対峙した時にきつい言葉がでてしまうのでは?と思うことがありました。私がなにか言うと自動的に反発するとしたら、腹を割って話し合うことも難しいのでしょうね、どこか心が満たされていないのは確かかもしれません。
        妹は一体誰から認めてもらいたいのか?
        両親にとって妹は自慢の娘です。私も妹を認めています。
        なのになぜ?私は残念ながら妹を刺激する存在なのかもしれません。妹は自分だけを見てほしいんじゃないかな、一人っ子がよかったんじゃないかと。だとしたら私は永遠にライバルなのかも。でも私は消えるわけにはいきません。生きていく限り姉妹なのですから。
        妹は一人っ子だったら心が安らかだったのでしょうか?答えは分かりませんが
        妹はひょっとして自分で自分を認めていないのかもしれないとも思いました。

        妹と仲良くしたいけどうまくいかない悲しみ。妹の無意識の私への反発。それを我慢して耐えてるのを両親に分かってもらえないストレス。
        こうして書いていくと妹が私の精神的な大部分を支配しているように感じ、自由になりたいと心から思いました。なんだか妹にばかり焦点をあてている自分が見えました。今は長女の受験の大事な時期なので、娘が勉強に専念できるよう自分がしっかりしなくてはいけませんね。まだ心に十分な余裕はないですが、仁さんのメッセージに励まされて心の整理ができました。自分にとってよりよい道を模索中です。
        仁さんが不思議に思えます。ご近所にいい人、出来た人はたくさんいるのですがみなさん自分のことで精いっぱいなんじゃないかなって。赤の他人の心の悩みに真摯に向き合い、メッセージや励ましを送るのは誰にでもできることではありません。きっと今までの経験、問題と正面から向き合って取り組んでこられたから得られる余裕なのでしょうね。
        勇気と励ましをいただき、ただただ感謝の気持ちです。
        仁さんの毎日が、ご家庭が安らでありますよう。

        • 仁(jin) jin より:

          アルテミスさん、メッセージをありがとうございます。

          内容を拝見させてもらいました。
          子供の頃から、お辛いなか本当に頑張ってこられたんですね。

          妹さんとのこと、とても難しい問題ですね。
          「姉妹の仲が上手くいかない原因は、一体何なんだろう?」
          「一体何が、妹さんをここまでひねくれさせてしまっているんだろうか?」

          僕なりに考えてみたのですが、メッセージの内容を見て、もしかするとご両親からの愛情不足が原因なのかなぁ、と感じました。
          もちろんアルテミスさんのご両親が、妹さんに愛情を注いで来られなかったということではありません。
          そうではなく、妹さん自身がそう感じてしまっているのではないか、と思うんです。

          ご両親は、姉に厳しく妹には甘い。
          これは一見妹の方を可愛がっているように見えますが、見方を変えると、まるで違った景色に見えてくると思うのです。
          姉であるアルテミスさんは厳しく育てられてきた、それはつまり、それだけご両親がアルテミスさんに期待を寄せていた。
          そして妹さんに甘いというのも見方を変えると、妹さんに対して何も期待をしていないから、あえてご両親は妹さんに対しては何も言わず好きなようにさせていた。
          もちろんご両親は、そんなつもりは無いでしょうが、もしかすると妹さんの目には、そのように映っていたのかもしれない。
          「お父さんもお母さんも、お姉ちゃんにばっかり期待(注目)して、私のことなんて誰も見てくれない。」
          もしかすると妹さんは、これまでずっとそんな事を感じてきたのかもしれない。
          そしてご両親からの愛情不足が、そのまま姉への対抗心へとすり替わっていった。
          アルテミスさんを怒らせてビンタさせ、そして親に泣きついたのも、アルテミスさんを悪者にして親の愛情を独り占めしたかっただけなのかもしれない。

          幼少期に、親からの愛情をじゅうぶん感じることが出来なかった。
          もしかすると妹さんの心は、幼少期の頃のままで時が止まってしまっているのかもしれない。
          一人の大人として経済的に自立は出来ても、精神的な自立がまだ出来ていないのかもしれない。

          もしそうであるなら、これはもう単純にアルテミスさんと妹さんの問題ということではない。
          これはもう、妹さん個人の心の問題なのではないでしょうか?
          妹さんは大人になった今でも、過去の子供時代に縛られたまま。
          過去を生き、今を生きていないのかもしれない。

          とは言っても、アルテミスさんもお姉さんであり、やはり姉として妹を助けてあげたい、妹の力になってあげたいと思うのではないでしょうか。
          でもこれは、アルテミスさんの問題ではなく、妹さん自身の問題。
          妹さん自身が「今のままじゃ、いけない」「変わりたい」そう思わなければならないこと。
          妹さんの人生ですから、妹さん自身が考え、妹さん自身が主体となって行動を起こしていかないといけない。

          そしてアルテミスさんには、アルテミスさん自身の人生がある。
          夫や子供、あなたが守っていかなければならない大切な家族もいる。

          この問題は、妹さん自身の問題です。
          妹さん自身が、自分の責任において向き合わなければならないこと。
          ここでアルテミスさんが妹さんの問題に踏み込んでしまえば、アルテミスさんに対する妹さんの依存心(甘え)をさらに強めてしまい、妹さんはさらに精神的に自立出来なくなるかもしれない。

          冷たいことを言ってるように聞こえるかもしれませんが、妹さんが何を言ってこようと、ここはきっちり線引きをすべきではないでしょうか。
          妹さんの心の問題は、妹さん自身が主体となって、妹さん自身の責任において問題と向き合う。
          そしてアルテミスさんの子供の進学のことなどアルテミスさんの抱える問題は、アルテミスさん自身の問題であり、仮に周りからアドバイスを受けることはあっても、向き合うのはアルテミスさん自身であり、必要以上に妹さんや周りの人間に踏み込ませない。
          この線引きを曖昧にしてしまうから、問題がややこしくなっていき、難しくなってしまう。

          とは言っても、もちろん人間は独りで生きているわけではないし、周りの人間と手を取り合ってこそ充実した人生を送ることが出来る。
          でもその前に、「これは一体どんな問題であり、そして一体誰が向き合い背負わなければならない問題なのか?」ということを、まずははっきりさせなければならない。
          そして他人の問題には、頼まれてもいないのに無暗に踏み込んだりしない。
          そして自分の問題にも、無暗に他人に踏み込ませたりしない。
          これを徹底するだけで、人間関係のしがらみや問題なんかは、かなりシンプルになっていくはずです。
          良かったら、こちらの記事【悩むことが無くなってしまいました…人間関係のしがらみを一瞬でシンプルにしてしまう魔法の思考法】で詳しく話していますので、お時間のある時にでもご参考にしていただければと思います。

          ここまで僕の勝手な想像で話してしまいましたが、あくまで僕の勝手な憶測ですので、ご参考程度にしてくださいね。
          あと、メッセージの最後の方でお褒めの言葉?をいただいておりますが、僕も結構いっぱいいっぱいだったりしますよ(笑)
          メッセージの返事を書いた後も、「ちょっと言葉がきつかったかな…僕の言葉で相手が傷ついてないかな…もっと良い考えや、もっと良い言い方があったんじゃないかな…」なんてことを気にしてたりしますから(笑)
          でもたとえ僕が間違っていたとしても、前に進もうとしなければ人として成長することは出来ない、そう思うんです。
          だからこれからも、歩みを止めることのないよう前に進んでいくつもりです。

          また何かありましたら、遠慮なくメッセージを下さいね。
          返事が遅くなるかもしれませんが、必ず拝見させていただきますからね。
          では。
          仁より

          • アルテミス より:

            お返事ありがとうございます。その他の仁さんの記事やコメントも色々読ませていただきました。おかげで妹との問題が整理されてからとても良い変化が周りで起きました。妹との関係は相変わらずなのですが自分の事を否定的にとらえられても動揺したりあとで思い出して苦しむことがなくなりました。その他の私の周りの人や物事が変わってきて、学校の先生、ご近所さんなど周囲が私に協力してくれてると思えるようになりました。趣味のサークルでも私は一人ぼっちで浮いていて話もできなかったのが、だんだんリラックスして話せるようになってきました。そこで質問があります。妹のことはいつか、仁さんとお父さんとの関係のようになるのが理想です。うまく玉を打ち返すとかいう親子と姉妹の関係はまた違うと思いますが、自分の考えを否定する意見を出された場合具体的にどんな風に言葉を返すのですか?反対の意見を持った人に自分の意見をうまく伝えることは今の私には難しく思えます。(その場の雰囲気や相手のその物事へのこだわりの深さによっても違うと思うので)お忙しいと思いますのでお時間があるときにまたお聞かせください。

          • 仁(jin) jin より:

            アルテミスさん、メッセージをありがとうございます。
            そして、またまた返事が遅くなり、すみません。

            妹さんとの関係修復は時間がかかりそうですが、焦らず、また悩み込まず、気を楽にして取り組んでいきましょう。
            アルテミスさん自身、やらねばならないことは他にもいろいろありますよね?
            妹さんのことは、数ある「アルテミスさんがやるべきこと」の内の1つに過ぎない。
            そして当然、まずはお子さんの将来のことなどが最も優先順位の高い事柄、ですよね。
            妹さんとの問題も大切ですが、妹さんとは逆に距離を置いたり、またはこれまでとはアプローチの仕方を変えてみるなど、視点を変えてみると意外な解決の糸口が突然現れるかもしれません。
            焦らず気長にやっていきましょう。
            もちろんこれからも、何かあれば遠慮なくメッセージくださいね。

            話は変わりますが、アルテミスさんの周りで良い変化が起こり始めているということで、本当に良かったですね!
            でも周りが変わり始めたその原因は、きっとアルテミスさん自身にあると思います。
            アルテミスさんが変わり始めたからこそ、周りもそれに合わせて変化し始めた。
            きっとアルテミスさん自身の人間的成長が、周囲との関係を良い方向へと変えていってるのだと思います。
            何だか、自分のことのように嬉しく思います(笑)

            それでご質問の「自分の考えを否定する意見を出された場合、具体的にどんな風に言葉を返すのか?」についてです。
            過去の僕は、筋金入りの「劣等感まみれの自己否定人間」だったので、自分の意見を否定されでもしたら、まるで僕の全存在を全否定されたように感じ、冷静な話し合いなどとてもじゃないですが出来ない状態に陥っていました(笑)

            でもある時、気づきました。
            「相手が俺を否定しているのではなく、俺の中に自分を否定する考えがあるから、相手の言葉を”俺を否定している”と受け止めてしまうのではないか」と。

            つまり
            ・相手からの否定的な言葉

            ・俺は否定された

            ではなく
            ・相手からの否定的な言葉

            (俺には人から否定されても仕方がないダメな部分があると思っている)

            ・だから俺は否定されている
            ということ。

            例えば、ナルシストがいますよね。
            ナルシストというのは、自分の美しさに絶対的な自信があり、自分は完璧だと思っている。
            つまり自分の美に対して否定的な発想や考えが欠片も無い。
            だから、いくら周りから否定されようと、「否定された」と認識すらしない。
            むしろ「俺の美しさに嫉妬しやがって(笑)」と受け止めてしまう。

            他人の言葉によって否定されたと感じてしまうのは、自分の心の中に自分を否定する発想があるから。
            ということは、他人が自分を否定しているのではなく、実は自分を否定しているのは自分自身だったということ。

            そう考えるようになってから僕は、次第に僕に対する周りの意見を落ち着いて受け止められるようになっていきました。
            「相手は俺を否定しようとしているわけではない。単に相手は相手自身の考えを言っているだけ。だから俺は俺で、自分の意見を言い、意見が食い違えば話し合えばいいだけ。ただそれだけのこと。」
            そう思えるようになってから、他人とも落ち着いて話し合えるようになっていきました。

            とは言っても、人間は感情の生き物。
            相手と意見が衝突した時、いくらこちらが正しく、かつ丁寧に分かりやすく説明しても、相手がこちらに対し反感を持っていれば、すんなり聞いてもらうのは難しい。
            そもそもお互いが常にお互いの意見を理性的にすんなり受け入れることが出来るのなら、この世界に争いも戦争も起こらない。

            例えば僕と父は、価値観や考え方が全く違い、またお互いがお互いを感情的に受け入れることが出来ず、常に衝突していた。
            そんな父との関係が変わり始めたきっかけは、僕の子供です。
            僕は子育てを通じて、人間というものの理解を深めました。

            子供というのは、親が頭ごなしに命令すると、反発する。
            逆に、子供の言うことをしっかりと聞いてあげ、子供の考えと気持ち(感情)にしっかり理解を示してあげると、驚くほど反発しなくなってくる。
            それで、子供と僕の考えが違う時、僕はまず子供の話をよく聞き、「うん、なるほどね。その考え(気持ち)、よく分かるよ。」と肯定(同調)します。
            そして子供の気持ちが落ち着いたところで、「うーん、例えばお父さんだったら、こうする(こう思う)かな。」といった具合に、子供と僕のどちらの意見が正しいとかいったことは一切言わず、僕自身の意見を言います。
            すると、反発することなく素直に話を聞いてくれます。

            僕はこの方法を、そのまま父にも応用しました。
            父が感情的に意見を言い始めたら、まずは一切口を挟まず、相槌を打ちながら、いかにも聞いている素振りをし、うなずきながら「なるほど」と肯定する。
            そして父が満足して落ち着いたのを見計らって、「その考えもいいし、例えば他にもこういう考えもあるよね。」といった具合にさりげなく自分の意見を言う。
            すると、父とぶつかる頻度が、目に見えて減っていきました。

            基本的に僕は、他人と議論をしません。
            どういうことかというと、他人と意見を言い合ったりすることはもちろんあるんですが、「どちらが正しいのか?」といった判断を下さない。
            僕が他人と意見を言い合う目的は、どちらが正しいかを決めることではなく、自分の視点を増やし発想を広げていくため。
            自分とは違う価値観を取り入れるために、人と話す。
            だから僕にとって、どちらが正しいかなんて、あまり関係ない。

            相手の考えもいいし、僕の考えもいい。
            誰のことも基本的に否定しないから、基本的に人と衝突することも無い。

            ただ、そうは言っても、場合によっては白黒どちらかに決めなければならない時というのもあると思います。
            例えば以前僕は、僕の子供の将来のことで、父と衝突したことがありました。

            父は、僕の子供は将来公務員にならせるべきだと言う。
            それに対し僕は、子供の将来は子供自身が決めるべきであり、周りが口出しすべきではない、という考え。

            父は、僕が言うことを聞かないのが気に入らないらしく、どんどんヒートアップしていきました。
            このままではケンカ別れになってしまう…
            そう思った僕は、少し視点を大きく広げてみました。

            公務員になるか?ならないか?というのは、あくまで幸せな人生を送るための1つの手段であり、幸せになるための方法論の話です。
            手段の話であって、公務員になることが目的ではない。
            僕と父がなぜここまで言い争いをしているのかというと、それは僕の子供に幸せになってもらいたいから。
            つまり、手段は違っても、「子供に幸せになってもらいたい」という目的(方向性)は、2人とも全く同じ。
            そのことを、まずは父に説明しました。

            そして手段に関しては、いつまでたっても平行線で分かりあえない。
            だから僕は
            「手段は違えど、子供の将来を思う気持ちは2人とも全く同じ。
            だったら僕らが今出来ることは、子供が大きくなった時、公務員だろうが民間企業だろうが子供がその時の状況に応じて最善の道を進むことが出来るように、これから勉強をさせるなどして力を付けさせてあげることではないか?
            つまり僕らがやるべきことは、子供のために”自由に選べる将来の選択肢”を、出来るだけ増やせるようにしてあげること。」
            そう父に提案しました。
            細かい方法論ではなく、より大きな視点でものごとをとらえることにより、僕は父と手を結ぶことに成功しました。

            もし相手と意見がぶつかった時は、細かい方法論にとらわれ過ぎず、より大きな視点で考えていくと、必ず相手と共通する部分が現れてくる。
            手段にとらわれず、目的の部分に向かってさかのぼっていくと、必ず相手とつながる部分にたどり着く。
            目的は同じなんだということをお互いに認識した上で改めて議論を展開すれば、折衷案や妥協案というのは出やすくなってくるものです。

            「相手と正面からぶつかり合うのではなく、共通の目的を持って同じ方向に向かいながら議論する。」
            人と意見がぶつかった時、僕はこのことを常に意識しながら話すようにしています。

            参考になるかどうか分かりませんが、当サイトでも会話に関する記事も書いています。
            良かったらこちらのカテゴリー【仁の会話術】や、こちらの記事【会話術⑩:意見が衝突しても、相手との関係を壊すことなくあなたの意見を通す方法があります】などもご参考にしていただければと思います。

            僕もまだまだ模索しながら、前に進んでいます。
            もしアルテミスさんなりの良いやり方なんかがあれば、ぜひまた教えてください。

            では。
            仁より

  29. ミチ より:

    初めまして、こんばんは。40代のミチと言います。ちょっと切迫つまって、検索してたら、仁さんに辿り着きました。私の話を読んで頂けたら、嬉しいです。

    今の会社に入社して、約半年経つのですか、入社仕立ての頃、定年間近のおばさんから、私が原因じゃない事まで怒鳴られ、そしてただの注意で済むような事まで怒鳴られ、ほんとに怖くて、上司に相談したんです。そしたら、そのおばさんは、新人を必ずいじめる人で、前のところでも、新人いじめが原因で異動させられたんだとのことで、注意しとくからと、上司に言われました。
    数日経ち、上司から、注意したんだけど、自分では、酷い事を言ってるって言う認識もあるし、直しますって、本人が言ってたから様子見ててと、言われました。で、私は、その時に、そのおばさんは家庭がうまく言ってないんじゃないですか?って聞いて見たんです。そしたら、上司は、目を丸くして、なんで分かったの?旦那と別居してんのよって、言われて、あー、私は家庭のストレスのはけ口にされてんだなって、思いました。
    で、その後は、少しの間は、責めるような口調は、一時期なくなったものの、また最近ヒドイ事になって来てて(笑)今、とても辛い状況です。おばさんは、私に仕事丸投げして帰るけど、私が丸投げする事は許さないし、仕事のマニュアルとして決まっていない事も、こうすれば効率的だとか、みんなが助かるとか、自分のマニュアルを怒鳴りながら押し付けて来ます。(例えば、ゴミの捨て方とか)そうそう、「ハゲー」発言で有名になった方と良く似ておられます。
    私は、両親が不仲でした。父親が遊び歩いていて帰りが遅く、母親がそのストレスを全て子供にぶつけていたものですから、小さい時から、いつも理不尽な事で怒られてばかりでした。だからなのか、怒鳴られると、ビクビクしてしまうので、そんな様子を見るのが、そのおばさんは、楽しいんだと思うんです。どうしたら、その行動を阻止する事は出来るでしょうか?仕事辞めるしかないでしょうか?

    • 仁(jin) jin より:

      初めまして、ミチさん。
      ここ最近仕事が立て込んでしまい、返事が大変遅くなってしまいました。

      「ハゲー」発言のあの人と良く似たタイプの人と一緒に仕事。
      しかも相手の方が年上で勤続年数も長く、力関係は完全に相手が上。
      想像しただけでも、胃が痛くなりそうですね…

      仕事を辞めるのも1つの手かもしれません。
      ですが転職した先の職場で、もしまた同じようなタイプの人がいたら、どうします?
      まぁこの相手ほど強烈な人はそうはいないかもしれませんが、でもいるかもしれませんよね。

      僕もこれまでいくつか職場を転々としてきましたが、いろんなタイプの人がいました。
      「ハゲー」発言の人のように鬼のような形相をして怒鳴り散らしてくる人もいれば、逆に怒鳴ったりはしないけど、いつまでもネチネチと精神的に追い詰めてくる人。
      または気に入らない相手がいれば、相手を罠にはめて蹴落としてしまう人。

      転職先の職場が良い人だらけなら、最高です。
      でも良い人だらけとは、もちろん限らない。
      だから今回もし転職するのだとしたら、いちかばちかのギャンブルに賭けるのと同じ。

      ミチさん自身、これまでの仕事や職場では、どうでしたか?
      今回のように、誰かから標的にされて攻撃を受けるといった経験はありますか?
      または、他の人は狙われず、いつも自分ばかりが狙われている…といった感覚はありますか?

      僕はミチさんのことをよく知りませんし、ミチさんがこれまで歩んでこられた人生や、ミチさんの置かれている環境といったものがどんなものか、ほとんど分かりません。
      でもこれまで僕なりに人間というものを観察してきた結果、怒られやすい人は「怒られやすい要素」を持っていることが多い。
      それに対し怒られにくい人は、「怒られやすい要素」が非常に少ないことが多い。

      だから、怒られやすい要素を持っている人は、どこに行ってもやっぱり怒られたり責められたりする確率が高い。
      逆に怒られにくい人というのは、例え新人であっても、周りと比べて怒られる頻度はやっぱり低い。

      もちろんこれは怒ってくる相手にもよりますし、人生において一度も怒られたことの無い人はおそらくいないと思います。
      でも、怒ってくる相手からずっと逃げ続けながら人生を生きるよりは、怒られやすい要素を無くしていく方が、これから先、生きるのが楽しくなると僕は思うんです。
      かつての僕もそうでしたが、「怒られるんじゃないだろうか…」と常にビクビクしながら生きることほど、しんどいことは無いですから。

      では、どうすれば怒られにくくなれるのか?
      どこを改善していけばいいのか?
      それはその人によって違ってくると思います。
      例えば自己中すぎて怒られる人は、もっと周りの空気を読まないといけない。
      でもミチさんや僕のように相手の空気を読みすぎる(気を遣いすぎる)人間は、逆に空気を読まない方が良かったりする。
      人によって、注意すべきポイントは違ってくると思います。

      では例えばかつての僕のように、人に気を遣いすぎてビクビクし、怒りの標的に(八つ当たり?)されてしまう人間は、どうすればいいか。
      かつての僕は、相手から何か不満を言われると、顔は硬直し、体を小さくし、申し訳なさそうにいつも謝っていました。
      僕が悪くなくても、たとえ僕に落ち度が無くても、相手の機嫌を直してもらうために、とにかく謝っていました。
      ちなみに僕の幼い頃の口癖は「ごめんね」です。
      自分が悪くなくても、とにかく謝って何とかその場をやり過ごす。
      僕が一切反論してこないものだから、相手も安心して怒鳴ることが出来る…まさに絶好の標的ですよね。

      では、なぜ僕が、自分が悪くないにもかかわらず謝っていたのか?
      それは僕の中に、「自分が間違っている」という思い込みがあったからです。

      ミチさんとは同じではないかもしれませんが、僕も幼い頃から日常的に、父親から怒られながら育ってきました。
      毎日がダメ出しのオンパレードです。
      今思えば、父親は僕に対し大きな期待をし、叱咤激励のつもりで僕を大きな声で叱っていたのかもしれません。
      でもまだ幼かった僕には、父の言葉を「僕に対する否定」としか受け止めることが出来なかった。
      いつしか僕は、自分の考えていることや自分の行動、自分のやること全てが「間違っているんじゃないか…」と疑うようになった。

      その感覚は大人になっても抜けず、人と意見がぶつかるたびに「きっと俺が間違ってるに違いない」と思い、自分の意見を押し殺してしまう。
      理不尽なことで怒られて「いや、俺は間違っていない」と思ってても、心のどこかで「怒られても仕方ない部分が俺にあるに違いない」と無意識に思っている。
      自分に価値を見いだせず、不当な扱いを受けても「仕方ない」と受け入れてしまう。
      それが表情にも表れ、何かあるとすぐにションボリした顔になる。
      だから余計に相手から叩かれる。
      周りは安心して、僕を攻撃してくる。

      怒鳴りたい人間から僕が標的にされてしまった原因の根っこにあるもの、それは「自己否定」の心。
      当時の僕に圧倒的に足りなかったもの、それは「自分を認め、肯定してあげる心」でした。

      もちろん僕とミチさんとでは、性格も違えば、置かれている立場や状況も全く違うと思います。
      だから僕の話では参考にならないかもしれません。

      ただ、今の職場を辞めるかどうかというのは、ミチさんの心が限界で耐えられないほどのレベルにまでなっているのであれば、辞めるという選択肢を選ばれてもいいと思います。
      仕事というのは人生を充実させるために働くのであって、人生を壊してまでも働いてしまったら、それは本末転倒です。
      ただですね、辞めるとしても、今の職場から「逃げる」というふうにとらえるのではなく、「一時撤退」ととらえてほしいんです。
      今のままでは上手くいかない、だから体勢を立て直して再びチャレンジするために一旦引く、そうとらえてほしいんです。

      どこに行っても、理不尽なことを言ってくる人はやはりいます。
      先ほども言いましたが、不安を抱えながらそういった人から一生逃げ続ける人生より、怒られる要素を減らして怒られにくいキャラになった方が、人生は何倍も楽しくなる。
      良かったら当ブログでも、怒る人に対する対処法として【怒る人の対処法】というカテゴリーがあります。
      僕自身のこれまでの経験を踏まえて話してますので、お時間のある時にでもご参考にしていただければと思います。

      また何かありましたら、ご遠慮なくメッセージを下さい。
      遅くなるかもしれませんが、必ず拝見させていただきますから。

      では。
      仁より

      • ミチ より:

        返信ありがとうございます。仁さんが、見ず知らずの私に、とても真剣に応えてくれた事が何よりの励みになります。
        最近は、何かキツイ事を言われたら、相手に背を向けてですが、一人で笑う事にしています。その方は、私のアラを探そうと必死なようで、見つけて大声を上げる時の「ほら、また、失敗したな、怒れるチャンス到来だ!」みたいなのが、伝わって来るんですよね。それがまた、おかしくて。そして、その事を職場の信頼出来る人に、「おもしろい事が、あったんだよ。」と言葉に出してみる事にしたら、自分の中で、「あの事は、面白い事だ。」と認識してくれるということを、例のおばさんのおかげで、知る事が出来ました。
        確かに、どこに行っても、意地悪な人や常識のない人や、同じ給料なら人より仕事しないでサボりたいとか、威圧的に自分の仕事を他の人に振るとか、雑用は全くしない人とか、自分が仕事できる事をアピールして褒めて欲しい人とか、ちょっとした事で急に怒り出したりする人など(今の職場に全部いるんですけどね)、たくさんいますが、なるべく良い所を気付けるように、努力します。
        ただ心配な事は、ここひと月程、私の右眼のマブタの痙攣が全く止まる気配がないことです。ストレスかとは、思うのですが…。これが、顔面麻痺や、顔面神経痛に悪化した時は、ダメなんだなっていう、基準にしようと思います。
        脈絡のない、読みにくい文章になってしまいました。ごめんなさい。また、何かあったら、書き込みさせて下さい。

        • 仁(jin) jin より:

          ミチさん、メッセージを読んでくださってありがとうございます。

          ミチさんのお返事を拝見させていただきましたが、お見事です!
          同じ出来事でも、自分の受け止め方を変えることによって、その出来事の意味合いや認識が自分の中で変わる。
          ミチさんオリジナルの、見事な対処法です。
          拝見していて、僕自身とても勉強になりました。

          まぶたの痙攣、心配ですね…
          ストレスによる精神的疲労の可能性が大きいかもしれませんね。
          でも同じ職場で信頼できる人がいるようで、少し安心しました。

          あまり思いつめないよう、気を付けてくださいね。
          こちらに対して攻撃してくる相手というのは、意外と深く考えずに攻撃していることが多かったりします。

          かつての僕自身が、そうでした。
          相手は軽い気持ちで僕に意見を言ってるだけなのに、僕が勝手に相手の発言を「批判された!」と重く受け止め、落ち込んでしまう。
          相手にはそんなつもりは無いのに、そうやって自分で勝手に自分を追い詰め、勝手に落ち込んでしまうことがよくありました。

          ミチさんが職場で笑顔を取り戻すことが出来ることを、心から願っています。
          また何かあれば、ご遠慮なくメッセージを下さいね。

          では。
          仁より

  30. ひめ より:

    みなさんのいろいろな悩みや葛藤を読ませていただき、また、その気持ちに真摯に応える仁さんを素晴らしいと思いました。
    みなさんは、生きることは辛いと言いながら、しかし、生きることを真剣に考えている方たちだと感じました。だからこそ、苦しむこともあるのだと思います。また、読ませていただきます。ありがとうございました。

    • 仁(jin) jin より:

      ひめさん、メッセージありがとうございます。

      お陰様で当ブログでは、たくさんの方からメッセージをいただいております。
      僕の話に共感してくださる声、反対に否定的な声、いろんな声をいただいております。

      でもどんな声・どんな意見であれ、ひめさんのおっしゃる通り、生きることに真剣であるからこそ出てくる言葉だと思います。
      そんな心の声を、決して見落としてはいけない、そう思っています。

      僕自身まだまだ未熟なため、的確なアドバイスなどは出来ないかもしれません。
      でも僕の言葉が、少しでも人生を上向きにするためのきっかけやヒントになれたなら、とても嬉しく思います。
      そして、このブログを読んでくださっている皆さんと共に僕自身も成長していけるよう、これからも精進してまいります。

      では。
      仁より

  31. ゆい より:

    あなたに何がわかるんですか?

    • 仁(jin) jin より:

      ゆいさん、メッセージありがとうございます。

      >あなたに何がわかるんですか?

      僕に分かること、それは僕自身が自分の目で見て、実際に僕自身が経験したこと。
      それだけです。
      だから僕の話す内容は、全て自分の実体験に基づいたものとなっています。

      ところで、ゆいさん。
      あなたは僕に、一体何を分かってもらいたいと思っているのですか?
      わざわざメッセージを残してくれたということは、何かしら伝えたいこと・分かってもらいたいことがあるからではないですか?

      もし良かったら、あなたの思いを言葉にしてください。
      あなたが何に悩み、何につまずいているのか?
      どんな思いを抱えて生きているのか?
      良かったら、僕に話してください。

      そして先に言っておきますが、あなたの質問に対する答えは、僕は持っていません。
      あなたが今どんなことで悩んだり迷ったりしているのか僕は知りませんが、その悩みに対する答えは、僕の中にはありません。
      答えはあなたの中にあります。
      ただ、その答えを見つけ出す手助けなら、僕に出来るかもしれません。
      一緒に問題と向き合い、考えていくことなら、出来るかもしれない。

      良かったら、またメッセージを下さい。
      返事は遅くなるかもしれませんが、必ず拝見させていただきます。

      では。
      仁より

  32. 梨々たゆたん より:

    兄が凄くウザい。
    暴力を受けてる。
    「死にたい」
    このひとことを
    何度も心の中で思った。
    ホントにいますぐ
    死にたい。
    誰か、助けて。

    • 仁(jin) jin より:

      梨々たゆたんさん、メッセージありがとうございます。
      返事が遅くなってすみません。

      今、どういう状況なのでしょうか?
      お兄さんから暴力を受けているとのことですが、お兄さんと同居しているということでしょうか?
      家を出ることが出来ない、もしくはお兄さんから離れられない、といった状況なんでしょうか?

      どんな時でも、ピンチを脱する方法は必ずあります。
      それを見つけるためには、落ち着いて状況を分析することと、出来るだけ視野を広げていくことが必要です。
      必ず道はあります。
      落ち着いて問題を自分の中で整理し、もし周りに話せる人がいるのなら、他の人間に話したり相談したりするなどして、他人の考え方・発想・価値観・感覚などを借りてみてください。
      あなたの発想では解決できなくても、他の人間の発想を借りることによって意外な解決策が出てくることもあります。

      一番マズいのは、「解決する方法は無い」と思い込んで、考えるのをやめてしまうこと。
      「今の自分の生き方以外に、他の生き方なんて無いんだ。」と決めつけてしまうこと。
      生きていく方法や道というのは、僕らが思ってる以上にたくさんある。

      もし僕で良かったら、メッセージを下さい。
      僕が解決策を見つけ出してあげることは出来ないかもしれませんが、一緒に考えることは出来ます。

      仁より

  33. ひめ より:

    命に関わることなら、まず、避難してください。そして、安全を確保してください。生きてください!

  34. しん より:

    初めまして。
    福岡在住の38歳男独身会社員です。
    よく「もっと自分を信じろ!」とかいうことを言われますがホントそれって難しいんですよね。
    ただ、あなたが言っている通り私は自分を疑いまくってます(笑)
    まずは自分をもっと大事にしてやろうと思いました。

    • 仁(jin) jin より:

      しんさん、メッセージありがとうございます。

      おっしゃる通り、自分を信じるというのは本当に難しいことですよね。
      僕もあなたと同じように、自分を疑いまくりながら生きてきました。
      自分の考え・行動・価値感・感覚といったものがいつも間違っているような気がして、常に周りの人間の基準に合わせることばかりを考えながら生きてきました。

      そんな僕だから、自分の意見や考えを、周りの人間にはっきりと意思表示したりなんてしない。
      そうやって自分を表現することをしないくせに、でも心の中ではいつも周りから自分のことを理解されることばかり願っていた。

      僕の考えが正しいと認めてもらいたい。
      僕の悩み・苦しみ・不安・悲しみを分かってもらいたい。
      僕の存在そのものを、認め理解してもらいたい。

      人というのは、様々なコミュニケーションを通じて、分かり合うことが出来ます。
      お互いを理解し、認め合うことが出来る。
      でもどんなに頑張っても、他人のことを100%理解することは、やっぱり出来ない。
      自分のことを100%理解してもらうことも、同じくやっぱり出来ない。

      結局、真の意味で自分のことを理解してあげられるのは、自分しかいない。
      この世に生を受けた時から自分を見続け、喜び・嬉しさ・悲しみ・苦しみ・怒り…全ての感情を見てきた自分にしか、自分の全てを理解してあげることは出来ない。
      つまり、自分のことを真に分かってくれる一番の理解者・協力者というのは、まさに自分自身。
      だから一番の理解者である自分が、自分自身を貶めるようなことをしてはいけない。

      でも現実には、自分を否定し、「俺はダメな人間だ」と自分自身に心無い言葉を投げつけている人が、驚くほど多い。
      一番の理解者である自分が、自分自身をけなし、希望を失わせ、本来持っているはずの力を抑え込んでしまっている。

      自分の力を発揮できるかどうかは、自分次第。
      そのために、自分に対してどんな言葉を投げかけるのか?

      自分を否定する言葉を投げつけるのか?
      それとも勇気や自信を引き出す言葉を投げつけるか?

      自分を信じるためには、普段から自分に投げかけている言葉を、良いものにしていかないといけない。
      自分を否定する言葉ばかり投げつけていれば、どんどん自分を信じれなくなり、最後は生きる希望そのものまで失ってしまうことになる。
      逆に、どんなに上手くいかないことがあっても、
      「大丈夫。今は上手くいかなくても、俺なら最後は必ず上手くいく。」
      「結果的に上手くいかなかったけど、細かく分析すれば、中には上手くいった部分もあるじゃないか。」
      「今回は失敗してむしろ良かったな。今回の失敗が勉強になってむしろ貴重な経験値が増えて、今以上に成長出来そうだぞ。」
      こうやって自分に対する言葉がけを意図的に変えていくことによって、自分を信じる気持ちも上がっていく。
      勇気も出てくる。

      そして人生は、一度きり。
      過ぎた時間は、もう戻らない。
      やり直しがきかないのが、人生。
      そして誰もが必ず、いつかは死んでいく。

      であるならば、どうせ同じように生きるのであれば、その一度きりの人生を自分の可能性に賭けた方が、絶対にいい。
      僕はそう思うんです。
      例え自分の考えが世間と違っていようと、周りのみんなと違っていようと、誰が正しいかなんて分からない。
      自分が間違っているかもしれないし、世間の常識が間違っているかもしれないし、周りのみんなが間違っているかもしれない。

      でも世間の常識に従った結果、僕らの人生が上手くいかなくなったとしても、世間は誰も僕らの人生に対し責任を取ってはくれない。
      僕らがどんな人生を歩もうとも、誰も僕らに変わって僕らの人生を背負うことは出来ない。
      だから僕らは、常に自己責任で人生を選択していかなければならない。

      たった一度きりの人生。
      同じ”生きる”なら、周りの考え・価値感・行動・モノサシにばかり合わせるような「他人の人生」を生きるのか。
      それとも、自分の価値観・信念を信じ、自分の可能性に賭ける生き方、つまり「自分の人生」を生きるのか。

      僕はちょうど、しんさんと同じくらいの年齢の時、「自分の人生」を生きる決断をしました。
      それ以来、生きることが”面白い”と感じるようになった。
      正直、人生で上手くいかないことも、たくさんある。
      でも上手くいっていないくせに、心のどこかでその状況を楽しんでいる自分がいる。
      僕はこの年になってやっと、本当の意味で「生きる」ということを実感することが出来た。

      僕も偉そうなことをブログで話していますが、まだまだ成長の途中です。
      まだまだ成長したい、もっともっと進化したい、そう思っています。
      良かったら、共に前に向かって成長していきましょう。

      何かあれば、遠慮なくメッセージくださいね。
      必ず拝見させていただきますからね。

      では。
      仁より

  35. Kyu より:

    まず、自分が今までの人生でたどり着いた答えと同じことを言っている人がいることに驚きました。
    それから、嬉しくもなりました。自分の考えは、自分にしか分からない、他の人とは違う考えだと思って生きていたので。仁さんのブログや、他の方に対するコメントを拝見して、私が普段心の中に秘めていた思いと同じだ!と、なんか仲間を見つけた気がして感激したんです。勝手にすみません。
    私は現在教師をさせていただいていますが、日々他の先生方と自分との考えの違いに悩みながら勤めています。自分のいいところはもちろん、悪いところも「私はダメな人間なんだ」と逃げるのではなく、認める、許すことを今まで心がけてきましたが、人は心に余裕がなければ、なかなか思うようにいかないものだと日々痛感しているところです。それでも、悪いのは今回の行動であって、自分という人間が悪いわけではないと言い聞かせて日常を過ごしています。
    話が長くなって申し訳ありません。仕事がまた本格的に始まり、心に余裕がなくなり、悩み始めているところに、このブログで元気をいただきました。ありがとうございます。これからもあなたらしくがんばってください。

    • 仁(jin) jin より:

      メッセージありがとうございます。
      kyuさん、あなたはもう僕の仲間ですよ(笑)

      僕自身、自分の考えが必ずしも正しいとは思っていません。
      出来る限り他人の意見を聞く心の余裕を持つよう常に心がけていますし、「俺の考えは果たして正しのか?」というのを自分に常に問いかけるようにもしています。
      僕の考えを他人に押し付けるつもりもありません。

      でもこのブログで話している内容は、基本的に全て僕自身の実体験をもとに書いており、自分で痛い思いをしながら得たもの、悩み抜いた結果たどり着いた答えです。
      だから、たとえどんなに僕の考えを否定されようとも、揺らぐことはありません。

      とは言え僕自身、数年前まではブレブレの人生を送ってきました。
      幼少期から対人恐怖症を抱え、人間関係ではこれまで人一倍苦労してきたつもりです。

      でも人間関係が人一倍苦手だったからこそ、あえて人間関係に関するブログを作りました。
      僕と同じような思いをする人の力になりたい、僕の経験を話すことによって何かしらのヒントを見つけてもらいたい。
      そんな思いで記事を書き続けています。

      プロフィールにも書いていますが、僕はこのブログなどを通じて日本人の意識を変えていきたい、みんなが自信を持ち胸を張って生きていくための力となりたい、そう思っています。
      僕の本業は葬祭業ですが、それもやはり同じです。
      葬儀とは、教育の場。
      大切な人の死と向き合うことによって、その場に集う全ての人間が生きる意味を考える。
      まさに葬儀とは、人生教育の場。
      そんな思いで僕は葬儀の仕事をしています。

      人生において大切なのは、教育だと僕は思っています。
      一口に教育と言っても、学びの場はいろいろあると思います。
      学校に限らず、職場や社会もやはり学びの場、人との出会いも学びの場となる。

      でも人間教育の根本というのは、やはり学校だと思います。
      その人間がどんな人生を送るかは、教育が全てと言っても過言ではない。
      人間の土台を作り、人生の大きな方向性を定めるにあたって、大きな役割を担う学校。
      教育における学校の果たす役割は、とても大きい。

      この日本を良くするも悪くするも、学校教育に大きくかかっていると、僕は思います。
      そんな日本の教育において、kyuさんのような教師が今の日本の現場にいてくださることに、僕は希望を見いだした思いを感じています。
      メッセージでkyuさんが話されている内容も、まさにその通りだと僕も感じています。

      教師の仕事というのは、本当に大変な仕事だと思います。
      もちろん僕は教師を経験したことが無いのであくまで想像でしかありませんが、仕事量の多さ・勤務時間の長さ・職場の人間関係・子供との関係・子供の親との関係…中途半端な覚悟ではとても務まらない仕事ではないかと、思います。

      ただ、kyuさんのような人には、ぜひ頑張ってもらいたい。
      未来を担う子供たちのためにも、kyuさんのような人こそぜひリーダーとなり、先頭に立ってみんなを指導してもらいたい。
      この日本のために、kyuさんにはこれからも、これまで以上に活躍してもらいたい。
      kyuさんこそ間違いなく、日本の未来のために必要な人間です。
      僕は本気で、そう思っています。

      僕はまだまだ未熟者です。
      でも、これからも成長し続けるつもりです。
      もっともっと進化していくつもりです。
      kyuさん、良かったら僕と一緒に前に進んでいきましょう。

      体には、くれぐれも気を付けてくださいね。
      では。

      仁より

  36. より:

    まず、他人様に迷惑をかけないかぎりは自分を一番大事にするという事が大事なのかなと思います。日本人はNoと言えない人が多いけれどもNoと言う事によって発生するかもしれないデメリットを恐れているから。
    なぜ人が必要以上にそこを恐れるかというと昔から日本は皆が同じ考えのもと同じ行動をして、異質なものを皆で排除する方が国の運営としては効率がよかったので、国の政策としてその信念を教育、環境に反映させてきたから。
    「来るものは拒まないし、自分の意見に賛同できないなら去ってくれて結構。誰とでも仲良くなんて机上の空論だし、人は皆違うのが当たり前。自分の考えはこれからも自分が良いと思う方向に進化していくし、その過程において今自分に賛同してくれてる人の中で自分から去っていく人も出てくるだろうし、一方で新しく自分に賛同してくれる人が現れるだけ。」と思えればいいんだろうけど、なにぶん日本人は幼少期から洗脳教育を受けてきたので社会や家庭の中で、生き方として他人との関係を固定せざるを得ない場合も多くそういう思考だと生きづらいのも事実。人によって答えは違うだろうけど、ありがたい事に今の時代はネットという環境があるので、あかの他人様の本音がのぞけたり、そこら中にヒントは転がってると思う。
    自分の心の面倒をみれるのは自分だけなんだから、家族、夫婦、恋人、ビジネスパートナー、友人関係全てにおいて一番やってはいけないのが自己犠牲だと思う。自己犠牲で無理しすぎてないか自分の心に一番関心を向けてあげるのも大事だと思う。

    テーマとずれてるかもしれないけど、ふとそんな事を思いました。

    • 仁(jin) jin より:

      メッセージありがとうございます。
      仁です。

      素晴らしいです。
      まさに僕も同意見です。

      というか、このコメント欄だけで終わらせてしまっては、もったいないですよ。
      あなたのお考えを、このコメント欄に埋もれさせてしまってはダメです。

      ぜひ、情報発信してください。
      あなたのお考えをブログ等の形にして、ぜひ多くの人のために活かしてあげてください。
      これだけの素晴らしい洞察力と知恵をお持ちのあなたなら、それが出来ますよね?

      ぜひ、こちら側にいらしてください。
      共に情報発信していきましょう。

      あと、ニックネームでも何でもいいんで、「あ」ではなく何か名前を入れてくださいね。
      無ければ無記入(匿名)でもいいので。

      では。
      仁より

      • 茶トラファン より:

        こんにちは。

        私は発達障害グレーゾーンの者です。
        その為か、もしくは別の所に理由があるのか 今まで多くの人から嫌われてきてしまいました。
        自分の力で居場所を得るのは、本当に、難しいです。

        この世は一体どれほどの苦しみに満ち溢れているのでしょうね。
        他の方々のコメントも拝見して
        つくづく思います。

        私はかつて自傷行為を繰り返し、自殺未遂もしました。
        誰からも相手にされず、人から愛されるどころか嫌われる自分は生きている価値がないと思ったからです。

        しかし今は、死にたいとは思わなくなりました。
        まだ他人に心は開けず、生きづらさも感じ続けていますが…

        この記事を読むと、一人で戦っているのは自分だけじゃないと思えます。
        自分のことをもっと好きになりたい、幸せになりたいと思うことは
        悪いことでもなんでもないんですね。

        多くの人に愛の溢れる言葉を贈れる貴方のことが好きです。
        (決して変な意味ではないので、ご安心下さい笑)

        なれるか分かりませんが、自他の幸せを願える人間になりたいです。

        • 仁(jin) より:

          茶トラファンさん、メッセージありがとうございます。
          仁です。
          返事が大変遅くなってしまい、本当に申し訳ございません。

          僕も同じです。長い間、他人から理解されず、否定され、ずっと居場所を見つけられずに生きてきました。人から否定されてしまうその理由も分からず、他人の目や批判にビクビクしながら生き続けてきました。

          でも自分の心と向き合った結果、気づいたんです。僕を一番否定していたのは他の誰でもない、僕自身だったことに。一番の味方であるはずの僕自身が自分のことを誰よりも強く否定し、追い込んでいたことに気づきました。

          それからの僕は自分を否定することをやめ、自分自身に「自由に生きる許可」を出しました。僕はこれまで他人の目ばかり気にして窮屈な生き方を強いられてきましたが、「他人から好かれるような振る舞いをしないといけない」と自分に言い聞かせていたのは僕自身だったんです。だから自分に向かって「お前の人生はお前のものだ。誰に何と思われたっていい。たった一度の人生だ、1ミリも後悔することの無いよう自分の思うように全力で生きてみろ。」と、許可を出してやりました。

          最初はすごく不安がありました。自分の思うように生きることによって周りから反発を受け、今以上に居場所を失ってしまうんじゃないかという恐怖がありました。でも、やってみたら自分が想像していたような最悪な事態は起こりませんでした。もちろん周囲との摩擦は多少なりとも発生しましたが、それ以上に「自分の足で、自分の人生を歩いている」という充実感を、生まれて初めて感じることが出来ました。生きているという実感を、生まれて初めて感じることが出来まし