強い意志や気持ちだけでは自分は変えられない!!大好きな自分になるための変身術とは

感情コントロール法

あなたは今の自分の生き方・人生に納得出来てますか?

自分のことが100%「好き」だと言えますか?

 

中には「俺の人生最高!!」「自分が好きでたまらない!!」なんて人もいると思います。

あなたも胸を張って同じことが言えますか?

何かしら自分の人生や生き方に不満やモヤモヤしたものを感じているから、この記事にも来てくださってるんですよね。

 

以前の僕は、自分のことが嫌いで嫌いでたまりませんでした。

「俺なんて死んだ方がいいんじゃないか」なんてことを毎日考えるほど、自分のことが嫌いでした。

そして「変わることの出来ない自分」のことが、心底嫌いでした。

 

でも今は胸を張って言えます。

自分のことが「大好き」だと。

 

自分のことを好きになり、自分が望む人生を送っていくためには、「自分と信頼関係を築くこと」が最も大切であり、これ無しには幸せだと思える人生を生きることは出来ないと僕は確信しています。

(自分との信頼関係についてはこれまでも話してきましたが、良かったらこちら→【誰とも関わりたくない…人間関係にもう疲れた…そんな時に読んでください】をご参照下さい。)

しかし自分を好きになる、いえ、好きな自分になるために、もうひとつ重要な要素があるんです。

これによって、あなたの生き方や人生そのものも大きく変わってくると言ってもいいほどです。

その重要なこととは一体何なのか、これから話していきますね。

 

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 環境が人を変える

僕はあなたが今どんな仕事(学校)をしていて、どんな人間関係の中に身を置いているのかは分かりません。

が、僕やあなたを取り巻く環境、例えば会社や学校や家庭、近所や地域、友人・知人・仲間内など、大体いつも同じような環境に身を置いていると思います。

自分を取り囲むこのいつもと変わらぬ環境、実はこの環境こそがあなたの人格形成、そしてあなたの人生を決定付ける大きな要因となっているのです。

 

以前も記事で書きましたが、今僕たちが生きる現実は自分のセルフイメージ(自分が持つ、自分に対するイメージ)を元に作られたものです。

セルフイメージとは言いかえると、いわば「人生の設計図」です。

(セルフイメージについてはこちら→【運命を作りかえる方法があった!! これであなたの人生はあなたの思いのまま…】をご参照下さい。)

そして僕たちの持つセルフイメージは、僕たちを取り巻く環境や人間関係から非常に大きな影響を受けているのです。

今あなたを取り巻いている環境が、良い意味でも悪い意味でも常にあなたに対し強い影響を与え続けているのです。

 

 

ちょっと個人的な話になりますが、僕は自宅でたくさんの生き物を飼っています。

哺乳類、爬虫類、両生類、魚類、昆虫など、多くの生き物がいます。

飼い始めた頃は世話の仕方も良く分かっていなかったため、天寿を全うすることなく死なせてしまったこともありました。

自分のせいで本当にかわいそうなことをしてしまったと、反省しています。

しかしその後、ネットや本、または詳しい人からいろいろ学び、経験を積み、今ではうちの生き物たちは毎日快適ライフを過ごしています。(と勝手に思っています)

 

ところで皆さん、生き物を飼うにあたって最も大切なことって何だと思います?

愛情とかそういったことではなく、無事天寿を全うするために重要なこと…

それは『餌』と『環境』です。

この2つの内、どちらか1つでも欠けてしまえば死んでしまいますし、逆にこの2つがきちんと出来ていれば、突然死んでしまうようなことは基本的にはありません。

 

この2つの内、『餌』はそんなに難しいことではありませんよね。(一部難しい生き物もいますが…)

その生き物にとってどんな食べ物が良いか調べ、適量を与えてあげれば問題ありません。

問題は2つ目の『環境』です。

生き物の種類によっては、これがとっても難しい場合があるのです。

自然の中で暮らす生き物であれば、自分が居心地の良い環境を求めて探し回ることが出来ます。

しかしそれが限られた狭いスペースの飼育下であれば、それが出来ません。

飼育者である僕らが、最適な環境を上手く再現してやらなければならないのです。

生き物によっては、ちょっとした環境の変化でも死んでしまうことがよくあります。

生き物を飼うには、単なる知識だけではなく、日頃から飼育している生き物に何か変化など無いか注意深く観察し、しっかり経験を積んでいくことが大切なのです。

 

すいません、本題からかなり話がそれてしまいましたね…

僕が一体何を言いたいのかというと、環境とはそれほどまでに生物に影響を与えるものであり、これは地球上全ての生物に共通することなんです。

つまりこの法則は人間にも当てはまるということです。

 

分かりやすい例で言えば、僕には兄がいるのですが、幼い頃、幼稚園に行く前までは普通の言葉遣いをしていました。

それが幼稚園へ行きはじめた途端、いきなり「オマエ!」「ワリャ!(広島弁の汚い言葉です)」など汚い言葉を連発しはじめたのです。

これには母親もかなりビックリしたそうです。

うちではそんな言葉、1度たりとも教えたこともないし、誰も使うことはありません。

幼稚園に入って周りの環境が変わった途端、これです。

おそらく、というか間違いなく幼稚園で新しく出来た友達にそういう言葉を使う子がいて、思いっきりその子の影響を受けてしまったんでしょう。

これはまだ笑い話で済むレベルですが、しかし環境はセルフイメージに影響を及ぼし、気づかぬ内にその人間の人格や人生にジワジワと影響を与え続けているのです。

 

これまであなたの周りにもいませんでしたか?

中学・高校にあがった、クラブやサークルに入った、新しい会社に入社した、新しい彼氏・彼女が出来た、新しい友人やこれまでとは違う仲間とつるむようになった…環境が変わるとその人間の性格や雰囲気、趣味まで変わってしまった…ってことってありませんか?

またあなた自身はどうですか?

あなたを取り巻く環境や状況・人間関係が変わることによって、あなた自身の考え方や感覚・価値観までだんだん変わってきたなぁって感じることはありませんか?

環境による影響は、見た目や好みが変わるだけでなく、その人間の性格や価値観・考え方など内面まで変えてしまうほどの力があるのです。

 

 

 

 その環境を選んでるのは”あなた自身”です

環境が、良い意味でも悪い意味でもその人間の人格そのものにまで影響を与えてしまう。

これが偶然良い環境に身を置くことになったということなら、いいですよね。

 

例えば自分の学力より少し上の学力レベルの人たちと偶然一緒に勉強することになって、その人たちと同じペースで勉強するうちに、いつの間にか自分の学力が引き上げられていたとか。

偶然入ったクラブの先輩たちがやる気満々の人たちで、一緒に練習してるうちに自分もどんどん上手くなってしまったとか。

会社で左遷されてしまった、でも左遷先の上司が人格者な上にとても仕事の出来る人で、その人の下で仕事をするうちにどんどん成績が伸びていき、気付けば出世していたとか。

 

 

では今度は逆に、たまたま悪い環境にいる人はどうなんでしょう。

これって単純に「運が悪かった」で片付けられるのでしょうか。

 

あなたは「類は友を呼ぶ」って諺(ことわざ)を聞いたことありますか?

ありますよね。

いわゆる”似た者同士は自然に集まってしまう”という意味です。

そしてここで大事なのは「自然に集まってしまう」、言い換えると「似た者同士は無意識のうちに引かれあう」ということなんです。

 

今あなたを取り巻く人間関係はどうですか?

会社や学校、その他の集団での仲良しグループ、または仲間や友人関係などどうですか?

性格や趣味が似ていたり、考え方や価値観が近かったり、または相性やウマが合うなど、何かと共通点がある人間同士が自然と集まりグループを作っていませんか?

これは自分が相手を選んでいるというより、磁石のように無意識の内に似た者同士が引かれ合っているのです。

 

学生の頃でも、勉強の得意なグループ、スポーツが好きなグループ、やんちゃなグループ、ゲーム好きなグループなど、だいたい分かれてましたよね。

特に意識せずとも、似た者同士が引かれ合い、自然と集まってしまうのです。

そして今あなたの置かれている環境というのは、実はあなた自身が無意識のうちに望んだものなのです。

自然の中で生きる生き物たちがそうであるように、あなたの脳が勝手に居心地がいいと感じる環境や人間関係を選んでいるのです。

自分を取り巻く環境は、意識的・無意識的に自ら選び取ったものなのです。

 

「類は友を呼ぶ」似た者同士が無意識に引かれ合うのは、自分にとって居心地の良い環境、居心地の良い人間関係、居心地の良い場所を求めて無意識に自分でそれを選び取っているのです。

勉強が苦手な人が勉強の得意な集団の中にいても、苦痛なだけです。

スポーツが苦手な人が、スポーツが得意な集団といても劣等感を感じてしまい、居づらくなってしまいます。

ゲームに全く興味の無い人がゲーム大好きな集団の中にいても、会話はゲームの話ばかりですから話題に付いていけず、自然と離れていきます。

 

人間は常に、自分にとって居心地がいいと感じる場所を求めて自らそれを選び取っているんです。

だからもし、あなたの今いる環境があなたにとって望まないものだとしても、その環境はあなたが望んで選んでいるんです。

そこにいるのが自分にとって楽だから、そこに居続けているのです。

そこにいるのがもし苦痛だとしても、そこから飛び出すエネルギーや不安と比べると、そのままそこに居続けることの方が楽で安心だと思えるから、そこから動かず居続けているのです。

今いるあなたの環境、その環境はあなた自身が選び取ったものなんです。

 

 

 

 身を置くべき環境を自分の意思で選び取る

あなたは今の自分の生き方・人生に納得出来てますか?

自分のことが100%「好き」だと言えますか?

もし胸を張って言えない、現状に対し不満を持っているのなら、あなたの今いるその環境を変える必要があるのかもしれません。

 

かといってもちろん今ある環境や人間関係をガラっと全く変えてしまうのは難しいでしょう。

特に環境というのは今のあなたの生活の基盤となっていることが多いので、それを全く変えてしまうというのは正直あまりお勧めしません。

例えば学校であれば転校する、会社なら転職する、友人なら完全に縁を切る…環境を全く変えようと思うのならそれぐらいの覚悟が必要であり、それをすることによってあなたの人生そのものが壊れてしまう可能性もある、それぐらいリスクが高いわけですから、そんな一か八かの賭けみたいなことは止めた方がいいと思います。

ですからあなたの無理のない範囲で、今までとは違う行動を起こしてみてはどうでしょうか。

 

例えばやってみたいけど今までやらなかった・出来なかったことに本気でチャレンジしてみたり、自分の興味のあることを本気で勉強してみたり。

または自分が尊敬している人や気になる人たちと接点を作ってやりとりしてみるのも、環境や人間関係を変える上ではとても有効な方法だと思います。

今のあなたの出来る範囲で、環境や人間関係を変化させるための行動を起こしてみましょう。

 

「類は友を呼ぶ」

人というのは、無意識の内に自分と同じレベルの人間と仲良くしようとする習性があるものです。

なぜかというと、それが自分にとって居心地が良いからです。

でもそのぬるま湯の中にいたままでは、いつまで経っても自分を変えることなんて出来ません。

自分を変えようと思うのであれば、自分の意志だけではなかなか難しいものです。

自分を変えたければ、自分より高いレベルの人間や集団の中に飛び込む、そういった人たちと接点を作る、そうやって今の自分より高いレベルの環境・人間関係に身を置くことがすごく有効なんです。

最初は抵抗やストレスなどを感じるかもしれませんが、そういった環境に身を置くことによって自分でも気づかないうちに自分自身のレベルが引き上げられていくのです。

その環境に身を置くことによって、いつのまにかその人たちと似た感覚・価値観・思考回路に変わっていき、気付けば自分のレベルまでもその人たちと同じようなところに行ってしまうのです。

 

環境は人を育てるものでもあり、また人をダメにするものでもあります。

なんとなく今ある流れに身を任せるのではなく、意識して自分で環境を選び取る、それが大事なのです。

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