怒る人は怒りやすい相手を選んで怒っている!! 怒られキャラから脱するには…

怒る人の対処法

あなたは怒る側の人間ですか?
それとも怒られる側の人間ですか?

子供時代の僕は、典型的な「怒られやすい人間」でした。
何をするにも要領が悪く、いつも大人や学校の先生・クラブの先生などに怒られていました。常に周りの大人の機嫌ばかりを気にし、自己主張もすることなく、委縮した子供時代を過ごしました。

そして大人になってからも、それは変わりませんでした。大人になってからは、自分を怒ってくる人間から自分自身を守ろうと、事あるごとに会社の上司や先輩と衝突するようになりました。
「このままではいけない…」
頭では分かってても、なぜ自分ばかり怒られるのか、なぜ自分ばかりが目の敵にされるのか、その理由や原因が分からなかった当時の僕は、長い間ずいぶん苦しみ続けました…

あなたは怒る側の人間ですか?
それとも…もしかして過去の僕と同じ「怒られる側の人間」なのではないですか?

今の僕は、基本的に他人から怒られることがありません。もちろん年齢がある程度上がってきたからというのもあるでしょう。でも僕が怒られない根本の原因は、年齢などではありません。

僕はある時期を境に、人から怒られることがほとんど無くなりました。
それはなぜか?
その理由は僕が「怒れない人間」「怒りにくい人間」になったからです。

このカテゴリー【怒る人の対処法】では、怒る人間や怒られる人間の心理を中心に話していきます。そしてこのカテゴリーを通じて、あなたにも「怒られない人間」になってもらい、あなたらしい生き方を実現してもらおうと思います。

ということで、まずは「なぜあなたばかりが怒られるのか?」について話していきますね。

スポンサーリンク

怒られやすいキャラを演じていませんか?

この社会には、大きく分けて3種類の人間がいます。
「怒る人」と「怒られる人」、そして「そのどちらでもない人」。
そして、多くの人はその場の状況によって「怒る側」と「怒られる側」の2つの間を行ったり来たりしています。

でも中には、いつも怒る側の人もいれば、逆に怒られる側にばかりいる人もいます。
怒る側にいるのも場合によってはしんどいですが、怒られる側というのは精神的にも本当に辛いものです。怒られることによって体調を崩すこともあれば、うつ病などの心の病になったりすることもあります。その結果自分の望む人生を歩めなくなったり、場合によっては人生が狂ってしまうことさえあります。

どうすれば怒られる側から抜け出すことが出来るのか…
実は怒る人というのは、基本的に自分が怒りやすい相手を怒ろうとするのです

会社や学校など人が複数集まるような場所にいると、
「この人はしょっちゅう怒られてるなぁ」
「なぜかこの人はいつも扱いが悪いんだよなぁ」
みたいに、怒られキャラのイメージが定着している人っていますよね。

逆に
「この人は何やっても怒られない」
「この人はいつもノビノビしている」
といったイメージの人もいますよね。

これは、その人がこれまで取ってきた行動に対する評価や信頼などが理由のひとつとして挙げられます。
例えば学校で毎日きちんと宿題をやってくる人とやってこない人。やってこない人は当然先生に怒られますよね。

ではこの宿題をやってこない人が、キレたら何をするか分からない、手の付けられないような危険人物だったらどうでしょう。おそらく先生もなかなか怒れないんじゃないでしょうか。

怒る人間というのは、怒る前に必ず相手がどんな人間なのか確認してから、怒るかどうかの判断を無意識にするものなんです。そして自分が怒っても大丈夫な人間かどうかという判断も、無意識にしてから怒っているのです。

会社なんかでも、怒られるとあたふたしたり、ペコペコ謝ったり、変にふて腐れたような態度を取るような、いわゆる「安心して怒れる人間」というのは事あるごとに怒られます。

逆に、怒られても毅然とした態度をもって正論で切り返してくるような人間というのは、怒る側としてはちょっと怒りにくいですよね。するとそういった人間は、最初は怒られていてもだんだんと怒られる頻度が減っていったり、または怒られるというよりアドバイスといった柔らかい形で指摘を受けたりするなどのように変わっていきます。

怒る人間というのは、相手を選んで怒っているのです。よく怒られる人間は、怒られやすいキャラを自ら演じてしまっているのです。

 怒られることを重く受け止めすぎてませんか?

あなたはどうですか?自分自身の普段の言葉や態度を、振り返ってみてください。

周りと比べてもし怒られることが多いのであれば、あなたはもしかしたら自ら怒られやすいキャラを演じてしまってるのかもしれません。

さっきも言ったように、怒られることに対し変に動揺してあたふたしたり、とにかくその場を何とかやり過ごそうとひたすらペコペコ頭を下げたり、子供のようにブスーっとふて腐れたりする行為というのは、相手に「もっと怒って下さい」とお願いしているようなものです。

怒られた時は、まず落ち着きましょう。
そして相手の目をまっすぐ見据え、途中で相手の言葉を遮らず、最後まで落ち着いた気持ちと態度で話を聞くのです。怒られてるからといって、慌てる必要も無ければ自分を否定する必要もありません。

自分が直すべき部分があるのなら直す。
迷惑をかけてしまったのであれば、心から謝る。
ただそれだけです。

そしてそれを今後の自分の人生や自分自身の成長に生かしていく。
ただそれだけのことなんです。
シンプルに考えて下さい。

相手を恐れる必要も無ければ、負い目を感じる必要も無いのです。自分がダメな人間だなんて思う必要も全く無い。この経験を今後の自分にどう生かすか、それだけを考えればいいのです。

怒られた事を必要以上に重く受け止めてしまうと、全てがネガティブな考えに傾いてしまったり、または相手の目が気になって居づらくなってしまったりと、全てが悪い方向へと傾いていきます。

でもあなたの頭に浮かぶそのネガティブな考えは、どこまで行ってもあなたの想像でしかないのです。ただの想像であって、事実ではないんです。

そして怒っている相手は、意外とこちらが考えているほど重くは考えていないものなんです。つまり自分だけで勝手に深刻になってしまっていることがとても多いのです

だから怒られる事をそんなに深刻に受け止める必要も無ければ、変に恐れる必要も全く無いのです。怒られた事をネガティブに受け止めたり、変に恐れた表情や態度を見せるから、余計相手の目に「怒りやすい人間だ」と映る、つまり怒り甲斐があるように見え、その結果怒る側のいい標的になってしまうのです。

怒ってる人の感情に付き合ってあげる必要なんて無いんですよ。
あなたの人生はあなたのもの。他人は何も責任を取ってはくれません。あなたを怒ってる人は、怒ることによってあなたの人生に影響を与えることはしても、その結果あなたがどうなっても、これっぽっちも責任を取る気は無いんですよ。

あなたは、あなたを怒ってる人のために生きてるのではありません。あなたは自分のため、そしてあなたの大切な人のために生きているのです。外野に惑わされず、自分の進むべき道を行きましょう。

 

次の記事はこちら→【何であの人はいつも怒ってるの?実は怒らなければならない理由があるんです!!】

カテゴリ内記事一覧→【怒る人の対処法】

メッセージ

  1. らっもん より:

    はじめまして、読ましていただき勉強になりました。
    正論なのですが、怒る人ってそうなんだ、人見て怒っているんだとすれば、つまり、なめられてるわけですよね。自分は相手に対して、自分んをなめてんのか!と感情的に爆発しそうですいや、しますね。たぶん、これで相手は自分に注意ををやめると思いますが、その相手とは会う都度お互い同士毎日ギクシャクしますね。人間て身勝手だとわかりました。

    • 仁(jin) jin より:

      らっもんさんへ(仁より)

      コメントを下さってありがとうございます。

      『人見て怒っているんだとすれば、つまり、なめられてるわけですよね』
      確かにその通りです。
      相手になめられてるわけです。

      でもそこで、それに腹を立てて感情を爆発させてしまえば、それこそ相手と同じレベルになってしまいます。
      らっもんさんが、わざわざ相手のレベルにまで下がってあげて、まともにケンカしてあげる必要なんてないんですよ。

      相手に合わせてレベルを下げてあげるのではなく、逆にレベルを上げていけばいいんです。
      相手との間に、人間としてのレベルに大きな差が出来てしまうと、それこそケンカにすらならなくなってきます。

      人というのは基本的に、自分と同じようなレベルか自分より低いと思い込んでいる相手にしかケンカを仕掛けてきません。
      中には例外もありますが、自分より同等かそれ以下だと自分で思い込んでいる相手じゃないと、安心してケンカを仕掛けられないんです。

      この【怒る人の対処法】カテゴリーをはじめ当ブログでは、対人関係を中心に「いかに周りから認められる人間になるか」ということを、僕自身の経験をもとに話してます。
      コメント欄だけではなかなか詳しく話すことが出来ませんので、良かったら他の記事も読んでいただければ、と思います。

  2. えりまさらま より:

    読ませていただきました。
    怒られることがとても多いです。
    存在しているだけでも目障りだと怒られたりします。
    謝まろうとするのですが、謝って済ますな、とか、すみませんじゃないだろう、謝ってすむ問題か、と言われ謝ることもできなくなります。

    どうしたらいいでしょうか?

    • 仁(jin) jin より:

      えりまさらまさん、コメントありがとうございます。

      難しいですね。
      ちょっと細かい事情や状況が分からないので、なかなか答えを出すことは出来ませんが、「謝ることもできなくなる」という状況はとてもお辛いですね。

      それで、例えば僕であれば、怒られた際に謝罪と共に”お礼”を言います。

      叱って下さってありがとうございます、
      指摘して下さってありがとうございます、
      教えて下さってありがとうございます、
      とても勉強になりました、

      そうやって、お叱りに対しては”感謝”で返します。
      すると、相手もなかなか責めにくくなってくるんです。
      お礼を言われてしまうと、心理的にグズグズ言いにくくなってしまうんです。

      もし良かったら、当ブログのカテゴリー【怒る人の対処法】の中で詳しく話してますので、お時間のある時にご覧いただければと思います。

      今の状況から脱するためには、自分が変わるしかありません。
      待っていても、相手は変わってくれはしません。
      また何かあれば、遠慮なくメッセージを下さい。
      遅くなるかもしれませんが、拝見させていただき返事をさせていただきますので。

      では。
      仁より

  3. なっつん より:

    コメント失礼します。
    初めて読ませていただきました。
    私は20年間生きてきてどのシーンでも沸点が低そうなすぐ怒るような教師や上司に怒られてきました。
    せめてそれが一対一ならまだ良いんですが、クラスメイトが居る前で怒鳴り散らされたり自分の仲良い友達がいる前、好きな人が居る中で…などそういう場面だと顔が引きつってしまい恥ずかしさとショックと「自分が人とズレてる人間」だと直で言われてるような突き刺さる感じがあって背中に冷や汗が出る感覚になって目頭が涙で熱くなってしまいます。
    今までの人生ずっとこうでした。
    過去に怒鳴り散らしてきた教師のことは何年も経った今でも怒りと憎しみでずっとトラウマを抱えたままになっています。
    でもこのブログを読んで全てが今までの事例に当てはまってました。
    たしかに、怒られるのが怖くてその人間の前になると心臓がバクバクしてしまい上手く話すことすらできません。
    逆に怒られない人はハキハキと話す態度のイメージがあります。
    本当に上手く伝えれないのですが、ここに書いてあることが今までの事例と全く同じでした。
    まだ恐怖心が拭いきれていないから100%うまくやるのは難しいという不安があります。
    でも今までのこの20年間全くわかってなかった根本に気付けた気がします。
    明日も苦手な怒鳴り散らす人間に話さなきゃいけなくて憂鬱だったので調べた時にこのブログに辿り着きました。
    この悩みは自分だけじゃなかったんだと安心しました。
    少しずつ自信を持った態度で自分を変えていこうと思います。
    本当にありがとうございました。

    • 仁(jin) jin より:

      なっつんさん、メッセージありがとうございます。
      そして返事がものすごく遅くなってしまい、大変申し訳ありません。

      僕となっつんさんの置かれている状況は違うかもしれませんが、その気持ち、とてもよくわかります。
      これまで、そして今も本当につらい思いをされているんですね。

      僕も以前は、いつも僕を怒鳴る人間を前にすると、反射的に怒鳴られるイメージが頭の中に浮かんでいました。
      そのうち僕より強い立場の人間を前にすると、その相手を怒らせてるわけでもないのに
      「怒られるんじゃないか?」
      「怒られないように気を付けないと…」
      といった心理が無意識に働き、常にビクビクするようになり、最後は誰にも心を開けなくなってしまいました。

      頻繁に怒鳴る人間・すぐに感情を振り乱す人間というのは、基本的に「自分に自信を持てない人」であり、「気の小さい人」なんです。
      自信が無いから、怒鳴って威圧しようとする。
      周りに自分を認めてもらえる自信が無いから、力で認めさせようとする。
      怒鳴る人間・感情を振り乱す人間は、誰よりも強い不安を抱えているのです。

      それに気づき始めてから僕は、怒鳴ってくる人間がだんだん怖くなくなり始めました。
      感情を振り乱して怒鳴る人間ほど、実は未熟。
      自信が無く、自分をコントロール出来ない未熟者。
      「恐るるに足らず」です。

      大丈夫。
      なっつんさん、もっと自分を信じてあげてください。
      少しずつでいい、一歩一歩前に向かって進んでいきましょう。

      仁より

  4. コンブ より:

    ブログ拝見いたしました。
    上司が感情的な叱り方をするゴミ野郎で、指摘の内容もグレーゾーンというか独特です。私の仕事に対し気に入らない点があるのでしょうが、怒鳴るほどの事ではないと思います。怒りの吐き捨て場にされているのか、と感じます。話の一貫性も怪しい。
    会社では今のところゴミ野郎だけがストレスです。
    世間ではブラックな話をこれでもかと聞きますので、転職は現実的ではないですが、正直辞めたくなりますね。
    数年前、退職覚悟でゴミ野郎に「ご指導は有り難く思いますが、余りに怒鳴っていっらやるので、話の内容が頭に入ってこなくなるし、なんというか、キチガイに見えるんです」と申し上げたことがありました。すると急にシューンとなり「いやぁ~、奥さんにも言われたこと有るんだよね…躾と思って子供にお尻ペンペンしたら、泣いてさぁキチガイ!って」とか言ってましたが。
    ゴミ野郎、消えて欲しい。
    一つ良いことと言えば、後輩には態度を気をつけよう~と思えることです。死ねって思われますから。
    愚痴を聞いてもらってありがとうございました。

    • 仁(jin) jin より:

      コンブさん、メッセージありがとうございます。

      僕はその上司と会ったことが無いので何とも言えませんが、コンブさんの話の内容から察するに、その上司からは何も学ぶべきことがなさそうですね。
      もしそうならそんな上司はさっさと追い抜いて、コンブさんに対して今後一切文句を付けることが出来ない立場になってしまいましょう。

      学ぶべき点の無い人間を相手にしていても、時間の無駄です。
      時間がもったいないだけです。
      それどころか、そんな人間を相手にしていたら、コンブさん自身の人間的レベルも下がることとなります。

      まともに相手をする必要はありません。
      周りの雑音にとらわれず、コンブさんはコンブさん自身の進むべき道を、全力で駆け抜けていってください。
      応援してますよ。

      仁より

  5. ナオカ より:

    はじめまして。本日職場に対し言いようのない悲しみと絶望に遭い、すがる思いで仁さんのブログに出会いました。
    私は8年前に離婚し、2人の子どもがおります。母子家庭であり働かなくてはなりません。今の仕事は3年目ですが、それまでは16年間別の職場で働いてきて、子どもが幼少という事もあり自宅近隣にある今の職場に転職しました。
    今の職場にいる上司Aが恐ろしく意地悪な性格です。
    「Aさんは凄く良い人で、思いやりあるからナオカさんも仕事し易いよね。」と周りからは評判の上司ですが、私は自分に向けられた仕打ちや言動を思うと、とてもそうは思えない毎日でした。
    ただ、Aより経験もなく右も左も分からない、どんなに意地悪されてもこの人に従うしかないと思う毎日でした。出席しないといけない会議の日程も聞かされず、当日になって事実を知り、出席できない、など。
    今までに何度か理不尽な事が遭い他の上司に相談しました。
    しかしその都度「歩み寄って。」と言われる始末。
    何度もAが言うことを前向きに受け取り、歩みよろうと努力してきました。
    しかしAは私に問題があるかのように職場の皆に吹聴し、私は現在孤立無縁です。皆Aの言う事に従っているように見えます。
    Aと私は共に同じ専門職という事もあり、私とAにしか分からない仕事内容も多くあります。
    それだけに、Aは策士のように私の発言権を奪い、手柄は自分のものにします。巧妙な手口を使い、私もうっかり騙されそうになり自尊心をその都度低下させられています。
    「あなたが言うから、このように対処したの。」
    「私の方が毎日眠れない日々を過ごしているの。」
    「あなたにどれだけ、周りの人が気を使っているか知ってるの?」
    Aに対し意見を述べると、
    「そうやって私のせいにするんだよね。」や「あ、そう。私が悪いってことなのよね。」など感情的になります。
    全て私も自分なりに真摯に受け止め、どうしたらいいのかな?と頑張ってきたつもりです。

    上司もすっかりAの言いなりです。
    辛いです。今までに何度か仕事でオーバーワーク過ぎて感情を職場でぶつけてしまいました。
    その事がますます、私を「感情的で扱いづらいナオカ」になっているようです。Aの狙いになっているようで悔しくてなりません。
    私は私なりに今の職場での仕事に対し目標はあります。でも挫けそうな毎日を送り過ごしています。
    45歳ですので、転職も厳しいです。
    今までにネットで「苦手な上司克服」など検索し、辛い気持ちを和らげる為にはどうしたらいいんだろうと悩んできました。
    Aは変わらないと思います。ただ、Aに振り回される今の立場が本当に辛いです。
    今までに自分でいうのもなんですが、涙を出しながら仕事をするという事が16年間ありませんでした。
    今の職場は3年目ですが、定期的にAの仕打ちに対し爆発し涙を流す日々です。
    今日も何だか辛過ぎて、、。

    どうしたら良いのか分かりません。
    ただ、辞めれない事だけはわかっています。
    思いを吐き出させていただき、ありがとうございます。

    • 仁(jin) jin より:

      ナオカさん、お辛い中メッセージを下さり、ありがとうございます。

      内容を拝見させていただきました。
      ナオカさんの上司であるAさんとはお会いしたことが無いので無関係の僕がアレコレ言うのも失礼かもしれませんが、内容を見る限りかなり厄介そうな相手ですね。
      ただナオカさん自身が「今の職場を辞める」という選択肢を考えてない以上、今後このAさん相手にどのように対応していけばいいのか、考えていかないといけませんね。

      僕はAさんとは面識がないので、あくまで想像ということになってしまいますが、まずはこのAさんについて冷静に見ていきましょう。
      ナオカさんがおっしゃられている通り、
      「Aさんは凄く良い人で、思いやりあるからナオカさんも仕事し易いよね。」
      と周りに言わせるほど、周囲からのAさんの評価は非常に高い。
      しかしナオカさんに対しては、まるで人が変わったかのような仕打ちをしてくる。
      一体どちらが本当のAさんなのか?

      この状況を客観的に見る限り、このAさんは普段は素の自分を隠し、上手にいい人を演じている。
      つまりナオカさんに対する態度が、Aさんの素のように見える。
      Aさんは、いわゆる「外面(そとづら)がいいタイプ」の人間ではないでしょうか。

      では、外面がいいタイプの人間は、なぜ素の自分を隠してまで「いい人」を演じているのか?
      いい人を演じるということは、当然ですが周りからいい人だと思われたいから。

      ではなぜ、自分の素を抑えてまで周りからいい人だと思われたいのか?
      それは「自信が無いから」。
      自己評価が低く、周りから認めてもらえなければ、不安でたまらない。
      周りから高い評価をもらえなければ、自分に価値を感じることが出来ない。

      つまりAさんは自己評価が低く、心の中に強い劣等感を抱えている可能性が大きい。
      ナオカさんに意見を言われて感情的になってしまうのも、自信が無く不安になっている証拠。
      自分を信じることの出来ている人間は、他人から批判を受けても感情が乱れたりすることはありません。

      つまりAさんは、自己評価の低さゆえに「自分のことを認めてもらいたい」という思いが、おそらく強い。
      ナオカさんに意地悪をするのも、ナオカさんを貶めることによって自分が優位に立ちたい、ナオカさんを利用して「自分は優秀なんだ」と周りにアピールしたい、そういった理由があるのではないでしょうか。

      つまりAさんの中にあるのは、自己評価の低さによって生まれた大きな不安。
      そしてその不安を解消するために、ナオカさんが利用されている。
      僕には、そのように見えます。
      もちろん、あくまで僕の想像ですが。

      ではこの状況を、どのように解決していけばいいのか?
      どのような状態に持っていくのがベストなのか?

      可能かどうかは別として一番ベストと思われるのは、相手の味方になってあげること。
      相手を認めてあげ、安心させてあげることにより、相手の不安を取り除いてあげることが出来るのなら、それが一番良いと思います。

      実は以前、僕も上司とぶつかって険悪な状態が続いていた時期がありました。
      ナオカさんとは状況が違うと思いますが、もし参考になればと思い、その時のことを少し話しますね。

      僕は当時ある会社に入社したのですが、僕が入社する一週間ほど前に、年上の男性Bさんが入社していました。
      Bさんは僕より社会経験も豊富で、上昇志向が強く、ガンガン突き進むタイプ。
      それに対し僕は年下で、大人しい性格。
      でも実は、社会経験は僕の方が少ないのですが、その業界での経験は僕の方があり、Bさんはこの業界が初めて。
      何をやっても僕の方が知識も経験もあり、Bさんはそれがすごく面白くなかった。
      僕とBさんは、事あるごとにぶつかってしまいました。

      「このままではいけない…」
      そう思っていた矢先、上の人間へのアピールが上手いBさんは出世し、僕の上司になりました。

      役職のついたBさん。
      でもBさんは相変わらず知識も経験も乏しく、あるのは勢いだけ。
      すぐに困った状況に陥ってしまいました。
      でも、いつも強気のBさんは弱音を吐くことは決して出来ない。

      だから僕は、Bさんが出来なくて困っていること・分からなくて困っていることを、何も言わず、誰にも知られないように、裏からフォローしてあげました。
      それをやったからといって、もちろん僕には何らメリットはありません。
      でも見返りを一切求めず、Bさんが本当に困っていることを当たり前のようにフォローしてあげました。

      するとBさんの僕に対する接し方が、まさに180°変わりました。
      あれだけ嫌っていた僕を自分の傍に置き、何かあれば僕に相談したり頼って来たりする。
      そして僕が困れば、全力で助けてくれる。
      僕がミスをすれば、すぐにフォローに回り庇ってくれる。
      Bさんにとって僕は、心から信頼できる本当の仲間になっていました。

      僕とBさんが仲良くなれたポイントは、「僕が見返りを一切求めず、Bさんが本当に困っていることを当たり前のようにフォローしてあげた」という部分。
      上司としてBさんの実力・存在を認めてあげ、そして相手が本当に困っている時は見返りも求めず助ける。
      これによって、Bさんの中で僕は一番の理解者(味方)という位置づけとなり、安心して僕に完全に心を許してくれるようになりました。

      もちろん僕とナオカさんとでは置かれている状況が違いますので、僕のやったことをそのまま当てはめるなんてことは出来ないと思います。
      でも考え方の1つとして、ご参考にしていただければと思います。

      ということで話は戻りますが、このAさん、メッセージを見る限りは取りつく島も無さそうですね。
      もし今後どうやっても和解することが出来そうもないのなら、とりあえず相手との関係は置いておき、まずはナオカさん自身の心を守ることを考えていかなければなりません。
      今ナオカさんはAさんに振り回されて、とても感情的になってしまっているのではないでしょうか。

      お分かりだとは思いますが、感情的になればなるほど相手の思うツボ。
      そして感情的になればなるほど、冷静な行動や判断も出来なくなる。
      全てが悪い方向へと流れていくことになる。
      だから、自分を守るためにも今後は感情をコントロールしていかないといけない。

      当ブログでも感情をコントロールする話はいろいろさせていただいてますが、すでにもうナオカさんはいっぱいいっぱいの状態になっておられますよね。
      ということで、とりあえずの対処として、僕自身が頭に血が上りそうになった時の対処法を話します。

      それは「起こった出来事を、”感情”でとらえるのではなく”単なる事実”としてとらえる」というものです。
      人生には様々な問題が起こりますが、問題を複雑化させてしまう一番の原因は”感情”です。

      例えばナオカさんがAさんに無理矢理仕事を押し付けられ、限界を超えてしまったとする。
      それを感情でとらえてしまうと
      「私のことが嫌いだから、出来ないと分かっててわざと押し付けたんだ」
      「私のプライドを損なわせるために、わざと出来ないことをやらせたんだ」
      そうとらえ、そして
      「絶対また何か嫌がらせをしてくるに違いない」
      そう考え、被害者意識は膨らみ、心は憎しみで燃え盛り、疑心暗鬼に陥り、その結果自分で自分をどんどん窮屈な状態に追い込んでいく。

      でも、これを単なる事実としてとらえると、
      「仕事をお願いされたが、この仕事量をこなすには物理的に不可能だった」
      となります。
      自分の能力が高いとか低いとかではなく、またAさんが嫌がらせでわざとやったかどうかでもなく、ただ単に「仕事の量が多すぎて出来なかった」。
      ただそれだけのこと。
      感情でものごとをとらえるからこそ、相手の行為に対し自分の憶測や妄想で勝手に意味付けをして、自ら自分の心を乱してしまうのです。

      感情は一旦脇にでも置いておき、目の前に起こる出来事を”単なる事実”としてとらえる。
      話の内容はちょっと違いますが、こちら
      【失敗の連鎖を断ち切る方法はこれだ!!何度も同じ失敗を繰り返す、いつまでも引きずってしまう、そんなあなたへ。】
      【失敗や大恥をかいてもへこたれない”強い心”の作り方、僕が伝授します。】
      などをご参考にしてみて下さい。

      あと、1つ注意点ですが、自己評価の低い人間というのは自分に対する否定的な発言に対し、ものすごく敏感です。
      例えば相手の意見に対し、
      「でも、私はこう思うんだけど」
      といった、相手と違う意見を言っただけでも、その人間にとっては「私の存在が否定された」と受け止めます。
      だからそういった相手に対し、
      「いや」「でも」「だけど」といった、いわゆる「but」を表す意味の言葉を使うと、とたんに焦り出してこちらを責めてきます。
      よく相手を説得するための話法として「yes,but法」というのがありますが、ダメです。
      とにかく相手の考えを否定する言葉や表現を使ってはいけません。
      使うとすれば「yes,and」でいかなければなりません。

      詳しくはこちら
      【会話術⑩:意見が衝突しても、相手との関係を壊すことなくあなたの意見を通す方法があります】
      で話してますので、興味があればクリックしてみて下さい。

      ちょっと長くなってしまったので、ここらでそろそろ終わりにしようと思います。
      いただいたメッセージを元に僕の想像で書きましたので、もし見当はずれな部分がありましたらお許しください。
      また、何かご質問とかありましたら、遠慮なくメッセージを下さい。
      僕はいつでもここにいますからね。

      では。
      仁より

  6. ナオカ より:

    jin様、早々にたくさんのアドバイスありがとうございます(*´꒳`*)

    こんなに親身に考えてくださり感激いたしました。深く感謝申し上げます。ありがとうございます。

    jin様の上司Aさんに対する分析を、読ませていただき「そういえばそうだよねー。」と思い当たる所が多く、自分自身がかなりAさんに振り回されているなと振り返ることもできました。

    jin様のアドバイスの中にある「とことんフォローする」ですが、これは昔から変わらずやっているつもりなんです。Aさんは「報告.連絡.相談」という業務を多分今までにしなくてもよい職場環境でやってこられたのか、全くこれが他の人に対してもありません。

    Aさんは手柄は自分のものにし、事態が悪くなると私のせいにする、というパターンを今まで繰り返しています。
    心情的には厳しいです。
    が、jin様のアドバイスのお陰で冷静になれた分、業務としてフォローしていこうと思います。

    あと自分を守る方法としてのアドバイスありがとうございます。
    感情でなく事実として受け止める、これを着実に身につけていきたいと思っています。
    そうする事で私がどんな人間関係の最中にあっても自分が揺らぐ事がすくなく対応していけるなと思いました。

    ありがとうございます

    • 仁(jin) jin より:

      ナオカさん、メッセージを読んでくださりありがとうございます。

      どこの職場に行っても、やはり一人や二人は意地悪な人間・難しい人間はいるものです。
      僕は元々要領の悪い人間だったので、そういった人間の標的になることがこれまで多くありました。
      だから他の人に比べて、おかしな苦労もたくさんしてきました。

      でもそういう人間は、遅かれ早かれ自滅します。
      これまで僕に意地悪や嫌がらせをしてきた人間はみんな、結局ロクなことになっていません。

      どんなに要領が良くても、いつか必ず化けの皮がはがれる時が来ます。
      例えその時は周りを上手く騙せたとしても、周りの人間もそんなにバカではありません。
      意地の悪いことを続けていれば、その内誰かが気づく。
      そして悪い噂は、なかなか止めることが出来ない。
      こちらから手を下さなくても、周りは勝手に離れていき、その人間は孤独へと追い込まれていきます。

      そして最後には、真面目にコツコツやってきた人間が勝つ。
      真面目にコツコツ誠実に頑張る人間のところに、結局は人としての信頼が集まる。
      どんなに要領が良くとも、誠実さには勝てない。
      最後に勝つのは”誠実さ”です。

      そしてナオカさんの今の辛い経験が生きる時が、必ず来ます。
      この辛い状況を乗り越えることによって、確実にナオカさん自身の人間的厚みが増します。
      この辛い経験が、確実にナオカさんを大きく成長させてくれます。

      僕と共に、今の状況を乗り越えていきましょう。
      また何かあれば、遠慮なくメッセージを下さい。
      遅くなるかもしれませんが、メッセージは必ず拝見させていただきますからね。

      では。
      仁より

  7. ナオカ より:

    jin様、温かいメッセージ本当にありがとうございます。

    Aさんに対し、心に距離を置き何とか業務を遂行しています。

    ですがまた心を騒つく事が置きました。

    ずっとAさんに意地悪をされ続けていた為、昨年私はある資格を必死になって取得しました。ある資格というのはケアマネジャーです。
    この資格を得る事で私は自分に自信を得たのと、今までAさんによるきまぐな指示待ちでの仕事がなくなりました。
    しかし、Aさんにはさんざんなじられ、「ケアマネごとき、要らない仕事だ」とも言われ、Aさんに気をつかう上司や同僚からも一切資格を取ったことに対しお祝いの言葉もありませんでした。

    しかし今年この資格の試験をAさんが受験していた事がAさんの告白で判明しました。
    あんなにケアマネジャーを私の前では馬鹿にしていたのに。
    上司や同僚に「自己採点で95点でした。頑張りました。多分合格だと思います。」と話している姿を見て、Aさんが憎々しくてたまりませんでした。それに対し上司や同僚も「大丈夫よ。きっと合格だよ。」と励まし合っている姿をみて、Aさんだけでなく、職場全体から、私が昨年されてきた事がなかった事のようにされている感情になりました。

    落ちれば良いのにまでは思いませんが、仮にAさんが合格されたとしてもお祝いを伝える気持ちには全くなりません。

    何というか、自分のされている事に全く自覚がない方なんだな。
    そしてそんな彼女を職場の上司や同僚も認めているのだな、と心底がっかりしました。

    jin様の「周りの人間も馬鹿でない。」確かにそうだと思います。
    Aさんのような人間は自滅していく、、そう思います。

    しかし、Aさんのこの変わりようや、周りの反応を見ていると私が私自身が、おかしいのではないかとさえ思える時がたくさんあります。

    ただ、今はjin様の仰る「誠実さ」を自身に問い、淡々と仕事をしていこうと思っています。

    思いを吐き出させていただきました。いつもありがとうございます。

    • 仁(jin) jin より:

      ナオカさん、メッセージありがとうございます。
      仁です。

      Aさんの持っていないケアマネージャーという資格、ナオカさんが取得した時、Aさんはかなり焦ったでしょうね。
      Aさんがナオカさんを散々なじったということは、それだけ焦る気持ちを抑えきれなかったということでしょうね。

      でもナオカさんの話を聞いていると、まるで職場全体がAさんの味方をし、みんなでナオカさんを攻撃しているように見える。
      僕は直接職場を見たことが無いので雰囲気は分かりませんが、ナオカさんが入った時からこんな雰囲気だったのですか?
      そうなったきっかけや原因など、何か思い当たることなどありませんか?
      それとも、単にAさんの要領が良いだけなんでしょうか?
      またはAさんが会社のお局的存在で、場の空気を完全に支配しているとか?
      何か、この状況を引き起こしている原因について、思い当たることは無いでしょうか。

      ところで今の職場に、ナオカさんに味方してくれる人や中立的な立場の人っていますか?
      もしいるなら、その人間の客観的な視点から「ナオカさんの今の状況が、なぜ起こっているのか?」というのを聞いてみるのも良いかもしれません。
      ナオカさんの気づかない、見えない原因を見つけ出せるかもしれません。

      問題を解決するためには、それを引き起こしている原因を突き止め、より具体的にしていかないといけない。
      普段の自分の言動、そしてそれに対する周りの反応、またはナオカさんに対する周りの言動、そういったものをよく観察し、そして周りの人間の気持ちや心理状態を想像してみて下さい。
      何かヒントが隠されているかもしれません。

      それと、ここからは僕の勝手な想像ですが、もしかしてAさんは甘え上手、そしてナオカさんは甘え下手ではないですか?
      違っていたら、すみません。

      実は僕、昔はかなりの甘え下手でした。
      人に頼ることが全くできない。
      何かをお願いすることが全く出来ない。
      どんなに大変なことでも自分だけでやろうとする。
      そして僕が大変なのを見かねて周りが手を差し伸べても、その手さえも払いのけ、自分の力だけでやろうとしてしまう。
      他人に対し、自分の弱い部分を絶対に見せない。
      だから周りの人間は、ずいぶん取っつきにくかっただろうなぁと思います(笑)

      若い頃の僕は、上司や先輩から可愛がられた記憶がほとんどありません。
      だって、頼ろうとしないんだから、上司や先輩からすれば「可愛くないヤツ」にしか見えない。
      たとえ出来が悪くても、自分を頼ってくれる後輩の方が何倍も可愛いに決まってる。

      まさかナオカさん、僕に似てませんよね…?
      人に何かをお願いするということは、その人間を頼るということ。
      誰かから頼られると、人は嬉しいものです。
      自分の力が必要とされるということはつまり、自分が価値のある人間だと言われているのと同じ。
      Aさんが上手く周りを取り込めるのは、もしかするとAさんがかなりの甘え上手なのかもしれません。
      甘え上手は味方を増やし、甘え下手は味方を減らします。

      これはあくまで僕の想像ですので、良かったら参考程度にしてください。

      また何かあれば、遠慮なくメッセージを下さいね。
      参考になる保証はありませんが、僕なりの考えを話させてもらいますので。

      では。
      仁より

  8. ナオカ より:

    jin様、いつもいつも早々にありがとうございます。

    そうですね、、。

    私は思いっきり甘え下手です(笑)
    Aさんは要領はいいです。課長さんなんて顎で使われてます(苦笑)
    私は一人では出来ない仕事なんで、Aさんをはじめとし、相談はしているつもりです。

    Aさんを除く他の人は、優しかったです。ただAさんと私の職種が同じで他の人は違う職種で業務に介入できないだけに、口出せない部分が多いのではと思います。

    Aさんは最近こそ、前年度まではやりたい放題で、皆さんがAさんに気をつかっている、、という雰囲気でした。お局オーラは全開でした。

    元同僚からはAさんとAさんに気をつかう職場の雰囲気が嫌だと過去に1年の間に4人退職されたとも聞きました。

    今年度にはいり、所長が新たになり雰囲気がガラリと変わりました。

    今年度初めに今まで私は自分がされてきた事を所長に伝え、退職したい旨を伝えました。
    所長は優しく聞いてくださり、励まされました。感激しました。
    そして所長さんからAさんに何らかの話が伝わったのでしょう。けれどAさんはこれを「逆パワハラだわ。」と言っているのが聞こえました。これが辛すぎて職場で泣いてしまいました。今思えばこれが致命的だったのかなと思います。
    所長には上手な形で「すぐ泣くナオカがAさんを悩ませている」と伝えているのだと思います。そして事ある毎に体調が悪い、眠れないなどと職場を早退されたりしていました。所長さんはAさんに毎日冗談を伝え、笑わせたり体調を気遣ってます。Aさんはよく笑い私は静かになっていきました。私は自分をどうせわかってもらえないんだと諦めるようになりました。

    徐々に同僚が私に何となく冷たくなったり挨拶しても返事がなくなったという事がでてきました。何となく意地悪な事もチラチラされてきました。報告しても取り合ってくれなかったり。頼んでも忘れられてしまったり。1人で背負い込まなくてはならざる状況になってきたり。挨拶をあまりにしてくれないので私もしなくなってきました。
    これも良くないんでしょうね。

    ただ、こうやって思いを吐いていると、私はjin様のブログ内容に書かれているような「他者承認の欲求が強い。なのに甘え下手。そしてどうせばかり言ってる。認めてもらいたくてたまらないのにひがんでいる。」というやっかいな人間なんだと気づかされています。

    ありがとうございます。

    明日から挨拶だけはしようと思います。そこからボチボチ取組んでいこうかなと思います。

    • 仁(jin) jin より:

      ナオカさん、返事が大変遅くなってしまいました。
      ここ最近仕事が忙しすぎて、なかなかブログを訪れることが出来ませんでした(汗)

      メッセージの最後の辺りを拝見させていただいて思ったのですが、もしかして僕のブログの記事内容がナオカさんにとってマイナスに働いてしまってるのかなぁ…と心配になってしまいました。
      「他者承認の欲求が強い。なのに甘え下手。そしてどうせばかり言ってる。認めてもらいたくてたまらないのにひがんでいる。」
      そう言っておられますが、大丈夫。
      安心してください。
      僕の中にも、同じ部分が大いにありますから(笑)
      そして僕やナオカさんだけでなく、みんな大なり小なりそういった部分を持っていますよ。
      でもみんな、そういった部分を上手く隠しているだけ。
      ナオカさんはきっと、他のみんなより性格が正直で真っすぐ過ぎるのだと思います。

      他者承認は、有って当たり前。
      なぜかというと、他者承認欲求は生存本能だからです。
      「周りに自分のことを認めさせ、周囲より優位に立つ」
      常に命の危険にさらされている野生動物などの世界ではごく当然のことであり、生き延びるために無くてはならない本能。
      そして本能だから無くすことは出来ない、有るのが当たり前であり普通なんです。

      また甘え下手というのも、見方を変えれば「人一倍責任感が強い」とも言えるし、問題に対し自分が主体となって向き合うことが出来ているとも取れる。
      他者承認欲求だって、正しい方向へ向かえば「強い向上心」に変わる。
      今のナオカさんは、自分のマイナス面に目が向き過ぎてしまっているように見えます。

      もちろん上手くいかないことがあれば、反省し、自分を見つめ直さないといけない。
      でも心がネガティブに傾いてしまえば、不思議なことにネガティブなことばかりが目に付くようになる。
      逆に心がポジティブに傾けば、ものごとのポジティブな面ばかりが見えるようになる。

      例えば何かに失敗した時、心がネガティブに傾いてると、その失敗は後悔へと変わり、自分の足を引っ張り始める。
      逆に心がポジティブに傾いていれば、失敗が貴重な学びへと変わり、今以上に成長していく。

      ものごとには必ず、プラスの面とマイナスの面があります。
      この2つの面は、どんなことでも必ずセットで付いてきます。

      「負けず嫌いで他者承認欲求の強い人」は、「向上心が人一倍強い」
      「甘え下手な人」は、「常に自分が主体となって動ける人」
      優しい人だって、状況によっては優柔不断な人に見えてくる。
      強い信念を持っている人も、人によってはただの頑固者だと言われてしまう。
      甘え上手だって、良く言えば、人を信じる素直さがあるからこそ甘えられる。
      でも悪く言えば、他人任せで無責任とも取れる。

      結局、どちらの面に注目するか?ということだと思うんです。
      どちらの面にスポットを当てるかによって、人生はまるで変わってくる。
      同じ人生でも、どちらの面にスポットを当てるかによって見える景色は全く違ったものになる。

      今のナオカさんの心がネガティブに傾いてしまっているのは、Aさんのネガティブパワーの影響だと僕は思います。
      今のナオカさんの心の中は、Aさんに対する不満でいっぱい。
      つまりナオカさんの心の中が、Aさんのことで占領されてしまっている。
      頭の中では、Aさんのことばかり考えてしまっている。
      だからAさんの1つ1つの言葉や行動に揺さぶられてしまうことになる。

      今のナオカさんは、本来のナオカさんですか?
      …違いますよね。

      本来のナオカさん、あなたは一体どんな人ですか?
      どんな思いで今の仕事に携わり、どんなことで仕事のやり甲斐や喜びを感じますか?
      また、今の仕事を始めた新人時代は、どうでしたか?
      そして今は、仕事に対してどんな思いを持っていますか?

      ナオカさん、あなたはどんな生き方をしていきたいのですか?
      これから先、どんな人生を歩んでいきたいのですか?
      よく考えてみてください。
      よく思い出してみてください。

      あなたの人生は、あなたのものです。
      ナオカさんの人生にとって、Aさんはかけがえのない大切な人ですか?
      違いますよね。

      僕は、子供のことがとても大切です。
      だから僕の心の中は、子供のことでかなりの部分が占められてるし、僕は子供の言葉や行動から強く影響を受けます。
      でも逆に、僕の邪魔をしたり足を引っ張るような、僕の人生にとってどうでもいいような人の存在は、僕の頭の中から締め出してしまいます。
      だって、そんなどうでもいい人によって、僕の思考や行動が影響を受けてしまうなんて、絶対に嫌ですから。

      僕は自分が影響を受けるべき相手を、どんな時も常に意識して選んでいます。
      ナオカさんは、どうですか?
      Aさんといった、ナオカさんにとって何らプラスにならない人から強い影響を受けてしまっているのではないですか?

      もう一度、よく考えてみてください。
      よく思い出してみてください。
      ナオカさん、あなたはどんな人でありたいのですか?
      どんな生き方をしていきたいのですか?
      これから先、どんな人生を歩んでいきたいのですか?

      自分の人生の舵を、自分の手で握るのです。
      本来の自分を取り戻すのです。

      自分の頭の中を理想の未来でいっぱいにして、Aさんを頭の中から追い出すのです。
      あなたはAさんのために生きているのではない。
      だからAさんのことで頭の中をいっぱいにしてあげなくてもいいんです。

      理想の自分・理想の未来を思い描き、それに全力を尽くす。
      周りの野次に振り回されず、僕と共に自分の道を歩んでいきましょう。

      では。
      仁より

  9. ひめ より:

    ナオカさん、今もお仕事続けられてるのでしょうか?大変な職場状況のなか、とても頑張られていて、すごいと思いました。ナオカさんの味方が、職場でも現れますように!

    • 仁(jin) jin より:

      ひめさん、力不足の僕に変わってナオカさんを支えてくださり、ありがとうございます!

  10. ナオカ より:

    ひめさま

    お返事が大変遅くなり、申し訳ありません。
    この度は、温かく励ましてくださりありがとうございます。大変感謝しております^_^
    寒い毎日ですが、お身体ご自愛ください。

  11. ナオカ より:

    jin様

    温かいメッセージ本当にありがとうございます。
    私のぐちゃぐちゃした部分にお付き合いくださり大変感謝しております。

    お返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

    色々目まぐるしい日々が続いておりました。

    Aさんの事は意識せず、働いておりました。色々不器用ながら、働いておりました。

    今日、仕事で研修がありました。
    会議中に話を聞きながら、私がこの職場でやりたかった事はこういう事なんだと感動したと同時、でも出来ない、と悔しくて涙が止まりませんでした。人目もはばからず涙が止まりませんでした。

    私はAさんが怖いんです。Aさんのいる職場では今までと同じ様に足元をすくわれる。そんな気がする。

    今日も一緒に研修を受けるのに、Aさんの運転する公用車で出かけましたが。

    Aさんは私と乗る時はいつも、運転が荒すぎるんです。今日はいつもに増して荒かったです。
    吐き気がしました。前の車が停車した時に、ピタっと急ブレーキを踏まれた時は死ぬかと思いました。
    それで研修終わった時は、帰りが勤務時間をすぎていたのでバスで帰りました。
    職場にはバスで帰ると連絡しました。
    周りの上司を含む同僚は、公用車でAさんと出かけているのに、勝手に1人で帰った私を非難すると思います。
    冷静な判断ではないと分かっているつもりです。
    可愛い子どもの親として、働かなければならないのも分かっているつもりです。
    ですが、もうあの職場には行きたくない。

    色々取り留めのない事を言いますが吐きださせてください。申し訳ありません。

    Aさんと私は、同じ職種だけに、共通の仕事が多く重なります。

    毎回会議の度に、先に行かれ、置いてけぼりにされてました。
    一緒に出席しても毎回私がいないようかの扱いを受けていました。
    他にも数えきれないパワハラをうけています。

    要するにイジメを色々な所で受けている。それを訴えても上司は私の感情的になっているせいだと言う。
    むしろAさんはどんどん職場ではチヤホヤされているのに、私が報告しても取り合ってもらえない(ような気がする)。
    この図式が耐えられないのです。

    冷静になって休む時間が必要かなと思います。
    最近、子どもの習い事で休みがすべて潰れており時間的に余裕が全く作れませんでした。

    ありがとうございます。

    • 仁(jin) jin より:

      ナオカさん、返事が大変遅くなってしまい、すみません。
      メッセージ、拝見させていただきました。
      ナオカさんの辛い気持ち、とても伝わってきました。
      僕が20代の若造だったら、間違いなくAさんをシバいてますね(怒)

      それで、メッセージを拝見させていただいて僕が感じたことを話させてもらいます。

      >要するにイジメを色々な所で受けている。それを訴えても上司は私の感情的になっているせいだと言う。むしろAさんはどんどん職場ではチヤホヤされているのに、私が報告しても取り合ってもらえない(ような気がする)。

      意地の悪いAさんがチヤホヤされ、真面目に働いているナオカさんが、なぜか受け入れられていないように見える。
      正直僕はその場面を見ているわけではないので、原因ははっきりとは分かりません。
      ただ、メッセージを拝見して思ったのは、ナオカさんもご自分で言っておられる「感情的になってしまっている」という部分に、多少なりとも原因があるのかなぁと感じています。

      感情というのは、人から人へと伝染します。
      嬉しい感情、楽しい感情、怒りの感情、悲しみの感情、憎しみの感情…そういった感情は、表情や言葉・声・態度などによって、人から人へと伝染していくもの。
      例えばナオカさんの子供が喜んだり楽しんだりしている姿を見ると、ナオカさん自身も嬉しくなったり楽しくなったりしますよね?
      また、すぐそばで誰かが怒ったり怒鳴ったりする声を聞いていると、こっちまで心臓がドキドキしたり、興奮してきたりしませんか?
      感情というのは、そばにいる人間に影響を与え、伝染していくのです。

      そして感情的になればなるほど、その感情的になっている人間に対する強烈なイメージが作られていく。
      つまり、いつも楽しくゲラゲラ笑っている人には明るく楽しいイメージが、逆にいつもプンプン怒っている人には扱いにくく近寄りがたいイメージが、周囲の人間の頭の中に作られていく。
      そして残念なことに、人というのはポジティブな感情よりネガティブな感情に、より強く反応してしまうように出来ている。
      つまりネガティブな感情を発すれば発するほど、周りの人間にとって「この人は扱いにくい」「近寄りがたい」というイメージが、より強烈に作られていくということ。

      この社会は、人間関係によって成り立っています。
      周りとどのような人間関係を築くかによって、人生が生きやすくも、生きにくくもなる。
      だからと言って、周りの人間にゴマをするようなことはしなくてもいいと思う。
      でも、敵を作るようなことは、自分のためにも出来れば避けた方がいい。

      これまでメッセージをやり取りさせていただいて、ナオカさんは誰よりも真面目で誠実な人だということを、僕は知っています。
      とても正直すぎて、そのせいで要領が悪く、損ばかりをしてしまっていることを、僕は知っています。
      ナオカさんが感情的になってしまうのも、性格があまりにも真っ直ぐすぎるからだと思います。
      僕はそんなナオカさんの人間性が、とても好きです。
      そしてそんな真面目で真っ直ぐな人を陥れるAさんのような人は、僕はガチで大嫌いです。

      ただ、今のままではAさんのやりたい放題になってしまう。
      そしてナオカさんは、今の職場を変わるのは難しい状況。
      そしておそらく、Aさんの嫌がらせは今後も続きそう。

      Aさんと仲良くなるのも難しい。
      かと言ってAさんを抑え込むのも同じく難しい。

      であるなら、取れる方法は1つ。
      どれだけナオカさんの味方を増やせるか。
      どれだけナオカさんを理解してくれる人を増やせるか。
      ナオカさんが今の職場でより楽しく仕事をしていくためには、それしか無いのではないでしょうか。

      そのためには、やはり多少の感情コントロールが必要だと思います。
      だからと言って、無理して自分の感情を抑える必要はありません。
      ただ、メッセージを拝見する限り、今のナオカさんは周りのみんなにネガティブなイメージを持たれすぎてしまっているように感じます。
      そのせいで、周りのみんなからの協力を得ることが難しくなってしまっている。

      例えばナオカさんは、いつも楽しそうにしている人と、逆にいつも思いつめたような顔をしている人がいるとしたら、どちらの人と仲良くなりたいですか?
      いつも思いつめたような顔をしている人といると、自分まで心が重くなってしまいませんか?
      いつも楽しそうにしている人であれば、気軽に冗談とか言えるけど、思いつめたような顔をした人が相手だったら、うかつなことは言えない。
      常に言葉を選びながら話さないといけないから、プレッシャーを感じながら話さないといけない。
      もしかするとナオカさんは、知らず知らずのうちに周りの人間や上司に対してプレッシャーをかけてしまっているのではないですか?
      ネガティブなイメージは、それだけで相手にプレッシャーをかけてしまうもの。
      ネガティブなイメージを持たれてしまうほど、人間関係ではどんどん不利になっていきます。

      ナオカさんが嫌いなのは、あくまでAさんだけですよね?
      他のみんなも嫌い、というわけでは無いんですよね?
      だったら、これからはAさん以外の人たちに対しては、気軽に話しかけてもらえるようなポジティブなイメージ作りをしていきましょう。
      Aさんのことは放っておいて、これからはAさん以外の人たちとどう付き合っていくか、Aさん以外の人たちといかに良い関係を築いていくか、そのことを中心にやっていきましょう。

      味方や理解者が増えれば、状況は必ず変わります。
      そして何より、自分の味方や理解者がいてくれると思えるだけで、心が軽くなり、それだけで困難も乗り越えていけるようになります。

      おそらくAさんの人間性や性格は、これからも変わらない。
      僕が思うにAさんは、これまで意地悪な人たちに囲まれて生きてきたんだと思います。
      信頼出来ない意地悪な人たちの中で生きていくために、今のような性格になってしまったんだと思います。
      だからある意味、Aさんはとても可哀想な人。
      そしてAさん自身が「変わりたい」と思わなければ、Aさんが変わることは無い。

      例えば僕だったら、ちょっと意地が悪いんで、意図的にAさんが心から信頼する相手を仲間に引き入れたりするんですけどね。
      単にAさんの上司とかではなく、Aさんが本当に心を許している人を、です。
      すると、それを見たAさんは、おそらく完全に心が折れる。
      でも、そういうことは絶対にやめた方がいいです。
      自分自身が意地悪な人間になってしまいますから(笑)
      だから僕も今はもちろん、そういうことは一切やっていません。

      ナオカさん、先ほども言いましたが、僕はナオカさんの真っ直ぐな人間性が好きです。
      仮に単なる愚痴であろうと何だろうと、僕のブログで良ければ、遠慮なく吐き出してください。
      遅くなるかもしれませんが、必ず拝見させていただきます。
      そして参考になるかどうか分かりませんが、僕なりの考えを話させてもらいますから。

      僕はいつでもここにいますからね。
      では。

      仁より

  12. ナオカ より:

    jin様

    いつもいつも温かいメッセージに本当に助けられています。
    ありがとうございます^_^

    以前に昨年の12月18日に送った愚痴メッセージが自身の中では最悪な状況でした。

    次の日、課長より今後について話したいとあり所属長、課長より呼び出しがありました。

    課長、所属長より言われた言葉が
    「昨日1人で勝手に会議の場からバスで帰った事は業務違反に値する。
    自分をコントロールして、Aさんと今以上にコミニュケーションをとって業務にあたってほしい。」
    でした。

    感情的になって私がしでかした事は事実だし、仕方ないと思いました。
    Aさんより今までうけたパワハラを話しましたが、取り合ってもらえませんでした。

    なぜ課長も所属長も、私の言い分は聞いてもらえないのか、職場に対する不信感が募りました。
    しかしこれは私が感情的になってしまった事。それで私のマイナスイメージが植え付けられてしまったのだと反省、後悔がありました。

    所属長が「うちの法人は広い。異動という事も出来ます。」と提案がありました。

    今の味方がいない状況で今以上に Aさんとコミニュケーションをとることができるだろうか?いや無理だ。私が病気になってしまう。
    いっそのこと、辞めてこの職場や関連法人から縁を切った方が良いのだろうか、、?
    でも今退職したら路頭に迷う。職歴も多いしどうしよう。

    色んな思いが交錯しました。
    私は「異動させてください。」そう伝えました。
    伝えた後、とにかく出直してみよう。それでダメならまたやり直せばいいのだと若干勇み足ではありましたが、そう思いました。

    そして今年1月から新しい部署に異動しました。

    異動先は高齢者入所施設でありそこの看護師の仕事です。

    前の 職場とは全く仕事内容がガラリと変わり、色々キツいです。足も腰もパンパンです。

    職場の看護師長より「うちは2人の世界じゃないから。」と言ってくださったのが、唯一心に染み入りました。

    ケアマネージャーの仕事が出来ない状況になったのは大変辛いです。
    これも私が感情的になってしまったことの結果だし、jin様のアドバイスの味方を増やす意識づくりをしていればきっと何か変わっていたかもなと思います。

    jin様、本当に毎回、毎回暗い悩みにお付き合いくださりありがとうございます。

    私は看護師16年間してはいたのですが、元夫の仕事の都合や引っ越し、切迫流産等、、仕事を転職せざるを得ない状況があり、3〜4年で転職を繰り返しています。

    その職歴の為、転職は厳しいと異動の道を選びました。それが吉か凶か分かりませんが、、、。吉となるよう良くしていこうと思います。

    なかなかの痛い46歳だなと思っています(苦笑)。
    そんな私を真っ直ぐな人間と評価してくださったこと、本当に嬉しかったです。ありがとうございます

    他にもjin様のブログ記事は癒されたり励まされたり、救ってくださるものばかりです。
    他の方もコメントされてましたが、確実に誰かを救ってくださってると思います。

    ありがとうございます。

    • 仁(jin) jin より:

      ナオカさん、メッセージ拝見させていただきました。
      仁です。
      いつもいつも返事が遅くなってしまい、本当にすみません。

      異動をされたと聞いて、申し訳ありませんが正直ホッとしました。
      というのが、このままの状況が続くと、いつかナオカさんが壊れてしまうんじゃないかと、ずっとハラハラしていました。
      ケアマネージャーの仕事に従事できるのがベストであるとは思いますが、これまでの「Aさんと二人の逃げ場のない環境」というのは、やはり正直キツいと思います。
      特にAさんのような要領の良い悪知恵の働くタイプの人間から攻撃され、なおかつ逃げ場が無いとなれば、精神的なキツさは尋常ではない。
      むしろここまで本当によく耐えてこられたと思います。
      本当に良く頑張って来られたと思います。

      今度の職場・業種というのはナオカさんの望むものではないかもしれません。
      でも僕は、いつも自分に言い聞かせている言葉があります。
      「どんな道を選ぶかというのも大切だが、それ以上に、自分の選んだ道においてどんな生き方をするのかが大切だ」
      ということを、考え生きています。

      自分の望む道があっても、その道を選び取ることが出来ない時もやはりある。
      もしくは自分の望んで選んだ道が、自分の思っていたものとは違うと感じる時もある。
      そんな時は、再び道を選び直すという方法もあると思います。

      でも大切なのは、結果的に自分の選んだ道において、どんな生き方をするのか?
      自分の選んだ道において、どれだけベストを尽くすことが出来るか?
      その道の中で、自分は何を学び、そして一体何を掴むのか?
      それが大切なのではないかと、僕個人は思っています。

      今の職場でも、いろいろ大変な部分はあるかと思います。
      でもまずは、今の職場に慣れること、そしてナオカさん自身の体制を立て直すことが先決です。
      とりあえず、これまでのAさんとのことなどは一切切り離し、今に集中しましょう。
      もうAさんのことなど一切関係ないから、全て忘れてください。
      これからの未来のことを、考えていきましょう。
      過去はここでスパッと切り離し、未来にだけ向かって進んでいく。
      ここで生まれ変わり、ここから新たにスタートを切るのです。

      ナオカさん、
      どんな時も僕はあなたの味方です。
      大したアドバイスは出来ないし、いつも返事は遅いですけど(笑)

      僕はいつでもここにいますからね。
      いつでも遠慮なくメッセージを下さいね。
      では。

      仁より

  13. アキコ より:

    はじめまして。今回初めて訪問させて頂きました。何というか本当にもう…絵に描いたような怒られキャラです。しかも私の場合、人の顔色をすごく気にするわりに、上手くたち振る舞えずにイラつかせてしまうという…辛いです、変わりたい…!

    • 仁(jin) jin より:

      アキコさん、メッセージありがとうございます。

      僕も同じです。
      常に他人の顔色をうかがい、相手の機嫌を損ねないように細心の注意を払ってるにも関わらず、いつも僕ばかり怒られる。
      そして他人と上手くやっている人に限って、そこまで他人の顔色を気にしていなかったりする。

      実は一番怒られるタイプの人間は、他人の顔色を気にしすぎてビクビクしているタイプ。
      例えば、自分より立場や力関係が上の人間や、自分の手には負えそうもない相手だと、なかなか文句も言いにくいですよね。
      逆に、自分は全く悪くないのにすぐにペコペコ謝るような相手だと、安心して文句も言える。

      だからと言って、自分の非を認めず反論すればいいと言ってるわけではありませんよ。
      ただ、怒る側に人間的に問題があるとしても、もし自分の中に怒られやすい要素が少しでもあるのなら、出来るだけ減らした方がいいですよね。

      それで、
      >上手くたち振る舞えずにイラつかせてしまう
      そうおっしゃられていますが、上手くたち振る舞えない原因や理由について、何か思い当たることとかありますか?
      僕はアキコさんとお会いしたことが無いので何が原因かは分かりませんが、もしかしたらご自分でもおっしゃられている「人の顔色をすごく気にする」というのが一つの原因になっているのではないでしょうか?

      最初に言った通り、以前の僕もアキコさんと全く同じ状況でした。
      相手の顔色を気にしすぎるあまり、いつもアタフタしてばかりで結局ミスやおかしなことをしてしまう。
      そんな僕の姿を見た相手は、イライラ。
      相手がイライラしてるから僕は余計に焦り、さらに慌てる。
      その結果、さらに状況は悪くなる。
      …どうしようもない悪循環の輪にはまっていました。

      実は、相手の望むように僕が動いてあげられるようになったのは、必要以上に他人の顔色を気にしなくなってからです。

      「どんなに相手の心の中を想像したって、結局他人である僕には分からない。
      それに相手が僕のことをどう思うかは相手の自由であって、それを僕が操作することは出来ない。
      出来ないことをしようとしたって、仕方ない。
      無理なものは諦めよう。
      まぁいくら怒られたって、命まで取られることは無いし。」

      僕は、相手の望むように動くのをやめた。
      相手にどう思われようと、たとえ悪く取られようと、それは相手の勝手であって仕方ない。
      僕は自分の出来る精一杯のことをするしかないし、僕にはそれしか出来ない。
      出来ることは全力でやって、出来ないことは潔く諦めよう。

      そうやって他人の顔色を気にしなくなり始めた頃から、逆に相手の様子や状況が冷静に見えるようになった。
      必要以上に相手の顔色を気にしなくなったことによって、むしろ相手が何を望んでいるかが分かるようになってしまいました。

      もちろん僕の状況がアキコさんにそのまま当てはまるとは限らないかもしれません。
      でも少しでも参考になれる部分があれば、嬉しく思います。
      また何かあれば、遠慮なくメッセージくださいね。
      必ず拝見させていただきますので。

      では。
      仁より

  14. バーマン より:

    はじめまして。
    息子が昔の自分によくにていて
    学校で友達とトラブルになると
    息子ばかりがいつまでも先生に怒られるという事が数回あり、どうしたら息子が自信を
    持って先生や友達に自分の思いや、起きた事の事実を上手く伝えられるようになるか
    調べている時にこちらの記事にたどり着きました。

    私も息子と同じ子供時代で、言いたい事があっても、言ったら反撃されるかも、とか
    本当はそうじゃないのに。。。と自分の
    気持ちを周囲に言えないでいつも理不尽な扱いばかり受けてきました。
    なので大人になっても自分に自信がなく
    何をやっても自分はダメな人間だから
    と、いつも強い口調の人に言われても
    反論も出来ずに嫌な思いをし続けてきました。

    しかし、ある時職場の人がやたら発狂していて
    たまたま質問した私にも発狂する事が
    一度ありました。
    その時、まさにこの記事の感情が生まれ
    それ以来、私はその人を逆に心の中で
    バカにするようになりました。
    まさに、私より一回りも年上なのに
    この人は未熟だよな、と思えるようになり
    今では全く怖くありません。

    そして、自分にではなくても
    誰かが誰かに発狂しているのを見ると
    本当に発狂している人が未熟にしか
    見えなくなりました。
    仕事が出来ようが何を出来ようが
    人に物を伝えるのに、怒り狂ってしか
    言う事が出来ないなんて、まさに未熟。
    物の伝え方もきちんと出来ない人に
    とやかく言われる筋合いはない、と
    堂々としていられるようになりました。

    小学生の息子は叱られると、先に自分の事をわかって貰えない悔しさから、泣いてしまい
    更に泣いているので何も言葉が口から
    出せなくなって、先生はいつまでも息子の口から話しを聞く事が出来ない為、喧嘩相手の子ではなく息子を長時間質問攻めにしてしまい
    家に帰って来ると親には安心して事実を話してくれます。

    どうしたら息子がまず先生にきちんと伝える事ができるか、いつも自分だけが悪いように
    思われてしまい嫌な思いをしていると
    本当に何にも自信を持てなくなってしまうと思うので、どうアドバイスしたら良いかと悩んでいます。

    小学生に相手が未熟なんだよ、なんて言ってもなかなかそこまでの境地になれるはずもなく
    息子は口下手なのも災いして、論理的になる事も出来ず。。
    対処方法をアドバイスするのが難しいのです。。

    自分が今まで理不尽な思いをしてきた人生だっただけに、息子にはそんな思いで生きて行って欲しくないのです。

    息子は自分から人に嫌な事はしないのに
    された時に言い返してしまったり
    やめて、と言っただけで叩かれて、叩かれたからやり返してしまったりして
    先生はその場にいないので当事者に話しを聞くと、相手は何もしてないとか、自分は悪くないと言い張り、息子は何も言えないでいると
    先生は息子が悪かった事にして、何も話さない息子をずっと引き留めて責めると言うパターンばかりです。

    私は前述の自分が克服した方法に加え、仕事の知識を沢山付け、堂々と自分の意見を言えるようになったのも、理不尽に怒りをぶつけられなくなった理由だと思っています。

    息子も堂々としていられるように
    自信を付けさせてあげたいと思います。

    この記事を読んで、自分が思っている(怒鳴り散らす人は未熟だと言う事が)全く同じだったので思わずコメントしてしまいました。
    息子の生きずらい人生を抜け出させてあげる為に頑張ります。

    • 仁(jin) より:

      バーマンさん、メッセージありがとうございます。仁です。
      返事が大変遅くなってしまい、本当にすみません。

      その後、息子さんのご様子はどうですか?息子さんもお辛いでしょうし、親であるバーマンさん自身も側で息子さんを見てて大変お辛い思いをされているのではないかと思います。

      実は僕自身も子供時代は引っ込み思案で、自分からは何も言えないような内気な子供でした。人とコミュニケーションを取るのがとにかく苦手で、自分から話しかけたり自分から友達を作ることも出来ない。要領も悪く、勉強も苦手。まさに落ちこぼれ人間でした。

      ただ僕は運よく友達からイジメられるようなことは無かったのですが、しかし大人からは結構イジメられました。いわゆる学校の教師やスポーツの指導者など、僕ら子供にとって絶対的な権力を持っている人間からです。

      僕の時代も、大人から気に入られて依怙贔屓(えこひいき)される子供はいつも「要領のいい子」や「大人に愛想を振りまくのが上手い子」ばかりで、僕らみたいな要領の悪い子や大人に愛想を振りまくのが下手な子は、やはり事あるごとに理不尽な扱いばかりを受けていました。バーマンさんが子供の時と、同じです。

      だから僕は、自分の子には僕と同じような思いは絶対にさせたくない、僕と同じような子供時代は絶対に過ごさせたくないと思い、僕の子供時代とは真反対の人間になるように自分の子を育ててきました。

      ご参考になるかどうか分かりませんが、子供を育てる上で僕が気を付けていることを少し話させてもらいます。

      まず僕は、どんな時でも、どんな状況であっても、息子のことを常に全肯定します。絶対に息子のことを否定したり、下に見たりしません。
      これは「例え息子が間違っていても肯定する」ということではなく、息子の存在そのものを常に肯定するということです。例えば息子が明らかに間違ったことを言ったとしても、まずはその言葉を否定せず、「うんうん、なるほど。お前の言ってること、よく分かるよ。」と肯定して受け入れる。その上で、「お前のやり方もアリだけど、例えばこんなやり方もあるし、またはこんな考え方もあるんじゃない?」みたいな感じで、提案をしていく。僕は親という立場ですが、僕と息子は人間としては常に対等の関係で生きています。
      それで息子を肯定する上で意識しているのが、「息子の気持ちや感情を理解してあげる」ということです。例えば、状況によっては息子の言動によって周囲に大きな迷惑がかかったり、その言動によって息子自身が大変なことになってしまうようなことがありますよね。そんな時でもまずは息子の言葉を否定したり遮ったりせずに最後まできちんと聞き、その上で「うんうん、なるほど。お前の気持ちはすごくよく分かるよ。お父さんがお前と同じ立場でも、きっとお前と同じ気持ちになるだろうな。でもね、例えばお前の今回の言動によって、こんな困ることが起こってしまうかもしれないよね。」こういった風に、まずは子供の気持ち(感情)を全肯定してあげた上で、子供に提案していくようにしています。僕はこれまでに息子をまともに叱ったことがありません。でも息子が僕に逆らったことは一度も無いし、関係が悪くなったこともありません。僕と息子は人としては常に対等の関係であり、共に生き共に戦う同志みたいな関係です。

      そして次に、僕は息子に対して常に感謝の気持ちを持って接しています。「僕の子供として生まれてきてくれてありがとう。共に同じ時代に産まれてきてくれて、そして家族として一緒に人生を生きてくれてありがとう。」そんな気持ちで、常に息子と接しています。
      元々僕は、何をやってもダメな出来損ない人間です。人生を諦め、チャレンジせずに逃げてばかりだったヘタレ人間です。そんな僕が、息子と真剣に向き合うことによって人間的に大きく成長することが出来ました。あれだけ苦手だった人間関係も、今ではこうしてブログで人間関係のコツを発信するまでになれました。全ては息子のお陰です。息子に対してはもう、感謝の気持ちしかありません。そしてその気持ちを、出来る限り言葉や態度で息子に表すようにしています。「お前がいてくれて、本当に良かった」と。

      そして最後に、僕は「お前がどんな状況に陥ろうとも、例え世界が全てお前の敵になったとしても、お父さんは何があっても常にお前の味方で居続けるぞ。」ということを言葉や態度で息子に表し続けています。「たとえお前が地獄に落ちたとしても心配するな。お父さんが一緒に地獄に落ちて、共に地獄の道を歩き続けてやる。」それを態度で息子に示し続けています。僕は息子に何があろうと100%絶対に息子の味方で居続けるし、それを息子も理解してくれています。だから、例えどんなことがあろうと、息子の心が完全に折れてしまうことは決してありません。

      あと、ついでに1つ。僕はどんな時も息子の可能性を100%信じているし、それを常に言葉に出して息子に伝え続けています。うちの息子は小さい時から体を使う遊びやサッカーなどをさせているのですが、運動にしろ勉強にしろ「お前の中には大きな力が秘められている。お前はすごい可能性を秘めているんだ。後はその力をどれだけ引っ張り出すことが出来るかどうか、だ。」ということを、日常的に息子に言い続けています。まさに息子を洗脳するぐらいの勢いで、幼少期から言い続けています。壁にぶつかったとしても、「良かったな。お前の中にある新たなスキルを引き出す時が来たぞ。」と言って、失敗も全てプラスエネルギーへと変えていきます。どんな時も一番の味方である親が本気で信じてあげれば、子供はそれを本気で信じるようになる。自身の子育ての経験を踏まえた上で、僕はそれを確信しています。

      ということで子供を育てる上で僕自身が気を付けているポイントを簡単に話させてもらいましたが、もちろん僕のやり方が完璧なわけではないし、100%正しいと言っているわけでもありません。あくまでこれは僕個人のやり方であり考え方であり、これで全てが上手くいくという話ではありません。ただ、いくら周りから否定されたり理不尽な扱いを受けたとしても、絶対的な味方であり最大の理解者である親の僕が息子をしっかり肯定し信じてあげれば、最後は必ず息子自身の力で壁を乗り越えていってくれる、そう思っています。息子の人生は、息子自身が切り開いていかなければならないし、僕はあくまで息子のサポートしかしてあげられません。だから僕は全力で息子のすぐ横で共に人生を駆け抜けていく。共に生き共に戦う同志として全力でサポートし、そして僕自身の背中で息子に生き方を示していく。

      僕自身まだまだ未熟だし、自分の力不足を日々実感しています。でもこれまで僕は子供と共に人として成長してきたし、これからも子供と一緒に成長していけばいい、そう思っています。子育てをしていると、いろいろ焦ることもあるし、心配事も尽きないと思います。でも完璧な親なんてどこにもいないし、完璧な子育てもやっぱり存在しません。バーマンさん、良かったら僕と一緒に一歩一歩前に進んでいきましょう。

      また何かあれば、遠慮なくメッセージを下さいね。
      では。
      仁より

  15. いぬ より:

    よは、弱い人間は怒られ不審者扱いされ
    本物の不審者すらも弱い人間に自分は
    不審者だ!と堂々と怖がらせ仕事では
    しなくてもいい面倒な事を押し付けられ
    色々思い返すとこんな思いまでして
    生きていたくないから人間として生まれた事に向いてない、読んでて死にたくなってきた。

  16. ななし より:

    要は人を見てるんですよ、こいつには何を言っても訴えないし、辞めないし、反撃しないし、大丈夫と安全な事を確信して、安全なところから攻撃。
    周囲にこいつは能力がないと示すと同時に、周囲に怒るとこうなるんだぞって自己顕示欲をだして、マウントを取り、見せしめにしているんですよ。
    だから、怒られない人も反撃とかして、こいつは面倒なやつだと思わせて上司にマウントの取り合い、その割を食うのが、まじめで文句を言わない人。
    常套句が「怒られるうちが華」「あなたの為をおもって」と手を品をかえて、マウントを取りに来るので、自分の身を守るためにもこの一線を越えたら容赦しないって態度見せるしかないですね。
    あとは注意しないとならないのは、反撃なり、容赦しないという態度を見せたときに、上司なりが周囲に保身であることない事を報告なり、言いまわっている事
    同僚を味方につけるのも大事ですが、自分がターゲットにならないように人を売る人間もいるので面倒ですね

    • 仁(jin) 仁(jin) より:

      ななしさん、メッセージありがとうございます。
      確かにななしさんのおっしゃる通りだと思います。真面目に正攻法で立ち向かっても通用しない相手・通用しない場合というのも確かにありますし、状況によって自分自身の対応も変えていく必要もあると思います。

      実は昔、僕自身が会社内で陥れられた経験があります。僕は真面目に仕事をしていたのですが、僕のことを良く思わない社内の人間が、当時の会社の経営者に僕の悪口を吹き込みました。その結果僕は経営者から呼び出され、いきなり土下座をさせられて説教を食らいました。あの時はもうまさに、会社をクビになるかどうかの瀬戸際でした。

      ただ僕は何一つ間違ったことなどしていないという自信があったので、土下座をさせられながらも落ち着いて感情をニュートラルの状態にし、一切の言い訳をすることもせず、ひたすら経営者の目を見据え続けました。土下座させられながらも、顔を上げて相手から一瞬も視線を外さず、気持ち悪いぐらい落ち着き払い自信に満ちあふれた表情とボディランゲージで当時の経営者にプレッシャーをかけつづけました。最後は相手が耐え切れなくなって目が泳ぎ始め、結局最後は口頭での注意だけでお咎めなしにまでなんとか持っていくことが出来ました。

      ただお咎めなしになったとはいえ、僕の立場が悪いことには変わりありません。なので、そこから僕は仕事で結果を出すことに全神経を集中させ、最終的には仕事に関しては誰も僕に文句を付けられないほどまでの状態にまで持っていきました。そして仕事上で何かトラブルが発生すれば、上司がいても僕が前面に出て、全て僕の責任において対応することにより上司の役割をも奪い取りました。そして最終的には僕がいなければ仕事が上手く回らない、そんな状態にまでしました。

      もうその頃には経営者も僕のことを完全に認め、僕の足を引っ張ろうとする人間もいなくなりました。そして仕事に集中すると同時に、周囲との人間関係にも気を配りました。仲間が仕事で困っていれば助けるというのは当然として、僕に反感を持っている人間や足を引っ張ろうとする人間に対しても、さりげなくフォローや手助けをしてあげる。同じ仲間として、どんな時も嫌な顔など一切せずに全力で協力してあげる。そうやって丁寧に人間関係を築いていきました。

      もちろん僕と同じようにすれば必ず上手くいくなんてことを言うつもりはありませんが、単なる「いい人」や「都合のいい人」ではなく、本当の意味で「周りから求められる人間になる」ことが、仕事においても人間関係においても成功するためには重要な要素ではないかと僕は思います。もしご参考になれば、嬉しく思います。

      仁より