いつも騙されてばかり!誰も信用できない!そんなあなたに伝えたい他人を信頼するためのポイント。

人間関係を変える方法

信じてたのに裏切られた!!

この人なら大丈夫だと思ってたのに、すっかり騙された…

 

人生の中で他人から裏切られたり騙されたりといった経験は、誰しも一度や二度はあると思います。

時には立ち直れないほど心に深刻なダメージを負ってしまったり、または大損害を被ってしまうこともあるでしょう。

どんなに頑張っても、僕らは他人の心を読むことは出来ないし、いろいろ疑いの心を持ち始めると、正直誰を信じていいのか分からなくなってしまいますよね。

 

ということで今回は、人を信じる上で僕が個人的に気を付けているポイントについて話していこうと思います。

もちろん僕の考えが100%常に正しいということではありませんが、少しでもみなさんのご参考になればと思います。

 

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 信じることに”条件”をつけていませんか?

まず最初に、人を信じる上で多くの人が陥ってしまうことがあります。

それは「信じることに条件を付けていること」です。

「信じることに条件を付ける」とは、あなたに対し相手が何かしてくれるから相手を信じる、といった具合です。

例えば相手があなたに対し、

「親切にしてくれる」

「手助けしてくれる」

「何かを買ったり貸したりしてくれる」

「愚痴を聞いてくれる」

だから相手を信頼できる、というようにあなたに対し何かプラスになることをしてくれるから信用する、といった信頼関係です。

 

この「条件付きの信頼関係」は、お互いの関係が上手くいっている時は問題無いんですが、ちょっとバランスを崩してしまうと途端に被害妄想や人間不信を引き起こしてしまう、厄介なものなんです。

というのがこの「条件付きの信頼」は、相手があなたに何かをしてくれることが前提となっています。

「親切にしてくれる・愚痴を聞いてくれる」などの条件が前提となっており、それをしてもらうのが当たり前の状態になってしまってるんです。

だから相手がそれをしてくれなくなったり、またはあなたの期待通りに相手が動いてくれなかったりすると、急に相手に対し裏切られたかのような感情が湧き起こってしまうのです。

相手からすれば、別にあなたを裏切ったわけでも騙(だま)したわけでもないのに、あなたの心の中には相手に対する不満や不信感が出てくるのです。

 

相手を信じることに条件を付けてはいけません。

そういったことを抜きにして、その相手が人として信頼できるのかどうかというのを判断するようにして下さい。

その人間の言葉や行動に裏表は無いか? 誠実な人間か? 相手の人間性をあなたなりに見極めてみて下さい。

 

 

 

 利害関係があなたの目を曇らせる

次に相手のことが信じられるかどうか迷った際に、確認してほしいことがあります。

それは「相手と自分の間に利害関係があるかどうか」ということです。

相手と何らかの利害関係があると、どうしても自分の目を曇(くも)らせてしまうんです。

 

人間誰しも、自分にとってメリットのある相手、自分に利益をもたらしてくれる相手を信じたくなるものです。

「あの人は立場上俺の味方だから信じたい」

「あの人の言う事が正しければ儲けられるはずだから、信じてみたい」

「あの人のことが好きだから信じたい」

逆に

「あの人は立場上敵だから信じたくない」

「あいつは嫌いだから信じない」

 

つまり自分にとって都合の良い相手を信じようとする。

もうこれは「相手が信じられるかどうか」ではなく、ただ「相手のことを信じたい」になってしまっている状態です。

これでは冷静な判断など出来ませんよね。

こうなってしまうともう、とにかく相手を信じることの出来る材料ばかり探し出し、疑いを持ってしまうようなことからは、ひたすら目を背け続けてしまうのです。

 

相手のことが信じられるかどうか迷った時は、冷静に自分に問いかけてみてください。

「自分と相手の間には、利害関係があるかどうか?」

そして仮に利害関係があるとしても、それは一旦脇に置いて、その相手が人として純粋に信じられるか、その人の人間性はどうなのか、そういったことを客観的に判断してみましょう。

 

 

 

 相手を信じる・信じないは、あなたの個人的な問題

以上が、僕が相手を信頼できるかどうか迷った際に気を付けている点です。

これらのことを踏まえた上で、相手が人として信頼できるかどうか、その時の状況や自分の価値基準などに照らし合わせながら、僕は相手のことを判断するようにしてます。

 

でも残念ながら、外れることもあります。

信頼していた相手が、信頼に足るような人じゃなかったと感じたり、逆にあまり信頼してなかった人が実は誠実な人だった、なんてこともあります。

僕は神様じゃないから、相手がどんな人間なのかということを100%的中させるようなことなど出来ませんし、そんなこと出来る人も普通はいないと思います。

 

でも相手が、自分の思っていたような人じゃなかったからといって、即信頼できないと判断してしまうのも早いと思います。

相手があなたの期待を裏切るような行動を取ったとしても、そこには相手なりの想いや考えがあるのかもしれません。

相手とあなたの間で行き違いがあるのかもしれません。

もしかしたら、あなたや周りのことを考えた上での行動が、タイミング悪く裏目に出てしまったのかもしれません。

相手の行動を見て、すぐ決めつけたり判断したりせず、まずは相手の置かれている状況を見て、相手の立場に立って考えてみる・想像してみることが必要です。

相手が信頼できるかどうか判断するのは、それからでも遅くはないんじゃないでしょうか。

 

 

そして信頼関係とはお互いが信頼し合える関係のことを指すんだと思いますが、相手を信頼できるかどうかというのはお互いの問題ではなく、自分自身の個人的な問題だと僕は思っています。

これまで僕が話した

「信じることに条件を付けない」

「相手との利害関係を抜きにして信頼できるかどうか判断する」

からも分かる通り、相手があなたのことをどう思い、お互いがどのような関係であろうと、関係無いんです。

相手が信頼できるかどうかの判断、そして相手を信頼した上での行動というのは、自分の意思に基づく個人的な行動であり、相手は関係ない、あなた自身の個人的な問題なんです。

相手があなたに対して何かしてくれるから相手を信頼する、相手を信じればメリットがあるから信頼してみよう、ではないんです。

そういったことを抜きにして、自分自身の問題として、相手が信頼できる人間なのかどうかを客観的に判断してみてください。

 

 

 

 余計なお世話かもしれませんが…

そして最後にひとつ、余計なお世話かもしれませんが、あなたの心情や感情の部分に対し妙に深い理解を示してくるような相手は、ちょっと注意した方がいいかもしれません。

絶対というわけではありませんが、そういった相手は人間というものの理解が深い可能性があります。

そしてそういった人はあなたに対し強い影響を及ぼしたり、特定の行動を取らせたりすることが出来る可能性を持っています。

 

で、なぜ要注意なのかというと、この相手があなたにとって良い影響を与えてくれるのならむしろ良いのです。

ですが場合によってはあなたの心を操作し、特定の行動を取らせることによってあなたから利益を奪い取ろうとする人もいるかもしれないのです。

 

今の日本は、詐欺行為がずいぶん増えたように感じます。

単純にお年寄りを騙してお金を振り込ませたりといったものから、最近ではネットを使ったインチキまがいの商売もどんどん増え続けています。

宗教でも、中には精神的に弱った人の心につけ込み、信者からお金を吸い上げたり都合良く利用したりするような団体も存在します。

スマホゲームも、人間心理をうまくついて、どんどん課金させていきます。

 

こう書くと、世の中悪いことだらけのように見えてしまいますが、もちろん僕は全てが悪いと言っているわけではありませんよ。

中にはお金に変えられないような、素晴らしいものもたくさんあります。

例えば僕は、いわゆる「情報商材」というものを買ったことがあります。

(*情報商材:主にインターネットなどを介して売買される情報で、情報の内容自体が有料の商品となるもの)

周りからは「何でそんなもの買ったの?もったいない。」みたいな目で見られることもあります。

ですが僕自身は、お金に変えられないようなものすごい価値や学びを手に入れられたと思っていますし、実際に役に立ってくれています。

 

結局何が言いたいのかというと、相手が信頼に足る人間かどうかというのを、自分の責任においてあなた自身が冷静に見極めなければならないのです。

その中で、あなたの気持ちに対し妙に深い理解を示し、なおかつあなたの感情を激しく揺さぶるような言葉を投げかけてくるような相手は、あなたを操って、その人間にとって都合の良い行動を取らせようとしている可能性があるかもしれないということです。

そんな時は、あなたが相手と仲良くなったり、相手の望む行動をあなたが取ることによって、相手にどんな利益があるのか、どんなメリットがあるのかを見極めていくと、より客観的な判断が出来るのではないかと思います。

 

 

相手を信頼するかどうかというのは、あくまで自分自身の個人的な問題。

信じることに条件を付けてないか、そして相手と自分の間に利害関係があるか、といったことに注意し、あなた自身の目でその人が信頼できるか見極めてみてください。

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