願ったことは現実になるってホント!? 思考の現実化の正体はこれだ!!
2018/04/11

「思考は現実化する」
あなたも一度は聞いたことがあるんじゃないかと思います。
心に思い描いたことは現実となる。
ではなぜ心で想像したことが、実際に現実となって現れるのでしょうか?
というかこれがホントだったら、この世からストレスなんてもの無くなっちゃいますよね。
病気や苦しみも無い、職場の嫌な上司とも会わなくてもいい、まさにバラ色の毎日ですよね。
でもこの法則、単に想像しただけでは残念ながら発動してくれないみたいです。
ということでこの思考の現実化、その発動方法の秘密などについて何回かに分けて僕独自の視点から暴いていきます。
まずは考えたことが現実になる、そのメカニズムについて今回話していきますね。
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なぜ心に思い描いたことが現実になるの?
なぜ心で思い描いたことが現実となるのか、その秘密は人間の脳の仕組みにあります。
実は人間の脳には、「古い脳」と「新しい脳」の2つが存在するんです。
古い脳は約25億年前の、地球上での生物の誕生と共に生まれました。
その機能は身体のリズムをコントロールし、環境に合わせて生命を快適に保つというものです。
いわゆる自律神経系を司るもので、自分の意思ではコントロールできない無意識の部分といえます。
例えば食べ物を食べたら、体は勝手に食物を消化・吸収し、栄養やエネルギーに変えて体に供給してくれますよね。
これは地球上の全ての生物に備わっている脳です。
そしてもう1つが新しい脳。
これは大脳であり、唯一人間だけに与えられている脳です。
その機能は、ものごとを考え、判断し、記憶したりするもので、人間の意思を司ります。
いわゆるイメージや想像を膨らませる場所であり、この脳こそ人間が人間たるゆえんです。
この2つの脳は、基本的には交わることはありません。
2つの脳はそれぞれ単独で行動しているのです。
しかし1つだけ、この2つの脳を結びつけるものがあります。
それは「想像すること」です。
古い脳は新しい脳である大脳が思い描いたイメージを受け取り、それを現実のこととして身体に反映させてしまうのです。
そして注意すべき点は、この古い脳は実際に起こっている事実と想像上の出来事との区別がつかないんです。
つまり想像上の出来事でさえも実際に起こった真実として認識し、それを具現化しようとするのです。
わかりやすく説明すると、例えば梅干やレモンを食べた時のことをちょっと思い浮かべてみて下さい。
…
…
どうです?
口の中で唾がジワ~っと出てきませんか?
単に想像しただけなのに、古い脳はそれを実際に今食べているものとして認識し、身体に反映させてしまうのです。
有名な例を挙げれば、「プラシーボ(プラセボ)効果」ってのがありますよね。
どんな病気にも必ず効果のある特効薬だと言って患者さんにただの偽物の薬を与えたにもかかわらず、実際に痛みが止まったり、症状が改善したりする現象です。
これは患者さん本人が本気で効果のある薬だと信じ込むことにより、実際に症状が改善する物質が体内で作られるのだという事が確認されています。
まさにその人間が信じて思い描いたことを古い脳が事実として受け取り、実際に身体に反映させたという証明でもあります。
またある国で昔、死刑囚を使ったある人体実験が行なわれました。
(いつどこの国で行なわれたのか、ちょっと記憶が定かではないのですが…)
その実験とは、人間からどれだけ血液が流れ出たら死んでしまうのかというものです。
実験前に医師たちはその囚人のすぐそばで話し合いを始め、「3分の1の血液を失ったら人間は死ぬだろう」という結論を出しました。
それから医師たちは、「これから実験を行なう」と宣言し、囚人の足の親指にメスを入れました。
そして囚人の足元に用意してあった容器に血液がポタポタとしたたり落ちはじめました。
数時間が経過し、医師たちは「どれぐらい流れ出たか?」「まもなく3分の1になる」と会話をしました。
するとそれを聞いた囚人は静かに息を引きとったそうです。
でも実は、この囚人の足からは血液は流れ出てなどいませんでした。
囚人の足にメスを入れると言って、単に痛みだけを与えただけだったのです。
そして足元に用意しておいた容器へは、これまた単に水滴をたらしていただけでした。
しかし囚人は自分の足から大量の血が流れ出たと本気で思い込み、死亡してしまったのです。
囚人の例はとても残酷な話なので、例として出すにはちょっと気が引けたんですが、この2つの例が示すとおり大脳が想像して思い描いたことを古い脳は全て真実と受け取り、実際に具現化してしまうのです。
つまり本気で信じたこと、真実だと本気で思い込んだことは現実となるのです。
これが思考が現実する、その大まかなメカニズムです。
次回からはこの法則の使い方について、具体的に話していきますね。
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仁様
とても分かりやすいご説明でした。
これまでにも、自分を愛する(ウニニヒビリを愛する)事を大前提にし、
自分の創造した世界を現在体験しているだけ、よって悪いこと良いこと含めて、
良きこれからのこと、今の沸き起こっていることの記憶に感謝して
愛して、記憶を消去するのだと学んだ事もありました。
しかし、中々、創造したことすら意識の中から思い出せるときもあれば、無意識の潜在意識の中にある部分らしく、それを消去しなければ
繰り返し、消したい現実は繰り返されるといわれております。
何度も打ち消しながら、理想の思いや現実化した思いを描くものの
忘れたころに、またその思いとはかけ離れていく現実に不安になってしまう今があります。
どのように向き合っていけばよいのでしょうか?
深くは考えず、よき方向への経路だと踏まえてりますけれど・・・。
ご指導宜しくお願い致します。