ダメだ、やる気が出ない、モチベーションが下がる…そんなあなたに教えるモチベーションのコントロール法。

自分の殻を破る方法

仕事でも勉強でも何でも、モチベーションというのはとても重要ですよね。

 

目標が達成出来るかどうか。

ものごとを継続して頑張り続けられるかどうか。

問題や課題をクリアすることが出来るかどうか。

 

こういったことは、モチベーションを保ち続けられるかが大きな鍵となります。

 

でもいくら頑張ろうとしても、モチベーションを下げてくるようなことをしたり言ったりしてくる人っていますよね?

例えば仕事でも、一生懸命やってるあなたに対し「頑張ったって、どうせダメだよ」みたいな発言をしてきたり、足を引っ張ってきたり協力をしてくれなかったり。

またはいくら頑張っても、その努力を誰も認めてくれず、心が折れてモチベーションが下がってしまったりということもあると思います。

僕らのモチベーションは自分の気持ちだけでなく、残念ながら周りの人間や周りの環境によっても大きく左右されてしまうものです。

 

でも中には、周りの人がいくらやる気が無かったり足を引っ張るようなことをしてきても、モチベーションが下がらず頑張り続けられる人もいますよね。

周りの人や周りの環境に影響されず、頑張り続けて結果を出し続けられる人というのが存在します。

こういう人って、なぜ高いモチベーションを保ち続けられるんでしょう?

ほかの人たちと、一体何が違うんでしょうか?

 

今回は、多くの人が頭を抱える「モチベーションの保ち方」について、話していきますね。

 

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 モチベーションを下げてくる人々

実は先日ある知人から、仕事についての相談のような愚痴のような話を聞く機会がありました。

その知人のいる職場は、僕自身も何度も出入りしたことのある会社で、僕はその職場の社長や社員のことや、具体的な人間関係などもよく知っています。

で、その知人は社長に対する不満を僕に話してきました。

 

どうもその会社では、社長と一部の社員たちとの人間関係が上手くいっていないようで、その知人も社長に対してとても反発しているようでした。

それで社長の何に対して反発しているのかというと、社長の”仕事に対する姿勢”に対して強い不満を持っているようでした。

 

長くなるので細かい事情は省かせてもらいますが、その知人は仕事に対してやる気や強い情熱を持っています。

どんな仕事であっても真剣に取り組みます。

どんな小さな仕事であっても、常に全力を尽くすような人です。

 

でもここの社長が、面倒な仕事や受けたくない仕事が入ると、

「チッ、面倒くさい仕事が入ったなぁ~」

「この仕事、流しちゃえばいいんじゃないの?」

みたいな、やる気のない発言をしてしまうみたいです。

せっかく社員たちが頑張っているのに、それに水を差すようなことを言うようです。

または社員の頑張りを正当に評価してくれなかったり、社員が努力して高い能力を身に付けても「誰がやったって同じだよ」みたいな社員のやる気を無くしてしまうようなことも平気で言っているようです。

 

その結果この知人や、他の頑張っている社員たちもすっかりやる気を無くしてしまっているとのこと。

この知人をはじめ、その他の社員たちもすっかりモチベーションが下がってしまい、仕事に対してもとても投げやりな状態になってしまっているとのことでした。

 

この知人の話を聞きながら、正直

「この社長の言動、経営者として非常にマズいな…」

と感じました。

でもそれと同時に、

「この社員たち、もし今の会社を辞めて他の会社に行っても、きっと上手くいかないだろうな…」

とも感じました。

僕がなぜそう感じたのか、あなたは分かりますか?

 

 

 

 モチベーションのコントロール法

社長の言動がマズいのは、客観的に見て誰しも感じることだと思います。

でも、なぜ僕が

「この社員たち、もし今の会社を辞めて他の会社に行っても、きっと上手くいかないだろうな…」

と感じたのか。

 

それはこの会社の社員たちが、自分たちのモチベーションを社長(他人)に依存してしまってるからです。

 

モチベーションとは、僕らがものごとに取り組む際のやる気であり、自分の中で燃え盛る情熱のようなもの。

でも僕たちのモチベーションは、自分の中で完結するものではなく、常に外側から影響を受けてしまうものでもあります。

 

例えば仕事にしろ勉強にしろ、やる気を持って頑張っているのに周りから

「どうせやったって、無駄だよ」

なんて言われたり、あからさまに邪魔をされれば、どうしてもやる気を失ってしまいますよね。

または、一生懸命頑張っても全く評価されなかったり、どんなに頑張っても全く結果が出なければ、やっぱりモチベーションも下がってしまいます。

 

でもここで、よく考えてもらいたいのです。

あなたがモチベーションを上げて取り組んでいること、それって何のために頑張っているのですか?

一体あなたは、誰のために頑張っているのですか?

 

さっき出てきた僕の知人、この知人は社長のせいでモチベーションが下がってしまっています。

ではこの知人は一体誰のために働いているのか、何のために仕事をしているのか。

答えは「自分のため」です。

 

もしこの知人が、社長に喜んでもらうためだけに仕事をしているのなら、社長の言動によってモチベーションが上下してしまうのも、分からないでもありません。

でもこの知人は、もちろんそうではありません。

この知人には家族や子供もいて、その家族を養うために一生懸命働いているわけです。

または家族に楽な生活をさせてあげたいという自分の願望を達成するために、頑張っているわけです。

決して社長のために働いているわけではありません。

 

自分のため家族のために働いているわけですから、社長から何を言われようと関係無い、社長がどんな態度を取ろうとはっきり言って関係無いのです。

周りがどんな環境であろうと自分には関係無い。

この知人が考えるべきことは、いかに家族を安心させ無事養っていくかということ。

いかに自分の能力を上げ、きちんと給料を持って帰れるような状況を作り出すかということに全力を尽くせばいいだけなのです。

 

なぜ働くのか?

誰のために仕事をしているのか?

最終的にはみんな、自分のために働いているのです。

 

もちろん会社などで働いているのなら、みんなと協力し合い、みんなが良いという状況を作り出すことを目指すべきです。

でもみんなと協力し合っているからと言って、僕らはみんなのために自分の人生を捧げているわけではありません。

社長の生活を守るために働いているわけでもありません。

 

もちろんサラリーマンなら、会社が倒産してしまえば元も子もありません。

でも会社が倒産しないよう会社を支えていくのも、結局は自分のため。

会社のために働いているのではなく、自分や自分の家族のために働いているのです。

 

 

僕はこれまで、複数の会社を転々としてきました。

自分の勤め先だけでなく、他にもいろいろな会社も見てきました。

そして素晴らしい社長・上司もたくさん見てきました。

でも中には、やる気のない社長や役職者、従業員のモチベーションを下げてしまうような人間も残念ながらたくさんいました。

せっかく能力ややる気のある社員が揃っているのに、その芽を摘んでしまっている社長も見てきました。

 

でも自分のモチベーションを下げられたからといって、その人間に文句を言ったところで、その人間があなたの人生に対して何か責任を取ってくれるわけではありません。

あなたに代わって、あなたの人生の重荷を背負ってくれるわけではありません。

 

確かに僕らのモチベーションを下げてくる人間、下げようとしてくる人間というのは存在します。

でも僕らは、外的要因にモチベーションを左右されてはいけないんです。

 

あなたは一体何のために働いているのですか?

一体誰のために頑張っているのですか?

あなたのその貴重な時間を、誰のために、何のために使っているのですか?

 

モチベーションが下がってしまった時…

気持ちが揺さぶられてしまうような時…

そんな時は、もう一度あなたが今頑張っている理由や目的を思い出してみて下さい。

そして、それに意識を一点集中させ、それ以外は頭の中から全て排除してください。

あなたが頑張る理由はいろいろあるかもしれませんが、最終的にあなたが頑張る理由は「自分のため」。

自分や家族の人生のため、または自己実現のためであったり、自分の目指す目標を達成するためのはず。

どうでもいい他人のためなどではないはず。

そんなものに心を煩わせる必要など無いのです。

 

今あなたがしている仕事、勉強、頑張ってやっていること…それは何のために、誰のためにやっているのですか?

大事なのはその部分。

その部分に意識を一点集中させ、それ以外は頭の中から全て排除してください。

外野に振り回されないようになれば、あなたがモチベーションで悩まされてしまうことは、きっと無くなるはずです。

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