目標達成するのに根性はいらない。目標の設定方法が全てを成功へと導く。

自分の殻を破る方法

 

目標を立てて決意したものの、思うように事が進まず、だんだんモチベーションも下がり、いつしか諦めてしまう…

過去を振り返ると

「そーいえば昔の俺、あんな目標なんか立てて頑張ってたなぁ」

なんてこと、ありませんか?

 

「目標」や「なりたい自分」というものを掲げ、頑張ってみるものの、目に見えるような結果もなかなか出ず、周りからも何も評価されない…辛いですよね。

思わず挫折したり、いつしか諦めてしまいますよね。

 

どうすれば挫折せずに、目標に向かって進み続けることができるのか。

どうすれば上手く目標を達成することができるのか。

よく三日坊主の人に対し、

「続かないのは気合いや根性が足りないからだ」

「本気でやろうとしてないからだ」

なんてこと言ってるのを見かけます。

確かに気合いや根性も必要だと思いますし、全く否定するつもりもありません。

でも本気で目標を達成しようと思うのなら、気合いや根性ではないものが必要なんです。

 

実は上手く目標が達成できないのは、目標設定自体ができてないことが非常に多いのです。

 

スポンサーリンク

 実現の難しい目標でも実現できる

みなさんは目標の設定をどのように行っていますか?

目標とは、自分がこれから達成したいこと、つまり自分の夢や希望や願望であり、人として成長していく上でもとても大切な役割を果たします。

目標を達成できずに途中で挫折したり諦めてしまう人というのは、大抵が大きすぎる目標や、今の段階ではすぐに実現が難しいようなことをすぐに達成しようとしてたりするんです。

 

目標自体は大きくて良いと思います。

でも当然ですが、大きければ大きいほど実現までの道のりは険しくなっていきます。

それなのに多くの人はその大きな目標に向かって、無計画にただガムシャラにぶつかって行ってしまってるんです。

これじゃあいくら根性ややる気があっても長続きしません。

そして、自分の思うように事が進まず心が折れる、みんなこの繰り返しを延々とやってしまってるんです。

 

でも大丈夫。

その大きな目標、達成することができます。

きちんと目標の設定さえすれば、達成できるんです。

 

 

 

 あなたの”脳”は優秀な検索エンジン

実は世の中にあふれる便利なもの、それを生み出す原動力というのは「想像力」が元となっています。

「こういうものがあったらいいなぁ」

「こんなものがあったら便利だなぁ」

という思いが出発点となっています。

テレビや車、電話、その他便利グッズなども想像することによって生まれることができました。

当時、科学的に不可能と言われていた飛行機だって、ライト兄弟の情熱と研究と想像力によって空を飛ぶことができました。

携帯電話だって、昔は肩から掛けるショルダーバックのような大きくて不便だったものが、想像力と科学技術によって現在の小さくて便利なものへと進化していきました。

全ては、あなたの夢や希望や願望を想像することから始まります。

そしてその想像を現実のものにしたいと本気で願った時、その想像は目標へと変わります。

 

目標は大きければ大きいほど良いと思います。

あくまで個人的な考えですけど。

目標が大きいほど、自分の可能性も広がっていきます。

そして目標を設定すると、自分の脳はその目標を達成するための方法を、勝手に探し始めます。

いわゆるgoogleやyahooなどの検索エンジンみたいな感じですね。

目標となるワードを脳に入力すると、脳は今ある情報の中から達成方法を検索し始めてくれるのです。

実はあなたの”脳”は、とても優秀な検索エンジンなのです。

 

でもその目標が大きすぎたり、または曖昧ではっきりしていないと、脳の検索エンジンから正確で具体的な情報を引き出すことはできません。

googleやyahooの検索エンジンもそうですよね。

入力したワードが曖昧なものだと、検索結果からなかなか目当ての情報を見つけ出すことができませんよね。

正確で具体的な情報を見つけ出すためには、実現可能でより具体的なワードを入力する必要があるのです。

 

つまり大きすぎる目標や、現段階で実現不可能な目標を立ててしまうと、自分が具体的に何をしていいかわからなくなり、焦るばかりで何も進まず心が折れたり諦めてしまうこととなるのです。

じゃあ大きな夢や希望や願望は持たない方がいいのか?ということになってしまいますが、そんなことはありません。

ちゃんと実現するための方法があります。

それは、「目標を達成するための目標」を設定すればいいのです。

 

 

 

 「目標を達成するための目標」の設定

「は?目標を達成するための目標??」

頭の中が「?」になってたらすみません。

わかりやすく説明していきますね。

 

実現の難しいような目標をいきなり達成しようと思うから、頭が混乱したり、不安になったり、投げやりになったり、モチベーションが下がってしまったりするんです。

目標が大きければ大きいほど、目標にたどりつくまでに越えなければならないハードルは増えていきます。

でもみんな実現しようとする目標ばかりに気を取られ、その「目標までに越えなければならない小さなハードル」をしっかり認識できていないのです。

この小さなハードルを越えなければ、目標にたどり着くことは当然できません。

この小さなハードルこそ、すごく大切なんです。

だからこの小さなハードルの一つひとつを、目標のひとつとして設定していくんです。

 

 

例えばあなたが学校の先生になりたいとします。

つまり学校の先生になることがあなたの目標です。

学校の先生になるには、まず教員免許を取らないといけませんよね。

ここでひとつ、ハードルが現れました。

 

教員免許を取るには、教員免許を取得できる学校へ行き、卒業もしなければなりません。

またひとつ、手前にハードルが現れました。

 

そこで、教員免許を取得できる学校を調べて受験校を決めます。

そしてその学校の偏差値を調べます。

すると、今の学力では合格できないことが判明しました。

だから自分の学力を合格圏まで上げなければなりません。

ここでまたハードルが現れました。

 

どうやって学力を上げるか…

塾に通う、家庭教師を雇う、独学で上げる…自分に合った学習方法を考えます。

そして「いつまでに、ここまで偏差値を上げる」といったように、より具体的に目標を設定していきます。

これもハードルのひとつですね。

 

ひと通り自分のすべき行動が決まったので、計画に沿って勉強を進めていきます。

しかし、思うように学力が上がりません。

ということは、学習方法が間違っているのか、それともハードルの設定に無理があるのか。

もし計画通りにいかないようであれば、今までの設定や方向性を再検討し、修正を加えていかなければなりません。

もし上手くいかない原因がわからなければ、自分ひとりの頭だけで考える必要はありません。

こういう時は、他人の脳を借りましょう。

つまり、周りの人間に相談するんです。

学校や親や友人など周りの人間に相談し、学習方法や塾や参考書などを変えてみるなど具体的に修正していきます。

そして必要に応じて、さらに細かいハードルを設定していく。

何かしら試してみると、その結果がフィードバックとして返ってきます。

その返ってきた内容を検討し、修正を加えてまた試してみる…この繰り返しです。

具体的に動くほど、より具体的なフィードバックが返ってきます。

 

 

漠然と「こうなりたい」と考えていても、現実は何も変わりません。

こうやって目標を達成するためにやらなければならないことを、実際に自分が行動可能なレベル・実現可能なレベルにまで落し込んでいく必要があるのです。

目標に向かってただガムシャラに突っ走ったって、目標には近づくことはできません。

目標に近づくためにやらなければならないこと、目標の手前にある小さなハードルをきちんと認識し、それを一つひとつ丁寧に乗り越えていかないといけないのです。

 

もちろん小さなハードルたちを一気に飛び越えようとしたってダメです。

それができるんなら、みんなやってます。

会社や学校など、あなたの周りにもいる成功者たちは、みんな目の前の小さなハードルを一つひとつきちんと乗り越えていって今の結果を手に入れてるんです。

いっぺんに目標にたどり着こうとせず、その目標を実現させるためにしなければならないことをきちんと認識し、今の自分が達成可能なレベルにまで落とし込み、より具体的に行動していく。

より細かく、より具体的に行動していくことが、成功の秘訣です。

 

 

 

 “結果”に対する目標ではなく、”行動”に対する目標の設定

ハードルを越えられなくて、挫折してしまった…

こういった場合というのは、そのほとんどが現実的に自分が越えられないようなハードルを設定してしまっています。

でも越えられないからといって悲観的になる必要なんてありません。

そのハードルを越えるにはどうしたらいいと思います?

それは、そのハードルを越えるために、さらに具体的に小さなハードルを設定すればいいだけです。

そのハードルを越えるために必要なハードルを設定するんです。

もっと細かく、もっと達成可能な行動にまで落とし込んでいけばいいのです。

 

目標設定をする時、たいていの人が結果ばかりを求め過ぎてしまってます。

結果は確かに大切です。

結果を出すために頑張ってるわけですから、最終的に結果が出なければいけませんよね。

でも結果以上に大切なものがあります。

それは、結果を出すための「行動」です。

当たり前のことですけど、結果を出すための「行動」がきちんとできてなければ、結果は絶対に出ませんよね。

でもみんな「結果」ばかりに気を取られ、「行動」がおろそかになってしまってるんです。

だからこれからは、結果ばかりを目標にするのではなく、結果を出すための「行動」を達成すべき目標として設定するようにしてください。

 

 

例えば、僕は以前別のブログを運営していたのですが、その時はまだブログを始めたばかりで手探り状態でした。

いついつまでに月のアクセス数をいくらまで上げたいとか目標はあったのですが、何をやっても全く結果は出ませんでした。

びっくりするぐらい、誰も来てくれませんでした。

正直、速攻で心が折れかけました。

そこで僕は、結果を気にしないようにしました。

結果ではなく、自分の取るべき行動にスポットを当てるようにしたのです。

検索エンジンに評価してもらうようになるには、おそらく最低100記事ぐらいは必要だろう。

アクセスは気にせず、まずは一気に100記事を目標にして書いてみよう。

そのためには毎日記事を更新しなければならない。

一気に書くといっても、会社の仕事をしながらでは、コンスタントに1日に2記事は難しい…

じゃあ月に45記事を目標に更新していこう。

そのためには、夜仕事が終わってから頑張って記事更新しないといといけない。

でも夜は夜でいろいろやることがあって、毎晩は難しい。

じゃあ夜だけでなく、朝もいつもより1時間ほど早起きして記事を書こう。

こんな感じで、目標のアクセス数を達成するために必要な行動、

・ブログ記事を100記事まで増やす

・月に45記事の作成

・毎朝1時間ほど早く起きて記事を書く

といった自分のやるべき行動を、達成すべき目標として設定しました。

そして黙々と行動し続けました。

 

実際やってみて、すぐには結果は出ませんでした。

でも遅れてジワジワと、アクセスが伸び始めてきたのです。

あまり結果ばかり気にし過ぎてはいけません。

ちょっとやってすぐ結果が出るものというのは、たいてい何かあればすぐダメになってしまうものです。

逆に、苦労して出した結果というのは、どっしりとした土台ができあがっているのです。

ちょっとやそっとじゃ揺らがない、強い土台です。

その土台こそ、あなたの本当の力となってあなたを助けてくれます。

僕のブログも結果が出るまでずいぶん時間がかかりました。

文章の書き方なんかも、独学でいろいろ勉強しました。

でも結果が出始めてからは、ほとんど記事更新をしなくても勝手にアクセスが伸びていってくれるようになりました。

つまり苦労して頑張った甲斐あって、しっかりした土台ができあがってくれていたのです。

 

結果にスポットを当てるのではなく、行動にスポットを当てるのです。

最終的には結果を出すことが目標になりますけど、その前に行動内容こそ目標として設定しなければならないのです。

結果は必ず遅れて出てくるものです。

だから気にし過ぎてはダメです。

とにかくまずはやるべき行動に集中するのです。

十分行動してから、状況を見て軌道修正していくのです。

 

また、ものごとが自分の思うように進まないからといって、 自分を否定したり悲観したりする必要はありません。

そもそも失敗とは人間が作り出した概念であって、本来この世の中に失敗なんて無いんです。

全ては経験であり、自分にとって有益で大切な情報なんです。

かの有名なエジソンは、電球を発明するまでに一万回失敗したと言われています。

しかし彼はその失敗を、

「失敗ではなく、うまくいかない方法を一万通り発見しただけだ」

と言いました。

彼にとって失敗という考え方は無く、全てが電球を発明するために必要な経験だったわけです。

一万回の試行錯誤があったからこそ、彼は「電球の発明」という夢を実現することができたのです。

 

 

目標は達成できます。

設定さえきちんとすれば、挫折することもありません。

心が折れることもありません。

モチベーションが下がることもありません。

目標が達成できないのは、気合いや根性が足りないからではありません。

全ては目標の設定をどうやるかなんです。

目標までの小さなハードルをきちんと設定し、現実的に自分の行動できるレベルにまで落とし込み、そして結果を気にし過ぎず行動することに集中する。

必ず目標は達成できます。

メッセージ