大人がズルくて汚い理由を考えてみた。

仁の本音

先日メッセージ欄にて、「大人が汚いことについて意見が聞きたい」というメッセージをいただきました。

僕も社会に出て、かれこれもう18年以上になります。

まだまだ未熟者ではありますが、これまでいろんな人間を見てきたつもりです。

 

今回は、僕なりの視点から「大人が汚い理由」について、話そうと思います。

 

まず、この質問を受けた時に僕が感じたことを言いますと、これまで生きてきた中で僕自身、子供に比べて特に大人の方が汚いとは感じていない。

いきなり話の腰を折ってしまうような発言ですが、正直僕が子供の時代にも汚い子供は普通にいました。

理不尽な弱い者イジメもありましたし、ずる賢い子供もいました。

子供の世界にも大人の世界にも、汚い人間は同じように存在する。

ただ違いがあるとすれば、子供に比べて大人の方が知恵や経験が豊富なせいか、汚さのバリエーションはやはり豊富です。

 

とは言っても、世間の声としては「大人は汚い」という声が多い。

では、なぜそのような声が多いのか?なぜそのように感じる人が多いのか?僕なりの考えを話していきます。

 

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 大人がズルい理由

大人が子供より汚いその最大の理由、それは「大人と子供とでは責任の重さが違う」ということ。

 

基本的に子供には、親という保護者がいます。

なぜ保護者がいるのかというと、何かあっても子供では責任を負いきれないから。

つまり子供には、基本的に責任を負う義務が無い。

何かやらかしても、最終的に責任を問われるのは親である保護者であって子供ではない。

 

それに対し大人というのは、全て自己責任で生きなければならない。

何かやらかせば、基本的には全て自分で責任を負う。

全て自分の責任において対処しなければならない。

 

仮に会社でミスをして首になっても自分の責任だし、そのせいで生活に困窮しても基本的には自分で何とかしないといけない。

全て自己責任。

全て自分で何とかしないといけない。

もう子供の時のような甘えは許されない。

 

つまり極端な話、自分の行動一つで場合によっては人生が破滅してしまう危険がある。

でもそれが子供なら大抵のことは許されるし、いざとなれば親や周りの大人が解決してくれる。

大人と子供とでは、人生に対する責任の重さが全く違う。

だから本来大人と子供というのは、比べるべき対象ではない。

 

それを踏まえた上で、この先を読み進めてみて下さい。

 

 

 他人を陥れる大人がいる理由

会社などでも、必ず汚いヤツやズルいヤツというのはいますよね。

他人を蹴落としてでも上に上がろうとする人間、他人の評価を意図的に落としてあざ笑う人間、罠を仕掛けて他人を陥れる人間。

いろんな汚い人間がいます。

 

では、なぜ他人を陥れようとするのか?

それは、自分の評価を上げるため。

他人を蹴落として、相対的に自分の評価を上げるためです。

 

では、なぜ他人の評価を意図的に落としてまで自分の評価をあげようとするのか?

それは例えば会社などでは、自分の評価がそのまま自分の給料や立場に反映されるから。

自分の評価や立場が悪くなれば当然、給料が下がったり、場合によっては左遷やリストラの対象にもなってくる。

そういった困ったことになっても全て自己責任であり、基本的には誰も助けてくれない。

自分で何とかするしかない。

 

中には、一生懸命努力して会社から必要とされる人材になろうと努力する人間もいる。

でも残念ながら、他人を蹴落として自分の評価を相対的に上げるという安易でズルいやり方に流れてしまう人間もたくさんいる。

全ての人間が、強いわけではない。

 

しかし、本来誠実で真面目な人間でさえ、時にはこのような安易でズルいやり方に走ってしまうことも実はある。

時には魔がさしてしまうことも、ある。

それはなぜか?

 

 

 手段を選べない時もある

実は僕も独身で若い頃は、よく会社に噛みつくことがあった。

時には直属の上司と怒鳴り合いのケンカをすることもあった。

 

今ではもう、そんなこともない。

理不尽なことを言う人間はいるが、その人間の置かれた立場や心理状態も理解出来るし、そんな人間と上手く力を合わせて助け合うことも出来る。

 

しかし、理不尽なことを言う上司とぶつかり合うことが無くなった最初のきっかけは、違う。

ぶつからなくなったのではなく、ぶつかれなくなったのだ。

 

今の僕には家族がいる。

子供もいる。

だから、何が何でもお金を持って帰らなければならない。

上司とケンカして首にでもなったら、その時点で即アウト。

 

はっきり言って独身で自分一人だけなら、もし仮に会社を突然クビになっても生きていける。

とりあえずバイトでも何でもして、食いつないでいくことは出来る。

でも家庭のある僕の収入が激減すれば、僕が困るだけでは済まない。

一番困るのは、結局自分の子供だ。

僕のせいで、子供の人生を狂わせてしまうかもしれない。

 

また、いずれ僕の親も年老いてくる。

そうなった時、親を支えるのは僕の役目だ。

親が年老いた時僕の収入が少なければ、親を支えることは出来ないかもしれない。

 

つまり大人である僕らの両肩には、自分の家族や子供・親などの人生がのしかかっている。

何かあったら、自分だけの問題ではとても済まされない。

それこそ場合によっては僕も、手段を選ばずどんな汚いことでもやってしまうかもしれない。

 

責任が重すぎると、人は誰しも正常な判断が出来なくなる時がある。

例え汚いことをやりたくなくても、やらざるを得ない状況に追い込まれる時だってある。

全ての大人が、汚いことをやりたくてやっているというわけではない。

 

 

 人間の心に巣食う”支配欲”

人間というのは、力や権力を持つと”支配欲”というものが出てくる。

 

子供は大人のように責任を負わなくていいが、その分行使できる権限も大きく制限される。

責任者である保護者の許可が無ければ、基本的には子供は自分の思うようにものごとを決めることが出来ない。

 

それに対し、大人は自己責任で生きている分、自分のことは自分の好きなように決められる。

お金が必要なら、自分で稼いでお金を作り出すことも出来る。

何もかも好き勝手出来るわけではないが、子供に比べて大人は自分の人生を自分の思うように決める力が圧倒的にある。

 

つまり大人になれば、子供の時には持ち得なかった力や権力を手に出来る。

すると、支配欲が頭をもたげ始める。

“ものごとを自分の思い通りに動かせる”、次第にその快感におぼれ始め、感覚は麻痺し、どんどん歯止めが利かなくなってくる。

相手に対して自分が理不尽なことを言ってることにも、気づかなくなる。

いや、自分の理不尽さが通ることに対する快感が、自分の横暴さをさらに加速させる。

 

しかしこの支配欲、大人に限ったことではない。

大人と同じように、子供の中にも支配欲はある。

ただ、子供には大人のような力や権限が無い。

常に自分の頭を押さえつけ、制限をかけてくる親や学校の先生などの存在がいる。

だから大人のように酷いことにはならない。

ただ、それだけ。

むしろ加減を知らない分、場合によっては子供の方が酷い時もある。

 

 

 生物の遺伝子に組み込まれている本能

人間の本能には、生存欲求が組み込まれている。

 

これは野生動物などを見ればよく分かりますが、野生の世界では自分が少しでも有利に立たなければ、生命の危機にさらされてしまう。

生き残るためには、少しでも相手より強く優位な立場に立たなければならない。

「相手より優位な立場に立つ」

これは地球上の全ての生物の遺伝子に組み込まれた、生き延びるための基本的本能。

 

しかし子供は、たとえ不利な立場に立たされようと、困った状況に陥ろうとも、基本的には大人が保護してくれる。

大人が何とかしてくれることを多くの子供が知っているし、その前提で生きている。

 

でも大人になると、そうはいかない。

全て自己責任で生きなければならない。

困ったことが起こっても、何もしなくても誰かが何とかしてくれる、なんてことは無い。

解決方法も、当然自分で探さないといけない。

大人は「自分で何とかする」という前提で生きている。

だから、不利な立場に立たされるのが怖い。

少しでも有利な立場に立ち、事を有利な条件で進めたい。

 

自分に自信が無ければ無いほど、この傾向はより強くなっていく。

そして追い詰められれば追い詰められるほど、手段を選ばなくなっていく。

 

もちろんその人間の性格や人間性もあるとは思いますが、相手より優位に立とうとする心理は本能的なものであり、誰もが持っているもの。

そして子供に比べて大人の方がより厳しい条件にさらされているため、やはり子供以上に手段を選ばなくなってしまう。

おまけに抱えているものの重さが、子供とはまるで違う。

大人は汚いというより、大人だからこそ汚くならざるを得ない、といった感じだろうか。

 

 

 その人間が汚いかどうかに”年齢”は関係ない

僕なりに「大人は汚い理由」を話しましたが、やっぱり僕は子供より大人の方が人間的に汚いとは思わない。

大人も子供も、結局同じだと思います。

 

大人と子供の違いは、単純に「置かれている環境の差」ではないでしょうか。

もちろん大人の方が知識も経験も豊富なので、汚さのバリエーションの多さや手の込み具合は大人の方がはるかに上かもしれない。

そのために「大人の方が汚い」と感じるかもしれない。

 

でも、本当は誰だって好きで汚いことをしているわけじゃない。

誰も人から嫌われたくないし、出来るなら毎日楽しく笑って暮らしたい。

人を疑うなんてしたくないし、素の自分で生きていきたい。

戦わなくていいなら、誰とも争い合いたくない。

もちろん全ての人がそうとは言いませんが、多くの大人がそうなのではないでしょうか。

 

でもそれが出来ず、疑心暗鬼に陥り、足の引っ張り合いを続けている。

僕は、そんな多くの大人たちを「汚い」ではなく「かわいそうだ」と感じています。

そして僕自身、そうならないよう常に心がけています。

 

結局、「大人だから汚い」ということではない。

その人の人間性、そしてその人を取り巻く環境によって、人は誠実にもなるし汚くもなる。

そこに年齢は関係ない。

僕はそう思います。

メッセージ

  1. よしさん より:

    こんにちは
    人生が辛くてかなり疲れてます。
    嫁35歳 私43歳 子供7と3歳
    の家庭です。
    私は自営業をしてますが色々な事で今はあまり稼げません。
    従業員は居たのですがぶつかり合ってもう疲れて辞めてもらいました。
    それが1年半前です。
    インターネット上で会社の誹謗中傷を書かれてその影響かはわからないですがかなりお客さんが減った感じです
    毎日、トラブル続きで疲れました
    相談相手も居なくて一人でずっと悩んでます。
    夜は寝れなくて、昼間は全く仕事をする気が出ないでもトラブルが色々発生してお金が出て行く一方です。
    もう辞めたい気持ちも有りますが21年もやって来てるので勿体ないと思い努力しようと思ってるのですが全く出来ないです。
    精神的に鬱だと思いますが認めたくないので病院には行ってません
    会社自体は無借金経営していますので明日の米が無い的な感じでは無いですが、貯金が減って行ってます。
    子供の教育費、老後資金を貯めないとダメなのに逆に減っていってますのでストレスです。
    ハローワークに求人を出してるのですが今のところ応募も有りません。
    この頃は辛い事しかありませんでどうしたら立ち直れますかねー
    昔のお客様と話ししてたらそんなにメンタル弱いって思わなかった。って言われました
    確かに昔はストレスの意味がわからなかったです。
    結婚して子供が居てそのプレッシャーで色んなことがうまくいかなくなりました
    どうしたらこの状態から脱出できますか?

    • 仁(jin) jin より:

      メッセージありがとうございます。
      返事が遅くなり、大変申し訳ありません。

      自営業の仕事をされており、様々な面でトラブル等が発生しており大変お辛い状況に立たされている、とのことですが、どうしたらこの状態から脱出できるか?
      具体的な仕事内容等も分からないのでなかなか具体的な話は出来ないかもしれませんが、僕なりの考えを話させてもらいますね。

      メッセージを拝見させていただく限り、様々なトラブルが同時多発的に発生しているように感じますが、22歳頃から21年間も自営業をされてこられているというのはすごいですね。
      これまで上手くいっていた仕事が上手くいかなくなり始めた、その具体的な原因というのは、ご自分で何か心当たりがあるのでしょうか?
      例えば従業員やお客さんとの人間関係が上手くいかなくなり始めたこと、ネットで誹謗中傷を受けて会社の評判が悪くなってしまったこと、または結婚して家族を抱えたことによるプレッシャーなど、原因を特定できるものはありますか?
      それとも様々な原因が、同時多発的に重なってしまったという感じでしょうか?
      おそらく今はいろんな不安や焦りで頭の中が混乱状態に陥ってしまってると思いますが、解決するためには心を落ち着けて1つ1つ考えていかなければならないと思います。

      とりあえず、あなたは今後どのようにしていきたいと考えていますか?
      >もう辞めたい気持ちも有りますが21年もやって来てるので勿体ないと思い努力しようと思ってるのですが
      そうおっしゃられていますが、今の仕事に対してどのように考えておられます?

      例えば今は様々なトラブルが続いて辛い状況に陥っておられますが、もし今抱えているトラブルが全て解決するとしたら、それでも今の仕事を続けていきたいと思いますか?
      もし続けていきたいと思われるなら、あなたは今の仕事が好きだということだと思いますので、ここは踏ん張ってみてもいいのではないかと僕個人は思います。
      でも全てのトラブルが解決したとしても、別に今の仕事を続けていきたいとは思わないのであれば、今の仕事が本心から好きではないということかもしれないので、頭を切り替えて別の道を探ってみるのもいいかもしれませんね。
      今の仕事が好きだと思えなければ、今抱えているトラブルが解決したとしても、またトラブルが発生するればまた同じように頭を悩ませることの繰り返しになる恐れがあります。

      ただ、今のあなたは家族を抱えており、そう気軽に転職出来るような状況ではないのではないでしょうか。
      >結婚して子供が居てそのプレッシャーで色んなことがうまくいかなくなりました
      そうおっしゃられていますが、上手くいかなくなった原因は、結婚して家族・子供を抱えたことによるプレッシャーや焦りが根っこにあるのでしょうか?

      実際僕も結婚する前は、実はかなり羽振りの良い生活をしていました。
      仲間と飲みに行っても、支払いは僕が全てしたりなんかもしていました。

      でも結婚して家を買ってから、生活は激変しました。
      僕自身の生活設計や金銭に関する計算が甘すぎて、一気に追い込まれてしまいました。
      毎日「どうやってお金を作ろうか?」ばかり考え、ろくにご飯も食べずに働く日々が当分続きました。

      人生なんて、初めての経験の連続です。
      経験したこと無いことなんて、分からない。
      壁にぶつかれば、状況に応じてその都度学習し、自分自身が成長・進化していくしかない。
      壁にぶつかったなら、その壁と向き合い、成長することによって乗り越えていくしかない。

      なんだか少し精神論っぽい話になってしまいましたが、とりあえず今やるべきことは減ったお客さんをいかに増やしていくか?ということですよね?
      そもそも
      >インターネット上で会社の誹謗中傷を書かれて
      とありますが、誹謗中傷される原因のようなことが何かあったんでしょうか?
      具体的にあったなら、今後はそれに対する対策も考えつつ、客足を戻す方法を考えていかなければなりませんよね。
      具体的にあなたがどんな仕事をしているのか分からないので、一体どんな誹謗中傷をされたのかは分かりませんが、現代はネットで集客する時代ですので商売なんかをしている人間にとってはネットによる書き込み等の攻撃は出来るだけ避けたいところ。
      もしあなたが会社や仕事に関するホームページやブログを持っているなら、その誹謗中傷に関する内容に対する対策を練りつつ、とにかく訪問してくれる人の役に立つ情報を発信して、あなた(会社)のファンを増やしていかないといけない。

      また、あなたを支持してくれている昔ながらのお客さんがいるみたいなので、その人たちと話をして、「お客さんが減った原因」や「どうすれば客足が戻るか?」「今の自分(会社)には何が足りないのか?」といったことをとにかくリサーチした方がいい。
      お客さんの不満は、お客さんの立場にいる人間に聞くのが一番確実で早い。
      答えは、お客さん自身が持っているはず。
      訪れてくれるお客さん一人ひとりから、その都度アンケートを取るようにしてみてもいいかもしれませんね。

      問題を解決しようと思えば、出来るだけ多くの視点から分析していかないといけない。
      そして、出来るだけ問題点を具体的に分析していく必要がある。
      今は精神的にとても辛い状況に立たされていて大変だとは思いますが、ここを乗り越えてく為には落ち着いて問題点を分析していきましょう。
      解決策は、必ずあります。

      具体的なことが分からないので、何だかぼんやりした答えになってしまいましたが、もしご質問等があればお気軽にメッセージ下さい。
      僕で良ければ、相談に乗らせていただきます。
      僕はいつでもここにいますから。

      では。
      仁より

  2. かず より:

    素直にかっこ悪い。

    こんなんばかりだから変なのが増えるんだと実感。

    ケンカして首になるから我慢とか。
    それじゃ、いい仕事も出来ないし、こんなヘタレじゃ親の背中を見て育つこともできないな。

    仕事にとらわれすぎちゃいますか?
    腐るほどありますよ。

    • 仁(jin) より:

      かずさん、メッセージありがとうございます。

      ごめんなさい、僕の頭が悪いせいか、おっしゃりたいことがよく分からない。あなたがこのブログにメッセージを残した目的が、いまいち分からない。
      あなたの目的は僕に文句を言うことでも、僕と口論で勝つことでもないですよね?あなたにはあなたなりの素晴らしい人生哲学があるようですが、それを周りの人間にどのように伝えてあげていますか?周りの人間に対し、どのようにして良い影響を与えていますか?具体的に、どのような行動を起こしていますか?

      会社や上司のやり方が気に食わないんなら、自分の責任においてハッキリと自分の意見を言えばいいと思います。ただ、人それぞれ性格や生き方、または置かれている状況や背負っているものが違うので、今この瞬間の自分の人生において何が正解かというのは自分で見つけるしかないのではないでしょうか。

      ただ、仮に上司や自分より立場が上の人間相手でも、ケンカすることなく相手を屈服させることは出来ますよね。相手が目上で意見がぶつかったとしても、ケンカせずとも相手の本能に負けを認めさせればいいだけですからね。結局は社会的地位や立場といったものはあくまでその人間を彩るだけの単なるアクセサリーであって、相手との関係性とは実はほとんど関係無いんですよね。
      でも若い頃の未熟な僕は人間の本質が見えていなくて、一生懸命上司や目上の人間に逆らい続けていたわけですけどね。

      あなたも人間の本質が見えているようなので、具体的な話はあえてここではしません。文章からしてあなたには当然お子さんがおられると思いますが、ご自分の生き方に自信があるのなら、ぜひお子さんにもご自分の背中で語ってあげてください。どうぞ外野の雑音にとらわれず、ご自分の人生を生きてください。

      では。

  3. 通りすがり より:

    貴方の仰る様な事の積み重ねで今が在るわけで、積み重なる前を想像できれば、今がどうでどうすれば良くなるのかが見えてくると思いますよ。逆らう事のその気持ちはどういう気持ちでしょう。同じ逆らうでも状況次第で良い場合も在れば良くない場合も在る。仰る様にみながみな同じじゃない。ではなぜ同じじゃないのか。よく考えれば見えてきます。考えを途中でやめずに深く掘り下げれば問題の本質は見えてくる。そこまでいけば今どうすれば良いかも見えてくる。いずれにせよ本当に問題を解決しようという強い意思がなければ中途半端な解決し必ずまた新たな問題に派生する。そういうことを踏まえた上で考えれば色々見えてきますよ。行動も大事ですがまず考え、そこから行動する。誰しも何も考えていないようでなんとなく考えています。考えの深さに違いはあれども。その考えの深さに違いが在るから摩擦が起こり問題となる。主さんと上のコメントの人との摩擦もそうだと思います。双方が摩擦を産んでいる。どちらも自分のほうが正しいと決め付けている。ちなみに私は自分自身正しいと思っていますが決め付けてはいません。そうすれば自我を保ちまた学ぶ謙虚さも身に付けられます。何か一つに偏らず、広い視野を持って考える事が大事ではないでしょうか。

    • 仁(jin) より:

      通りすがりさん、メッセージありがとうございます。
      仁です。
      返事が大変遅くなってしまいました。

      上のコメントでのやり取り、ちょっと大人げなかったですかね(苦笑)
      僕の物言いもさすがにちょっと乱暴すぎたかなと、少々反省しております。

      ところで当ブログも開設してからかれこれ4年ぐらいになります。僕は記事を書くのが遅いので投稿記事数もまだ200そこそこしかないんですが、お陰様で色々な方からメッセージをいただけるようになりました。記事への感想からご相談、ご意見など、様々なお声をいただいております。そんな中で、いくつかネガティブなお声というのもいただいております。

      それで、僕と同じようにブログ運営している方々の中には、コメント欄を削除しておられる運営者もおられます。なぜコメント欄を削除しているのか?それは様々なご事情がおありだとは思いますが、一番の理由はネガティブなコメントによって心が折れてしまうというのがあると思います。不特定多数、尚且つ正体不明の相手から批判を受け続けていれば、大抵の人間はブログを続けていくことは出来ません。特に僕のように仕事ではなく趣味の色合いの強いブログであれば、相当強い使命感などが無ければ続けられないんです。

      それなら、批判や反発を受けないような記事やメッセージを書けばいいという話になりますよね。正直、世の多くの人が納得するような記事、誰からも反感を買わないような内容の記事を書くのは簡単です。でも、そんな無難な話を聞いて興味を惹かれるでしょうか?そんなものを読んでいて、楽しいでしょうか?
      ・・・面白くもなんともないですよね。

      人間の行動というのは、頭の中で何かを考え、そしてその考えを行動に移すわけですよね。
      つまり
      思考→行動
      ということです。
      でも、いくら頭の中で色々考えても感情が動かなければ、その考えを行動に移すことはありません。
      つまり
      思考→感情→行動
      ということです。

      例えば旅行の計画を頭の中で立てても、旅行に行くことを想像して心がウキウキしなければ、単なる時間とお金の無駄にしかならないので、「旅行に行く」という行動に移さない。
      例えば今日中に、ある仕事を済ませなければいけないけど面倒くさいから全く進まない。でも今日中に済ませなければ会社を首になるとしたら、大慌てでやり始める。
      どちらも、感情が動いたから行動に移したわけですよね。

      つまり、人に行動してもらおうとしたら相手の感情を動かさないといけない。
      それで、せっかく僕のブログに来てくれたのに、万人受けするような無難なコメントしか言わないとしたら、サラッと読んで一分後にはすっかり忘れてしまいますよね。それだと僕のブログを訪れた後のその人の行動は、これまでと何も変わらないですよね。万人受けする上っ面の話ばかりしてたら、誰の感情も動かせないし、スルーされるだけということ。つまり相手に考えてもらい行動を変えてもらうためには、良い意味でも悪い意味でも相手の感情を揺り動かすような摩擦が必要なんです。

      もっともらしい話を聞きたいのであれば、その辺の巷に溢れた成功哲学の本でも読めばいいわけです。でも巷に溢れた成功哲学書と同じ話をするのであれば、僕のブログの存在意義はありません。僕はあえて自分の未熟な部分、未熟な感情を出しています。それも全て相手の感情を動かして行動をこれまでとは違うものに変えてもらうためです。別に相手から嫌われたいわけではありません。

      僕はこれまで営業や販売などの仕事をしてきました。だからこそ、相手の感情を動かすことの大切さや価値というものを身に染みて理解しているつもりです。だから、あえて時には乱暴とも思えるような言い回しを使ったりします。あえて相手のテンションや状況に合わせて摩擦を起こすようなことも言います。
      摩擦は決して悪いことばかりじゃありませんよ。摩擦がフックとなって人は立ち止まり、考え、そして異なる意見から新たな考えが生み出される。そうやって人は成長・進化してきたわけですから。

      出来ればこの摩擦から、僕や通りすがりさんから新たな進化・成長の芽が生まれれば、大変嬉しく思います。
      また何かあれば、ご遠慮なくメッセージを下さい。
      では。

      仁より