非常識な人が魅力的に見える”カラクリ”を教えます。

魅力的になる方法

個性的な人っていますよね。

周りの声や常識にとらわれない、独特の世界観やキャラを持った人。

そしてそんな、”常識にとらわれない非常識な部分を持った人”に魅力を感じることはありませんか?

 

今回は、

「なぜ非常識な人が魅力的に見えるのか?」

その理由と、

「どうすれば非常識というマイナス要素を魅力に変えることが出来るのか?」

といったことについて、話していこうと思います。

 

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 非常識を魅力に変えるために必要な要素

ところで、

「いつも非常識な言動ばかりする人」と

「常に常識的な言葉遣い・行動をする人」

の二人がいたら、あなたはどちらの人に魅力を感じますか?

 

正直、どちらも魅力的に感じないですよね。

前者の「いつも非常識な言動ばかりする人」なんて、そもそも全く信頼できないし、はっきり言ってただの頭のおかしい人ですよね。

後者の「常に常識的な言葉遣い・行動をする人」というのも、信頼は出来てもちょっと退屈に感じてしまいそうです。

 

単に非常識なだけでは魅力を感じない。

逆にガチガチの常識人も、同じく魅力を感じない。

 

では、どんな人が魅力的な人なのか?

実は魅力的な人というのは、”常識・非常識”の両面を兼ね備えているんです。

非常識というマイナス要素を魅力に変えるには、意外にも常識という要素が必要なのです。

 

 

 

 “非常識=魅力”のカラクリ

では非常識な行動や発言に対し、なぜ僕らは魅力的だと感じることがあるのか?

 

そのカラクリは、

「常識のある人が非常識なことを突然やるから、そのギャップ(意外性)が魅力的に見える」のです。

常識を兼ね備えているはずの人がおかしなことをするからこそ、それがユーモアになるのです。

 

普段からいつも非常識な人が、いつも通り非常識なことをしても、別に面白くも何ともない。

常識の無い人が非常識なことをしても、「またか…」と単に白い目で見られるだけ。

誰も魅力を感じることは無い。

その人間が常識を兼ね備えているからこそ、その人の非常識な行動が際立ち、それが個性となり、魅力へと変わっていくのです。

 

例えばお笑い芸人がいますよね。

ある新人のお笑い芸人が、常識の枠を外れたギャグでバカ売れしたとします。

でもいくら売れたところで、その芸人が単なる非常識の塊であるなら、その先も売れ続けていくことは出来ません。

なぜなら”常識”とは、言い換えると”世間一般の感覚”。

世間一般の感覚が分かっていなければ、一般人である視聴者の笑いのツボを知ることは出来ない。

つまり、常識を持ち合わせていない芸人が非常識なギャグでたまたま売れたとしても、それは偶然に過ぎない。

視聴者の笑いのツボが感覚的に分からなければ、視聴者がウケるギャグを連発することなど絶対に出来ないのです。

 

だから息の長い芸人というのは、実は”常識=世間一般の感覚”を誰よりも持っていたりする。

「世間一般の視聴者が、どんなタイミングでどんなことをすればウケるのか?」を誰よりも知っている。

そんな、常識という土台を持ち合わせながらも非常識を上手く使いこなせる芸人だけが、生き残っていけるのです。

 

 

常識を兼ね備えているからこそ、非常識な言動が魅力へと変わる。

 

常識の枠にとらわれず、広く柔軟にものごとを考えることは、とても大切なこと。

僕自身常に、自分の中の常識を疑い、常識という名の思い込みにとらわれないよう気を付けています。

でも、人としての常識を持たず非常識な言動ばかり繰り返すのは、単なる頭のおかしい人です。

魅力的どころか、誰からも相手にされません。

常識があるからこそ、非常識が絶妙なスパイスとなるのです。

 

「”常識”という土台の上に”非常識”という家を建てる」

常識を兼ね備えた上で非常識を楽しむことが出来れば、みんなの目にあなたは魅力的に映っているはずです。

メッセージ

  1. さりー より:

    はじめまして、興味深く拝読させて頂いております。
    とても為になる情報をありがとうございます。
    実は、読み進める中で自分に置き換えて考えると、わからなってしまいメッセージ送らせて頂きました。
    現在36才で仕事に悩みを抱えております。転職して一年程立ちますが、理想と違う現状に苦しみを感じております。残業が少なく、長く続けられる職場で働きたいと考え転職しました。転職にあたり残業時間等は求人票及び面接でも確認しましたが、いざ入職すると、深夜に及ぶ残業で、家に帰ると日付が変わってる事もしばしばで、心身共につらく、こんな毎日に希望が持てず何をしていても苦しくなります。
    転職をしたい思いはありますが、生活もあり、また同じような会社に入ってしまったらという恐怖心もあり踏み切れません。

    仁さんのおっしゃる自己責任や自分の中に原因を探すという事を考えておるのですが、今一つ、具体的に理解できず困惑しております。
    例えば、会社を選択したのは自分の責任なので、耐えるべき。と考える事が自己責任になるのでしょうか…?また、自分の中に原因を見つけ解決したくても正直、原因が見つけられず困っています。考えつかない場合、行動に移せず、現状の変化は望めないという事になってしまうのでは、と不安に感じております。
    情けないのですが、何か考え方等のアドバイスがあれば、ご返信頂けますと幸いです。何卒、宜しくお願い致します。

    • 仁(jin) jin より:

      さりーさん、メッセージありがとうございます。

      内容を拝見させていただきました。
      難しい状況に追い込まれてしまっているようですね。
      僕の考えがご参考になるかどうか分かりませんが、僕なりの考えを話させてもらいますね。

      まず、「自己責任」についてです。
      僕の言う自己責任とは、一言で言うと「自分の人生において起こることは、自分自身で責任を取るしかない」ということです。
      人生には、上手くいかないこと、思い通りにいかないこと、または不運としか思えないようなことなど、たくさんあります。
      でも例えどんな理由があろうと、自分に代わって他人が自分の人生を背負うことは決して出来ない。
      親や身内であろうと、その人間に代わって人生を背負ってあげることなど出来ない。
      自分の人生において起こることは、自分の手で責任を取るしかないのです。

      でも人間というのは、弱いもの。
      何か不測の事態が起これば、ついその原因を他人のせいにしてしまう。
      「あいつのせいで、上手くいかなかった。」
      「周りがこうしてくれれば、上手くいったはず。」
      「俺は頑張っているのに、何で周りはもっと協力してくれないんだ?」
      「何で自分ばかり運が悪いんだ。」
      そうやって、つい被害者意識にとらわれてしまいます。

      でも被害者意識を膨らませたところで、何ら状況を変えることは出来ない。
      むしろ、被害者意識は大きなマイナスを生み出す。
      被害者意識は、上手くいかない原因を他人や環境のせいにすることによって、自分がやらなくてもいい言い訳を作り出す。
      変わるべきは自分ではなく周りだと言って、周りが何とかしてくれることばかりを期待し、その結果その場に立ち止まってしまい、人生が前に進まなくなる。

      自己責任というのは、単純に「何か悪いことが起これば、それは自分のせい」と言って自分を責めることではなく、「自分の人生において起こることは、自分の手によって解決する努力をする」ということ。
      一番危険なことは、自分の人生を自分で背負う覚悟をせず、他人任せにし、思考停止を起こしてしまうこと。
      そうなると、それはもう自分の人生を諦めたのと同じ。
      僕の言う自己責任とは、そういうことです。
      だから「会社を選択したのは自分の責任なので、耐えるべき。」ということではなく、「今の会社が自分に合わないのなら、ではどうすべきか?」というのを自分で考え、自分の意思で決断し前に進んでいくことが自己責任を果たすことだと思います。

      それで問題は、今後さりーさんがどのような行動を起こしていけばいいのか?ということですよね。
      入社に当たっては「転職にあたり残業時間等は求人票及び面接でも確認した」とのことですが、こればっかりは入社してみないと分からない部分もやっぱりあると思います。
      もちろん入社する前に条件等をしっかり確認するのは当然であり大事なことですが、極端な話、入社後に突然会社の経営状態が悪化して条件や待遇が変わってしまう、なんてこともあり得るわけですから、実際に働いてみないと分からない部分もどうしてもあると思います。

      ただ、今回さりーさんの入った会社が、さりーさんの希望とあまりにもかけ離れすぎているわけですよね。
      このまま不満を抱えながら続けるのがいいのか?
      それとも次の職を探した方がいいのか?
      迷うところだと思います。

      ところでさりーさんの「仕事に対する希望」とは、どんなものですか?
      メッセージにもある通り、「残業が少なく、長く続けられる職場」であれば、いいのですか?
      僕はさりーさんがどんな仕事・どんな業種に就いているのかも知りませんし、どんな内容の仕事をしていきたいのかも分かりません。
      さりーさんの中には、どんな仕事をしていきたいのか?といった希望はありますか?

      または「仕事以上に、プライベートの時間を大切にしていきたい」とか、そういった希望があるのでしょうか?
      ご自分が今後どんな人生・どんな生き方をしていきたいのか、明確でないのなら、そのあたりを一度じっくり考え自分の中で明確にしてから、今後のことを検討した方がいいかもしれません。

      ちなみに僕自身は仕事を続けるかどうか迷った時、判断するための明確な基準を持っています。
      その基準とは、
      ・その仕事(会社)に誇りを持てるか
      ・その仕事(会社)で自分が成長していけるのか
      この2つの基準を元に、仕事を続けるか辞めるかの判断をしています。

      過去に記事としても書いているので、もし興味があればこちら↓
      【仕事や会社を辞めるかどうかの判断基準はこの2つ。迷った時の道しるべ。】
      をクリックしてのぞいてみて下さい。

      また転職をするにしても、独身なのか?それとも家族がいるのか?または借金などあるのか?など、さりーさんの置かれている状況によって選択すべき道も変わってきますよね。
      ただメッセージを拝見させていただく限り、さりーさんにとってこのまま今の仕事を続けるのが良いことなのか、かなり心配です。

      今の会社を辞めるのを僕は勧めているわけではないですが、さりーさんはまだ36歳ですよね。
      まだまだ先は長い。
      もし今の会社で頑張ることによって、次の転職で有利になるような”何か”があるのなら、今はまだその会社で踏ん張るべきかもしれない。
      でも、今の会社や今の仕事に誇りを持てない、またはどう考えても体力的・精神的に長く続けられるような環境ではないのであれば、転職を考えてみてもいいのではないでしょうか。
      (心や体を壊してでもやる価値のある仕事だと、もし思っておられるのなら、僕はあえて止めませんが)

      あとメッセージの後半に、
      >「自分の中に原因を見つけ解決したくても正直、原因が見つけられず困っています。考えつかない場合、行動に移せず、現状の変化は望めないという事になってしまうのでは」
      とおっしゃられていますが、僕も自分が上手くいかない時、その原因が何なのか分からない時もよくあります。
      また、見つけた(気づいた)答えが見当外れだったりすることも、よくありますよ(笑)

      実際、人生において何が正しくて何が間違っているかは、時と場合によって変わってくるもの。
      一番良くないのは、何も行動を起こさず、その場でジーっとしていること。
      現実を変えられるのは、やっぱり行動しかない。

      そして行動すればするほど、間違いや失敗の回数も増えてきます。
      でも、それでいいんです。
      間違えば間違うほど、自分のとるべき行動が見えてくるのです。

      内容は少しそれるかもしれませんが、こちらの記事で詳しく話しています↓
      【失敗や大恥をかいてもへこたれない”強い心”の作り方、僕が伝授します。】
      良かったら、ご参考にしてみて下さい。

      ということで、僕なりの考えを話させてもらいました。
      何かあれば、また遠慮なくメッセージを下さいね。
      僕で良ければ、また話をさせてもらいます。

      では。
      仁より

      • さりー より:

        ご返信ありがとうございます。
        是非、参考にさせて頂きながら、じっくり考えて行動に移していけたらと思います!
        とても丁寧なご返答に感動しました、本当にありがとうございました。

        • 仁(jin) jin より:

          さりーさん、メッセージを読んでくださってありがとうございます。

          転職など人生を左右するような大きな決断というのは、やっぱり誰しも悩んだり迷ったりしますし、勇気がいるものだと思います。
          僕もこれまで何度か転職してきましたが、転職の際に悩まなかったことは一度もありません。

          自分はどうしたいのか?
          どんな人生・どんな生き方をしたいのか?
          また、どんな状態が「充実した人生」と言えるのか?
          さりーさんなりの答えを見つけ出してみてください。

          また何かあれば、遠慮なくメッセージくださいね。
          では。

          仁より