あなたは要領の良い人間ですか?
それとも要領の悪い人間ですか?
何をやっても上手くできる人、どんなことも要領良くこなしてしまう人、身近にそんな人っていませんか?
実は僕の周りにはいるんですよね、不思議と何をやっても高いレベルでこなしてしまう人が。
要領の悪い僕には、こういった人間が羨ましくってしょうがありません。
こういう人たちって、他の人たちと一体何が違うんでしょうか?
正直な話、そこまで頑張っているように見えないのに自然と何でもできてるように見えてしまうんですが…
こういった「何でも高いレベルでこなしてしまう人」、この人たちが何でもできてしまうのには実は理由があるんです。
偶然できてるわけじゃないんです、必然なんです。
今回は、その秘密について話していこうと思います。
出来る人と出来ない人は何が違うのか?
ところであなたの小・中・高校時代に、飛び抜けて勉強の出来る人っていませんでしたか?
いわゆる天才とか秀才とか呼ばれる人たちです。
僕の学校にも何人かいたんですが、当時落ちこぼれだった僕にとって、彼ら・彼女らはまるで異世界の人間のように見えました。
この”出来る人間”と”出来ない人間”、両者の差は一体何なんでしょう?
天才・秀才と呼ばれる人間って、元々頭の出来がいいのでしょうか?
いわゆる”生まれつき頭が良かった”のでしょうか?
もしかしたら生まれつき頭の良い人間というのも存在するのかもしれません。
でも僕の知る限り、そんな人間などいません。
ではなぜ天才と呼ばれる人間が存在するのか。
実は勉強が出来る人間と出来ない人間には、決定的な違いがあるんです。
この両者の違い、それは「勉強に対する苦手意識の差」です。
学生時代に勉強の出来る人間って、そんなに頑張らなくても勉強が出来てるように見えますが、実は誰よりも勉強しているんですよね。
逆に出来ない人間というのは、「勉強しても分からない」「一生懸命やっても出来ない」などとよく言いますが、実際には勉強している人間と比べると、勉強してないことがほとんどなんです。
もちろん集中力など他の要素もありますが、出来ない人間というのは出来る人間と比べて勉強量が明らかに少ないのです。
やったけど出来ないのではなく、やらないから出来ないのです。
じゃあなぜ出来る人間と出来ない人間には、勉強量に大きな差が生まれるんでしょうか?
出来ない人間は、なぜ勉強をやらないんでしょうか?
その理由は、「勉強が面白くないから」です。
なぜ勉強が面白くないか。
それは「勉強が苦手だから」です。
勉強が分からないから苦手だと感じる。
でもね、個人差はありますが、勉強というのはやればそれなりのレベルまで出来るようになるんです。
でも勉強出来ない人間には、それが分からない。
感覚的に分からない。
初めから「俺は勉強が出来ない、分からない」と思い込んでしまってるから、いくら勉強しても内容が頭に入らないんです。
頭に入らないから、やっぱり俺は勉強ができない。
するとだんだん勉強が苦痛になり、最後は勉強することを放棄してしまう。
まさに悪循環の繰り返しです。
逆に勉強に対する苦手意識が全く無いとどうなるか。
勉強が苦手じゃないから、勉強することが全く苦痛にならない。
テストなんかは、ある意味ゲーム感覚です。
だからどんどん勉強する。
しかも「俺はどんな難しい内容でも理解できる」と思い込んでいるものだから、学んだことがどんどん頭に入る。
結果が出るからそれが楽しくなって、さらに勉強する。
勉強量が増えてきても、勉強が苦痛じゃないから本人はそれほどやってるという自覚もあまり無い。
苦手意識が無くなれば、本人が頑張ろうとしなくても、勉強に対する理解度や勉強量が自然と上がっていくのです。
勉強ができる人間と出来ない人間、天才とそうでない人間、この両者の一番の違いは「苦手意識の差」なんです。
苦手意識を無くすには
そしてこれはもちろん勉強に限ったことではありません。
仕事もそうですし、人間関係にも当てはまることなんです。
出来る人間というのは、他の人たちと比べ、自信に充ち溢れています。
困難にぶつかっても恐れません。
例外なく高いセルフイメージを持っています。
(セルフイメージとは自分に対するイメージ・思い込みであり、人生はセルフイメージの通りに作られていく、つまりセルフイメージとは人生の設計図なのです。詳しくはこちら→【運命を作りかえる方法があった!! これであなたの人生はあなたの思いのまま…】をご参照ください。)
ではなぜそこまで「高いセルフイメージ=自信」を持つことが出来るのかというと、彼ら・彼女らは多くの「成功体験」を持っているからなのです。
彼ら・彼女らは困難にぶつかっても、知恵を絞り、行動力・行動量をもってそれを乗り越えます。
困難に対し立ち向かい努力し続ければ、いつかその壁を乗り越えることが出来る、解決することが出来る、そしてその一連の行動によりさらに人間的にも成長できる、そのことを実体験として知っているのです。
感覚的に理解しているのです。
頑張れば頑張るほど出来るようになる、出来るようになると自分自身がどんどん楽になってくる、それゆえ学ぶという行為に快感を覚えている、つまり苦手意識が無い・もしくは極端に低いのです。
苦手意識が低いから、困難に対し恐れず行動できる、行動するから結果が出る、そしてさらに成功体験が増える。
彼ら・彼女らはプラスがプラスを生む良い循環の輪の中で、さらに結果を出し続けるのです。
つまり彼ら・彼女らは苦手意識が無く(低く)、学ぶこと・困難に立ち向かうことがある意味快感になっているため、努力が苦にならない、そして努力し続けることが習慣になっているのです。
頑張ることがごく普通のこと、自分にとって当たり前の感覚になっているのです。
頑張るから結果が出て、成功体験も増える。
そして成功体験が増えるからどんどん自信が付いてくる。
自信を持って行動するから、ますます上手くいく。
だから出来る人間というのは、結果を出し続けることが出来るのです。
成功体験を増やす方法
困難にぶつかっても継続して努力し続け、自らの力で問題解決していくことが習慣化している人間というのはとても強いです。
どんな状況でも自ら道を切り開いていくことが出来ます。
どんな環境に放り出されても生きていけます。
学生時代に勉強(努力)することが身に付き成績の良かった人間が必ずしも社会で成功するというわけではありませんが、学生時代にこれらの事が習慣として身に付いている人間は、社会に出ても成功する可能性は格段に高いと言えます。
しかし残念ながら、僕は学生時代にこういった習慣を身につけることが出来ませんでした。
でも大丈夫です。
社会人になってからでも身につけることは十分可能なんです。
もちろん今すぐ自信満々になるだなんて無理だと思います。
だからすこしずつ成功体験を増やしていって、自分を信じる気持ちを少しずつ高めていくんです。
「そんなこと言ったって成功体験なんてなかなか見つからないよ」なんて思われる人もいると思います。
本当に無いですか?成功体験。
実はたくさんあるんです。
でもみんなそれに気付いてないだけなんです。
例えば仕事が自分の思うように出来ない。
自分の納得のいくレベルにまでなかなかいかない。
でもよく考えてみてください。
あなたが会社に入社したばかりの時、社会人になりたての時はどうでした?
今のあなたと全く同じレベルで仕事が出来てましたか?
全く同じスピード、全く同じクオリティで出来てました?
今当たり前に出来てる仕事が、新人で右も左も分からなかった頃に当たり前のように出来てましたか?
そんなこと無いですよね。
昔の自分と比べて、あなたは確実に進歩しているんです。
でも成長した部分には目を向けず、ダメな部分にばかり目を向けている、みんな自分のあら探しばかりしているんです。
みんな自分の成功に気付いてないんです。
成功体験というと、どうしても大きな成功ばかりを探してしまいます。
でも大きな成功というのは、小さな成功の集合体です。
小さな成功が積み重なって、ある時大きな成功として現れるのです。
だから小さな成功を見逃していては、大きな成功はあり得ないのです。
小さな成功を丁寧に拾っていかないといけないのです。
例えば僕なんか、普段毎日当たり前にやっていることでさえ、
「こんなことを当たり前のようにやってるなんて、さすが俺」
と言っていつも自分を褒めています。
さすがに声に出して言うとちょっと恥ずかしいので、心の中で呟いていますが。
成功体験を増やすには、まず自分を褒めることです。
ダメな部分に目を向けるのではなく出来る部分、自分が進歩・成長した部分を見つけ、自分で褒めてあげるのです。
どんなことでもいいですので、とにかく自分を褒めまくってください。
自分を否定することをやめ、ちょっとしたことでもいいので何かあればその都度自分を褒めるんです。
それを続けていると、「自己肯定感」が次第に高まっていきます。
自分を肯定する気持ちが高まっていくのです。
自己肯定感が高まると、それは自分を信じる気持ちにつながっていき、自信へと変わっていきます。
自信が付くと、困難にぶつかっても必要以上に恐れることが無くなります。
恐れず突き進み、自分の力で解決することが出来るようになるのです。
「俺なら必ず出来る」と信じることが出来、努力することが苦にならなくなるのです。
人生は自分を信じる気持ちの強さで大きく変わってくるのです。
自分を信じるために自己肯定感を高める。
今日から自分を褒めまくりましょう!!
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