ヘタレで弱虫の僕はこうやって勇者に変身した!勇気加速の法則。

自分の殻を破る方法

勇気や度胸のある人っていますよね。

・みんなが尻込みしてしまうような場面で、一歩踏み出せる人。
・リスクを承知の上で行動できる人。
・周りの同調圧力に屈することなく、自分の意思を貫き通せる人。
・他人の批判や中傷にもまるで動じず、自分の信念に従って生きる人。

どうすれば、あんな勇気や度胸を出せるのか?どうやったら、あんなカッコイイ生き方が出来るのか?

かつての僕は、勇気や度胸といったものとはまるで無縁の人間でした。常に誰かの後ろに隠れ、カメレオンのように周りのみんなと同化する。自分の意思を持たず、誰かの決断・誰かの行動に付いていくことしか出来ない。

僕には勇気も度胸も無い。でも僕は子供の頃から、勇気のある生き方に人一倍強い憧れを抱いていました。
「勇気のある人と無い人は、一体何が違うのか?どうすれば、勇気を手に入れられるのか?」
試行錯誤の末に身に付けた僕なりの”勇気を身に付けるための方法”について、今回は話していこうと思います。

 

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感情のコントロール?

そもそも”勇気”とは、一体何なのか?
勇気ある行動を取るためには、まずは恐怖心に打ち勝たないといけません。恐怖や不安の感情に負けてしまっては、勇気ある行動など取れるはずもない。

つまり勇気とは、恐怖に打ち勝つ強い心。
では恐怖の感情に打ち勝つためには、どうすればいいか?恐怖の感情を克服するためには、どうすればいいのか?

恐怖や不安を感じている時というのは、感情が激しく揺れ動き、自分では制御できない状態に陥っています。つまり恐怖を克服するためには、感情をコントロールしなければならないということ。
感情をコントロールするために僕は、まず自分の感情と向き合いました。

ところで感情をコントロールするというと、多くの人が自分の感情を無理に抑え込もうとしてしまいます。でも実は自分の感情を抑え込めば抑え込むほど自分の中に行き場の無いストレスが溜まっていき、その結果ますます感情はコントロール出来なくなっていきます。

感情をコントロールしたければ、感情を抑え込むのではなく、むしろ反対に感情を解放してあげなければならないのです。自分の中に起こっている感情を否定するのではなく、どんな感情であってもそれを理解し受け入れてあげることが大切です。

もし「怖い」と感じているのなら、「怖がるなんて、情けないぞ」と否定するのではなく、「そうか、自分は今怖いと感じているのか。」と、そのまま受け止めてあげる。怖いと感じている自分自身のことを認めてあげる。

自分の感情を自ら否定すればするほど、気持ちは焦り、ますます感情は乱れます。
例えば人から「お前はおかしい、間違ってるよ」と言われれば、焦って感情は乱れますよね。でも逆に「なるほど、お前の言うことも一理あるな」と認められれば、安心すると思います。

それと同じです。自分で自分の気持ちを否定すれば、それだけ気持ちも乱れます。まずは自分の中に起こっている感情を、そのまま認めてあげてください。

そして自分の気持ちを認めてあげたなら、今度は「そうか、お前は怖いと思っているんだな。では、なぜお前は怖いと感じているんだ?具体的に、どういった部分が怖いんだ?そしてどうすれば、その恐怖や不安を克服できると思う?」といった具合に、自分に問いかけてあげてください。自分の中にある恐怖そのものを、自分の手でより具体的に分析してあげてみてください。

そもそも恐怖というものは、自分が向き合っている対象物が得体の知れないものだから怖いと感じるのです。自分が知らないもの、正体がよく分からないからこそ対応の仕方が分からない。だから怖いと感じたり不安に感じたりするのです。お化けや幽霊が怖いと感じるのと同じです。

怖いと感じるものを冷静に分析し、対処の方法が見えてくれば、自ずと恐怖心も軽減されていき、次第に感情もコントロール出来るようになっていきます。

 

勇気を手に入れるために必要なピースとは

かつての僕は、自分の感情をまるでコントロール出来ていませんでした。自分の感情に振り回されっぱなしでした。でも自分の中に起こる感情を否定せずに受け止め、自分の気持ちと対話することによって、次第に感情をコントロール出来るようになっていきました。

でも、僕の中にある恐怖心や不安は、それでも完全に無くなることはありませんでした。自分の中にある勇気を呼び起こすためには、感情をコントロールするだけでは不完全だったのです。

そこで、改めて「勇気とは、一体何だろう?勇気を呼び起こすために足りないピースとは、一体何だ?」ということを考えました。

実は勇気というのは、自信によって育まれるものなんです。
「自分になら、出来るかもしれない」
「自分なら、きっと乗り越えられるはず」
そう思えるから、困難なことにもチャレンジできるし、リスクを負うこともできるようになる。自分の中に何かしらの自信があるからこそ、勇気を振り絞ることが可能になってくるのです。
つまり”勇気”を呼び起こすためには、勇気の根拠・土台となる”自信”が必要だということ。

では、その”自信”を付けるためにはどうすればいいか?どうすれば、自分を信頼することが出来るようになれるのか?

自信を付けるために必要なもの、それは”成功体験”です。上手く出来た、何かをやり遂げた、そういった成功の体験を積み重ねていくことによって、自分の中で自分自身の価値が上がっていきます。「自分は出来る人間なんだ」という”自分に対する信頼”が、自信へとつながっていきます。

でもここで注意してもらいたいのが、成功体験と言うと多くの人が、いわゆる大成功的なものを思い浮かべてしまうんですね。誰も成し遂げられないような大きなことや、とてつもない困難を乗り越えた末に手に入れた成功、みたいな非日常的な特別なものを思い浮かべる人がとても多い。

そうではないんです。実は成功体験というのは、僕らの日常の中に溢れています。日々僕らは、成功体験を手に入れているんです。大きな成功ばかりに目が行ってしまって、自分が数多くの小さな成功体験を手に入れていることに気づいてないんです。

そもそも大きな成功というのは、小さな成功の集合体なんですね。小さな成功がたくさん集まり、一定の量を超えた時、何かのきっかけと共に一つの大きな成功として目に見える形で現れる。何も無い所からいきなり大成功がポンッと現れる、なんてことは無いんです。

目指すのは、たくさんの小さな成功体験を集めることです。
例えばですが、あなたが社会人なら毎日職場へ行って仕事をしていると思います。それで、あなたが社会人になりたての時のことを思い出してもらいたいのですが、新人時代に今と同じクオリティ・スピード・正確さで仕事が出来ていましたか?出来てませんよね。おそらく新人時代は仕事にも慣れておらずミスも多かったはずだし、一つひとつの作業もいちいち考えながら苦労して仕事をしていたはず。

あなたが主婦なら、家事なんかも同じです。初めから今と同じスピードとクオリティでご飯を作れてましたか?今と同じ段取りの良さで掃除や洗濯が出来てましたか?そんなこと無いですよね。

他にも、車の運転、スポーツ、趣味、パソコン、ゲーム…全て今と同じレベルで最初から出来てましたか?出来るようになるまでに時間がかかったはずです。でも今は最初と比べて知識・経験・スピード・クオリティも上がっている、確実に上達しているはずです。

これらは全て、立派な成功体験なんです。でも多くの人が、そういった小さな成功体験に気づいていない。まるで重要視していない。自分の成功に対して、みんな鈍感すぎるんです。
それこそ僕なんか、携帯の目覚ましアラームに気づかず遅刻ギリギリで会社に行った時でも、「目覚ましに気付かなかったのに、自力で起きて会社にも間に合ってしまうなんて…仕事に対する意識がなんて高いんだ。さすが俺!」です(笑)

ちょっと話がそれ始めてしまいましたが(苦笑)、僕らの日常には成功体験がそこら中に転がっています。それに気づき、ちゃんと拾い上げることによって、確実に自分の中に自信が生まれていきます。

自分の中に自信が生まれると、その自信は勇気へと変わる。勇気が湧いてくれば、目の前の困難にも怖れを感じなくなり、その結果どんどんチャレンジが増えていく。そしてチャレンジが増えれば、成功体験がまた増える。そして成功体験が増えるから、さらに自信が付き、もっと勇気が湧いてくる。勇気が湧いてくるから、もっともっとチャレンジしたくなる…
つまり成功体験が増える→自信が付く→勇気が湧く→果敢にチャレンジ→チャレンジによって成功体験がさらに増える→さらに自信が付く…
まさに最高の好循環が始まるというわけです。

 

勇気はさらに加速する

この好循環、実はさらにまだ先があります。

自信や勇気の強さがある一定の水準を超えてくると、成功体験だけでなく失敗の体験さえもプラスの材料へと変わるという現象が起こり始めます。
失敗したにもかかわらず、「いい勉強になった」「むしろ失敗によって多くのものを得られて良かった」と、捉え始めるようになる。全ての経験が自信や勇気の源へと変わっていくのです。

なぜそんなことが起こるのか?
それは「自分なら絶対に大丈夫だ」という確信を持っているからです。

ある一定の自信・勇気を身に付けると、「何があっても自分は大丈夫だ」「今が上手くいかなくても、自分なら最後は乗り越えられる」という自分に対する確信が生まれます。だから目の前の失敗も恐れなくなるし、失敗に対してネガティブな感情も持たなくなり、あらゆる失敗・あらゆる経験から学びを得られるようになるんですね。
人生の中で起こりうる”あらゆる経験”が、全て勇気へとつながっていくのです。

 

最後に僕からあなたへ…

少しずつ、チャレンジしていこう。
いきなり大きなことをやろうとする必要なんてない。自分が乗り越えられると思える高さのハードルを、一つひとつ乗り越えていけばいい。日々の小さなチャレンジが小さな自信となり、その小さな自信の積み重ねがやがて自分に対する確固たる確信へと変わっていく。

自信とは、自分に対する信頼。自分に対する信頼が、自分の中に眠る勇気を呼び起こしてくれる。

この世界の全ての人の中に、勇気の種は存在する。
勇気がある人と無い人の違いは、勇気を呼び起こすための行動が取れるかどうかだけ。少しずつでいい、自分が少し背伸びすれば越えられる高さのハードルを乗り越えていこう。

歌手のガクトさんの言葉に

人生に迷ったときは、難しい方、困難な方を取れ。

これ、基本だ。その方が同じ時間を過ごしても得られる物が多い。

失った時間は帰ってこない。
みんなそれぞれ、タイムリミットがあるんだ。

なるべく早くに多くの知識と経験を手に入れた方が、人生が鮮やかに彩る。
選択肢は常に難しく、苦しい方だ。

というのがある。
僕はこの言葉を、己の人生の指針にしている。

この世の中に、恐怖心の無い人なんて一人もいない。みんな怖い。僕も怖いことはいっぱいある。
でも勇気を持って行動すれば、自分が恐れていたものが実はそれほど恐れるほどのものではなかったことに気づく。そして勇気を持って行動できた自分のことを、誇りに思えるようになる。

有用な知識やスキルや知恵があれば、人生を変えることは出来るかもしれない。でも勇気が無かったら、どんな知識やスキルを持っていたとしても、それを使うことも活かすことも出来ない。なぜなら”ここぞ”という時に、勇気が無ければ逃げ出してしまうからだ。目の前の困難を乗り越える知識やスキルがあっても、勇気が無ければその知識やスキルを使うことよりも逃げ出すことしか考えられなくなる。

しかし逆に勇気を持って行動し続ければ、例えその時に知識やスキルが足りなくても必要なものは自然と集まって来てくれるようになる。行動することにより、今の自分に足りないもの、今の自分が身に付けなければならないものが明確になり、やるべきことも見えてくるようになる。

人生を変えるために必要なものは”勇気”。
勇気を呼び起こすために僕は、今も日々小さなチャレンジをし続けている。
あなたさえ良ければ、僕と共に人生を変えていきましょう。

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