いや、苦労を買ってまでしなくても人生を切り開く方法はある

自分の殻を破る方法

「人生が上手くいく人と上手くいかない人、その違いとは一体何なんだろうか?」

この問いを、僕は長い間考え続けてきました。
自分の人生の中で出会うたくさんの人たち。みんな同じような姿かたちをし、能力などにも大きな差はない。それにもかかわらず、なぜ人生に大きな差が出てしまうんだろうか。

もちろん一人ひとり生まれ育った環境も違えば、見た目も全く同じじゃないし、運の良し悪しなんかもあると思う。でも人生40年も生きていると、それらの理由では説明がつかないことがいっぱい出てくる。単なるラッキーや見た目や能力の違いなどではまるで説明のつかないようなすごい人に出会うこともある。

何をやっても上手くいかず、完全に人生が行き詰まっていたかつての僕は、人生が上手くいっている人と自分を比べては「僕には一体何が足りないのか?」というのを、ずっと考え続けてきました。自分の考え、発言、行動…どこをどう変えれば僕の人生は上手くいくのか。

そして人生が上手くいく人と上手くいかない人を観察し続けた結果、とてもシンプルな答えに行き着きました。その答えを、今回はみなさんにシェアしようと思います。

 

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苦労は買ってまでやる必要は無い

「若い時の苦労は買ってでもせよ」

この言葉を聞いたことはありますか?ありますよね。
これは「若い時にする苦労は必ず貴重な経験となって将来役立つものだから、求めてでもするほうがよい。」という意味なんですが、今の僕にはその意味が痛いほど分かります。

というのが、かつての僕は、嫌なこと・辛いこと・苦手なことから逃げ続けてきました。困難に立ち向かう勇気がなく、自分の力で何かを解決したり乗り越えたりした経験がまるで無い。責任を負うのが怖くて、自分の人生からもずっと逃げ続けてきました。

その結果、僕は自分一人では何一つできない出来損ないの失敗作のような人間になってしまいました。仕事でもスポーツでも趣味でも人間関係でも、どんなジャンルであっても何も結果を出せない。何をやっても中途半端な人間。そしてそんな自分を見てさらに失望し、どんどん無気力になっていく。生きることにも、まるで価値を見いだせない。僕の人生は、完全に行き詰まりました。

「このままではいけない、何とかしないといけない」
そう思った僕は、それからの人生の中で多くの人間を一生懸命観察しました。そして、多くの”手本となる素晴らしい人間”を見つけ出すことが出来ました。今回は、その内の一人について、話していこうと思います。

 

その人は僕よりずっと年上で、とても優しく穏やかな人であり、これまで本気で怒った姿を見たことが全くと言っていいほどありません。ですが、一度決めたことは絶対に妥協しないという強く厳しい一面を持っています。特に自分の信念や生き方といった自分に関する事柄に対しては、何があっても絶対に曲げないし、妥協した姿を見たことも一度も無い。僕はこの人を、とても尊敬しているし、常に手本にさせてもらっています。

それで、この人がたまに言うセリフがあります。
それは「苦労は買ってまでやる必要は無い」です。

僕はこの人からこのセリフを聞いた時、かなり驚きました。と言うのが、この人自身が苦労の連続のような人生を生きてきており、まさに本人が「今の自分があるのも苦労をしてきたお陰だ」みたいなことを言っていたからです。

「この人はなぜ、こんな矛盾したことを言うんだろう?」
この矛盾を理解するために僕は、この人がこれまで生きてきた人生や、この人の考え方・これまでの行動というものを思い出し、自分なりに考えてみました。

その結果、ある事実に気づきました。
「確かにこの人、自ら苦労を買うような行動はしてきてないよなぁ」

よく考えてみると、この人はこれまでの人生で自ら険しい道に進むような生き方をしてきてないんですね。自ら苦労を背負い込むことはしようとしない。でもこの人がその他大勢とは決定的に違う部分が、実は一つあります。

それは「どんな困難が自分に降りかかろうとも、絶対に逃げない」ということ。

さっきも言ったとおり、この人のこれまでの人生は苦労の連続でした。でもこの人は自分の目の前に立ちふさがる困難に対し、ただの一度も逃げ出したことが無いんです。どんなに嫌なことや避けて通りたいことであっても、そこから絶対に目を逸らさず常に真正面からぶつかる。例えその困難をその時は乗り越えられなくても、絶対に投げ出すことはしない。「自分なら必ず乗り越えられる」と信じ、乗り越えられるまで絶対に諦めない。

実際僕は、この人が大きな困難にぶつかるのを何度か見ていますが、「自分には無理かも」とか「今回はちょっと厳しいな」とか、そういった弱気な発言を聞いたことが一度も無いんですね。常に「自分のやるべきことは見えている。後はそれをやり抜くだけだ。」このスタイルを絶対に崩しません。

つまりこの人は、自分から苦労を買って出るようなことは決してしないが、自分に降りかかってきた問題や自分の乗り越えるべき課題に対しては、常に真正面からぶつかる。逃げたり目を逸らしたりせず、または手を抜いたり適当なことをしたりもせず、全力で問題とぶつかり、どんなに時間がかかろうとも決して諦めずにそれを乗り越えていく。

シンプルに言えば、「自分のやるべきことを、当たり前のようにやる」。それだけのことなんですね。でもそれが、みんな出来ない。だから多くの人が結果を出せない。だから多くの人の人生が、上手くいかない。

前にも話した通り、以前の僕は嫌なこと・辛いこと・苦手なことから逃げてばかりいました。自分のやるべきことがあっても、いつもそれが出来ない言い訳・やらなくていい理由ばかりを並べたてて、現実から目を逸らし続けていました。そしてやるべきことを僕はずっとやらずに後回しにした結果、やるべきことがどんどん山積みになっていき、気づけば越えられない大きな壁となって僕の人生に立ちはだかってしまいました。

僕はこれまでの人生でいろいろ苦労をしてきたつもりですが、実は単にやるべきことをその時その時できちんとやって来なかったというだけの話。一つひとつのハードルは低いはずなのに、それをその都度ちゃんとクリアしないから、後でまとめて超えないといけなくなる。自分で自分の首を絞めていたことに、僕はずっと気づいていなかったのです。これで人生が上手くいくわけがない(苦笑)

 

基本的に、物事には現状維持はありません。自分を取り巻く状況は常に変化し続けています。そして自分自身の体や心も、留まることなく変化し続けています。諸行無常という仏教の言葉がありますが、まさにあらゆるものが常に変化し続け、ひと時も留まることは無いのです。

つまり現状維持なんてものは、単なる空想でしかない。全てのものは、前進か、後退か、必ずそのどちらかしかない。
そして前に進めば、何かしらの結果が出るもの。成功であれ失敗であれ、チャレンジすれば何かしらの結果が表れ、そして必ずそこから貴重な経験や学びを得ることが出来る。

でもそこで後ろに下がる、つまり何もしなかったり逃げ出したりすれば、何も結果が出ないどころかほとんどの場合で状況は悪くなる。また逃げたことにより、自己評価も下がる。自信も失い、勇気も出なくなっていく。

その時その時の自分が向き合うべき課題に対して、逃げずにきちんと向き合えるかどうか。その一つひとつの積み重ねが、いつしか埋めようのない大きな差となって必ず目の前に現れます。

でも残念なことに、多くの人がちょっと上手くいかないだけで驚くほど簡単に諦めてしまう。出来ない理由を自分の中で勝手に作り出し、「ほらね、自分には無理なんだから諦めろ」と無意識に自分に言い聞かせている。

仕事にしろ勉強やスポーツにしろ、結果というのはすぐには出ないもの。むしろ、ちょっとやって簡単に結果が出てしまうようなものは、同じく何かあれば簡単にダメになってしまったりする。

努力と時間をかけて出した結果ほど、その土台は揺るぎないものとなります。「継続は力なり」と言いますが、まさに本質を突いた言葉です。何事にも簡単に諦めてしまう人は、結局何も成し遂げることは出来ない。これまでの僕の人生が、まさにそうでしたからね(苦笑)

 

もし自分が早く成長したければ、買ってでも苦労をすればいい。でもその前に、やるべきことがある。それは「目の前にある自分が乗り越えるべき問題や向き合うべき課題に対し、きちんと向き合い、一つひとつきちんと乗り越えていくこと」。
焦ってあれこれやろうとしなくていい。今の自分がやるべきことをきちんと把握し、それを一つひとつやっていけばいい。やるべきことから顔を背けず、どんなに時間がかかっても諦めず、常に前に向かって進んでいく。
人生の風向きが、いつしか必ず変わるはずです。

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  1. ともも より:

    記事を拝見しました。

    共感することがありました。やらなきゃいけないことからは逃げるのにやらなくていいことばかり増やして、それも結局やらない。繰り返しているうちに逃げる癖がついてました。

    苦労は向こうからやってくるのだからその時がきたら逃げない。これだけでいいと思うと少し安心する気がします。

    ありがとうございました
    応援しています