性格を変えるための2つの必要不可欠な要素。僕の人生を変えた秘密を公開します。

自分の殻を破る方法

どうも、仁です。

今回コメント欄より、性格に関するご質問を受けました。

人は変わることが出来るのか?

性格は、本当に変えることが出来るのか?

 

今回は、実際に僕の性格がどのようにして変わったのかについて、僕自身の経験を話そうと思います。

もしご参考になれれば、嬉しく思います。

 

 

 

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 性格は変えられるのか?

まずはご質問をいただいた記事は、こちら→【えっ!?性格って変えられるものだったんだ!!自分の性格を理想のものへと変えた僕の性格改善法。】ですね。

そしてこの記事に対し、次のようなコメントをいただきました。

 

自分の性格…暗い、ネガティヴ、内向的、全てマイナス面ばかりです。

何度も直したいと心を切り替えて良い方向へ考えるようにしても結局また元に戻ってしまう羽目に…この繰り返しです。

なので性格は直らないともう諦めているんですが、本当に変われるんでしょうか?

もし変われたとしても一時だけで根本的なものは変われないような気がするんですが…

 

そのお気持ち、分かります。

僕自身も変わりたいと思いつつ、長年変わることの出来なかった人間ですから。

だから性格を変えることの難しさはじゅうぶん分かってるつもりです。

 

それを踏まえた上で、どうして僕が性格を変えることが出来たのか?

性格を変えることの出来たきっかけは何だったのか?

僕自身の経験を話していきますね。

 

 変わることを諦めた僕…

僕は昔から、「性格を変えたい」「自分自身を変えたい」という思いを持っていました。

今とは違う、全くの別人になりたい…そんな変身願望がいつも心の中にありました。

 

というのも僕は、自分のことが大嫌いでした。

子供の頃からいつも他人の目を気にしてビクビクしている。

周りから嫌われないよう自己主張せず、常に周りの意見に合わせる。

自信が無く、心の中ではいつも「なんで俺はこんなにダメな人間なんだ」と自分を責めてばかりいる。

まさに自己否定の塊で、そんな自分が大嫌いでした。

 

じゃあ自分を変える努力をしたのか?と言われれば、自分では努力したつもりです。

こんな自分は嫌だと思い、性格を変えるよう意識しました。

性格や人生に関する本なんかも読んでみました。

でもいくら努力したつもりでも、性格が変わることはありませんでした。

変わったつもりでも、結局気付けば元の性格に戻ってる。

以前の自分と何ら変わらない自分が、そこにいる。

僕は自分の性格、思考パターン、考え方のクセ、そういったものを変えることが出来ませんでした。

そして、そのうち僕は自分を変えることを諦め、人生そのものも諦めていきました…

 

 

 

 性格を変えることとなったきっかけ

人生を半ば諦めた僕は、次第に惰性で生きるようになっていきました。

やるべきことをやるだけ、それ以外は自分からは行動を起こさない。

そんな生き方をし続けました。

 

でもそんな生き方では、だんだん通用しなくなっていきました。

その頃の僕は、結婚し家も買い、子供も生まれていました。

いろんなことが、僕の両肩に重くのしかかってきていました。

全て自分で考え自分で判断し、そして起こることは全て自分で責任を取らなければならない…

何も考えずに惰性で生きていく…なんて生き方では、もう通用しなくなっていたのです。

 

また、その頃は仕事も上手くいかず、金銭的にもかなり追い詰められていました。

そのせいで、家庭も一度崩壊させてしまいました。

僕を取り巻くあらゆる全てのことが、最悪の状況へと向かって走り始めていたのです。

 

今のままの自分では、もう通用しない。

僕が困るだけで済むならいいが、このまま行けば周りに迷惑がかかるだけでなく、子供までも路頭に迷わせてしまう。

僕は、今まさに自分が直面している問題、そしてこの先どうなってしまうのかを一生懸命考えました。

そして「このままでは終われない、俺の人生そのものを変えなければならない」と強く思うようになりました。

僕は強制的に、自分の人生と向き合わされることとなったのです。

 

僕は自分の性格が嫌いでした。

でも僕の性格が変わったきっかけ、それは単に自分の性格が嫌だったから変えたということではなく、人生そのものを変えたいがために性格を変えたのです。

 

 

 

 性格を変えるための2つの要素

あなたは今の人生に満足していますか?

今のあなたの生き方は、自分の理想とする生き方ですか?

 

人生を変えるためには、これまで取ってきた行動パターンを変えないといけません。

行動パターンを変えるには、思考パターンや考え方のクセを変えないといけない。

そして思考パターンや考え方のクセを変えるためには、その元となるあなたの性格そのものを変えていかないといけない。

 

人生を変えるためには、自分の性格そのものを変えなければいけない。

つまり性格を変えるというのは、あなたの人生そのものを変えるということなんです。

 

 

そして人が変わるためには、2つの要素が必要だと僕は考えています。

 

まず1つ目は、

「変わりたいという強い思い」

 

先ほども話した通り、僕はある意味人生を諦めながら生きてきました。

でも心の中では、ずっと燻(くすぶ)り続けていました。

「このままで終わりたくない」

「俺の人生こんなもんじゃないはず」

自分を否定する気持ちの強さに比例するかのように、自分を変えたいという思いが強く心の中にありました。

 

 

そして2つ目は、

「必要に迫られていること」

 

極端な例だと、僕のように自分が変わらなければ人生に先が無いような状況。

そんな、変わる必要に迫られた状況に追い込まれると、人は変わらざるを得なくなります。

 

 

この「変わりたいという強い思い」「変わる必要に迫られていること」の2つが揃った時、人は変わることが出来ます。

どちらも無ければ、人は基本的に変わることはありません。

また、どちらか1つだけでも、なかなか変わることは出来ないものです。

 

人の本能というのは、自分にとって常に楽な状態を目指すように出来ています。

今の性格がもし嫌いであっても、自分にとっては今の性格でいることが一番楽で都合が良いと本能が判断してしまってるんです。

だから例えば「変わりたいという強い思い」があっても、変わる必要に迫られてなければ、本能としては今の性格・状態が楽だと判断してるわけですからなかなか変われないわけです。

また、変わる必要に迫られていても、自分の中に変わりたいという強い思いがなければ、変わることを拒み、今の性格・状態に必死にしがみつこうとします。

 

 

もし、「性格を変えたいけど、なかなか変われない」と思っているのであれば、あなたは今その性格によって具体的に何に困っていますか?

もし今の性格のまま変わらなければ、先の将来でどんな困ったことがありますか?

今の自分が向き合うべき問題、そして今のままの自分でいることによってこの先どんな問題が起こる可能性があるのか、想像してみてください。

「今の自分の性格のままでは嫌だ」

「このままでは大変なことになるかも…」

「このままだと人生は辛いものになってしまう…」

そんな不満や不安・恐怖といったネガティブエネルギーを利用するんです。

 

僕はこういったネガティブエネルギーを利用することは、基本的にはお勧めしません。

でもネガティブエネルギーというのは、実は強い爆発力があるんです。

不安や恐怖といったネガティブエネルギーには、人を動かす強い力が秘められています。

僕が変われたきっかけも、最初はネガティブエネルギーが出発点です。

このままでは人生が詰んでしまう…そんな不安や恐怖心が当時の僕を動かしてくれました。

 

でもネガティブエネルギーは、残念ながら長続きしません。

その瞬間は強烈なパワーを発揮してくれますが、不安や怒りといったネガティブな感情は長続きしにくく、またとても不安定です。

ずっとネガティブエネルギーに頼ることは出来ません。

だから、使うのは最初のスタートダッシュだけです。

最初にネガティブエネルギーで勢いを付けるんです。

 

そしていずれは、ネガティブエネルギーをポジティブエネルギーへと変えていきます。

さっきも言った通り、僕が最初に変われたきっかけはネガティブエネルギーです。

でも自分が変われたという実感が感じられるようになり始めると、今度は

「自分の経験を他の人にも伝えたい」

「僕と同じように苦しんでる人の手助けになりたい」

と思うようになり始めました。

もっともっと今以上に自分自身が成長し、他の人の力にもなれるような人間になりたい、周りに良い影響を与えられるような人間になりたい、そう思うようになりました。

今こうして書いているこのブログも、そんなポジティブエネルギーが現れたものです。

 

ポジティブエネルギーには、ネガティブエネルギーのような爆発力はありません。

ですが、ポジティブエネルギーは長続きさせることが出来ます。

勢いはありませんが、長く続けることが出来るのです。

最初はネガティブエネルギーの爆発力で勢いを付け、次第にポジティブエネルギーへと変えていく、2つのエネルギーを使い分けるのです。

 

 

 

 最後に

性格を変えるのは、簡単ではないかもしれません。

でも性格は変えられます。

あなたは変わることが出来ます。

 

あなたの性格、そして人生そのものを変えるための2つの要素、

「変わりたいという強い思い」

「変わる必要に迫られていること」

この2つ、そして最初はネガティブエネルギーの爆発力でスタートダッシュを切り、次第にポジティブエネルギーに切り替えて変化を長く継続していく。

 

これが、僕自身の性格、そして僕の人生を変えることの出来た秘密です。

もちろんこれがあなたの状況に、そのままそっくり当てはまるとは限らないかもしれません。

でももしご参考にしていただけるのでしたら、嬉しく思います。

 

良かったら、またコメントを下さいね。

僕の経験で良ければ、また話をさせていただきますので。

では。

 

 

仁より

メッセージ

  1. りんりん より:

    記事での返事をして下さりありがとうございました。とても親身になっていただき感謝です。必ず返事をしてくれるとのことでとても信頼しています。
    こうゆう場でしか本当の自分を出せないので仁さんは私にとってカウンセラーのような存在だと思ってます。勝手にすいません。
    でも本当に感謝します。

    最初にネガティブエネルギーを出し次第にポジティブに変えていくといった方法なんですね。ネガティブな部分もうまく使えばいいんですよね。使い方次第で意外な方向へ向くかも知れない。そうゆう使い方もあるんだと気付くことができました。

    性格は変えられないと勝手に諦めていましたが仁さんに変えられると言われて前向きになれました。
    これこらは自分を信じて変えていく努力をしていきたいと思います。ありがとうございました。

    • 仁(jin) jin より:

      りんりんさんへ
      僕の記事を読んでくださって、ありがとうございます。
      「カウンセラーのような存在」だなんて、とんでもないです。
      でも僕の話が少しでもご参考になれたのであれば、とても嬉しく思います^^

      よく「もっとポジティブにものごとを考えよう」とか、「ものごとを悪い方へ考えると、悪い結果を引き寄せてしまう」とか言いますよね。
      確かにその通りだと思います。
      間違いではないと思います。

      でもだからと言って、今の自分を否定する必要は全く無いんです。
      りんりんさんはご自分のことを「暗い、ネガティヴ、内向的」と言っておられますが、それだけちゃんと自分と向き合うことが出来てる証拠ではないでしょうか。

      ものごとには、表があれば必ず裏もあります。
      ネガティブな性格というとマイナスイメージを持たれがちですが、僕の見る限りネガティブだという人はものごとを冷静に見つめることが出来たり、周りより観察眼が優れていることが多いように感じます。
      逆にポジティブな人は、前に進む力はすごいですが、足元が見えていないことも多く、小さな問題を見過ごして転んでしまうこともよくあります。

      ものごとにはプラスの面があれば、その裏には必ずマイナスの面も存在します。
      性格もそうです。
      捉え方によって、プラス面とマイナス面は簡単に入れ替わります。
      状況や環境が変われば、プラス面がマイナス面に変わったり、逆にマイナス面がプラス面に変わってしまうものなんです。

      僕も長い間、自己否定をし続け、苦しんできました。
      周りと自分を比べては、自分に失望ばかりしていました。
      そのため他人の目ばかりを異常に気にし、ずっとビクビクしながら生きてきました。
      でもそのお陰で観察眼が養われ、他人のちょっとしたしぐさからも相手の気持ちが読めるようになりました。
      相手の気持ちを理解し汲み取ってあげることも出来るようになりました。
      人間関係が苦手で苦痛だった、対人恐怖症だった僕が、こうして人間関係に関する情報を発信するようにまでなれました。

      マイナスだと思われることにも、必ずプラスは隠されています。
      だから自分を否定する必要はありません。
      それを踏まえた上で、もっと成長したい、もっと素敵な人間に変身したいと思えるのであれば、とても素晴らしいことだと思います。

      僕もまだまだ未熟な部分はあります。
      僕自身、まだまだ発展途上だと思っています。
      でも完成されてない未熟な状態だからこそ、成長の余地がある。
      だからこそ人間としての “伸び代” があるんだと思うんです。

      りんりんさんさえ良ければ、僕と共に前に進んでいきましょう。

  2. Koki より:

    記事を拝見させて頂きました。僕に重なる部分が多々あり強い共感を抱きました。
    僕は今まで、人に馬鹿にされたくない、誰からもよく思われたい、といった不安に駆られたネガティブエネルギーだけで生きてきました。このやり方だと、エネルギーが切れた時に襲われる虚無感ややるせなさに潰されそうになります。こういった心因の根本に宿るのは自己否定感だという事に気づかされました。
    今、この不都合な性格を変える必要性は痛感しておりますが、現段階では追い詰められてはいません。
    しかし、このままでは人生につまづく(実際度々つまづいてきました)事が目に見えているため、まだ何も背負っていない22歳の大学生のうちに自己改革をしなければならないと考えております。
    僕は子供が2,3人いる様な極一般的な幸せな家庭を築くことができれば他に欲しいものはありません。
    将来の家族を背負っていく為にもいまのヘナチョコメンタルではいけないと危機感を感じています。
    強い人間になりたいです。

    とても勇気付けられる記事でした。
    ありがとうございました。

    • 仁(jin) jin より:

      kokiさん、メッセージありがとうございます。

      kokiさんは今、22歳の学生なんですね。
      「子供が2,3人いる様な極一般的な幸せな家庭」
      とても素敵ですね。

      子供が生まれてから、僕の人生はあたかもジェットコースターのように加速を増していきました。
      人生がまるで思うようにいかない、何度か死ぬことも考えました。
      でも問題と真正面から向き合った時、「人生はなんて面白いんだ」と感じました。
      子供が生まれてから、やっと僕は自分の足で自分の人生を歩き始めたような気がします。

      kokiさんも、これから社会に出て仕事をしたり、家庭を持ったりと、いろいろあると思います。
      楽しいこと、嬉しいこと、苦しいこと、悲しいこと…いろいろあると思います。

      ただ、間違いなくこれからの日本経済は今以上に厳しくなっていきます。
      僕らを取り巻く労働環境も、間違いなく今以上に厳しいものへとなっていきます。
      これまでは、「結婚して、子供を産んで、子供が独り立ちして親は定年し、穏やかな老後を迎える…」といった未来が当たり前のように来ると、みんな信じていました。
      でもそんな未来が、当たり前のものではなくなりつつあります。

      僕もまだ、道半ばです。
      まだまだ成長したい、もっともっと進化したい…
      もう自分自身が謙虚なのか貪欲なのか、分からない状態になってしまってます(笑)

      kokiさん、良かったら共に歩んでいきましょう。
      何かあれば、遠慮なくメッセージ下さい。

      では。
      仁より