第三章:魅力的な人になりたいですか?影響力を持つ人間になるために一番必要なこととは。

魅力的になる方法

前回の記事【第二章:あなたの魅力=人間的価値が変われば現実もあなたの望む形へと変わる。】では、

・今ある現状を変え、自分の望む未来を引き寄せるには、自分の周りの人間を変えようとするのではなく自分の魅力(価値)を上げなければならない。

・自分の魅力(価値)が上がれば、あなたの存在そのものが影響力を持ち始め、目の前の現実は変わっていく。

という話をさせていただきました。

 

この「人間的魅力」という最強のスキルを手に入れると、これまで周りから影響を受ける側だったのが、逆に周りに影響を与える側へと変わります。

人間的魅力があると、どこへ行っても、例え環境が変わろうとも自分の望む現実を手に入れやすくなってくるのです。

これからこのスキルを手に入れる方法について話していこうと思うのですが、その前にやらなければならないことがあります。

人間的魅力を積み上げていくための「土台作り」です。

 

この土台が無ければ、どんな社会的成功を収めていようと、どんなに良好な人間関係を築いていようと、それを長続きさせることはできません。

逆に、この土台がしっかり作られていればいるほど、より安定した成功や人間関係を続けていくことが出来ます。

 

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 あなたの足を引っ張っている犯人

ここでちょっと質問ですが、あなたは自分に対してどんなイメージを持っていますか?

自分はこんな人間だ、こんな性格だ、こんなことが得意だ、こんな苦手意識を持っている…

無意識の内に持っている自分に対するイメージってありますよね。

これを「セルフイメージ」と言います。

「自己像」や「自己イメージ」と呼ぶこともあります。

 

この、あなたの中にあるあなた自身のイメージ、その中にはポジティブなものもあればネガティブなものもあると思います。

それをちょっとそれぞれ思い出してみて下さい。

 

 

……思い出してもらえました?

それぞれを思い出した時の気分や感情はどうでした?

おそらくポジティブなものの時はいい気分、ネガティブなものの時はちょっと重たいような暗い気分になったんじゃないでしょうか。

実はこのネガティブな感情こそ、あなたの人生の足を引っ張っている犯人のひとりなんです。

このネガティブな感情とどう向き合うかによって、あなたの人生も大きく変わってくるのです。

 

 

 

 自分とケンカするのはもうやめましょう

「俺はこんなとこがダメだ」

「何で俺はこんなこともできないんだ」

「みんなできてるのに、何で俺はこんなにダメなんだ」

「頑張ったって、どうせ俺はダメなんだから」

 

あなたはこんな風に、自分に対してダメ出しすることはありませんか?

周りと比べて”劣っている”と感じる自分を責めていませんか?

ダメな自分を嫌っていませんか?

 

もし少しでも自分を嫌ったり、自分にダメ出しをしているのであれば、今日限りでそれをやめるのです。

もう自分を許してあげましょうよ。

自分を責め、自分にダメ出ししているあなたは、あなた自身とケンカをし続けている状態なんです。

 

よく思い出してみてください。

あなたはこれまでの人生でいろいろ悩んできたんじゃないですか?

たくさん苦しんできたんじゃないですか?

もうこれ以上、自分で自分を傷つけるのはやめてあげて下さい。

あなたはもしかしたら、これまで自分の思うような人生を生きてこれなかったかもしれません。

でももう自分の望むように振る舞ってこれなかった自分自身を許してあげましょうよ。

自分と仲直りをするんです。

そう、自分と和解するんです。

 

あなたにとって一番の理解者は誰ですか?

親ですか?

友人ですか?

配偶者や子どもですか?

恋人ですか?

 

あなたの生まれた時から共に生き、あなたをずっと見続けてきたのは他の誰でもない、あなた自身です。

あなたのことを一番理解しているのは、あなた自身なんです。

これまで自分の思うように行動できなかった・振舞うことの出来なかった自分を許し、和解し、そしてこれからは力になってあげるのです。

これからの人生を共に闘うんです。

 

自分に語りかけてあげてください。

「お前はこれまでよく頑張ってきた。お前の辛い気持ち、苦しい気持ち、悔しい気持ち、情けない気持ちは俺が一番分かってる。大丈夫、どんなことがあっても俺はお前を見捨てたりなどしない。生きるも死ぬも一緒だぞ。」と。

できれば声に出して言ってあげてください。

 

そしてこれからは、何事も自分中心にものごとを考えるようにして下さい。

もちろん人の気持ちを無視して好き勝手しろと言ってるわけじゃありませんよ。

自分の行動の主導権を自分で握ろうと言っているのです。

 

 

 

自分の気持ちに気づいてますか?

あなたはこれまで、自分の行動を他人に左右されてきませんでしたか?

自分の意にそぐわないことでも、みんながやってるからそれに合わせたり。

自分のしたいことがあっても、それをやると周りに反対されたり反感を買いそうだからやめたり。

自分の予定を入れてても、人から誘われると自分の予定(自分のやりたいこと)をキャンセルして人の誘いを優先したり。

 

人の気持ちや考えを受け止め、認め、尊重してあげることはとても大切なことです。

でもあなたは、これまで自分の気持ちも大切にしてきましたか?

自分の気持ちや想いにちゃんと気付いてあげてきましたか?

自分の気持ちや感情にフタをしながら生きてきたんじゃないですか?

自分を粗末に扱い、ないがしろにし、そして自分より他人を優先してきたんじゃないですか?

 

これからは何かを考えたり行動を起こしたりする時、「自分はどうしたいのか」を常に意識するようにしてみて下さい。

「誰々がこうだから…」ではなく、「俺がこうしたいから!」です。

つまり主語を他人ではなく自分にするんです。

自分の気持ちを大切にできなければ、他人の気持ちを尊重することなどできません。

自分の気持ちに気付いてあげれなければ、他人の気持ちにも気付いてあげることはできないのです。

 

 

自分にとって大切な人と信頼関係を築いていくように、自分自身と信頼関係を築いていくのです。

一番の理解者である自分が、一番の味方になってあげるのです。

自分を大切にしている人は、とても魅力的です。

そして魅力的な人、エネルギッシュな人は、みんな自分が大好きです。

自分と信頼関係を築くとは、言い換えると「自分を好きになること」。

自分を好きになればなるほど、より魅力的になっていく、内面から輝きを放ちはじめるのです。

 

 

自分と信頼関係をしっかり築けている人、自分を信じている人はとても強いです。

何があっても揺るぎません。

自分を信じる気持ちは、生きていく上で全ての土台となります。

自分を大切に思う気持ち、そして自分を信じる気持ち(自信)があなたの魅力となり、あなたの価値を押し上げていくのです。

 

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