悪用厳禁!!他人の心さえ操ってしまう悪魔のスキルを教えます。

人心掌握術

僕はこれまで、人間関係ではずいぶん苦労してきました。

 

他人を極度に恐れ、誘ってもらわなければ人の輪になど入れない。

友達が出来ても、その友達とどう接したらいいのかも分からない。

他人と、楽しいこと、嬉しいこと、苦しみや悲しみを分かち合うことが出来ない。

誰にも心を開くことが出来ない。

じっと自分の殻に閉じこもり、周りとは上辺の付き合いでごまかしながら生きてきました。

 

僕は自分が苦労してきた分、人間関係についてはこれまで人一倍考えてきました。

人一倍、人間というものを観察してきました。

 

今回は、僕自身が生きていくために自身の経験から編み出した、人の心に入り込むスキルについて話していこうと思います。

このスキル、使い方次第では他人の心さえも自分に都合良く操ることが出来ます。

だから、絶対に悪用しないでください。

あくまであなたの人間関係をより良いものにしていくためのもの、人生を良いものにしていくための参考として読んでください。

 

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 人の心に入り込む悪魔のスキル

この世には、特殊な能力を持っている人がいます。

 

誰とでも不思議と短期間で仲良くなってしまう人、

人の心をわしづかみにして離さない人、

他人を自分に依存させて思い通りに操ってしまう人…

そんな特殊なスキルを持つ人に、僕はたまに出会うことがあります。

 

この特殊なスキル、本人が意識して使っている場合もあれば、無意識でやっている場合もあります。

無意識でやっている人は、おそらくこれまでの人生の中で自然と身についたのでしょう。

どちらにしろ、このスキルを身に付ければ人間関係において強力な武器となってくれます。

今回は、この秘密のスキルについて話していきます。

 

 

そのスキルとは、「他人とシンクロするスキル」です。

シンクロというと、人によっていろいろ解釈が違うと思いますので、僕なりのシンクロの定義を話しておきますね。

分かりやすく言うと、水泳競技のシンクロナイズドスイミングがありますよね?

水中でみんなが同じ動きをするやつです。

あのイメージです。

 

でも僕の言ってるシンクロとは、動きを合わせることではありません。

合わせるのは感情です。

相手の感情と自分の感情をシンクロ(同一化・一体化)させるのです。

 

こう書くと、「ははぁ、つまり相手の気持ちに共感しろってことね」と思われるかもしれません。

でも僕の言ってるのは、単なる共感ではありません。

共感とは、相手の気持ちに反応し、理解を示してあげること。

でもそれだけでは、まだ弱い。

さらに踏み込んで、相手の気持ちを理解してあげるだけでなく、相手になりきり相手の心と同一化してしまうのです。

 

相手が腹を立てていれば、相手と同じテンションであたかも自分のこととして怒る。

相手が悲しんでいれば、その悲しい出来事が自分に起こったこととして悲しむ。

相手が喜んでいれば、それを自分のこととして共に喜ぶ。

 

相手と自分の間に壁を作らず、相手と一体化してしまうのです。

 

よく人と仲良くなった時、「なぜ仲良くなったのか?」と聞かれると、その理由がよく分からない、何となく気が合ったから、みたいなことがありますよね?

理由は分からないが何となく仲良くなってしまった…

その理由は、実は気付かないうちに相手と自分の感情がシンクロしているからなんです。

相手と自分の気持ちが一体化している、つまり相手と自分の感情が共有されると、「この相手とは気が合うぞ」と感じる。

 

あなたにもそんな経験、ありませんか?

例えば、同じことで人と喜び合ったり、楽しんだり、怒ったり、苦しんだりすると、自然とその相手と仲良くなる、自然と心を開いていたという経験が。

感情を共有すると、あたかも相手と自分は同じ・一体化してしまったような感覚に陥るのです。

 

誰とでも短期間で仲良くなる人は、他人の喜び・楽しみ・悲しみ・苦しみ・苦労・後悔を、自分のことのように受け止め、そしてそれを相手に向けて表現し、その気持ちを相手と共有します。

相手の気持ちと自分の気持ちをシンクロさせる、つまり相手の気持ちに自分の気持ちを同調させることにより、相手はあたかも自分と相手が一体化しているような錯覚を起こしてしまい、思わず心を許すのです。

 

 

 

 悪魔のスキルを悪用すると…

「他人とシンクロするスキル」

このスキルを悪用しているのが、いわゆる新興宗教です。

 

ここで誤解してほしくないのですが、新興宗教が悪いと言ってるわけではありませんよ。

人を正しい道に導く素晴らしい宗教ももちろんたくさんあります。

僕が言ってるのは、人の心の弱みに付け込み都合良く利用しようとするような一部の宗教の話です。

 

それで、客観的に見ておかしいと思わざるを得ない宗教ってありますよね。

でも身内や周りの人間が「その宗教(教祖)はおかしいからやめておけ」と言っても聞く耳を持たない、その宗教にドップリはまってしまう人というのはいつの時代にもいるものです。

なぜ抜け出すことが出来ないのか?

なぜそこまで視野が狭くなってしまうのか?

 

僕の知り合いで、こんな話をしてくれた人がいます。

 

ある人がおかしな新興宗教にはまってしまった。

周りがいくら説得しても、一切聞く耳を持たない。

そしてその宗教の教祖は犯罪を犯し、警察に捕まってしまった。

教祖がいなくなったその宗教団体は、無くなってしまった。

周りの人間はその人に、

「だから言ったじゃないか、なぜその宗教をやめなかったんだ?」

と言ったところ、その人は

「教祖だけが、私のことを理解してくれた」

そう言ったそうです。

 

宗教にはまるのは、その宗教の教祖もしくはその教団の人たちだけが、自分の気持ちを分かってくれるから。

誰も理解してくれなかった自分の辛さを、まるで自分のことのように受け止め、共に歩んでくれようとするから。

 

その結果、その人の中でシンクロ現象が起こる。

自分の意識の中で、自分自身が教祖もしくは教団メンバーと一体化してしまう。

「自分=教祖・教団」となり、分離不可能な状態にまで陥るのです。

 

そうなると、自分は教祖もしくは教団メンバーと一体だから、教祖の考えと自分の考えは一緒でなければならない。

教祖の考えが変われば、自分の考えもそれに従って変わっていく。

教祖を否定することは、そのまま自分自身を否定することと同じ。

その結果、自分では正常な判断の出来ない操り人形となってしまうのです。

 

あなたが相手と同一化(シンクロ)すれば、相手はあなたの考えと常に一緒でなければならないという錯覚を起こし始めます。

そうなると、あなたが変化すれば相手もそれに伴い同じように変化するようになります。

つまり悪用しようと思えば、他人を自分に都合良く操作することさえ可能になってしまうのです。

この「他人とシンクロするスキル」というものは、使い方によってはそれほどまでに恐ろしいスキルなんです。

 

 

 

 最後に…

正直今回の記事は、書くべきかどうか相当悩みました。

今も、この記事を書いて良かったのか、疑問が残っています。

 

悪用すればロクでもないスキルです。

でも人間関係に応用すれば、他人を理解し良い関係を築いていくための心強い武器にもなってくれます。

何より僕自身、このスキルを編み出し身に付けたことにより、視野も広がり、他人への理解も深まり、そして周りとも良い関係を築くことが出来るようになりました。

 

どう使うかは、あなた次第です。

ぜひ周りの人たちと良い関係を築くために、このスキルを参考にしてください。

あなたが素敵な人たちに囲まれ、良い人生を送ることを心から応援しています。

 

仁より

メッセージ

  1. 焼肉 より:

    仁さん
    1日に何度も失礼します
    この記事が好きで何度も読んでいます!
    私は人に対して、特に男性に対して否定的な言葉を言っていることに最近気づきました
    私が女性であるせいか女性の気持ちがわかるためこうした方が良いとか言葉を選ぶ事ができるんですが、かえってそれが疲れてしまい女性なのに女性といると疲れます

    男性がメンタルが弱いと最近知ったのですが、これまでは強いと思って何でも思うように自分の意見を言って傷つけていた事に気づきました
    この記事を読んで女性はもちろん男性にもシンクロさせてようとしますが疲れてしまいます
    私はもし、相手が自分を心から理解してバカにしない否定しないような人に出会えたら嬉しいのでそうゆう人になろうと思っていた時にこの記事を見つけましたが、シンクロしようとすると相手の意見や気持ちがわかっても、私の価値観では違うとか何だかかえってバカにされたような気持ちになってしまいます…
    器が小さいのでしょうか

    でもそれでも相手の事を理解して、相手にとって記事のような存在になりたいと思います
    どうしたら疲れないでいられるでしょう

    あれこれ質問が多くすみません!!
    急いでおりませんので仁さんがお時間がある時に教えてください!

    最近寒さが増してますのでお体にはお気をつけ下さい!
    ブログ楽しみにしています
    焼肉

    • 仁(jin) jin より:

      焼肉さん、僕の記事を読んでくださってありがとうございます。

      記事内でも話してますが、今回の記事は書くべきどうか、悩みました。
      悪用する人が出てくるんじゃないかという心配もありましたし、実は「他人とシンクロ(同一化・一体化)する」という行為は、自分の軸がしっかりしていないととても危険だからです。

      ・誰とでも上手に仲良くなる人
      ・人の気持ちを上手に理解し受け止めてあげられる人

      こういった人たちは、実は自分の軸がしっかりしているんです。
      自分というものをしっかり持っている、自分自身のことを誰よりも理解しているんです。

      もし、自分のことを理解していない、自分自身のことを自分で認めてあげられてない状態で相手とシンクロ(同一化)してしまうと、自分を見失ってしまう恐れがあります。
      自分の考えが、果たして本当に自分の考えなのか、それとも単に相手の考えなのか、判断がつかなくなり、自分の本心が分からなくなってしまうんです。

      それにもし、相手と自分が全く同じ考え、つまり相手と自分が同じ人間になってしまうようなことになれば、この世に同じ人間など必要ありませんよね?
      つまり自分は、他人でも代用出来る存在…
      その結果、自分に価値を感じなくなってしまう可能性があるんです。

      あくまで自分と相手は違う人間、相手のことを100%完全に理解してあげることは出来ないということを前提として、考えていかないといけない。

      そして自分は他人のことを完全に理解してあげることは出来ない、ということは、相手もこちらのことを完全に理解することは出来ないということ。
      自分のことを理解してもらいたいのに、なかなか理解してもらえない…
      だからこそ、みんな不安になる。
      だからこそ価値観や感覚がより近い人間同士で集まろうとする。
      お互い依存し合い、自分は間違っていないことをお互いに証明し合おうとする。

      この「他人とシンクロするスキル」は、そんな人間心理を利用したものです。
      でもこのスキルを使うためには、まずは自分で自分を理解し、そして自分のことを認めてあげることをしなければならない。
      これが出来てなければ、いくらこのスキルを使っても、それは単に周りに同調したり合わせたりしているだけになり、いずれ自分に価値を感じなくなっていき、疲れ果ててしまうことになります。

      僕は自分自身のことを大切に思っています。
      でもそれと同じように、相手も自分のことが大切です。
      自分を大切に出来なければ、他人のことも大切に出来ないと、僕は思っています。

      相手の気持ちを理解してあげるためには、まず自分の気持ちを理解してあげる、自分と信頼関係を築いてこそ、このスキルを使いこなすことが出来るのではないか、と僕は考えています。

      今回も返事が大変遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
      でも遅くなっても、必ず拝見させていただき、僕なりの返事をさせていただきますので、遠慮なくまたメッセージ下さいね。

      仁より

  2. 焼肉 より:

    仁さん

    お返事ありがとうございます

    私は人の好き嫌いが激しいのですが、表に出さないようにし、なるべく人間関係は平和に、を心がけています
    人に優しくしようと思いつつも、仲良くなると面倒臭く感じます

    これは自分の軸がないからでしょうか?
    自分を大切にする、とはどうゆうことでしょう?
    また、大切にするにはどうしたらよいのか、軸を持つにはどうしたらよいのか

    仁さんのブログはとても勉強になり、同じ内容でもその時の状況で受け止め方が変わります
    お返事の中に自分と同じ価値観……とゆう所がありましたが、何度も読みました
    そうですよね
    人は人が怖くて否定されないようにバカにされないように偉そうにしたり意地悪してしまうものなんでしょうね
    だから、同じ価値観同士で集まるのでしょうね
    とても良いお返事をありがとうございます
    お返事は急いでいません
    いつもありがとうございます

    • 仁(jin) jin より:

      焼肉さん、返事が大変遅くなってしまい、すみません…

      人間関係、本当に難しいですよね。
      「人に優しくしようと思いつつも、仲良くなると面倒臭く感じる」
      これ、すっごくよく分かります。
      まさに僕も、これでずい分長い間苦しんできました。

      人と仲良くしたい、でも人と関わると疲れる…
      なぜこうなってしまうのか?
      その根底にあるのは、「人から嫌われたくない」という思いなんじゃないでしょうか。
      つまり焼肉さんは、人間関係で傷つくことを極端に恐れているのではないですか?

      例えば以前の僕は、自分が周りからどう見られているか、周りからどう思われているのか、そういったことばかりを気にしていました。
      だから人といても、気が休まることはありませんでした。
      だから人と深く仲良くなることも無い、結局どんな相手とも表面上の付き合いしか出来ませんでした。

      自分が周りからどう見られているか、周りからどう思われているのか…
      つまり僕は他人の目や他人からの評価を極端に気にしていた。
      その結果いくら相手と良い関係を築けても、どれだけ相手から高い評価をされていても、その評価がいつ覆るか分からない、せっかく築いた評価が覆ったらどうしよう、そんなことばかりを考えてしまい、心が休まることはありませんでした。
      「周りから嫌われたり、周りからダメ出しをされることによって傷つきたくない」
      僕は、人間関係の中で自分が傷つくことを、恐れていました。

      いくら周りと上手くやっていくスキルなどを身に付けても、他人の目を気にし人間関係で傷つくことを恐れ過ぎてしまっていては、良い人間関係を築くことは出来ません。
      僕と焼肉さんが全く同じというわけではないかもしれませんが、焼肉さんの中にも「人間関係で傷つくことを恐れる心」があるのではないですか?
      それが焼肉さんの対人関係を難しくしてしまっているのではないですか?

      良かったら、これに関連したことを以前に記事で話してますので、焼肉さんのお時間のある時にでものぞいていただければと思います。

      ちなみに記事は、
      【「他人の目や評価ばかり気になる」「こんなダメな自分、大嫌い」そんなあなたの世界を激変させる方法。】
      【悩むことが無くなってしまいました…人間関係のしがらみを一瞬でシンプルにしてしまう魔法の思考法】
      この2つです。

      ご参考にしていただければ、嬉しく思います。

      では。
      仁より

  3. 焼肉 より:

    仁さん
    度々失礼します
    アレコレコメントをして相談をしましたが、自分を好きになったり、大切にすることで変われるのではないかと思いました
    自分を大切にすることで、
    自分の軸ができて、
    自分の周りを大切にできて、
    相手の喜ぶことを想像することができる……のでしょうか
    悩みが沢山あるようで本当は根本的な問題ただ一つでは思いました
    あれこれコメントしてごめんなさい!
    悩みは自分の内側でしたね…
    テストでは自分のことが好きだと結果が出ましたが…あくまでテストでしょうか?
    自分が好き、大切がわかりません
    また、長くなり失礼しましたがいつも読んで頂きありがとうございます
    お返事は急いでおりません

    • 仁(jin) jin より:

      焼肉さん、メッセージありがとうございます。
      まさに焼肉さんのおっしゃる通りだと思います。

      僕は長い間、自分のことが嫌いでたまりませんでした。
      「俺なんて、死んだほうがいい」
      そうやって、ずっと自分を否定し続けてきました。
      でも、自分のことを嫌ったり自分のことを否定してしまうのも、心の奥底に「自分のことを好きになりたい」という強烈な思いがあるからなんだということに気づきました。

      それから僕は、一生懸命自分を好きになる努力をし続けてきました。
      これまでのダメな自分を認め、全て受け入れる。
      自分自身が自分のカウンセラーとなり、気持ちを受け止めてあげる。
      自分がどうしたいのかを、一つひとつ丁寧に聞き、その気持ちをその都度きちんと認めてあげる。
      そして、自分が好きだと思える自分になるためにやるべきこと・やるべき行動を、繰り返しやっていく。
      くじけそうになっても、自分で自分を応援する。
      そして、例えくじけてしまっても、前に進もうとしている自分自身のことを褒めてやる。
      そうやって僕は、自分を好きになる努力を全力でやってきました。

      そしてこの「自分を好きになるための努力」こそが、自分を大切にすることそのものなんだと僕は思います。
      自分と真剣に向き合い、自分が好きな自分になるにはどうすればいか、本気で考え、自分のために行動に移していく。
      「自分を大切にする」ということにおいて、これを超えるものは無いと僕は思っています。

      焼肉さんの人生は焼肉さんのものであり、焼肉さんの人生の主人公は焼肉さん自身。
      自分を好きになるということは、自分の存在そのものを認め受け入れることであり、自分の人生における主役の座に座るということ。
      自分の人生において主役の座に座ると、自分の中に信念や軸というものが生まれてきます。
      自分のことを認めてあげることが出来るようになると、同じように相手のことも認めてあげることが出来るようになります。

      そして、人が他人からしてもらって一番嬉しいこと、それは「自分の存在を認めてもらえること」だと僕は思います。
      相手を心から喜ばせてあげるためには、相手のことを認めてあげることが必要であり、それが最も大切なことだと僕は確信しています。

      まずは自分を好きになる、自分を好きになる努力をする、ここが全てのスタートライン。
      まずはこのスタートラインに立たなければ、人間関係を良いものにしていくのは難しいと思います。
      抽象的な表現も多く、ちょっと分かりにくいかもしれませんが、人間関係を考えていく上で、ここが最も大切な部分です。

      もし分かりにくい点などあれば、またメッセージをいただけたらと思います。
      では。

      仁より

  4. 焼肉 より:

    仁さん
    お返事ありがとうございます
    全てを読んで頂き丁寧な文章でとても嬉しいです
    私は自分を好きになりたいです
    色々相談しましたが、
    全ては周りから認められることで自分を好きになれる、と思っていた事に気づきました
    周りから認められるために仕事ができるようになりたいとか、誰かに愛されるとこで自分を好きになりたいとか
    結局は自分を好きになりたいことから出ていたことだと気づきました
    仁さんの仰る通り、自分を好きになりたいために周りから好きになって欲しいんだと気づきました
    もう少し自分を好きになるにはどうしたらよいか教えてもらえませんか?
    自分を好きになりたい、じゃあどこか嫌いなのかどうしたら好きになれるかを考えるとどうしても周りからの評価から考えてしまいます
    ダメなところがあっても、苦手な事があっても、認めるにはどうしたらよいでしょう
    自分を好きになるにはどうしたらよいかもう少し教えて下さい!

    • 仁(jin) jin より:

      焼肉さん、こんばんは。
      返事が遅くなってしまい、すみません。

      どうしたら自分を好きになれるか…
      本当に難しいことだと思います。

      僕は自分のことが好きです。
      でも今回改めて
      「俺は一体自分のどんなとこが好きなのか?」
      というのを考えてみました。

      今の自分に満足しているか?と聞かれれば、僕は今の自分に全く満足していません。
      日々、歯がゆい思いをしています。
      実際今の僕は、自分の理想には程遠い状態です。
      自分の実力の無さを嘆くことも多々あります。

      僕は今の自分を認めているとは言えない…
      じゃあ何で「自分が好き」だと言えるのか?

      考えた結果、やっと答えが出てきました。
      僕は自分のことが好きなのではなく、今の自分の未熟な状態を認め、そして理想の自分になるために懸命に頑張っている自分のことが好きなんです。

      かつての僕は、とても弱い人間でした。
      そして、自分の弱さをずっと認められずにいました。
      自分は弱い人間だ…心のどこかでそれが分かっていながら、それをごまかし続けて生きてきました。

      でもその結果、完全に人生が行き詰ってしまいました。
      これまで僕はずっと逃げ続けてきた。
      何か問題が起こっても正面から向き合おうとしない。
      誰かが何とかしてくれるんじゃないかといって、常に他人事の顔をしている。
      でもそれでは人生は前には進まない、このまま逃げ続けることなど出来ない、そのことに気がつきました。

      それから僕は、ひたすらもがき続けました。
      どうすればいいのか、一生懸命考え続けました。
      そして僕は、やっと自分の心と向き合い始めました。

      自分の心をごまかしていては、前には進めない。
      自分で何とかしようとしなければ、自分の人生を変えることなど決して出来ない。

      僕は自分の弱さを認め、直視する勇気を持つようになりました。
      そしてその弱さを克服しようと努力するようになりました。
      自分の弱さを認め受け入れる勇気、そしてその弱さを克服しようとする心の強さ、この2つを身に付けるようになってから僕は自分のことが好きになり始めました。

      ありのままの自分を受け入れることが出来れば、自分を好きになれるのか?
      自分のことを好きになるためには、自分のことを全て肯定すればいいのか?

      自分のことを全て受け入れ、肯定してあげるだけでは、本当の意味で自分を好きになることなど出来ない。
      それだと単なるナルシスト、ただの自己中ヤローです。
      とは言っても、自分のことを否定する必要はありません。

      「出来ないから自分はダメだ」
      と考えるのではなく、
      「自分には出来ない、でも出来るようになりたい」
      こう考えてみて下さい。
      すると、現状のダメな自分を受け入れることができ、さらにダメな自分を認めた上で前向きな気持ちへと切り替わっていきます。

      結局僕は、何も出来ない不甲斐無い自分が嫌いだったのではなく、出来るようになるための努力も全くせず最初から諦めて言い訳ばかりしている負け犬根性の自分が嫌いだったんです。
      今の僕は、どんな時も顔は常に前へ向けています。
      かといって、今も昔も上手くいかないことはたくさんあります。
      でも上手くいかないからといって、自分を嫌いになることは決してありません。
      「上手くいかないから自分が嫌い」なのではなく、「何もせず諦めて逃げ出す自分」が嫌いなのです。
      だから例え上手くいかなくても、諦めずに前に進もうとし続ける自分のことが大好きです。

      人は変わろうと思えば、必ず変わることが出来ます。
      諦めず前に進み続ければ、必ず人は変われます。
      僕も焼肉さんも変わることが出来ます。
      自分の理想とする自分に、なることが出来ます。

      僕は自分を信じています。
      どんな結果、どんな現実を目の前に突き付けられようと、揺らぎません。
      例え今は上手くいかなくても、俺なら最後は必ず上手くいく、そう信じています。
      僕自身の経験から言えることなんですが、「自分を好きな気持ち」と「自分を信じる気持ち」は比例するような気がします。
      自分を信じる気持ちが強まるほど、自分のことを好きになっていく。
      自分のことを信頼してあげなければ、自分を好きになることは出来ないと思います。

      僕はこれまでずっと、自分を攻撃し続けてきました。
      いつも自分を責め、ダメ出しばかりしてきました。
      自分のことを、全く信じてあげてきませんでした。

      でも、自分を責めるのを一切やめました。
      自分のあら探しをするのではなく、今は自分の進歩・成長した部分を見つけ、褒めてあげるようにしています。
      実は僕には口癖があるんです。
      それは「さすが俺」です。

      例えば普段当たり前のようにやってる通常の仕事でも、
      「この仕事を涼しい顔でサラっとこなしてしまうなんて…さすが俺」です。
      普通なら「こんな仕事出来ても当たり前」と思えるようなことでも、僕は全て成功体験へと変えていきます。
      ある意味毎日が成功の連続です。
      とはいっても、それで満足しているわけではありません。
      心の中では「もっともっと成長したい」と常に思っています。

      そして失敗しても、
      「待て、落ち着け俺。
      これで人生が終わるわけじゃない。
      命を取られるわけでもない。
      今回は上手くいかなかったが、俺なら必ず出来る。
      チャンスはまたやって来る。
      むしろ今回の失敗でいろいろなことが勉強になって本当にラッキーだった。
      最後に勝てばいい。
      今は負けても、最後に勝つのは俺だ。」
      こうやって自分を常に応援してます。

      自分を信じ、常に自分と共に戦う。
      自分と共に生き、そして自分と共に死ぬ覚悟を決める。
      自分を信頼する気持ちこそが、自分を好きになる気持ちを間違いなく押し上げてくれます。

      今回はかなり個人的な話になってしまいましたが、焼肉さんの参考になりますでしょうか?
      また何か疑問や質問などありましたら、遠慮なくメッセージをくださいね。

      ではまた。
      仁より

  5. 焼肉 より:

    お返事ありがとうございます
    お返事を頂く前にある出来事がありました
    足を引っ張る先輩に意地悪をされたのでまた言い返してしまいました
    先日も同じ内容の質問をしましたが、言い返してしまったとゆう後悔より私を守ったと思えたんです
    今までは波風立てたくない、何があっても我慢、我慢できなくなったら辞める、言い返したとしても居心地が悪くて辞めるを繰り返していましたが私は自分を守った、嫌なことを嫌だと伝えたんだと思えました
    人前で感情的になったりするのは私の中では避けたい事ですが、
    感情が抑えられなくても、嫌なことを嫌だと伝えるのは悪くないのだとはじめて思えたんです
    自分が傷つくのは嫌ですが、自分のせいで誰かが傷つくのはもっと嫌です
    でも周りのために自分を犠牲にすることはないと思えました
    私の先輩に対する言動は正直なところ正しいとは言えませんが、
    私を守ったとゆう、この自分に対する思いが自分を好きとゆうことでしょうか?
    それと、
    お返事を頂く前に何があっても私はできると信じるようになったんです
    たまに信じられない時もありますが、今日は信じるのはお休みしようと信じるのも信じないのも許してあげようと思いはじめました
    仁さんのさすが俺!に似ているのかなと、少し嬉しくなりました
    また長くなってしまいましたが、いつも丁寧なお返事ありがとうございます
    間違えていることや、言いたいこともあるはずなのに否定しないので本当に感謝しています!

    • 仁(jin) jin より:

      焼肉さん、メッセージありがとうございます。

      メッセージを拝見させていただいて、正直驚いています。
      何に驚いているかと言うと、焼肉さんの成長ぶりにです。

      先輩に対して行った今回の焼肉さんの行動、まさに自分を大切にする行為そのものだと思います。
      自分を守ってあげることによって自分自身との信頼関係が強まった、だから先輩に対して感情的に言い返してしまったにもかかわらず、ネガティブな感情があまり生まれてこない。
      焼肉さんが自分自身のことを好きになっていってる証拠だと思います。

      「でも周りのために自分を犠牲にすることはない」という部分も、まさにその通りだと僕も思います。
      僕は基本的に、「自分もいい・相手もいい」という状態を常に目指すようにしています。

      相手のことなど知ったことではない、自分さえ良ければいい、というのはもちろん良くない。
      かと言って自分ばかりが我慢して相手だけが良いという状態になると、心のどこかで「自分ばかりが我慢させられてる」といった不満や被害者意識が必ず生まれ、相手と良い関係を築くことは出来ない。
      出来る限り双方が納得出来る状態はないか、常に探るようにしています。

      『相手を尊重することも大切だが、かといって変な遠慮をする必要も無い。
      周りの人間と手は取り合うが、あくまでみんな対等の関係だから、自分の言うべきことは言う。
      お互いにフォローはし合うべきだが、あくまでそれはフォローであって自らの意思で行うこと。
      フォローとはこちらの好意で相手を助けることであって、犠牲になることとは違う。
      もしそれがフォローではなく犠牲であるなら、自分を犠牲にしてまで周りに気を遣う必要などない。』

      これが今の僕の考え方です。
      多分焼肉さんの考え方と非常に近いのではないかと、勝手に思っています。
      (違ってたら、スミマセン…)

      あと、「たまに信じられない時もありますが、今日は信じるのはお休みしようと信じるのも信じないのも許してあげようと思いはじめました」という部分も、とても共感しました。
      まさに焼肉さんが、自分を信じ、自分を受け入れることが出来ている証拠ではないかと僕は思います。
      自分を好きになるための第一歩は、まず自分のことを受け入れることであり、その部分が最も大切で、最も難しい部分なのではないかと思います。
      それが出来ている焼肉さんは、本当に素晴らしいと思います。

      今回のメッセージを読んで、実はかなり焦っています。
      僕ももっともっと成長したい…、お蔭ですごく良い刺激を受けました。
      これからも自分なりにいろいろ発信していきますので、これからもどうぞよろしくお願いします。

      仁より

  6. 焼肉 より:

    仁さん
    お返事ありがとうございます
    考えが近いと言って頂いて大変嬉しいです!
    先日も先輩とトラブルがあり、感情的になるところをぐっと抑え、2日程トラブルについて考えました
    先輩のせいで辛い思いをして、傷ついた
    このことを先輩伝えるべきか、それとも我慢するべきか
    感情的になって言い返したのが2回あり、また感情的になったら私が職場でトラブルメーカーになってしまい、返って居場所をなくすのではと不安になりました
    でも、このまま傷ついたまま仕事をしたら、相手は私の気持ちがわからないまま、
    私も辛い思いを抱えたままで良くないと思いました
    感情的になって爆発するのはよくないけど、我慢に我慢を重ねて爆発してしまうのは私の欠点なので、我慢せずに相手に私の気持ちを伝えようと思いました
    今まではダメな自分だから意見を言わない、ダメな自分はいつもミスするから人に意見するのは失礼と思ってましたが、
    ダメだって、意見を言っていいんだと気づいたんです
    それは仁さんのおかげです
    私の相談に否定も批判もせずに応援してくれたおかげです
    それに、どんな人にも欠点はあるし、それ以上に良いところがある、それをみんなで支えあって生きている
    ダメな人なんていないと思ったんです
    そして、勇気をもって先輩に自分が辛い思いをしていることを伝えました
    先輩ははじめは怒っていましたが、色々話してみると事情があり、私の気持ちを理解してもらえ、今まで我慢させて申し訳ないと頭を下げました
    先輩も先輩で色々あったようで、それは私もわからなかったので、話してよかったです
    こんな勇気がもてたのは仁さんが私に本当に向き合ってもらえたおかげです
    いろんなセミナーや本も読んでも変われなかったのですが、仁さんの心から言葉が私を前に進ませてくれました
    どんなに成長しても人間関係で悩みがなくなることはないと思いますが、その度になやんで泣いて乗り越えようと思います
    ここまで考えられるようになったこのブログに感謝します
    何より、仁さんの言葉が嬉しかったです
    また相談にコメントさせてくださいね
    これからもよろしくお願いします♪

    • 仁(jin) jin より:

      焼肉さん、いつもいつも返事が遅くなって本当にすみません…

      ここ最近の焼肉さんのコメントには、本当に驚かされています。
      確実に、一歩一歩前に向かって進んでいく焼肉さんを見て、僕は正直焦っています(汗)

      また、今回勇気をもってきちんと相手(先輩)と話をし、お互いに分かり合えたとのことですが、ものすごく大きな前進ですね。
      頭の中で考えることは出来ても、実際に行動に移すとなると、その途端にハードルは急に高くなります。
      「関係の上手くいっていない相手ときちんと向き合い話し合う」という行動は、まさに問題と真正面から向き合うということ。
      場合によっては相手との関係がさらに悪化するかもしれないし、自分が傷つくことになるかもしれない。
      本当に勇気を出さなければ出来ない行動であり、そしてこういったことは多くの人が避けようとすること。
      まさに自分を信じていなければ、出来ない行動だと思います。
      焼肉さんの行動、そして成長ぶりに、改めて敬意を表します。

      そしてこれまでの焼肉さんの成長は、全て焼肉さん自身の力。
      焼肉さんが前向きな気持ちになれたのも、全て焼肉さん自身の力。
      勇気を出して行動出来たのも、全て焼肉さん自身の力です。
      でももし僕が、焼肉さんが頑張れるきっかけに少しでもなれたのであれば、とっても嬉しく思います(笑)

      そして僕自身、これまでの焼肉さんの成長する姿を拝見させてもらって、「人は変わろうと思えば、必ず変われるんだ」ということを、改めて強く確信させていただきました。
      焼肉さんが自分の殻を破っていく姿を見て、今まで以上に僕自身の可能性を信じることが出来るようになりました。
      本当にありがとうございます。

      僕もまだまだ成長の途中です。
      道半ばです。
      まだまだ成長したい、まだまだ進化していきたい、そう思っています。
      これからも、一緒に成長していきましょう。

      これからもご遠慮なくメッセージを下さいね。
      出来るだけ早く返事をさせていただきます(笑)

      ではまた。

      仁より