何であんな判断をしてしまったんだ…選択ミスで後悔し続け、前に進めないあなたへ。

自分の殻を破る方法

「何であんな判断をしてしまったんだ…」
「あの時もっと違う選択をしていれば…」

誰しも人生の中で後悔してしまうこと、あると思います。
もしもあの時に戻れたなら…
もう一度やり直せたなら…

考えたところで、時間を戻すことなどもちろん出来ません。出来ないことは自分でも分かっている、でもついそう考えてしまうことってありますよね。違う選択をしていれば、もっといい結果になってたはず、もっといい人生が待っていたはず、そう考えずにはいられないこともあると思います。

実際、人生で一度も後悔したことの無い人なんていないんじゃないでしょうか。僕もこれまでの人生で、大小たくさんの後悔を経験してきました。

この記事を読んでいるということは、あなたにもそんな後悔の経験があるんじゃないですか?

そんな、自分の下した判断や選択によって、いつまでも後悔の念を引きずってしまっている、過去にとらわれてなかなか前に進めない、そんなあなたが新たな第一歩を踏み出せるきっかけになれればと思い、今回話をさせていただきますね。

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その判断は、あなたにとってのベストの判断

「あの時もし違う道を選んでいれば…」
そう思ってしまう気持ち、良く分かります。

なぜかというと、過去の僕自身が後悔だらけの人生を歩んできたからです。これまで僕は、間違いだらけの人生を歩んできました。

でも今の僕には、後悔はありません。なぜかというと、これまでの自分が “常にその時の自分にとってのベストの選択をしてきた” ことに気付いたからです。

そしてこれは、全ての人にも言えること。その時のあなたの判断、それはその時のあなたにとってのベストの判断なんです。

 

何かを選択したり判断したりする時というのは、いろいろ選択肢がある状態です。
その、数ある選択肢の中で1つを選び取らないといけない。
状況に応じて、判断したり決断しなければならない。

そしてその時のあなたが下した判断は、当時のあなたの知識・経験・置かれていた状況・その時のあなたの精神状態、全ての要素を踏まえた上でのあなたの取れたベストの選択なんです。その時のあなたにとって、その選択こそがあなた自身が導き出した最善と思える選択だったんです。あなた自身の細胞が、そう判断したんです。

未来のことは、誰にも分からないもの。
その判断・選択によってどんな結果になるのか、どんな結末を迎えることになるのかは、その時は誰にも分かりません。誰も “後出しジャンケン” は出来ないのです。

「もし違う道を選んでいたなら…」
その気持ちは分かります。ですが、そんな仮定をしても今ある現実は何も変わりません。

今、僕たちが出来ることは何でしょうか?
それは自分の選んだ道において、最善を尽くすことだけです。

今の自分が出来ること

とは言っても、それで後悔がすっかり無くなるか?と言われれば、そんなに簡単にはいかないと思います。

もしあの時の自分が別の選択肢を選ぶことが出来たのなら…
もっと正しいと思える判断が出来ていたなら…

そう思うのであれば、僕たちの取れる行動は1つしかありません。
“自分自身が成長すること” です。

この先、あの時以上により良い判断・より良い選択が出来るようもっと知恵や経験を積み、人として成長していく、今以上に人生のステージを上げていく。もう二度と悔しい思いをしないよう、過去の自分より成長していくしかありません。

人として成長し人生のステージが上がれば、俯瞰(ふかん)してものごとを見られるようになります。(俯瞰とは、広い視野でものごとを冷静かつ客観的に見ることです。)
自分の置かれた状況を冷静な目でより客観的に捉えることが出来るようになり、今以上により正しい判断・選択も出来るようになります。

僕らのやるべきことは、過去の後悔にとらわれることではなく、前に進むこと。
過去に起こった事実は変わりません。
変えることは誰にも出来ません。
僕らが変えることの出来るのは、”未来” 。
変えられないものを変えようとするのではなく、変えられるものを全力で変えていく。僕らに出来ることは、それだけです。

過去を乗り越えるために

ふたつの分かれ道。
選べるのは一方だけ。
人生にはそんな決断を迫られることもあるかと思います。

そして一方を選んだ。
しかし、もう一方の道の方がどうも良く見えてしまう。
あっちの道の方がきっと良かったに違いない…そんなことも人生にはよくあるものです。

でもね、どっちがいいかなんて分からないんです。実際に、全く同じ条件・全く同じ状況・全く同じタイミングで同じように両方を経験してみないと、どっちがいいかなんて絶対に分からないはずなんです。そしてその道が本当に良かったかどうかは、自分が死ぬ時になってみないと決して分からないんです。

あっちの方が良かったはず…というのは、あなたにとって単なる都合の良い想像なんです。だって、経験しても無いのに良いかどうかなんて分かるわけありませんよね。結局自分の勝手な妄想に自分が振り回されてしまってるだけなんです。

僕らに出来ることは、その瞬間その瞬間に自分がベストだと思える判断をしていくだけです。そして自分の判断を信じ、たとえそれが正しくても間違っていても、自分の選んだ道の中で最善を尽くすだけ。

どの道を選ぶかというのももちろん大切なことだと思います。でもそれ以上に、自分の選んだ道でどれだけ最善を尽くしていくか、どんな生き方をしていくのかが一番大切なんだと、僕は思います。

変えたくても、過去の事実は変えられない。
変えることの出来るのは未来だけ。
変えられなものにとらわれるのではなく、変えられるものに対し最善を尽くす。

僕らはどんなに頑張っても、過去に生きることは出来ません。
そして未来に生きることも出来ません。
僕らが生きることの出来るのは、目の前にある “今” だけ。
今、自分に何が出来るのか?
今に全力を尽くす、今この時に最善を尽くす。
それが過去を乗り越える唯一の方法です。

メッセージ

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