第七章:人から好かれようとするほど魅力を失う!?あなたの魅力を跳ね上げる”ある覚悟”とは。

魅力的になる方法

今回は自分を魅力的に見せ、自分の価値を上げていくための、とても重要な考え方について話をしようと思います。

 

あなたは「魅力的な人」って言われると、どんな人をイメージしますか?

・誰からも好かれるような人気者

・常に話題の中心にいる人

・リーダーシップのある人

・周りを笑わせて場の空気を楽しませる人

・みんなからの尊敬を集める人

・異性としての色気がある人

 

人によって魅力の定義は違うと思いますが、魅力的な人といえばだいたいみんな「周りのみんなから好かれるタイプの人間」を思い浮かべるんじゃないかと思います。

あなたもみんなから好かれるような、そんな魅力的な人間になりたいですか?

だったら、これから僕が話す“ある覚悟”をすることによって、今よりずっと魅力的なあなたになることが出来ます。

“ある覚悟”とは、一体何だと思いますか?

 

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 ある覚悟とは…

さっそく答えを言ってしまいますが、その覚悟とは「人から嫌われる覚悟」です。

「えっ、周りから憧れるような、そんな魅力的な人間になりたいのに、それって反対じゃないの?」

と思われますよね。

でもね、この「人から嫌われる覚悟」をすることによって、あなたの魅力は確実に上がっていくのです。

もちろん自ら進んで嫌われ者になれと言ってるわけじゃありませんよ。

嫌われる覚悟をすることによって、これまで周りから影響を受ける側だった人生が、逆に周りに影響を与える側に変わるのです。

 

 

以前の僕は、常に周りの人間の目を気にしながら生きてきました。

「僕は周りからどう思われてるんだろう」

いつも他人の評価を気にし、周りの人間が望むようなキャラクターを演じてきました。

自分の思いや感情を押し殺し、他人の意見や気持ちをいつも優先しながら生きてきました。

当時の僕は自分に価値を見出せず、人から必要とされることばかりを願っていたのです。

 

その結果、僕は自分を見失ってしまいました。

何か行動を起こす時も、自分がそうしたいからではなく他人の言葉や態度によって自らが取るべき行動を決める。

自分で自分の行動を決められない、そんな他人の言動に揺さぶられ続ける人生を送るようになっていました。

 

あなたはどうですか?

ちゃんと自分の心の声を聞いてあげていますか?

自分の気持ちを、感情を、本音を聞いてあげることが出来てますか?

出来ていないのであれば、あなたはあなた自身の人生の主導権を他人に握られています。

あなたの世界の中心にはあなたがいるべきはずなのに、他人に居座らせてしまっている。

つまり、あなたの人生の主人公はあなたであるはずなのに、他人を主人公にしてしまっているのです。

 

もちろん他人の意見や考えをきちんと受け止め、尊重してあげることはとても大切です。

時には自分より他人を優先してあげるべき時もあります。

しかしそれは自分の気持ちや本音に気付き、それをちゃんと受け止め、認めてあげることが出来ていることが前提としてなければならないのです。

自分の気持ちはそっちのけで他人ばかりを優先してしまうと、だんだん自分に価値を見出せなくなります。

そうすると、やがて自分を粗末に扱うようになり、最後は自分というものが無くなってしまうのです。

 

自分の気持ちを無視し、他人の気持ちや意見ばかり優先させていると、

「いつも俺(私)ばかりが我慢している…我慢させられている…」

こう考えるようになり、それは不満となり、やがて被害者意識へと変わります。

常に他人の言葉や行動に振り回され続け、愚痴や不満や恨みごとばかりの人生になってしまうのです。

あなたはそんな人を見て魅力的だと感じますか?

感じませんよね。

 

魅力的な人というのは、共通して「自信」というものを持っています。

単なる自信過剰ということではなく、自分自身を認め、自分を信じることが出来ている。

「自信」とは、言い換えると「自己肯定」。

例え失敗しようとも間違ってしまおうとも、反省し改善はしても「俺はダメな人間だ」などと自分自身を否定することをしない。

だから例えば、自分の意見に対し反論や否定の言葉を投げかけられても動揺しません。

相手と考えが違っていても、自分を否定する必要など無いからです。

そして自分のことを認めてあげられると、今度は相手のことも同じように認めてあげることが出来るようになります。

「俺はこういう意見、そして相手はこういう意見。お互い価値観が違うから考え方や答えも当然違ってくる。いろんな考え方があるからこそ面白い。」

こんな感じに多様性を認められる、相手の反論意見もひとつの貴重な意見として捉えることが出来るようになるのです。

 

(自己肯定については以前の記事【第三章:魅力的な人になりたいですか?影響力を持つ人間になるために一番必要なこととは。】をご覧ください。)

 

 

 

人間関係が壊れることを恐れる必要は無い

以前の僕がそうだったんですが、よく人間関係が壊れることを極端に恐れる人がいますよね。

仲間が離れてしまうと、何かを失ったような感覚になってしまう。

でもね、それってただの錯覚なんです。

仲間もいない、何も無い状態のあなたが実は100%の状態なんです。

何も持っていない状態のあなたが、100%の状態のあなたなんです。

そこに仲間が加わってくると、増えた分だけプラスされていきます。

110%、120%、150%…

こんな感じに。

 

で、これまでいた仲間がいなくなったらあなたはどうなります?

 

……そうです。

みんないなくなれば元の100%のあなたに戻るだけなんです。

たったそれだけのことなんです。

 

だから人が離れていくことを必要以上に恐れることは無いんです。

何も無い状態が100%のはずなのに、仲間に囲まれた状態をいつのまにか自分の100%だとみんな錯覚してしまってるんです。

だから仲間を失うことを「マイナスになってしまう…!!」とつい考えてしまい、慌てて自分の魅力を下げてしまうような行動を取ってしまうのです。

 

例えば人から何かをしてもらったら感謝しますよね。

感謝の気持ちというのは、人として成長するためにとても大切なものです。

でもやりすぎると、ただの媚(こび)を売る行為になってしまいます。

 

もしあなたが友人から缶ジュースをおごってもらったら、どうです?

「ありがとう!」ってお礼を言いますよね。

お礼を言って終わりか、もしくは次は自分がおごってあげるか…ですよね。

でもそれをこんな感じに

「缶ジュースおごってくれるなんて… 〇〇さんは何て心の広い人なんだ!!ホント嬉しいよ、デヘへ…」

みたいに、缶ジュース1本おごってあげただけでこんなにしつこくお礼を言われたら、正直引きますよね。

こんな人に魅力なんか感じませんよね。

 

媚を売る行為は、自分の魅力を下げる行為でしかないんです。

あなたが女性であれば、あなたと仲良くしようと思いデレデレとゴマをすったり、必死にあなたを持ち上げようとばかりする男に魅力や価値を感じますか?

逆にあなたが男であれば、誰とでも甘えてベタベタくっつき、誰にでも体を許してしまうような女性に魅力を感じますか?

価値を感じますか?

感じませんよね。

 

僕は、出来れば僕と関わりを持ってくれる人たちとは、ずっと仲良くしたいと思っています。

僕に好意を持ってくれる人がいれば、正直嬉しいです。

でも僕は常に「好かれようが嫌われようがどっちでも構わない」という心でいます。

 

【俺の言葉や行動によって好意を持ってくれたら嬉しいけど、逆に嫌われてしまっても、それはその人の価値観や考え方であって仕方の無いこと。

嫌いになったら嫌いになったで、それは仕方ないことだし俺は構わない。

人に何と思われようと、俺の取るべき行動は俺が決める。

それによってこうむった被害は全部自分自身で引き受ける。

自分の行動の責任は全て自分で取る。

俺の人生や生き方を決めるのは俺であって他人ではない。】

 

僕はこういう気持ちで毎日生きています。

もちろん「誰の意見も聞かない頑固者になれ」と言ってるわけじゃありませんよ。

今言った内容を常に100%実行していては大変なことになります。

あくまでマインドセット(心構え)の話です。

こういったマインドセット(心構え)を持つことによって、他人の言動に揺さぶられたり、自ら魅力を落とすような行動を取ることも無くなるのです。

 

他人の顔色や言動に揺さぶられることなく自分の信念に生きる人に、人は魅力を感じます。

そのためには「人から嫌われる覚悟」が必要なのです。

人間関係が難しくなってしまうのではないか…と心配になってしまうかもしれませんが、これが結果的に自分にとって望ましい人間関係を引き寄せ、望ましくない人間関係を跳ね除けることになるのです。

 

*記事一覧はこちら→「 魅力的になる方法 」 一覧

メッセージ

  1. 匿名 より:

    片思いの人のことばかり考えて、日々を無駄にしていました
    目が覚めました、元の私に戻れそうです

    ハッとする記事をありがとう