なりたい自分、理想の人物像、達成したい目標、かつて憧れた生き方…
誰しも心の中に、そんな理想や憧れがあると思います。
そんな理想や憧れ、あなたは今も追いかけていますか?
ずっと追いかけ続けている人は、ほんの一握りではないかと思います。
子供の頃は、何でも出来る、願えば必ず叶うと信じていた。
でも僕らは大人になるにつれ、多くの現実にぶつかり、そしていつしか自分で自分に限界を設定し、諦めることを覚えていく。
それが大人のあるべき姿、それが人生なんだと諦めながら生きていく。
かつての僕は人生に希望を見いだせず、ずいぶん長い間投げやりな生き方をしてきました。
あなたはどうですか?
これまでどんな人生を生きてきましたか?
今回は、自分の人生を理想のものへと変えていくために必要なマインドセットについて話していこうと思います。
時間=命
今の僕にはあなたが今どんな仕事をし、どんな環境に囲まれ、そしてこれまでどんな人生を送ってきたのか、全く分かりません。
ただこの記事が目についたということは、あなたの中に何かしら燻(くすぶ)っているものがある。
このままではいけない、このままで終わりたくない、そういった思いがあるんじゃないでしょうか?
確かに人生は思い通りに行かないことばかりかもしれません。
今の自分の実力では無理だと思えることも多くあるかもしれません。
自分の思うように生きようと思っても、周りがそれを許さないこともあるかもしれません。
少しも自由が無い、全く身動きが取れないような環境に身を置いている人もいると思います。
または、なぜ生きているのか分からない、生きる意味を見いだせない、自分の存在に価値や意味を見いだせない、ただ生きるだけだ、そんな人もいると思います。
自分の思うように生きる、納得のいく生き方をする…
なかなか簡単なことではないと思います。
やりたいことだけを思う存分やれるほど、人生は甘くはありません。
でも人生は一度きりです。
生まれ変わりとか輪廻転生などは僕はよく分かりませんし、考えても分からないものを考えても時間の無駄です。
だからそういうことは脇に置いておいて下さい。
もう一度言います。
当たり前ですが、人生は一度きりです。
時間は限られています。
刻一刻と死に向かっている、残された時間は確実に減っていってるのです。
つまり「時間=命」です。
時間とは、命そのもの。
その大切な時間を、あなたは毎日どのように使っていますか?
自分の限られた命をどのように使っていますか?
もし今日人生を終えるとしたならば、「何一つ悔いのない人生だった」と言えますか?
なぜ僕がこんな話をするのかというと、僕自身がこれまで散々投げやりな人生を生きてきた。
「時間=命」をあまりにも無駄に浪費してきた。
そんな後悔が心にあるからです。
そして僕のブログに来てくれたあなたには、僕と同じような後悔はしてほしくない。
どうせ一度きりの人生であるなら、自分自身に懸(か)けてほしいのです。
あなたのこれからの人生、周りを当てにし他人に期待するのではなく、あなた自身を頼り、あなた自身にこそ懸(か)けてほしいのです。
あなたが今何歳なのか、僕には分かりません。
分かりませんがあなたが何歳であろうと、誰もが同じく一度きりの人生です。
自分自身に懸けてみる価値はあると思いませんか?
自分に懸ける
“自分に懸ける”とは、自分の心と自分に与えられた体で、自分の人生を戦っていくということ。
何があろうと、どんな状況に置かれようと、自分を信じ、全て自分の責任で生きていく覚悟を決める。
そしてどんなことがあっても人生を投げ出さないことを自分に誓う。
自分に懸けるとは、どんな時にも徹底的に自分を信じ抜く強い気持ちと、自分の人生において起こることは全て自分の事として自分で引き受ける「100%自己責任の覚悟」を持つことなんです。
「自分に懸ける」=「自分を信じること」+「自己責任で生きる」です。
僕らの心には、大なり小なり被害者意識というものがあります。
特に社会に出れば、自分の思うようにならないことは、いっぱい出てきます。
ものごとが予定通りに進まない。
誰もこちらの思い通りに動いてくれない。
みんな自分の都合ばかり主張する。
思い通りに行かないことだらけです。
そんな時、上手くいかない原因をつい他人に求めてしまいます。
「アイツがこうしてくれたら上手くいくのに」
「周りがもっと協力的だったら上手くいくはずなのに」
「こんな時、普通ならこうしてくれるはずだろ」
「アイツのせいで損をした」
上手くいかない原因を他人のせいにし、あたかも自分が被害者であるかのように感じます。
でも、ちょっと考えてみてください。
上手くいかない理由を他人のせいにするということは、つまり他人を当てにし、他人に期待し、他人に懸けているということです。
多くの人が、大切な自分の人生なのに、肝心なところで他人を当てにし他人に懸けてしまってるんです。
自分の人生であるはずなのに、です。
そのことに多くの人が気づいていないんです。
自分の人生の責任は、自分でしか取れない。
最終的には自分でケリを付けるしかない。
どんなに他人のせいにしようと、最後は自分の責任で生きるしか道は無いのです。
自分に懸けることが出来なければ、何も変えることなど出来ない
僕は、いつも意識していることがあります。
それは「子供や若者の目に、俺は憧れる存在として映っているか?」ということです。
かつての僕が子供の頃に憧れた大人に、僕は今なれているのか、ということを常に自問しています。
残念ながら、今の僕がそういった存在になれてるとは思えません。
でも、常にそこを意識し目指し続けています。
あなたには目指すべきものはありますか?
なりたい自分、理想の人物像、達成したい目標、憧れる生き方…
あなたには夢中になれることや本気になれること、自分を懸けられる何かはありますか?
それを通して自分が成長出来るもの、それによって周りの人たちに価値を提供できるもの。
趣味でも仕事でもサークル活動でも、生き方そのものでもいいです。
僕みたいにブログを通して自分を成長させつつ訪問者に価値を提供する、というのもいいと思います。
一度きりの人生、自分に懸けてみましょうよ。
といっても、あまり難しく考える必要はありません。
前にもどこかの記事で話しましたが、深刻になってはダメです。
深刻になるんじゃなく、真剣になるんです。
深刻になって悪いことばかり考えたり、逆にひたすらガムシャラに頑張ろうとしたりするのは、どんどん視野を狭めることになり何も見えなくなってしまうだけです。
だから深刻ではなく真剣になる、本気になるんです。
人生に対し真剣に向き合い、どう生きていくのか冷静に考えていくのです。
もしあなたが、目指す人生や達成したい目標があるのなら、他人に懸けるのではなく自分自身に懸けて下さい。
自分に懸けることの出来ない人間は、結局は何一つ達成することは出来ません。
何もやり遂げることなんて出来ないんです。
もう一度言います。
人生は一度きりです。
そして「自分に懸ける」とは、どんな時も自分を信じ抜くこと、そして人生において起こることの全てを自己責任として受け止めること。
人生を変えようとする時、どれだけ自分に懸けることが出来るかによって変化の速度はまるで変わってきます。
成長の速度がまるで違ってくるのです。
自分を変えたい、人生を変えたいと思うのであれば、自分に懸けて下さい。
自分に懸けることが出来なければ、何も変えることなど出来ません。
自分に懸けることが出来れば出来るほど、あなたの人生は大きく変わります。
…そうそう。
もしあなたの中に具体的な目標や理想とするものがあるのなら、それを紙にでも書いて、出来ればあなたの目につく所に貼り付けておいて下さい。
というのが、人間はすぐに忘れてしまう生き物です。
目標などを立てたばかりの頃は、常にそのことが頭の中を占めてる状態ですが、あなたも日々仕事や他にもいろいろなことをしていると思います。
他にも考えることはいろいろあると思います。
すると、最初はその目標で頭がいっぱいだったのが、他のことをいろいろやってる内に、いつの間にかその目標を思い出す頻度が必ず減ってくるんです。
その目標が今すぐ達成しなければいけない緊急の目標で無い限り、必ずといっていいほど思い出す頻度は減っていくはずです。
すると、その内たまにしか思い出さなくなり、最後は過去の記憶として頭の隅っこに追いやられていきます。
そして数年後、「そういえば俺、昔こんな目標立てて頑張ってたなぁ」なんて思いだした時には、もう手遅れ…なんてことになります。
だから必ず紙に書いて目につくとこに貼りつけたり、もしくはあなたが頻繁に目にするものに書いたりなどして、出来るだけ普段からその目標を目にしてしまわざるを得ない状況を作り出して下さい。
じゃないと本当に忘れてしまいますからね。
本気で叶えたいものであるなら、必ずやって下さいね。
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