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子育て⑦:指示や命令しても動かない!親の言うことを聞かない!子供を自主的に行動させるためには…

仁の子育て論

親というのは、子供にいらぬ苦労をさせたくないもの。出来れば苦労や失敗をせず、幸せへの道を最短距離で進んでもらいたいと思うものです。

大人の目から見ると、子供は知識も経験もまだ少なく、失敗や間違いをたくさんしてしまいます。ちょっと考えれば分かるようなことでも、ずっと考えこんで答えが出せなかったり、または大人が思いつかないようなトンデモナイことなんかも平気でやってしまう。
親からすると、気が気でないですよね。

だから経験豊富な親や身近な大人が、子供に知恵や知識を授け、間違った道に進まないよう子供を導いてあげようとします。子供を一人前に自立させていくために、世間の常識やルールをはじめとした色んなことを子供に教えていきます。

でも実は、子供に対する親のこういった行動が、逆に子供の自立を妨げていることもあります。場合によっては、子供のためと思ってしている親の行動が、むしろ子供の足を引っ張ることとなってしまうこともあるのです。

一体どういうことなのか、説明していきますね。

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子供に指示や命令ばかり出してませんか?

どの親も当然ですが、自分の子供に必要のない苦労や失敗は出来るだけさせたくありません。だから失敗しないよう、子供にいろいろアドバイスなどをします。
でも子供を正しい道に導いてあげているつもりでも、必ずしもそれがプラスになるとは限らなかったりします。

例えば子供が毎日やらないといけないことってありますよね。
朝起きれば学校に間に合うよう準備したり、帰ってからは宿題や明日の時間割。中学や高校にあがれば、授業やテストの予習や受験勉強、クラブやバイト、家の手伝い…その他諸々あると思います。

こういったことは基本的に子供が自主的にやらないといけないことですが、放っておいたらなかなかやらないですよね。時間も限られてるわけですから、子供がやらないとつい口が出てしまいます。「あれをやれ、これをやれ」と、指示を出してしまいます。

でも、子供がやらないからといって親がその都度いちいち指示を出していると、子供は自分で考えることをしなくなってしまうんです

自分は今何をすべきなのか、自主的に考えなくなる。自分で考えず、親から指示を出されないと行動できない。その結果、何に対しても受け身になってしまい、いわゆる “指示待ち人間” になってしまうのです。

子供の頃はそれでも大丈夫かもしれませんが、社会に出れば通用しません。社会に出れば、子供の時のようにいちいち細かく指示を出してくれる人は当然いません。自分の力で人生を切り開いていかなければならない。自分の頭で考え、自分の意思で決断し、自分で行動を起こしていかないといけないのです。

そのためには、子供の頃に親が細かく指示を出すというのは逆効果になってしまうのです。

もちろん子供に指示を出すことが、常に悪いということではありません。実際子供のペースにばかり合わせていると予定もどんどん狂っていきますし、親が決めてあげなければならない場合もあると思います。

また、明らかに間違ったことや人に迷惑のかかることを子供がしようとしていれば、保護者として注意したり、やめさせたりしなければなりません。指示を出すのがやむを得ない時も、当然あります。

僕が言いたいのは、子供自身に考えさせることが大切だということです。宿題にしろ何にしろ、子供がやるべきことというのは子供自身の課題です。子供が自分のこととして向き合わなければならない課題です。本来は親や周りの人間が口を出したり、やるように指示を出したりすることではないのです。

 

…とは言っても、子供はそれが自分が向き合うべき課題だということに気づくことが出来ていないことは当然よくあります。子供の課題だからといって、子供に任せて親は全く関知しないというのは、ある意味育児放棄と同じになりかねません。

子供が自分のやるべきことを、”自分自身の課題” だと気づいていないのであれば、教えてあげればいいのです。それをやらなければ最終的には自分自身が困る、それをやるのは自分の将来のためだということを、説明して教えてあげればいいのです。もし必要であれば、いつまでにそれをやらないといけないといったことを、ちゃんとその理由を添えた上で具体的に教えてあげればいいのです。

そこまでやった上で、あとは子供の年齢や成長具合に応じてサポートをしてあげつつ見守ってあげればいいのです。自主的に行動させるためには、子供自身に考えさせなければなりません。

指示ばかりを出していては、子供は「やらされてる」と感じ、口やかましく言い続けない限り、やらなくなります。大人になっても、誰かに指示を出してもらえないとどうしていいか分からない、そんな “自分で行動できない人間” になってしまうのです。

 

そうやって子供自身に考えさせ、子供に任せていると、おそらく上手くいかないと思います。見ててイライラしたりすると思います。特に急いでいる時や時間の無い時などは、どうしてもピリピリしてしまうと思います。でも、出来る限り見守ってあげて下さい。

子供は大人に比べて知識も経験も足りていません。知らないこと・出来ないこともたくさんあります。分からなくて当然、間違って当然、失敗して当然です。

でもここで間違ったり失敗してしまう前に、どうすればいいかを子供に教えてしまうと子供のためになりません。まだ問題と向き合う前に答えを教えてしまうと、そこから学び取ることが出来なくなってしまうのです。

人間は、ものごとが上手くいっている時は悩みません。上手くいってるわけだから、何も考えこむ必要はありませんよね。

人間は、間違うから考えるのです。間違うから、「どうすれば上手くいくのか?」と頭を使うようになるのです。失敗するから、賢くなるのです。

つまり、「間違う・失敗する=学びの機会」なんです。

子供が間違える前に答えを教えて失敗をさせないというのは、子供の成長の機会を奪うことと同じです。間違ったり失敗したりするのは、ある意味成功するための絶対条件とも言えるのです。

だから、まずは子供にやらせる。そして失敗してしまったのなら、そこで子供と「なぜ失敗したのか?」そして「どうすれば上手くいくのか?」を一緒に考えてあげればいいのです。

 

子育てというものは、ホント思い通りに行かないものです。子供は一人ひとり違いますし、またお父さんお母さんの置かれている状況も様々です。なかなか理想通りにはいかないものですよね。

もしあなたの子育てが上手くいかなくて悩んでいたり、自分を責めたりしてしまっているのなら、心配いりません。

大丈夫です、みんな思うようにいってませんから^^
子育ては、ある意味とても忍耐のいる修行のようなもの。親にとっても子育ては、人生における大切な学びの機会。肩の力を抜いて、子供と一緒に少しずつ成長していきましょう!

 

【仁の子育て論 一覧】

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