相手の心を読み取れ!!僕が編み出したオリジナル人心掌握術。これであなたの周りは味方だらけに…

人心掌握術

あなたは人の心が読めますか?

相手が今、何を感じ、何を考え、そしてこちらに対してどんな気持ちを抱いているのか。

もし相手の心が読めたなら、生きることがずいぶん楽になると思いませんか?

 

今回は、人の心を読むことにより対人関係の摩擦を極力減らし、それによってより生きやすい生き方を実現していく方法について話していこうと思います。

ただ今回の話は僕個人の経験から導き出した、全くの”オリジナル”です。

だから全ての人に当てはまるとは限らないし、感覚的に理解出来ないという人も当然おられると思います。

 

ただ、僕はこのスキルによって自らの人生を切り開いてきたという自負があります。

あなたの人生や人間関係にとって、少しでも参考になれれば…と思います。

そしてもちろん今回の話は、人間関係を良くするためのもの。

くれぐれも悪用などしないで下さい。

 

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 理性は”大嘘つき” 感情は”バカ正直者”

日本人というのは他の国の人たちに比べ、自分の感情や思い・考えを表に出さない、自分の内面を表現しない民族です。

本音と建て前を使い分ける、とても分かりづらい人種です。

空気を読むというのも、日本独特の文化ではないでしょうか。

ほんと、ややこしい国ですね、日本って。

 

そんな僕ら日本人というのは日常的に、自分の感情を押し殺し、理性でものごとを判断しながら生活しています。

感情を排除し理性で生きることこそが大人のあるべき姿だと、多くの人が思っています。

 

でもね、実は

“理性というものは大嘘つき”

なんです。

理性は虚言癖(きょげんへき)を持ち、時には自分自身をも欺(あざむ)きます。

 

そして

“感情というものはバカ正直者”

です。

どんなに自分の気持ちをごまかそうとしても、必ずどこかで自分の思いが感情となって表に表れるものです。

 

“本音と建て前”に置き換えると、本音が”感情”で建て前が”理性”です。

つまり“感情”の中にこそ、その人間の”本心”が表れるのです

相手の本心や本音を理解するためには、建て前で語られた相手の”言葉”ではなく、相手の”感情”にフォーカスするのです。

 

 

分かりやすく言うと、「理性では分かっていたのに、つい感情的になってしまった」ってこと、ありますよね。

例えばあなたが会社で、部下に対し仕事を指導していたとします。

でもいくら教えても、部下が仕事を覚えない。

いや、覚える以前に仕事に対する意識が低すぎてどうにもならない。

頭では「その人間のレベルに合わせて指導していかなければ」と思っていたのだが、あまりのやる気の無さについ怒鳴り上げてしまった。

 

これって理性では部下のことを思い、その部下のレベルに合わせて適切な指導をしようとしています。

でも本心は違うんです。

本心は、「部下に対し、自分の言うことを聞かせたい」と思っているんです。

もっと掘り下げると、言うことを聞かない部下が自分のことを軽く見ていると感じ、「部下から尊敬されたい、一目置かれたい」という思いがあるのかもしれません。

または部下を上手く指導できなければ、自分の評価が下がると焦っているのかもしれません。

もしくは会社を発展させるため、何とか早く部下を一人前に育て上げなければ、と思っているのかもしれません。

 

理性では「その人間のレベルに合わせて指導していかなければ」と思っていても、心の奥では「自分の言うことを聞かせたい、相手を自分の思うように動かしたい」という本心がある。

そしてその本心を現実のものにしたいがために、つい感情が爆発してしまったのです。

その人間の本心は、必ず感情として表れてくるのです。

その人間の本心が願っている状態から現実が離れれば離れるほど、感情は乱れていきます。

 

たまに「普段は穏やかで決して大きい声を出さない人が、何かのきっかけでつい怒鳴ってしまった」なんてこと、ありますよね。

感情的になった時こそ、その人間の本性が分かる、その人間の本心が見えてくるのです。

感情の中にこそ、その人間の本心が表れる。

理性は”大嘘つき”、感情は”バカ正直者”です。

 

 

 

 僕が身に付けた読心術

僕は幼い頃から、常に他人の顔色を窺(うかが)いながら生きてきました。

プロフィールでも話してますが、常に人から責められているという感覚があり、今思えば幼い頃より僕は対人恐怖症だったんだと思います。

人が怖くてたまらない、だから幼い頃より人一倍人間を観察してきた。

そのお陰で、気付けば他人の感情を読み取る能力が自然と身に付いていました。

 

今では相手の表情や目線、ちょっとした体の動きなど、いわゆるボディランゲージから相手の感情の動きを読み取り、それによって相手が今何を感じ、何を考えているのか、場合によっては短時間で相手の性格や心に抱えた劣等感・トラウマまで、読み解く事が出来るようになりました。

でも子供の頃は、そういったことは全く出来ませんでした。

そもそも対人恐怖症だったため、僕は20歳ぐらいになるまで相手と目を合わせて会話をすることさえ全く出来ませんでした。

つまり僕は20歳ぐらいまで、相手をまともに見ずにコミュニケーションを取り続けてきたのです。

 

相手を見ずに、どうやって相手を観察するのか…?

コミュニケーションを取る際に僕が頼りにしていたもの、それは“耳”です。

耳から入る情報を頼りに、相手を観察してきたのです。

 

人の感情の動きというものは、いろんなところに表れます。

表情、目線、体の動き、声や言葉…その時の状況によって、様々な場所に表れてきます。

だから相手の感情を読み解くためには、そういったものを総合的に見て判断していかなければなりません。

でも相手をまともに見ることさえ出来なかった当時の僕は、ほぼ自分の耳のみで相手の感情の動きを読み取ってきました。

だから今回は、僕の得意とする「耳からの情報による感情の読み取り方」について話していきます。

他については、またの機会に話させていただきますね。

 

 

 

 感情が乱れた時に本音が表れる

人の感情というのは、実は”声”にとても表れるんです。

感情が乱れた時、必ずそれは声や言葉となって表れてしまうのです。

職場、学校、近所、グループなど、あなたが普段から接する機会の多い相手っていますよね。

そういう人たちの話してる声を、今度から意識するようにしてみてください。

 

いつ、どんな時でも、何が起こっても、全く話し方が変わらない人というのはなかなかいません。

声が乱れるポイントというものが必ずあります。

僕が一番注目している部分、それは”声の強弱”です。

声が強くなったり、逆に弱くなった時というのは、感情が乱れているサインです。

 

例えば誰しも心の中に、劣等感やトラウマ、または他人から言われたくないことや触れてほしくない部分というのがあります。

そういう所をつつかれると、どうしても感情が乱れてしまいます。

理性で気持ちを抑えようと冷静な言葉を使っても、声が荒くなったり、話し方に違和感が出たりするものです。

または自分の発言に自信が無かったり、自分の考えを否定されたり、自分の意見を認めてもらいたいという思いが強い場合も、つい声が強くなってしまったりします。

逆に相手の声のトーンが落ちたり、いつも発言する人があまり発言しなかったりという時も、やはり同じく感情が乱れている時です。

何かしらの原因で、気持ちが落ち込んでしまってる可能性があります。

また中には、声は普通なんだけど強い言葉を使うという場合もあります。

絶対だ、間違いない、100%だ、みんなそうだ…いつもの口調なんだけど「何が何でも俺が絶対正しいんだ」と言わんばかりの言葉を使ってくる時も、ほぼ間違いなく感情が乱れています。

 

いろいろ例を挙げ始めるときりが無いのでこの辺りでやめておきますが、とにかく”声の強弱”と”使う言葉”を意識して相手を観察してみてください。

相手がどんな言葉に反応したのか、どんな事柄で感情が乱れたのか、観察する癖を付けてみてください。

だんだん感情の動きが見え始めてきます。

それと同時に相手の気持ちも、次第に分かり始めてきます。

 

 

そして相手の感情(気持ち)が乱れていることに気づけるようになったのなら、今度は相手の感情を引き出していきます。

具体的には、相手の話を聞いてあげることです。

 

人というのは基本的に、他人のことには興味ありません。

一番興味があるのは自分自身のことです。

人は、自分の話を聞いてくれる人を求めています。

 

相手の感情が乱れたなら、その部分を掘り下げていくのです。

感情が乱れた部分こそ、相手の本音の部分であり、理解してもらいたい部分なんです。

だから相手が嫌がってなければ掘り下げていき、話を引き出していくのです。

でも単に話を聞いてるだけではダメです。

フォーカスするのは話ではなく、あくまで相手の感情です。

相手の感情を肯定し、100%共感してあげるのです。

 

例えば相手が、人の道からそれたことをして苦しんでいるとする。

その行為自体は無理して肯定する必要はありませんが、相手の気持ちに対しては基本的にどんなことであろうとも共感してあげるのです。

「お前のやったことは、世間一般の常識から言えば間違ってるのかもしれない。でもな、お前の気持ち、俺は分かるよ。」

 

みんな人の話を聞く時、その話の内容を理解しようとばかりします。

でも結局人が理解してもらいたいのは話の内容ではなく、実は気持ちなんです

その時の自分の気持ちや感情を一番分かってもらいたいんです。

そこを理解してもらえると、相手との距離は一気に縮まります。

強い信頼が生まれます。

“信用”ではなく”信頼”です。

 

信用とは、過去の実績や成果を評価し、信じること。

そこには相手を信じるかどうかの駆け引きが常に存在します。

それに対し信頼とは、信じ頼ること。

精神的にも完全に相手を信じきった状態。

そこには駆け引きなど存在しません。

 

相手の感情の変化に気づき、感情の乱れ=相手の本音を掘り下げ、そして相手の感情(気持ち)を全肯定し共感してあげる。

これによって相手はあなたに心を許し、自分の中にある感情をあなたに吐き出し始めます。

場合によっては、他人に言えないことまで話し始めてくれます。

そこに強い信頼関係があるからこそ、そういったことが可能になるのです。

 

 

ただ相手の話を聞く時に、ひとつ注意点があります。

相手の感情を観察する時は、あなたの価値観やものさしを持ち込まないようにして下さい

 

人はものごとを見る時、無意識に自分自身に当てはめて考えてしまう習性があります。

例えば人の話を聞いている時でも、

「俺だったらこう思うなぁ」

「その考え方は間違ってるんじゃないか」

「こうしたらいいのに」

このように、自分の主観を交えながら話を聞いてしまいます。

 

すると相手の気持ちに共感するどころか、押しつけがましいアドバイスや、場合によっては相手に対する批判意見なんかも出始めてきます。

自分の価値観やものさしに当てはめながら話を聞いてしまうと、相手の気持ちが正しく見えてこなくなってしまう、完全に独りよがりな解釈をしてしまい、相手の信頼を得ることなど出来なくなってしまうのです。

 

あなたのすべきことは、相手の感情に共感し、相手の心情を分かってあげること。

それによって相手との信頼関係を築くこと。

相手はあなたの個人的な意見など求めていないし、そんなもの必要無いのです。

相手は自分の気持ちを分かってもらいたいだけ。

相手の気持ちを正しく理解するためには、自分のものさしを一旦完全に手放すことです。

そして相手の気持ちを丸ごと受け止め共感してあげることが、そのまま相手の存在そのものを認めてあげることに繋がるのです。

 

 

 

 自分自身の心を操る

こうして僕は周りと人間関係を築くための手段として、自分の”耳”を使って他人の感情を読み取り、他人の心の中へと入って行きました。

そして僕のこの”人心掌握術”、実は他人の心を掴むためだけにあるのではありません。

自分の心を分析し、自分自身をもコントロールすることが出来るのです。

 

僕も多くの人と関わりコミュニケーションを取っていると、感情が乱れてしまうことがあります。

感情の乱れはこれまでも話した通り、声や言葉に表れます。

人と話してる時、つい声が大きくなってしまったり、強い口調になってしまうことがあります。

自分の声や言葉によって、自分自身の感情が乱れていることに気づく事が出来るのです。

 

自分の感情が乱れていることに気付いた時、ちょっと立ち止まって自分を振り返ります。

相手のどんな言葉によって感情が乱れたのか、相手のどんな態度で感情が乱れたのか、自分の感情の乱れの原因になっているものを探ります。

そしてそういったものを探ることによって、自分の中にある劣等感や苦手意識、自己否定の心など、ネガティブな感情に気づきます。

自分が何に対して恐れを抱いているのか、自分の乗り越えるべきものや向き合うべき課題というものが見えてくるのです。

自分の感情の乱れに気づき分析することにより、自己成長の糧にすることが出来るのです。

 

 

感情の乱れは声や言葉に表れる、そして僕はこれを逆利用します。

感情が乱れることによって声や言葉が乱れるわけだから、反対に声や言葉を整えることによって感情を整えていくのです。

 

例えば、人生には”ここぞ”という場面がありますよね。

ここで踏ん張らなくてどうする、といった正念場など。

 

人によって違うでしょうが、

・会社での大事なプレゼン

・会社や大学の面接試験

・大勢の前での発表会

・大好きな異性への告白

など、いろいろあると思います。

 

例えば僕なら、職業柄大勢の人の前で話をしなければならなかったり、マイクを使って司会をしなければならない時もあります。

または仕事が立て込んで現場が回らなくなることもよくあるので、そんな時は冷静に段取りを組んで指示を飛ばさないといけません。

緊張したり慌ててしまいそうな場面が、日常的にあります。

つい慌てた声になったり、ぶっきらぼうな話し方になってしまいます。

 

そんな時は、意図的に声のトーンを落とします。

少し低めの落ち着いた声を使います。

そして話すスピードも落とします。

普段より少しゆっくり目の速さで話します。

落ち着いて行動しなければならない時、必ず僕は意図的に自分の声をコントロールします。

 

すると自分の落ち着いた声と話し方につられて、不思議と感情も落ち着いてくるんです。

自分の心が落ち着いてくるのです。

自分の声や話し方を整えることにより、感情や心も整えることが出来るのです。

そして繰り返し練習すれば、ここぞという正念場の時に自分の気持ちを自分の思うようにコントロールすることさえ出来るようになれるのです

 

 

僕の”人心掌握術”は、他人との関係を良くするためだけのものではありません。

自分との関係にも当てはめることが出来るのです。

僕は自分の感情をコントロールすることにより、自分自身の心を理解し、ここぞという時にも力を発揮出来るようになりました。

 

ただ今回の話は、どこかで学んだものではなく完全に僕のオリジナル、僕独自のやり方なので、正直上手く説明出来たのかあまり自信はありません。

上手く伝えられたという確信はありません。

だからもう一度自分自身の中で理解を深め、今後もっと分かりやすい内容で皆さんにお伝えしたいと思います。

また、ぜひともこのブログを覗いていただければ…と思います。

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