えっ、たったこれだけ!?相手から信頼を得るためには”2つのこと”をやればいい!!

人間関係を変える方法

会社や学校・家庭をはじめ、人の集まるところには必ずある人間関係。

昔から人間関係に関する悩みというのはどこにでもたいていあるものでしたが、ここ最近コミュニケーションが苦手な人が特に増えてきたように感じます。

 

SNSなどの普及によって離れた人とも簡単につながることができるようになり、人とのつながりが一見強くなったように感じますが、実際にはたくさんの人がSNSに振り回されっぱなしなのではないでしょうか?

また文章では問題無く会話できるのに、顔を突き合わせた会話となると、途端にストレスを感じて上手く話せなくなったりとか。

中には自分と離れた世代の人間とは会話自体が成り立たない…なんて人もいると思います。

他人とのコミュニケーションに強い苦手意識を持っている、コミュニケーションが苦痛でたまらない、そんな人がずいぶん増えたように感じます。

 

なんかさっきから僕、分かったようなことを言ってますが、実はかくいう僕も昔は人と一緒にいるだけでどうしようもないくらいストレスがたまってしまうような人間でした。

誰ともつながらないような空間、独りぼっちの時間が無ければもう耐えられない…そんな人間恐怖症のようなものを抱えていたのです。

 

他人とどうコミュニケーションをとったらいいか分からない、そんなあなたに今日は、誰にでもできるコミュニケーションの簡単なコツについて話しますね。

誰にでもできる、すごく簡単なことです。

簡単ですが、これをやるだけで相手からの信頼度は上がり、コミュニケーションがだんだん楽になってくるはずですよ。

 

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 人間関係って一体なに?

みんなが頭を悩ませる人間関係。

そもそもこの「人間関係」って一体何なんですかね。

目には見えないけど確実に存在する人間関係。

人間関係とは、一体何によってできているんだと思います?

 

実は人間関係とは、人と人との「信頼関係」によって成り立っているんです。

他人を全く信用できなければ、人間関係というものはほぼ成立しないんです。

 

例えば美容院や散髪屋で髪を切ってもらいますよね。

人によっては特定のお店でしか切ってもらわない、特定の店員にしか切ってもらわないという人もいると思います。

僕はいつも適当です。

だからその時その時でずいぶん髪型が変わってしまうこともあります。

まぁ僕のことはいいんですが、髪を切ってもらうのも、そこのお店や店員を信用する気持ちがあるからこそ、自分の髪を任せることができるんですよね。

お願いした髪型とは全く違う髪型にされたり、いきなりスキンヘッドにされてしまうようであれば、怖くてお願いできないですもんね。

でもそんなおかしなことなんてされない、信用しているからこそそのお店や店員に任せているんですよね。

 

何かものを買ったりするのだってそうです。

その商品を作る人、販売する人に対する信頼があるからこそ売買が成立するのです。

全く信用がなければ、そこから買わないですよね。

会社や家庭でももちろん同じ。

会社は社員を信用しているから仕事を任せるのだし、家族を信用しているからこそいろんな共同生活や約束事なんかも成立するのです。

 

信頼関係は、人と人をつなぐ糸のようなものであり、信頼関係があってはじめて人間関係が成り立つのです。

信頼関係がなければ、人間関係すら発生しないのです。

だから人間関係とは、ある意味信頼関係そのものでもあるんです。

 

 

 

 信頼を得るためにやる”たった2つのこと”

でも信頼関係がほぼ皆無に等しいにも関わらず、人間関係が発生してしまうこともありますよね。

例えば会社なんかで、一緒に働く社員同士で信頼関係が全く無い。

でも同じ社員として同じ職場で一緒に働かなければならない。

または親子関係で、お互い全く信用していなくても親子であることには変わりありません。

信頼関係が無いような状況でも、人間関係が発生してしまうことがあるんです。

 

これは一番辛いパターンですよね。

相手と関わりたくもない、でも関わらざるを得ない状況。

こんな時、どうやって人間関係を作っていけばいいんでしょうか。

 

 

さきほども言ったとおり、人間関係とは信頼関係から成り立っています。

一般的に相手との信頼関係が強まれば強まるほど相手とのつながりは確かなものとなり、人間関係は良好になっていきます。

つまりポイントは、「いかに相手に信頼してもらうか」ということです。

でもそれがなかなか難しいわけですよね。

では、どうやったらあなたに対する相手の信頼感が強くなるのでしょうか。

 

人というのは基本的に、自分の中にある主観・ルールに基づいて発言します。

自分の中にある考えというものを、発言という手段によって相手に伝えるわけです。

発言によって、相手に自分の考えを分かってもらう、つまり発言とは「自分のことを理解してもらいたい」という思いがその根底にあるのです。

自分の持つ価値観を理解してもらいたいがゆえに発言していると言ってもいいほどです。

人はみな心の中に「自分のことを理解してもらいたい」という思いを持っているのです。

 

ということはつまり、相手に「自分の言ってること、価値観をあなたに理解してもらえた」と思わせればいいわけです。

そこで今度から人と話す時、相手の話に合わせて”うなずく”、相手が話し終わったら相手の話した内容を簡単に”繰り返す”、この2つをやってみて下さい。

これで人間関係がスムーズになります。

えっ、たったそれだけ?? と思われるかも知れませんが、たったこれだけのことで相手は「自分の話をしっかり聞いてもらえた、受け止めてもらえた、自分の価値観を分かってもらえた」と感じるものなんです。

 

僕は仕事柄、たくさんの人の前で話をすることがあるのですが、こういう時って大抵の人はあまり表情を変えず、じーっとこちらの話を聞いてることがほとんどです。

でも中には、僕の言うことに対しひとつひとつうなずきながら聞いてくれる人もいます。

もちろんみなさんちゃんと聞いてくれているとは思いますが、うなずきながら聞いてくれてる人を見ると、「僕の話を一生懸命聞いてくれてるんだ、本気で聞いてくれてるんだ」って思えて嬉しくなります。

たったこれだけのことで、自分のことを受け止めてもらえてると感じるのです。

 

 

 

 大人も子供も同じ

あなたは子供の時、

・自分の話をちゃんと聞いてもらえなかった

・自分の考えを受け入れてもらえなかった

・自分の意見を言い終わる前に却下された

・自分の思いが無視された

こういった経験はありませんでしたか?

 

子供ってまさに自分の思い・価値観を前面に押し出しながら話してきますよね。

失敗したり、トラブルやアクシデントがあった時なんかは特に、子供は自分の立場・都合を一生懸命主張してきます。

こういう時ってついつい、子供が話している最中に話を遮りつつアドバイスしてしまったり、途中で子供の間違いに気づき、子供が話し終わる前にそれを指摘しつつ説教してしまったり…

確かに子供はまだ成長段階であり、未熟な部分もあります。

でもこれでは、子供との信頼関係を築くことなんて到底できません。

子供からすれば、「どーせ僕(私)のことなんて、分かってくれない」って感じて、ますます心が離れていくばかりです。

 

こういう時にまず大事なのは、ちゃんと子供の目を見ながら、子供の話すことを最後まで頷きながらしっかり聞いてあげる、そしてちゃんと「あなたの話は分かったよ」という意思表示として子供の言ったことを繰り返してあげることなんです。

これだけで子供は「自分の存在を受け止めてもらえた」と感じるのです。

たったこれだけで、子供との信頼関係は強くなるのです。

子供にアドバイスするのは、それからでも十分間に合うのです。

アドバイスをしてあげるよりも、まず子供の話を聞いてあげる、子供の思いを受け止めてあげることが先であり大事なことなんです。

 

そしてこれは、大人も子供も基本的には全く同じなんです。

自分の話をしっかり聞いてくれて、理解し受け止めてくれていると感じれば、その相手に対する信頼度はグンと上がるのです。

そのために簡単にできること、それは「相手の話にあわせて頷く(相槌を打つ)こと」、相手が話し終わったら「相手の話したこと・話の要点を繰り返すこと」。

たったこれだけのことですが、ちゃんと実行すれば相手からの信頼度は上がり、人間関係もスムーズになっていくはずです。

もし周りとの人間関係が上手くいかない、人間関係で頭を悩ませているのであれば、ぜひやってみて下さい。

ただあくまで自然にやってくださいね。

あからさまにわざとらしくなってしまうと、相手をバカにしているように見えますからね。

それと逆に空返事ももちろんダメですよ。

ちゃんと聞いてるかどうかは、相手にも伝わりますからね。

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