あなたは自分が”運がいい”と思いますか??
それとも”運が悪い”と思いますか??
人というのは自分や周りに対し、何かしら不満を持っています。
もう少し目がパッチリしていたら…
もっと鼻筋がスっと通っていたら…
もしお金持ちの家に生まれていたら…
もっと良い上司・部下・夫・妻に恵まれていたなら…
周りがもう少し俺に協力してくれたら上手く行くのに…
自分のことをどこか不幸だと感じています。
かといって人生を投げ出してしまうほどの不幸…というわけでもない。
つまり”少しだけ不幸”な状態です。
実はこの感覚が、知らず知らずのうちにあなたの人生にも大きな影響を与えているのです。
もしかしてあなたの中にも、こういった”少しだけ不幸”な感覚、あるんじゃないですか?
もしこういった感覚があるのなら、この先あなたの人生が上手くいくことがないかもしれません…
“少しだけ不幸”という感覚が作り出す本当の不幸
自分の顔が気に入らないからといって、全く別人になってしまうほど整形する人はなかなかいませんよね。
また会社で周囲の理解がなかなか得られないからといって、簡単には会社を辞めませんよね。
夫と、妻と、意見がぶつかったからといって、即別れる夫婦もなかなかいません。
つまり人生を投げ出してしまうほどの不幸ではないんです。
ないんですけど、どこか少しだけ不幸だと感じているのです。
そして実はこのちょっとした意識が、人生にも影響を与えているのです。
実は人生が充実している人というのは、この感覚が全く無かったり、または限りなく少なかったりします。
自分の好きな部分というのをたくさん持っていて、そこにしっかりと目が向いているのです。
つまり”自己肯定感”が高く、また良い意味で楽天的、何かあってもものごとのプラス面を見つけ出し、肯定的に受け止めるような人が多いのです。
逆に自分を少しだけ不幸だと感じている人を見てみると、自分や周りを否定する言葉を多く発していることが多いように感じます。
ものごとのマイナス面を見つけ出し、否定的に受け止める癖が付いていることがよくあります。
そして自分の口から発せられたこの否定的な言葉、前回の記事でも話しましたが、人の脳というのは自分の発する言葉を読み取り、現実のものにしようと身体に指令を出すのです。
(前回記事:気をつけて!! あなたの発する言葉こそがあなたの人生の支配者!! )
ネガティブな考えがネガティブな言葉として発せられ、その言葉を脳が読み取り、その言葉が現実のものとなる。
その現実を目の当たりにすることにより、さらにネガティブな思いを強めていく、悪循環の繰り返しです。
人生に充実感を感じている人は、普段から良い言葉を発し、それを脳が読み取り、より良い人生となっていく。
少しだけ不幸だと感じている人は、否定的な言葉を使い、脳が言葉通りの否定的な現実を作り出していく。
言葉というのは思っている以上に人生に影響を与えているのです。
肯定的な言葉を使うことは、ちょっとした心掛けで習慣化することが出来ます。
これは誰にでも出来ることです。
自分の発する言葉は、例えそれが他人に向けられて発せられたものであろうと、その言葉は全て自分に向けられたものです。
言葉が変われば気持ちが変わり、やがて心も変わります。
口癖が変われば、人生自体も変わり始めるのです。
メッセージ