はじめに:僕が変わった本当の理由
今回は【サイレントコミュニケーション~無言のコミュニケーション術~】を手に取っていただき、ありがとうございます。
作成者の仁(Jin)です。
僕はこれまで、いろいろな人から人間関係に関する相談を受けてきました。
そして多くの人と、様々なコミュニケーションを取ってきました。
今回もこうしてレポートを作成しているので、もしかするとあなたは僕のことを「とってもお喋りな人」「メチャメチャ社交的な人」だと思ってるかもしれませんね。
でも実は、本来の僕はとても内向的な人間です。
■かつての僕
職場の会議で発言するたびに「今の発言、変じゃなかったかな…」と一日中悩む。
飲み会では「何か面白いこと言わなきゃ」とプレッシャーを感じ、結局ほとんど喋れずに終わる。
「もっと積極的に話さないと、このままじゃ誰とも仲良くなれない…」
そう思いながらも、どうしていいかわからず、人と接するたびに疲れ果てていました。
■今の僕
でも今では、会議で一言も発さなくても「頼りになる」と言われます。
飲み会でほとんど喋らなくても、帰り際に「今日は楽しかった、また誘ってね」と言われます。
自分から積極的に話しかけたりはしないのに、周りとの関係は良好です。
■何が変わったのか?
それは僕が「言葉を使わずに人間関係を構築するスキル」を身につけたからです。
そしてそのスキルの秘密を、このレポートであなたにもお伝えします。
このスキルを身につければ
✓ 「何を話せばいいかわからない」というプレッシャーから解放される
✓ 無理に明るく振る舞わなくても、信頼される
✓ 気の利いたことを言えなくても、「話しやすい人」と思われる
✓ 内向的な性格のままで、良好な人間関係が築ける
それでは、始めていきましょう。
第1章:この世界を動かしているもの
■景気を動かす正体
突然ですが、日本の景気が悪い理由を1つだけ挙げるとしたら、あなたは何と答えますか?
答えは、人々の「気分」です。
人々が「将来は明るい」と思えば消費が増え、企業も潤い、景気は回復する。
逆に「不安だ」と思えば財布の紐が固くなり、景気は停滞する。
2008年のリーマンショックも、コロナ禍での旅行自粛も、ある意味すべて「気分」が引き起こした現象です。
株式市場も、投資家の「楽観」と「不安」という気分で大きく動きます。
そして実は、あなたの人間関係も同じです。
■人間関係も「気分」で決まる
誰だって、機嫌がいい時もあれば悪い時もありますよね。
何かいいことがあって機嫌がいいと、他人への接し方も自然と愛想よくなる。
逆に嫌なことがあって機嫌が悪ければ、他人に対してもブスっとした態度になってしまう。
その時の気分によって相手への対応が変化し、それによって関係性にヒビが入ったり、逆に仲良くなったりする。
また、相手に対して抱く感情によっても行動は変わります。
「相手のことが好きだから積極的に協力する」
「頑張る姿に好感が持てるから手伝ってあげよう」
「調子に乗ってて気に食わないから邪魔してやろう」
そのとき相手に抱いている感情や気分によって、人の行動や態度は変わるのです。
■人間社会を支配しているもの
僕らを取り巻く経済や人間関係に多大な影響を及ぼしている「気分」。
僕らの生きるこの人間社会を支配しているもの、それは気分も含めた「人の持つ感情」です。
自身の行動や自分を取り巻く様々な現象が「人間の持つ感情」によって動かされている。
そしてそのことに多くの人がまるで気づかず、自分の人生を感情に振り回され続けているのです。
自分の生きたい理想の人生を生きるには「感情のコントロール」が必須なのです。
■コミュニケーションの本質
そしてそれは日々のコミュニケーションにおいても、もちろん同様です。
コミュニケーションにおいて最も重要なのは、会話のスキルなどではなく相手の感情を理解すること。
むしろ会話のスキルそのものは重要ではないし本質ではありません。
何よりもまずは人の感情を理解すること。
そのためにすべきことは2つ
1. 自分自身の感情を理解しコントロールすること
2. 周りの人間の感情を理解し、相手の感情の動きに応じて適切な対応をすること
これが周囲との良好な人間関係を築くための方法であり、これがそのまま「自分の人生を自分でコントロールするための方法」となるのです。
第2章:93%の法則 – 言葉は7%しか伝わらない
あなたに質問があるのですが、相手が「大丈夫」と言った時、本当に大丈夫なのかどうかを、あなたは何で判断しますか?
A. 「大丈夫」という言葉
B. 声のトーン
C. 表情や態度
心理学の有名な研究「メラビアンの法則」では、こんな結果が出ています。
ある人が「楽しい」と言った時、それを聞いた相手が「本当に楽しいと思っているのか?」を判断する材料として、何を重要視するかを実験しました。
その結果
・言語情報である「言葉」:7%
・聴覚情報である「声のトーン」:38%
・視覚情報である「表情や態度」:55%
つまり、言語情報である「言葉(7%)」よりも、非言語情報である「声のトーンや表情・態度(合わせて93%)」の方が13倍信じられているということです。
これが「93%の法則」です。
■具体例で考えてみると
例えば、誰かが「私は大丈夫」と言った時、もしその人が
・元気なくうつむいている
・声が小さく震えている
・目が泳いでいる
こんな状態だったら、どう思います?
「いやいや、全然大丈夫じゃないだろ」って思いますよね。
言葉の「私は大丈夫」よりも、相手の様子や声のトーンから「実は大丈夫じゃない」という判断をするはずです。
つまりコミュニケーションにおいて、僕らは
・言語情報(言葉7%)ではなく
・非言語情報(声のトーン38%・表情など55%)であるボディランゲージ(合わせて93%)を重要視する
ということ。
ここまでの話で分かる通り、コミュニケーションの本質とは「言葉」ではなく「非言語=ボディランゲージ」なんですね。
実はボディランゲージには、その人間の感情がとても多く表れるものなのです。
そして人間関係の構築が上手な人というのは、ボディランゲージから相手の感情を読み取ることに長けているのです。
■言葉なしで心を通わせる
例えばですが、仮にあなたが言葉で本音を語らなくても
・相手があなたのボディランゲージでこちらの気持ちを察して寄り添ってくれる
・何も言わずとも、こちらの気持ちを汲み取り動いてくれてサポートしてくれる
こんな人がいたなら、きっと誰でも信頼して心を開いてしまいますよね。
では、どうすればそのような人間になれるのか?
次の章で、具体的な方法をお伝えします。
第3章:トークスキル不要で信頼される6つの技術
■2つの基本原則
ボディランゲージで信頼を勝ち取るために、あなたがすべきことは2つあります
原則1:ボディランゲージから相手の感情(気持ち)を読み取り、それを丁寧に拾い上げ、そして共感してあげる
原則2:こちらが相手を好意的に思っていることを、自らのボディランゲージで表現していく
この2つを実現するための具体的な技術を、これから6つお伝えします。
重要度が高い順に並べていますので、まずは最初の2つから始めてください。
【最重要】技術①:聴くことに徹する
■なぜこれが最重要なのか
人と会話をする時は、まずは聴くことに徹してください。
相手から求められない限り、自分から話したり発言する必要はありません。
「え、それだけ?」と思いましたか?
はい、それだけです。
でもこれが最も重要なんです。
■多くの人が陥る罠
多くの人が思い違いをしているのですが、会話の中で
「何かいいことを言わないといけない」
「気の利いた返しをしないといけない」
「面白い話をしないといけない」
とか思い込んじゃってるんですよね。
ハッキリ言って相手はそんなもの求めてないんですね。
■人が本当に求めているもの
人が“何に一番興味があるか?”というと、それは「自分のこと」です。
人は自分の気持ちや意見が何よりも大切であり、それを言いたくてたまらない。
そしてそれに対して
・同意してほしい
・認めてほしい
・共感してほしい
そう欲しているのです。
そして実は他人の意見やコメントにはあまり興味ないし、あなたが気の利いたコメントをしたとしても覚えているのはせいぜい数日ぐらいのもの。
■本当に必要なこと
人が求めているのは
「ただ自分の話を聴いてくれる相手」
「自分の気持ちを理解し共感してくれる人」
だから他人と信頼関係を築くのに、あなたの意見や発言は必要ありません。
・相手にただ話をさせてあげて、相手の話をただ聴いてあげる
・そして相手の気持ちや感情を理解し、その感情にしっかりと共鳴してあげる
必要なのは、たったこれだけです。
【具体例】職場での会話
同僚:「今日のプレゼン、全然うまくいかなかった…」
❌ NG:「そんなことないよ、良かったよ」(否定)
❌ NG:「私なんて先週もっとひどかったよ」(自分の話にすり替え)
✓ OK:「そうなんだ…うまくいかなかったって感じたんだね」(相手の感情を受け止める)
✓ OK:「どのあたりが気になった?」(相手に話させる)
このように、相手の話を聴くことに徹するだけで、相手は「わかってもらえた」と感じます。
よくある失敗
❌ 失敗1:相手の話を途中で遮る
相手が話している途中で「それって〇〇ってこと?」と割り込む
❌ 失敗2:すぐにアドバイスする
「それなら〇〇すればいいじゃん」と解決策を押し付ける
❌ 失敗3:自分の話にすり替える
「私も同じ経験あるんだけどさ〜」と自分の話を始める
✓ 正解:最後まで黙って聴く
うなずきながら、相手の話を最後まで聴く。それだけ。
【最重要】技術②:相手の感情を絶対に否定しない
■これだけは絶対に守れ
人とのコミュニケーションにおいて絶対にしてはいけないのは「相手の気持ちや感情を否定すること」です。
どんなに相手の話をしっかり聞いてあげて理解してあげても、相手の気持ちや感情を否定してしまえばすべて終わりです。
これひとつで相手との信頼関係は簡単に崩れ去ります。
■感情を肯定する技術
相手がサイコパスや愉快犯のようなアタマのおかしい人でない限り、相手の気持ちや感情に対してはとにかく肯定し共感してあげる。
仮に相手が間違ったことをしてしまったとしても、感情は理解してあげるのです。
【具体例1】職場
同僚:「あの上司、マジでムカつく!」
❌ NG:「そんな言い方よくないよ」(感情を否定)
❌ NG:「いや、上司も大変なんだよ」(擁護して否定)
✓ OK:「そっか、ムカついたんだね」(感情を肯定)
✓ OK:「何があったの?」(話を聴く)
【具体例2】家庭
子供:「テスト、30点だった…」
❌ NG:「なんで勉強しなかったの!」(責める)
❌ NG:「30点なんて恥ずかしいよ」(否定)
✓ OK:「悔しかったね」(感情を理解)
✓ OK:「次はどうしたいと思ってる?」(話を聴く)
【具体例3】友人
友人:「彼氏と別れた…もう恋愛なんてしたくない」
❌ NG:「そんなこと言わないで!」(感情を否定)
❌ NG:「次の人見つければいいじゃん」(軽視)
✓ OK:「辛かったね…」(感情を理解)
✓ OK:(黙って聴く)
■行為と感情は分けて考える
重要なのは「行為は否定しても、感情は肯定する」こと。
例えば友人が仕事でミスをして周囲に当たり散らしたとする。
✓ 正しい対応: 「周囲に当たり散らすのは良くなかったと思うよ(行為は否定)。でも、そうしたくなるほど追い詰められてたんだね(感情は肯定)。」
このように、行為は否定しても気持ちには理解を示してあげる。
すると、仮に自分の行動は否定されたとしても、不思議と相手は
「あなたに理解してもらえた」
「自分のことをわかってもらえた」
と感じるものなのです。
そしてそんな自分のことを理解してくれるあなたは、相手にとって無くてはならない特別な人となります。
技術③:アイコンタクト – 存在を認める最強の武器
■なぜ目を見るのが重要なのか
相手に話しかけられた時・または相手と会話をする時は、必ず相手の方に顔を向けて、相手の目を見ながら会話をしてください。
相手の目を見る行為は「私はあなたの存在を認めています・あなたに興味を持っています」という意思表示の表れです。
逆に話しかけた相手が目を合わせてくれなかったり、相手が不自然に目をそらしたりしたなら、どう感じます?
「この人は私を受け入れてくれていない」
「相手に拒否された」
きっとそう感じるのではないでしょうか。
よくある失敗
❌ 失敗1:目を見すぎる
ずっと見続けると、にらみ合いのようになって互いに変なプレッシャーがかかってしまう
❌ 失敗2:目が泳ぐ
緊張して視線が定まらず、落ち着きがない印象を与える
❌ 失敗3:スマホを見ながら
「聞いてるよ」と言いながらスマホを触る
❌ 失敗4:顔は横向きで目だけ向ける
「面倒くさい」という印象を与えてしまう
正しいやり方
✓ ステップ1(初級): 相手の方に顔を向け、ぼんやりと相手の全体を見る
✓ ステップ2(中級): 相手の顔のあたりを見る(眉間や鼻のあたり)
✓ ステップ3(上級): 3〜5秒相手の目を見たら、自然に視線を外す。また戻す。これを繰り返す
*重要:相手と縁を切りたいという場合でない限り、人と話す時は相手の方に顔を向けて、相手の目をちゃんと見ながら会話をする。これを徹底してください。
技術④:ポジティブな表情 – 笑顔の魔法
■表情が与える影響
相手の目を見ているあなたの表情が仮に鬼のような形相だったら、相手も嫌ですよね。
基本はまず笑顔です。
もちろん無理に笑う必要はありませんが、ポジティブな表情を心がけましょう。
■笑顔の効果
笑顔で相手に接するだけで
・相手は自然とあなたに対してポジティブな印象を持ってくれる
・敵意のないあなたの笑顔で相手も安心し、警戒心を解いて心を開いてくれやすくなる
・「話しかけやすい人」という印象を与える
たったこれだけで、コミュニケーションは驚くほどスムーズになります。
よくある失敗
❌ 失敗1:作り笑顔
無理に笑うと、かえって不自然で怖い印象に
❌ 失敗2:ずっと無表情
真剣に聞いているつもりでも、怒っているように見える
❌ 失敗3:相手の話と表情が合っていない
相手が深刻な話をしているのに、ニコニコしている
正しいやり方
✓ 基本: 口角を少し上げる。これだけで柔らかい印象に。
✓ 相手に合わせる: 相手が楽しい話をしている時は笑顔、深刻な話の時は真剣な表情で。
✓ 自然体で: 無理に笑わなくていい。「明るい表情」を意識するだけでOK。
技術⑤:感情のミラーリング – 相手と同じ波長に合わせる
■ミラーリングとは
相手の話を無表情で聞いていませんか?
相手の感情に自分のボディランゲージ(表情や声)を合わせてください。
・相手が楽しそうに話していたなら、こちらも同じように楽しそうな表情で話を聞く
・相手が悲しい話をしてきたなら、こちらも悲しそうな表情をしながら話を聞く
・相手が深刻な話をしてきたなら、同じように深刻そうな顔をしながら真剣に聞く
そうやって相手の感情を観察しながら、相手の感情に合わせたボディランゲージで話を聞いてください。
■重要な考え方
重要なのは相手の話を細かく正確に理解することよりも、相手の気持ちや感情を理解し、その感情に共鳴してあげること。
人というのはいくら話の内容を理解してもらっても、自分の気持ちや想いを全く無視されてしまったなら「相手に分かってもらえなかった・受け入れてもらえなかった」そう感じるもの。
話そのものの理解よりも、その気持ちを理解してもらうことにより、人はより深く「自分は理解された」と感じるものなのです。
重要なのは「話の理解」ではなく「感情(気持ち)の理解」です。
■具体的なミラーリングの例
シーン1:相手が嬉しそうな時
・表情:笑顔で
・声のトーン:明るく、テンション高めに
・相槌:「へぇ〜!」「それはよかったね!」
シーン2:相手が落ち込んでいる時
・表情:心配そうに
・声のトーン:落ち着いた、優しいトーンで
・相槌:「そうなんだ…」「辛かったね」
シーン3:相手が怒っている時
・表情:真剣に
・声のトーン:落ち着いて、低めのトーンで
・相槌:「それは大変だったね」「ムカつくよね」
よくある失敗
❌ 失敗1:感情が合っていない
相手が悲しい話をしているのに、明るい表情で聞く
❌ 失敗2:オーバーリアクション
相手以上にリアクションすると、わざとらしく見える
❌ 失敗3:全く表情が変わらない
ずっと無表情だと、「聞いてるのかな?」と不安にさせる
正しいやり方
✓ 相手の表情を観察する
まずは相手がどんな感情なのかを見る
✓ 同じ感情を自分も感じる
相手の気持ちに寄り添うイメージで
✓ 自然に表情に出す
演技ではなく、相手の感情に共鳴するように
技術⑥:オープンな姿勢 – 体全体で「あなたを尊重しています」を表現する
■なぜ姿勢が重要なのか
相手とコミュニケーションを取る時は、相手の方に顔を向けて相手の目を見て話すだけではなく、体も相手の方に向けるとさらに信頼感が増します。
体を相手に向けて相手の話を真正面からちゃんと聞く態勢を取ってあげることによって、相手は「自分は尊重されてるんだ」と感じるようになります。
具体例
例えば会社で椅子に座っている上司に話しかけた時の、上司の態度
パターンA:顔だけ向けて話を聞く
→「忙しいのかな」「面倒がられてるのかな」
パターンB:わざわざこちらに体を向けて座り直して話を聞く
→「ちゃんと聞いてくれている」「大切にされている」
この2つでは、印象がずいぶんと違いますよね。
たったこれだけで「自分は尊重されてる、自分は相手から大切に思われてるんだ」と人は感じるものです。
よくある失敗
❌ 失敗1:腕組み
防衛的な印象を与える、閉じた姿勢に見える
❌ 失敗2:体は別の方向を向いたまま
「早く終わらせたい」という印象を与える
❌ 失敗3:猫背
自信がなさそうに見える、暗い印象
正しいやり方
✓ 体を相手に向ける
デスク作業中でも、相手が話しかけてきたら体ごと向ける
✓ 腕は自然に
腕組みは避け、自然に膝の上や机の上に置く
✓ 姿勢を正す
背筋を伸ばして、相手を真正面から見る
✓ 適度な距離
近すぎず遠すぎず、1〜1.5mくらいが適切
第4章:レベル別実践ガイド
■あなたの現在地を確認しよう
いきなり6つ全部を実践するのは大変です。
まずは自分のレベルを確認して、できることから始めましょう。
【初級】人と目を合わせるのも苦手
あなたの状況:
・人と話すのが怖い
・目を見て話せない
・何を話していいかわからない
まず実践すべきこと(2週間)↓
✓ 技術③:アイコンタクト(初級編)
→ まずは相手の方に顔を向け、ぼんやり全体を見ることから
✓ 技術④:笑顔
→口角を少し上げるだけでOK
✓ 技術①:聴くことに徹する
→何も話さなくていい。うなずくだけ。
2週間後の変化:「あの人、話しやすくなったね」と言われ始める
【中級】話は聞けるけど、反応が薄いと言われる
あなたの状況:
・会話はできる
・でも「何考えてるかわからない」と言われる
・相手との距離が縮まらない
まず実践すべきこと(2週間)↓
✓ 技術⑤:感情のミラーリング
→相手の感情に合わせて表情を変える
✓ 技術②:感情の肯定
→「そうなんだ」「わかる」と相手の気持ちを受け止める
✓ 技術⑥:オープンな姿勢
→ 体を相手に向けて聴く
2週間後の変化: 「あなたと話すと安心する」と言われ始める
【上級】会話はできるけど、深い関係が築けない
あなたの状況:
・普通の会話はできる
・でも表面的な関係しか築けない
・本音で話せる友人が少ない
まず実践すべきこと(2週間)↓
✓ 技術①:聴くことに徹する(徹底版)
→自分の話は一切しない、相手の話だけを聴く
✓ 技術②:感情の絶対肯定(徹底版)
→どんな感情も否定せず、理解を示す
✓ 6つ全ての技術を同時に
→すべてを意識しながら会話する
2週間後の変化: 「あなたにしか話せない」と言われ始める
第5章:よくある質問(Q&A)
Q1. 「相手が感情を出さない場合はどうすれば?」
A. 淡々と話す人でも、よく観察すると微妙な表情の変化があります。
・声のトーンの微妙な変化
・話すスピードの変化
・目の動き
・呼吸のリズム
これらに注目してください。
また、淡々と話す人ほど「ちゃんと聴いてくれる人」を求めています。
黙って最後まで聴くだけで、十分信頼されます。
Q2. 「複数人との会話ではどうすれば?」
A. 基本は同じです。
・話している人に体を向ける
・他の人には時々目を配る
・全員が話せるように、聴き役に徹する
グループでは「聴き役」が最も価値があります。
みんな話したいのに、ちゃんと聴いてくれる人がいないからです。
あなたが聴き役になることで、「あの人がいると場が和む」と言われるようになります。
Q3. 「どのくらいで効果が出ますか?」
A. 早い人で1週間、遅くとも1ヶ月続ければ周りの反応が変わります。
1週間後:「あれ、何か変わった?」と周りが感じ始める
2週間後:「最近話しやすくなったね」と言われる
1ヶ月後:「あなたと話すと落ち着く」と信頼される
3ヶ月後:「あなたにしか話せない」と特別な存在になる
重要なのは継続です。
1日だけでは効果は出ません。
Q4. 「自分の意見を言ってはいけないのですか?」
A. そんなことはありません。
相手から求められたら、もちろん言ってOKです。
ただし、求められていないのに自分の意見を押し付けるのはNGです。
ポイント:
・「どう思う?」と聞かれたら答える
・聞かれていないのに「私は〇〇だと思う」と言うのは避ける
・意見を言う時も「私はこう思うけど、あなたはどう?」と相手に返す
Q5. 「相手の言った嘘も肯定しないといけませんか?」
A. 「感情」と「嘘」は別です。
相手が嘘をついている時、その「嘘の内容」は肯定しなくていいです。
でも「嘘をつかなければいけなかった気持ち」は理解してあげてください。
例: 友人が「仕事が忙しくて来れなかった」と嘘をついた場合
❌ NG:「嘘でしょ。SNS見たら遊んでたじゃん」(追い詰める)
✓ OK:「そっか。何か来づらい理由があったのかな?」(気持ちを理解)
Q6. 「内向的な性格は変えなくていいのですか?」
A. 変える必要はありません。
この技術は「内向的な人」にこそ向いています。
・お喋りが得意じゃなくていい
・明るく振る舞わなくていい
・積極的に話しかけなくていい
ただ「聴く」だけ。
これだけで信頼されます。
むしろ無理に明るく振る舞おうとすると、疲れるだけです。
自分らしさを大切にしてください。
第6章:7日間チャレンジ
■記録することで、確実に身につく
どのようなノウハウであっても、読んだだけではもちろん何も変わりません。
実践して、記録することで、初めて身につきます。
以下のように、7日間チャレンジシートなどを使って毎日記録してみてください。
【Day 1】
日付:__月__日
実践した技術(チェック):
□ ①聴くことに徹する
□ ②感情を否定しない
□ ③アイコンタクト
□ ④笑顔
□ ⑤ミラーリング
□ ⑥オープンな姿勢
今日のコミュニケーション相手: ___________
気づいたこと: _______________________
相手の反応: _______________________
明日への改善点: _______________________
【Day 2〜7】
(同じフォーマットを7日分用意してください)
■7日後に振り返る
7日間を振り返って:
・一番効果があった技術は?
・一番難しかった技術は?
・周りの反応の変化は?
・自分の気持ちの変化は?
これを書き出すことで、自分の成長が見えてきます。
最後に:やることはシンプル
以上、6つの技術をお伝えしました。
ところでここまで読んで、気づいたことはありませんか?
この6つの技術の中に「話す」という要素は基本的にありませんよね。
「あなたから何か話してください」
「あなたから何かアクションを起こしてください」
といった話は、僕は一切してませんよね。
そう、あなたから何か話す必要は何もないのです。
あなたはただ
・相手の話を聴き
・うなずきながら相手の感情に対して共鳴する
それだけでいいのです。
それ以外のことはする必要はないし、「何かいいこと言わないと」と難しいことをあなたは考えなくてもいいのです。
むしろあなたが口を開いて自分の意見を主張すればするほど、相手は自らの意見や想いを発言する機会が失われていき、その結果「自分の話を聴いてもらえない」と感じ始める。
良好な人間関係を構築するのに、あなたの個人的な意見やトークスキルなど一切いらないのです。
■当たり前のことほど、誰もやっていない
ところで僕がここまであなたに「やってください」と言ってきた内容って、冷静に考えてみるとコミュニケーションにおいてはごく当たり前の、基本的なことばかりだと思いませんか?
何ひとつ特殊なことも、特別なことも話してないですよね。
おそらく多くの人が、僕がここで話した内容を何となくは分かってるんじゃないかなと思います。
でもこういったことを日々きちんと実践している人がどれだけいるか?と言われると、ほぼいないんですね。
ごく当たり前のことなんだけど、みんな出来てないんですね。
だからこそ、みんな人間関係がうまくいかないのです。
結局みんなこの「当たり前のこと」の重要性に少しも気づいていない。
そして、やるべき「当たり前のこと」をないがしろにし、いかにも効果のありそうな「会話の○○テクニック」みたいなものに振り回されて自滅する。
多くの人がこのパターンを繰り返し、「どうして私の人間関係はうまくいかないのだろうか?」とグルグルと頭を悩ませ続けているわけです。
難しく考える必要は何一つありません。
僕がここまで話してきた「やるべき基本のこと」を意識し、日々実践していく。
シンプルに、これだけでいいのです。
ここで話した内容を、今後は様々なコミュニケーションの場で意識し、実践し続けていってください。
たったこれだけで、あなたのコミュニケーション能力は飛躍的に伸びていくはずです。
そしてあなたを取り巻く人間関係も、必然的に改善されていきます。
今日から始めるチェックリスト
最後に、明日からすぐに実践できるチェックリストをまとめておきます。
毎日これをチェックしてください。
【最重要】毎日必ずやること
□ 聴くことに徹する
相手から求められない限り、自分の意見は言わない
□ 相手の感情を絶対に否定しない
どんな感情も「そうなんだ」と受け止める
【重要】意識してやること
□ 相手の目を見て話す
慣れるまでは相手の全体をぼんやり見る
□ 笑顔を心がける
無理に笑う必要はない、口角を上げるだけでOK
□ 相手の感情に表情を合わせる
楽しい話なら楽しそうに、悲しい話なら悲しそうに
□ 体を相手に向ける
真正面から話を聞く姿勢
■あなたの人生が変わる瞬間
先ほども言いましたが、どんなノウハウでも、ただ読んで「なるほど」と思うだけでは、何も変わりません。
でも、今日から実践すれば、1週間後には周りの反応が変わり始めます。
1ヶ月後には「あなたと話すと落ち着く」と言われるようになります。
3ヶ月後には「あなたにしか話せない」と、特別な存在になっているはずです。
共に頑張っていきましょう。
では最後までお読みいただきありがとうございました!
仁より
P.S.
もしこのレポートが役に立ったと感じていただけたなら、同じように人間関係に悩んでいる周りの友人にもぜひ教えてあげてください。
そして1週間後、1ヶ月後、あなたの人間関係がどう変わったか、ぜひ教えてください。
あなたの成功を心から願っています。
