第十二章:あなたの影響力・発言力を根本から上げるコミュニケーション術!!もう周りはあなたを無視出来ない…

魅力的になる方法

あなたの周りには、こんな人いませんか?

・そこにいるだけで妙に存在感を感じる人

・その場に来ただけで場の空気がガラッと変わる人

・常に意見が通ってしまう人

・たった一言でみんなの決めたことを簡単にひっくり返してしまう人

・その場にいてくれるだけでみんなが安心してしまうような人

 

同じセリフを言っても、みんなが自然と注目してしまう人もいれば、逆に全く反応すらしてもらえない、いわゆるスルーされてしまう人もいますよね。

同じ意見を言っても、通る人と通らない人がいる。

同じギャグを言っても、爆笑される人もいればスルーされる人もいる。

同じ行動をしても、認めてもらえる人もいれば批判されてしまう人もいる。

 

同じ発言・行動をしているのに、なぜこうも差が出てしまうのか?

その原因は、その人間の持つ周囲に対する影響力が大きく関係しています。

 

では、どうして人によって影響力に差があるのか?

どうすれば影響力を持つ人間になれるのか?

 

今回は、あなたの影響力・発言力を根本から強くするための、とっておきのコミュニケーション方法についてお話していきますね。

 

スポンサーリンク

 そもそもコミュニケーションって何?

この社会は全て、いわゆる人間関係によって成り立っています。

人と人とのつながりによって、社会は動いています。

そして人間関係をより円滑にしてくれるツールが、「コミュニケーション」です。

 

僕らの周りで起こる問題というのは、その根底には必ず人間関係が絡んでいます。

(詳しくはこちらをご覧下さい【コミュニケーションにテクニックはいらない!?人間関係はこの基本さえ押さえれば大丈夫!!】

人間関係は全ての問題の根底に存在しています。

そして逆に、人間関係を見直し自分の心と向き合うことによって、自分を取り巻く問題も解決することが出来る、つまり自分の望む現実や人生を引き寄せることも出来るようになるのです。

そしてより良い人間関係を築くためには、周りとのコミュニケーションというのは必要不可欠です。

つまりコミュニケーション能力が上がれば、より良い人間関係が築けやすくなるということです。

では、どうすればコミュニケーション能力が上がるのか?

 

ところであなたは「コミュニケーション」と言えば、何を思い浮かべますか?

意思の疎通、意見の交換、信頼関係、感情の共有…いろいろありますね。

ではこれらのことを、あなたはどのような方法を使って他人とやり取りしますか?

おそらくほとんどの人が「会話」などによって行なおうとするんじゃないでしょうか。

つまり「言葉(言語)」によってコミュニケーションを図ろうとすると思います。

でも実はコミュニケーションの本質は言葉ではないんです。

むしろ言葉に頼ってしまうから、コミュニケーションが上手くいかなくなってしまうんです。

 

 

そもそもコミュニケーションって人間だけが行なうものではないですよね。

動物や鳥・魚や虫ですらも、お互いに何らかのコミュニケーションを取り合いながら生きています。

身近な例で言えば、犬や猫なんかも飼い主に甘えたり餌をねだったり、または同じ仲間とケンカや縄張り争いをするなどのコミュニケーションを取っています。

そういった中で言葉(言語)を使ってコミュニケーションを図るのは、当然僕ら人間だけですよね。

では他の生き物たちは、どうやってコミュニケーションを取るのか?

その方法は「ボディランゲージ」です。

体の動きや仕草、目線、表情、声の調子(鳴き声)などで、相手とコミュニケーションを図るのです。

人間だけが特殊な進化を遂げ、言語を使ってコミュニケーションを図るようになったわけです。

そして実は、この「ボディランゲージ」こそがコミュニケーションの本質なんです。

 

 

 

 ボディランゲージとは?

ボディランゲージというと、身振り手振りで会話をするのを想像する人もいると思います。

もちろんそういった意味もありますが、僕の言うボディランゲージとは、基本的に「言語以外の全て」を指しています。

体の姿勢、目線、立ち振る舞い、話す時の声の調子やスピード、ファッション、日頃からの行動…言語以外の全てです。

実はボディランゲージこそが、その人間の印象やイメージを作り上げているのです。

ボディランゲージが、その人間の雰囲気やオーラ・魅力などを作り上げていくのです。

 

 

ところであなたは「メラビアンの法則」というものをご存知ですか?

この法則は、簡単に説明すると

「ある人から矛盾したメッセージが発せられた時、相手がどのように受け止め、どのような影響を受けるのか」

といった実験をアルバート・メラビアンという人が行なったものです。

 

この実験の結果、人が受け取る情報というのは、

「話の内容などの言語情報」が7%

「口調や話の早さなどの聴覚情報」が38%

「見た目などの視覚情報」が55%

という割合で情報を認識する(信じる)、という事が分かりました。

つまり人は話を聞き理解(信用)するのに、言語による情報(7%)よりも聴覚や視覚などのボディランゲージ(合わせて93%)に主に頼っているという事です。

言語に重きを置いてないのです。

 

分かりやすい例を挙げると、例えばあなたは今コンビニで立ち読みをしているとします。

そこにヤクザ風のいかにも迫力のある男たちがゾロゾロと入ってきました。

その男たちは店員と何やら話をしているのですが、その話に聞き耳を立ててみると、その男たちはヤクザとは思えないほどの丁寧な言葉遣いで話してます。

でも店中に響き渡るような低くて迫力のある声です。

 

あなたなら、この男たちに対してどのような印象を受けますか?

いくら丁寧な口調で話してても、声は重低音の迫力ある大きな声だし、おまけに顔つきや格好もすごく怖そうだし、正直同じ店内に居たくないですよね。

こちらに変なとばっちりが来ないか、気が気ではないんじゃないでしょうか。

つまりこの男たちの丁寧な言葉(言語)による情報より、この男たちから発せられるボディランゲージからの情報を真実として受け取っているという事です。

 

このように人間というのは人を判断する時、言葉ではなく行動や立ち振る舞いで判断します。

いつも良いこと(言語)を言ってても、行動(視覚)が伴ってなかったり、人をバカにしたような声(聴覚)で話すような人は、誰からも信頼されないのです。

だからコミュニケーション能力を上げたいのであれば、変な会話テクニックを学ぶのではなくボディランゲージを学ばなければならないのです

 

 

 

 ボディランゲージの効果

ハイレベルなボディランゲージを身に付けると、あなたの存在感は増し、発する言葉は影響力を持ち始めます。

 

例えばあなたに好きな人がいて、告白するとします。

前の日には、相手の心を間違いなく射抜くような素敵な名ゼリフも考えてきました。

そしていざ、告白です。

前日考えた名ゼリフも、間違えずバッチリ言えました。

でもそんなあなたの髪はボサボサでフケだらけ、まるで寝巻きみたいなファッション、猫背で目線は落ち着き無くキョロキョロ、足元は貧乏ゆすりをしっぱなし…

これじゃあ上手くいくどころか、二度と口もきいてもらえないでしょう。

 

これが逆に、落ち着いた態度とスっと伸びた姿勢、ゆったりと落ち着いた口調と声、そして相手の目をきちんと見つめながら告白したらどうでしょう。

告白が上手くいくかは分かりませんが、間違いなく相手の好感度は上がりますよね。

あなたの魅力は十分伝わり、告白の成功率も飛躍的に上がるでしょう。

仮に告白が上手くいかなくても、この告白をきっかけに相手との距離が縮まり、もしかしたら後々付き合うことになるかもしれません。

 

そしてボディランゲージが威力を発揮するのはもちろん異性への告白に限ったことではありません。

発表会や会社での会議、仲間との集まり、家庭内での存在感…大きな場だけでなくちょっとした集まりや1対1の時でも、ボディランゲージによってあなたの存在感や発言力の強さは変わってくるのです

 

中には、そこに居るだけで妙に存在感を感じてしまう人っていますよね。

またはその人がやって来ただけで場の空気がガラっと変わってしまうとか。

たった一言で議論の流れや決定を全く変えてしまうことの出来る人とか。

これらは全てその人が発する雰囲気やオーラ、魅力がそうさせるのです。

こういったものは言葉(言語)で作り出すことなど出来ません。

ボディランゲージでしか作り出せないのです。

 

もし

・コミュニケーション能力を上げたい

・影響力のある人間、存在感のある人間になりたい

・発言力を上げたい

・もっと魅力的になりたい

そう思うのであれば、常にボディランゲージを意識するようにしてみて下さい。

 

実は、僕がこれまでカテゴリー【 魅力のオーラを身にまとう方法 】で話してきた内容も、ある意味ボディランゲージ能力を高める方法でもあるんです。

理想的な自分とはどんなものか、姿勢は、表情は、声の高さや話すスピードは、癖や仕草は、考え方や信念は、ファッションは…

そういったものを細かく思い浮かべ、具体的に実践するようにしてみて下さい。

 

 

 

 ボディランゲージの高め方

そして最後に、ボディランゲージを高めるコツをお教えします。

それは「言葉を使わないこと」です。

人とコミュニケーションを図る時、出来るだけ言語を使わないようにするんです。

言語を使わずあなたという人間を理解してもらうようにするんです。

普段の行動、目線や声の調子、態度、そういった言語ではないあなたが醸(かも)し出す雰囲気で、あなたという人間を認識してもらうんです。

 

もちろんきちんと伝えないといけないことや言語にしないといけないことは、ちゃんと言語にしてくださいよ。

そこはちゃんとしないと信用を失ってしまい、人間関係すら成り立たなくなってしまいますからね。

それを踏まえた上で、出来るだけ言語に頼らずに自分を認識してもらう、言語に頼らずコミュニケーションを図るんです。

 

コミュニケーションとは本来、言語に頼らず本能レベルで行なうもの。

存在感のある人・影響力のある人というのは、無意識にそれを理解し実践しているのです。

ボディランゲージを極めれば、相手の本能を揺さぶり、現実を自分の望む形・方向に変えていくことすらも可能になってくるのです。

 

*記事一覧はこちら→「 魅力的になる方法 」 一覧

メッセージ