第十一章:緊張する場で自分らしさを発揮する方法!! 批判・評価・人の目はもう気にならない。

魅力的になる方法

「人の目が気になって仕方ない」

「いつも人の目や意見を気にしながら自分の行動を決めている」

「人からどう思われているかばかりが気になって生きるのがしんどい」

「人から言われた言葉をいつまでも引きずってしまう」

 

こういうこと、ありませんか?

実はこれ、以前の僕です。

いつも人の目を気にし、人の意見に左右され、人の行動を見てから自分の行動を決める。

そして「あの人がそう言ったからそうした」「あの人のせいでこうなってしまった」と、自分の行動を他人のせいにし、不満や批判ばかりを繰り返す。

 

あなたはどうですか?

他人の目や他人の言葉に左右され、自分の思うような生き方が出来てないのではないですか?

今回は、他人の目や評価を気にせず、自分の思うような発言・自分の思うような行動が取れるようになる「とっておきの方法」について話していきますね。

 

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 なぜ「緊張する」「人の目が気になる」のか?

どんな時でも自分らしく堂々とし、自分の信念に基づいて行動する、そんな魅力的な人っていますよね。

なぜあんなにもノビノビと自分を表現できるのか。

まるで人の目も気にならないかのような行動がなぜ取れるのか。

 

僕らは人間関係の中で生きているので、どんな人であろうと常に他人の目が付きまといます。

無人島など誰もいない所で誰にも知られず生活しない限り、他人の目から逃れることは出来ません。

なのでどうしても他人の目が気になります。

他人の目を意識してしまいます。

 

これは人として普通のことです。

また、人はみんな自分の常識や倫理観を持っており、そこから外れた行動を取ると人から批判されるのではないかという恐怖心を持っています。

人の目が気になるのは、基本的に「人間関係に対する恐怖」があるからなのです。

この恐怖心をいかにコントロールするかが、堂々と自分らしく行動するための鍵となります。

 

 

ところで質問なんですが、あなたがこれまでの人生で一番緊張した場面ってどんなものでした?

学校の発表会、会社などでのプレゼン、会社の社長や社会的地位を持つ人と話した時、好きな異性への告白、合コン…人によっていろいろだと思います。

その時のことを、ちょっと思い出してみてください…

 

 

……

……思い出してもらえました?

その時はどんなでした?

心臓がバクバクしたり、胃がキリキリ痛くなったり、汗が吹き出したり、手足がガクガク震えたり…

中には思い出しただけでも、その時と同じように緊張が甦って(よみがえって)しまう人もいると思います。

 

 

ではまた質問ですが、あなたはなぜその時緊張したのでしょうか?

緊張した原因は何なんでしょうか?

どうして人は、相手によって緊張したり緊張しなかったりするんでしょうか?

状況や相手によって、なぜ違いが出てくるんでしょうか?

 

その答えは、その時あなたが「評価(判断)される側」だったからです。

あなたが相手に評価を下される立場だったから、「相手からどう思われてるんだろう」ということがとても気になり、緊張してしまったのです。

人は自分が評価する側にいる時は、緊張することはありません。

緊張する時というのは、評価される側にいる時なんです。

評価される立場にいるから、人の目が気になって緊張してしまうのです。

 

 

 

評価される側から脱するには…

人というのは、大きく分けると2種類に分けることが出来ます。

「評価する側」「評価される側」です。

みんな常にどちらかにいるというわけではなく、状況によって評価する側に行ったり評価される側に行ったりと、状況によって2つの間を行ったり来たりしています。

評価する側にいる時は、人の目も気にならず落ち着いて状況を見渡すことが出来ます。

しかし評価される側になると、急に人の目が気になり始め、緊張状態に陥ってしまいます。

だからあなたがリラックスして本来の自分を出すためには、評価される側から評価する側に来なければならないのです。

 

一番良いのは、自分を信じ、ありのままの自分を自分で認めてあげること、つまりこれまでの記事でも話した通り自己肯定感を高めることによって問題を解決していくことでしょう。

僕らはそれを目指していくべきなんですが、しかし思いっきり「評価される側」に傾いた状態でそこにたどり着くのは正直至難の業です。

それにとても時間がかかってしまいます。

だから最短の方法を教えます。

それはあなたが「面接官」になることです。

 

 

分かりやすく説明すると、例えばあなたが今就職活動中で、これから入社試験の最終面接だとします。

これで自分の将来が決まると思うと、すごく緊張してきますよね。

入社試験がイメージしにくければ、別に学校の入試面接でも、オーディションなんかの最終面接試験でも、会社の会議やプレゼンでも何でもいいです。

もしそういった経験があまり無い人は想像するか、これまでの人生の中で経験した似たような場面を思い浮かべて当てはめてみて下さい。

あなたは入社させてもらえるかどうか審査される側であり、ひとつひとつの言葉や動作・身なりから全てチェックされます。

逆に面接官は、あなたを見ながら「どんな人間だ? 言葉遣いや態度はどうだろう。どんな性格でどんな考え方をしているんだ?」といった感じであなたにチェックの目を向け、あなたを分析し評価していきます。

 

 

もしあなたが、日常生活で緊張する場面が多いのであれば、あなたはまさに面接を受ける側に立っていることが多いということです。

これではあなた本来の力を発揮するどころか、緊張して委縮(いしゅく)してしまうばかりです。

だからこれからは逆の立場、つまり面接官側の立場に立つようにしましょう。

 

 

といっても、あなたが今置かれている立場を変えようということではありません。

あなたの考え方を変えるのです。

これからは、いつでもどんな状況でも面接官になったつもりで周りを見るよう常に意識して下さい。

もちろん偉そうな態度を取れとか言ってるんじゃありませんよ。

あくまで感覚・考え方です。

常に面接官になったつもり、相手に見られているのではなく見ているのはこちら、評価するのはこちらなんだという気持ちで全ての人に接して下さい。

 

合コンや異性への告白なんかもそうです。

こちらが告白する立場でも、こちらが面接官(評価する側)なんだという気で告白するんです。

「俺の告白に対し、ちゃんと答えられるのか?大丈夫か?」というぐらいの感覚で告白してください。

すると変にオドオドすることなく、より自分の魅力を相手に伝えることが出来るようになります。

仮にもしフラれても、「あぁ、コイツは見る目がないなぁ」ぐらいに思っておけばいいんです。

 

いいですか、これからはどんな時でも常に「自分は面接官なんだ」というつもりで人と接して下さい。

自分は評価される方ではなく評価する側の人間、みんなをチェックする側の立場の人間なんだという気持ちで人を見るんです。

これにより緊張するような場面でも、強い言葉を発することが出来るようになります。

自分の思うような行動もしだいに取れるようになります。

人の目や評価も気にならなくなってきます。

より自分らしさ、自分の魅力を発揮できるようになるのです。

 

最初は難しいかもしれません。

でも続けていれば、だんだん慣れてくるものです。

続けていれば、感覚が次第に馴染んでくるものです。

さあ、あなたは今日から面接官であり、評価する側の人間です。

でも評価する側だからといって、相手を悪く言ったり、変に批判したりしないよう気を付けて下さいよ。

 

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